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zoom RSS W杯予選「日本代表vsバーレ−ン」雑感A  試合後のジーコ会見を紐解いてみる

<<   作成日時 : 2005/04/01 06:55   >>

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 バーレーン戦後のジーコ会見。今回はこの会見の中身を吟味してみた。ジーコが本当に言おうとしていることは? 本音かタテマエか? 個人的な妄想&Numberでのジーコインタビューなどと照らし合わせながら、ジーコ会見の「行間」を読んでみたいと思います。
 会見はスポナビから参照させていただきます。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200503/at00004375.html

■質問@■ハーフタイムの指示について■
>――後半勢いづいたが、ハーフタイムでの指示は?
> 前半から相手を押し込むような気迫があった。後半はもっとスペースが空くことは分かっていた
>から、とにかくサイドを中心にどんどん相手を押し込むことを(指示した)。細かいことだが、1対1
>で勝負する時にフェイントをかける間合いというか、相手の足に引っかかってしまうことが多かっ
>たので、もう一歩二歩前でフェイントを仕掛ければ確実に抜けるという部分。それと後ろからのボ
>ールに対して、ボールが高ければ必ず誰かが競ってやるということ、そしてこぼれ球を正確に拾
>うこと。相手は一本のカウンターに懸けているということで、後ろの集中、そして陣形を崩さないと
>いうことを指示した。
 ■分析■
「いやいや、北朝鮮に関してはかなりの情報は持っていたんですよ。6試合分のビデオはあったし、研究も出来てました。みなさんには言わなかっただけで(笑)。−中略−もちろん今回もスカウティングはしますよ」(Number624「Voice of Zico」ジーコインタビューより)
 よくジーコは「相手に関係なく自分たちのサッカーをする」と思われています。もちろん自分たちの形はそれほど崩しませんが、相手チームの研究&分析はしっかりとしています。
 「後半スペースが空くことはわかっていた」とジーコは言ってますが、つまりこの試合、前半は抑え目で相手のバテる後半に勝負をかけるというプランだったということです。
 またフェイントのかけ方を言及していますが、要は「個々で1対1を仕掛けていけ」ということ。また
相手のカウンターは相当警戒してます。「陣形を崩すな」って言うのは「無理して迫るな」ってこと。
 ■要約■
 勝負どころは後半。攻撃は基本的にはサイドとFWが「1対1」を仕掛けていくのみ、ボランチとDFはカウンターが怖いから残っとけ! 要はイタリアサッカーしろってこと。中田のいたころのパルマな。
アドリアーノ、ムトゥと中田の個人技で攻めるのが基本で、あとのものは守備すること。


■質問A■1点リードしたあとの指示は?■
>――1点リードして高原が負傷したとき、宮本や福西や中田英を呼んで指示したが、攻めを指
>示したのか、それとも守りか?
> 短い時間だったが、相手の10番(サルミーン)がかなり前で張っているということで、福西にマ
>ークにつくようにと。それからあの時間帯になると、相手もロングボールで狙ってくるから、はじき
>返してから、そのセカンド(ボール)を狙うということ。それがうまくコントロールできたら、周りの動
>きを考えて、ただボールを回すのではなくて、周りの動きを見るような精神状態を保つように指示
>した。
 ■分析■
 「福西にマークにつくように」。アジア杯のころから、相手のエース潰しとして福西を使うジーコ。
この試合、稲本でなく福西を使っていたのはまさに「エース潰し」のため。エースのマークといって
も鹿島の本田や、昔ヴェルディにいたミニラ中村みたいに「金魚のフンのような」密着マークをさせ
ているわけではない。福西の攻守の切り替えのうまさを買っているみたい。トルシエにおける戸田
のような存在か? 「セカンドボールを拾う」これは、ハーフタイムでも言っている。拾うのは誰?
もちろん、DFでもなければFWでもない。
 ■要約■
 福西わかってんだろうな。10番に仕事させるなよ。多少のファウルはOKだけど、ヤバイ位置でのFKは取られないように。あともう、向こうの攻めは「放り込み」しかないから。ヒデのボランチで心配なのはここなんだよなぁ。小野はルーズボールの処理はバッチリなんだけど。


■質問B■鈴木の交代について■
>――鈴木は試合前から途中で代えるつもりだったのか?
> プランはいろいろあったが、今回の場合はこうなった。鈴木の状況は複雑で、イラン戦ではベン
>チにも入らなかったが、その間この試合に合わせて、かなりハードなトレーニングを積んできた
>ので、どのあたりまでもつのか考えていた。実際にあの時間帯、彼の踏ん張りはあったのだが、
>どうしても彼本来の、前半で見せていたような生産性が落ちていた。控えの玉田には縦の速さ
>があるし、相手にとってマークしにくい速さ、後ろからの攻め上がりを助ける、スペースを空ける
>動きがあるので、彼を投入した。ただし彼を投入する時間帯、あるいは投入する人選について、
>すべて正しいかどうかは分からないが、自分は彼が最適であると判断した
 ■分析■
 鈴木はやはり万全ではなかったみたいですね。「生産性が落ちていいた」という表現が気になりますが、直訳? 意訳? それとも「ファウルの生産性」ってことか? 玉田投入はスピードとスペースを空ける動きを期待したようだ。これは高原についても同様のことを言っている。
 ■要約■
 ファウルゲッター鈴木は前半は「生産してたが」、後半に壊れた。玉田&高原のスピードとスペースを空ける動きのよさにかけた。なにせ相手の中央のDFは硬かったので、引き出さないと。2人のあけたスペースを使うのはもちろん中村、中田英。


■質問C■3バックに戻した理由は?■
>――今回、3バックに戻した手ごたえは?
> 以前にも申し上げたが、もしイラン戦で田中が出場停止でなければ、3バックでやっていたと
>思う。というのも、欧州組を含めた中盤よりも前の人間は、組み合わせによって何とかなるが、
>後ろに関してはかなりいい部分があるので、田中がいれば確実に私は3バックを続けていた。
> 中澤、宮本が4枚の中央でよかったが、右の加地、(左の)アレックス、田中と、この5枚に関
>しては連係も良いものがあると思う。これまでの3バックの良い形をあえて崩したのは、中盤よ
>り前の人間のために後ろを崩して4バックにしたのではなく、あくまでも田中がいなかったから、
>ということだ。
 ■分析■
「田中が出場停止でなければ3バック」。これは本当かどうかは非常にあやしい。サントスがいないからのがまだ納得できるが。田中がキーマンだったわけです。イラン戦はサントス&田中が出場停止だったので中田呼んで「4−4−2」にしたってところでしょうか? 「1人くらいなら、ちょっとリズムが崩れている選手でも使える」と同Numberインタビューでは答えてます。
 ■要約■
 イラン戦でもし成功してたら「4−4−2」で行こうと思ってたんだよ。でもサントス復帰で、小野がいなくなったのでヒデをベンチにしないで済むので「3−5−2」に戻すことにする。まぁ小野が戻ってきたら? そのときまた考えればいい。中村、中田、小野を共存させるかどうかはね。


■質問D■後半早々のアレックスへの指示はどんな?■
>――中村、アレックス(三都主)に指示を与えてから、2人の動きがよくなったが、どんな指示を
>出したのか?
>試合前のミーティングから、われわれの両サイドのバランスというか、今日も加地のサイドから
>崩す形も多く、アレックスに対しても左からも積極的に攻めるようにと(指示した)。相手もアレッ
>クスという部分で意識するところもあるし、抜け切れなくてもアーリー気味のクロスがエリア内
>でのパスとなっていい形を生むので、それを辛抱強く続けるというような指示を出した。それとF
>Kは前半から中村が蹴っていたのだが、どうしても球筋が低くて相手にはじき返されてしまう。
>その中で1本でも2本でもアレックスが蹴れば変化をつけられるということで、そのことも指示
>した。
 ■分析■
 「アーリー気味のクロス」。後半早々のジーコの支持はこれだったんですね。てっきり相手DFの裏をつけってことだとばかり思っていたのですが。確かにアレックスのアーリークロスはありました。確かゴールに鈴木がそのまま突っ込んだやつとかそうだったような。
 「アレックスのFK」。てっきりハーフタイムの指示かと思ってましたら、この時? サントスはそれを中村に告げた? 中田英には、何を?
 ■要約■
 前半見ている、サントスはそんなに「1対1」で勝てないことが分かった。闇雲にドリブルばかりしてけっこうもったいない。抜けないなら、せめてアーリークロスくらい入れろ。あと今日の中村はキックがいまいち、あれだけ壁に当たるのは異常。サントスお前も蹴りたいだろ? いいよ。


■質問E■監督はどこまで戦術的な指示出しているか? 精神面については?■
>――後半になってスペースができるといったが、早めのクロスを入れるようになったのは監督の
>指示か、それとも選手の判断か。また選手の気持ちを評価しているが、選手自身がやったこと
>について、気持ち以外に評価していることはあるか?
> まずスペースの問題だが、自分たちが前半のようなリズムで攻め続けられれば、必ずスペー
>スができると思っていた。その選手たちの頑張りが、長短のサイドからも含めたパスになって出
>てきた。
> どちらかというと精神面の強さが基本にある。ワールドカップの予選を戦っているわけで、1対1
>に勝つ、競りにいった時に周りの選手がいかに連動して、こぼれ球にいかに反応するか。やはり
>そういった部分で、相手もワールドカップに行きたい、自分たちも行きたい、ということ。ホームで
>勝つために、死に物狂いで戦うということを確認し合ってピッチに送り出して、それが(選手たちに
>よって)なされていたということで、それがベースとなって初めていいプレーが出てきたと思う。
> ただし、われわれは球際には強くいくけれど、相手の足にいくということはまったくない。あくま
>でボール目掛けていく勢いで、相手を圧倒するということは確実にできていたと思う。
 ■分析■ 
「選手達の頑張り」。まぁはっきり言ってないけど指示したんでしょう。「精神面」。これはいつも言ってますし、その通りでしょう。「1対1に勝つ」。中田もよく言うがジーコのサッカーの基本がこれ。まぁ個人技ない選手は辛いですね。「足にはいかない」フェアプレイでいけた。
 ■要約■
 最初は選手に任せておこうとおもったけど、無理無理。やはり日本人は指示待ち人間。メンタルは大事だよ。下手な人は特にね。気持ちで勝たないと。


 以上、おそまつでした。あまり本気で読まないようにしてください。怒られますから。
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