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zoom RSS 日本代表vsイラン戦プレビュー@ というか紅白戦で中田と福西が揉めた件

<<   作成日時 : 2005/03/24 13:34   >>

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>サッカー日本代表は23日午後(日本時間同日夜)、イラン戦に備え、決戦の地テヘラン市内の
>グラウンドで紅白戦を行った。レギュラーチームはMF中田英寿(28)=フィオレンティナ=と中
>村俊輔(26)=レッジーナ=を中心とした4―4―2のシステムを実戦練習したが、中田英やMF
>福西孝志(28)=磐田=らがポジションをめぐる口論をするなど不安を露呈した上、準レギュラ
>ーチームに1―2で敗れた。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20050324-00000004-spnavi_ot-spo.html

 まぁ紅白試合での話なので「意見を言い合う」「口論」するのはいいことなのかもしれませんが…。
中田と福西のこの口論している事項、言うまでもなく非常に重要なことを言い争ってます。
何を言い争っていたのかっていいますとそれはたぶん、「組織的なプレスの仕方」についてです。
この紅白戦後、高原がこう言ってます。

>「守備の時にどう守るのか。それと追い込み方とか、どこまでついていくのかといった部分につい
>ては、もちろん限界がある。それをどこまでやれるのかを明確にしないといけない。
> 今までは3−5−2でやってきて、4−4−2ではあまりよくなかった。時間はないけれど、とにか
>く集中してやるべき事をやるしかない。」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20050324-00000003-spnavi-spo.html

また中田英と福西と同サイドのサイドバック加持もこう言います。

>「(中田英と福西が守備のポジショニングについて何度も確認していた場面について)自分がサイ
>ドを見るとして、ヒデさんがひとつ前にいる相手を見ている場合、その間に相手選手が入ったとき
>に福西さんが出て行くと、真ん中が空いてしまう。自分が出て行ってしまうと、今度はフリーでサ
>イドをえぐられてしまう。
>(守備については)もう少し決まりごとを作ったほうがいいと思う。今は自分たちで話し合うしかな
>い。イランについては、ビデオで何回か見たけど、スピードも早くて個人技もある。本番は、攻め
>て守ってカウンター狙い。厳しい戦いになると思う」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20050324-00000004-spnavi-spo.html

 中盤での組織的なプレッシングは、ジーコジャパンにおいて前々から問題の1つではありました。
トルシエが監督だったころはプレス守備は徹底されており、加持が言うところの「決まりごと」がしっかりとあったわけです。
 この中盤のプレスと言いますか、もっと簡単にいえばチームでの守備戦術ですが、普通は監督が青写真を描くのものなんだろうとずっと思ってました。このジーコジャパンのように選手同士が話し合って決めるのも間違いではないのでしょうけど、結局、最後は「誰かが提案した方法論」を採用しないと全体での意思統一を図るのは難しいわけです。宮本案でも中田案でも福西案でもいいので。

 中盤のプレスのかけ方には何通りか方法があります、それは例えばDFの最終ラインの守り方と
も関わってきます。

 例えばチェルシーを例にして考えてみましょう。
 バルセロナとのCL第一戦では、最終ラインはかなり低く、そして中盤もそれに合わせて低くするという守り方でした。自陣ペナルティエリア付近にフラットなDFライン、そのラインから平行して数メートル前にMFがこれまたフラットなラインを形成して守り、相手の攻撃陣がチェルシーMFの形成するラインに入ってきたらプレスをかけるという「約束事」が統一されてました。どこから相手が来たかによって「誰がプレスをかけ」「誰がフォローに行くか」、どこを突破されたら「そのゾーンを壊してマンマークでつくか」。さらに相手SBがオーバーラップしてきたら誰がそれを見るかなどなど。
 第1戦では守備ライン、プレスの位置を「低い位置」に設定したチェルシーでしたが、第2戦ではプレスの位置、守り方を変えて戦ってます。DFの最終ラインの位置事態はそれほど変わらないものの、第1戦では「相手がMFのラインに入ってくるまで」我慢していた中盤のプレスをやめて、シャビ、デコなど相手の中盤の選手がパスを受けたところに「FWとMFでボールを奪いに仕掛ける」プレスをかけていく「約束事」が決まってました。FWとMFがプレスに行き、相手が苦し紛れにパスしたところをDFが積極的にインターセプトに行く。非常に体力&運動量を必要とする守備戦術なので、例えば前半20分までプレスをかけるとか、得点したらプレスをやめてある程度引いて守るといった「約束事」まで決まっていたのかは定かではありませんが、まぁこの守備戦術がうまくいき見事に難敵バルセロナに勝ったわけです。

 対するバルセロナも守備戦術は決まってました。こちらは第1戦、第2戦とも変わらず「高い位置でのプレス」を仕掛け、DFラインも高くして中盤のスペースを消し、相手がプレスから逃れるために苦し紛れに前線にパスを出すと最終ラインがオフサイドトラップを仕掛けるという「約束事」です。
 まぁバルサの場合、闇雲にオフサイドトラップを狙っていたわけではありませんが。

 日本代表から話がそれてしまいましたが、要はチェルシーもバルセロナも「約束事」「中盤のプレスの仕方」がしっかりと決まっていて、チーム全体での守備の仕方がきちんとコーディネイトされているということです。
 バルセロナは最終ラインをフラットに高く設定し、中盤のプレスの仕掛ける位置もそれに合わせて設定されていたのですが、例えば最終ラインをそれほど高く設定してなくフラットでもないジーコジャパンが同じように中盤でプレスを仕掛けるとしたら? プレスをかける位置をバルセロナよりも低く設定したほうが機能するかもしれません。またプレスのかける位置を同じように高く設定するなら、それに合わせて他のポジションの選手がスペースを埋める必要があるかもしれません。そして最終ラインでオフサイドトラップを狙わないなら、中盤のプレスが効かず突破されたときに、誰がどのようにカバーするか決めておかく必要があるかもしれません。まぁこれ以外にもいろいろな方法があるのかもしれませんが、どれをするにせよ、ピッチ上の選手がその方法を共有して、チーム全体がコーディネイトされてないとうまく守れないということです。

もう古い記事で恐縮ですが、先週の金曜版「エルゴラッソ」でイラン代表の分析をしてました。
 システムは4−2−3−1でワントップはダイエ。怖いのは右サイド。「3」の右のおなじみマハダビキアと「4」の右カエビ、そして右ボランチのネクナムは要注意とのこと。それたいして左サイドはそれほど怖くないらしい。代表復帰したハシュミアンは左サイドで機能してなく、左ボランチのザンディも経験が浅いよう。タレントがそろっているのが最大の長所だが、「個人技任せ」の傾向が顕著で欠点でもあるとのこと。そして最終予選の初戦でバーレーンが見せたような、「組織的なプレス」がイラン攻略法らしい。

バーレーンが見せたような「組織的なプレス」が攻略法!!!???? 
バーレーンが見せたような「組織的なプレス」が攻略法!!!???? 
バーレーンが見せたような「組織的なプレス」が攻略法!!!???? 
バーレーンが見せたような「組織的なプレス」が攻略法!!!???? 

 まぁまだ時間もあるし、ここで問題がはっきりしてきっちりと約束事ができれば本番は大丈夫でしょう。しかも相手の左サイドは怖くないみたいですしね。
プレビューAは攻撃編の予定。
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