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zoom RSS W杯予選「日本代表VSバーレーン代表」プレビュー@ 「タテのポジションチェンジの演出家」

<<   作成日時 : 2005/03/29 16:32   >>

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> 3バックに戻し、中田英がボランチに入る新たな布陣。バーレーン戦を2日後に控えた日本は、
>この日の練習試合で攻撃の形、守備の連係などを入念に確認した。
> 中田英の位置は、本来のボランチよりやや上。福西と並ぶのではなく、トップ下の中村との間
>に入って攻撃を組み立てた。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20050328-00020790-jij-spo.html

 W杯出場のために「絶対に負けられない試合」。
 30日のバーレーン戦はまさにそんな試合になるわけですが、この試合にジーコはどうやらシステムを3−5−2に戻し、トップ下には中村そして、それよりも低い位置「ボランチ」に近い位置で中田英を起用するみたいです。

 トップ下、攻撃的MFというイメージがある中田英が、はたして日本代表のボランチとして機能するのか? 今回は、そんなバーレーン戦の勝敗を左右するポイントとなりそうな「中田のボランチ」について考えてみたいと思います。

 まず、言うまでもないこと&ほとんどの方が知っていると思いますが、中田英はクラブでも日本代表でもボランチでプレイしたことはあります。
 先日のイラン戦でも小笠原が投入された以降中盤の底でプレイしていましたし、クラブチームでもパルマのカルミニャーニ監督時代に3ボランチの一角を、そしてご存知ボローニャのマッツォーネ監督の元でもボランチをこなしてます。サッカー評論家の方々の中には「中田はボランチで生きる」という方もけっこう多かったりします。その代表格(?)がドイツサッカーに詳しい湯浅健二氏です。
湯浅氏の中田英のボランチ論はこちらで詳細に展開されてますのでご一読を。個人的には、湯浅氏ほど中田英の実力を評価しているわけではないですが、私も中田英が生きるのはボランチ(中盤の底)だと思っていますし、湯浅氏が以下に言うところの「タテのポジションチェンジの演出家」という中田のプレイは、次のバーレーン戦でもポイントとなるのではないかと思ってます。
 
> ポーランド戦で魅せた中田英寿のスーパーパフォーマンスについては、もう語るまでもないだ
>ろう。そのなかでもっとも惹かれたのは、「タテのポジションチェンジの演出家」という側面だった。
> そのとき、ボールをもった中田英寿は、「行け!」と、波戸の前に広がるスペースへタテパスを
>送り込んだ。そして、波戸のサポートポジションまで一度は押し上げ、波戸がそのまま勝負する
>と判断した次の瞬間には、波戸のプレーゾーンに残っていたポーランド選手のマークへ、スッと
>ポジションを下げてしまう。波戸とのタテのポジションチェンジ。

> シンプルプレーの天才。創造的イメージシンクロの演出家。そんな中田英寿に、もう一つの称
>号を送りたい。タテのポジションチェンジを演出する中盤リーダー。

 2002年W杯の前のことなのでかなり古い話なので今の中田英のプレイの参考にならないかもしれません。さらにこのポーランド戦は「トップ下」での出場だったので、「ボランチ」でのプレイとなると状況も変わってくるとは思います。ですが、この「タテのポジションチェンジ」という中田得意のプレイ(?)はボランチでも十分に可能ですし攻撃する上で必要なことだと思うんですよね。
 「タテのポジションチェンジの演出」の具体的な効果について考えて見ますと、大きく考えて次の2つの要素があると思ってます。

@、味方の選手とのポジションチェンジによる、相手DFのかく乱&マーク外し
A、相手DFをポジションチェンジすることで引き連れて、見方が有効に使える「スペース」を作ること

 @、Aともトップ下という「自由度が高い」ポジションならでは演出という側面もあると思います。また「ボランチ」の場合、「トップ下」に比べて自ら積極的にポジションチェンジするのは難しいと思いますし、危険かもしれません。ですが、きちんとチームメイトとバランス&連携を取って「ポジションチェンジ」を行うことは、日本代表の攻撃の1つのオプションとして十分になりますし必要なことであると思う次第です。@によって、トップ下の中村がフリーになれる状況も増えると思いますし、AによってWBのサントスが自由に攻撃できる「スペース」ができるかもしれない(まぁ、このAの状況を作るのは中田よりも中村の仕事なのかもしれませんが)。

 まぁ私がどうこう言うまでもなく、日本代表の選手たちも十分にわかってます。

■福西崇史選手の28日練習後のコメント 
> 「(中田英とのコンビは)ヒデさんを前に出した方が、よりいい形ができると思う。ただ、そうしたい
>けど(試合の)状況次第。今日は相手が出てこなかったからスペースが無くて、ヒデさんが後ろ
>に引いてプレーをした。ヒデさんが引いた場合は、自分が上がるスペースができるので、状況を
>見てやっていきたい」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20050328-00000018-spnavi-spo.html

■中村俊輔選手の28日練習後のコメント
>「きついマークが予想されるが)サッカーは1人ではやるものではないので。きついマークが来
>たら、ダイレクトでマークを外して、コンビプレーで崩すようにしたい。もしマンマークだったら、そ
>のマーカーを外せばいいし、個人ではなくては、味方とのコンビで崩したい。イランには負けまし
>たけど、気持ちを切り替えて絶対勝って次につなげたい
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20050328-00000024-spnavi-spo.html

 中村選手はこの他に”サントスとの「サイドの連携」”についても言及してます。
 確かにWBサントス&加持をうまく駆使した「サイド攻撃」がいかにできるかは重要ですが、それをうまく機能させるためにも中村&中田&福西の中盤3人のトライアングルの連携も欠かせないと思う次第です。もっと言うと、中盤の連携はジーコジャパンの「3−5−2」を機能させるため生命線だと思うのですが、そこまで言うのは言い過ぎか?

 というわけで、「タテのポジションチェンジの演出家」と言われる中田英が、「3−5−2」の心臓としてバーレーン戦でどのようにその力を発揮できるか? 小野の代役「レジスタ」として「ボール」を有効に動かすことも当然求められますが、「ボール」のみならず積極的にポジションチェンジして「自ら動くこと」がバーレーン戦では必要になると思うんですよね。

 ちなみに私の応援するチェルシーのMFランパードは、この「タテのポジションチェンジ」からの「攻撃参加」のスペシャリストだと思っています。ランパードのようなペナルティエリアのスペースに入り込んでゴールに絡む動き&ミドルシュートを中田英には期待したいですね。
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