doroguba*footballcolumn*

アクセスカウンタ

zoom RSS ジーコがサイドバックに求めることは!?  加地はシュートを決めれるのか!?

<<   作成日時 : 2005/05/25 21:18   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 3

PART@:チェルシーにおけるサイドバックの役割

今シーズンのチェルシーは、右サイドバックのレギュラーであったパウロフェレイラの怪我による離脱から調子を崩しました。個人的にはこのフェレイラの不在が、CL準決勝リバプール戦敗退の最大の理由であると思っているくらいです。今シーズンのモウリーニョのサッカーにとって、このサイドバックというポジションは、あくまで「守備」に関して大きな役割を担っていたと思ってます。「攻撃」ではなく、あくまで「守備」においてです。サイドバック絡みの得点って、数えるくらいしかなかったのではないでしょうか? 覚えているのはシーズン途中で移籍したババヤロの左からのクロスからドログバがヘッドとか、グレンジョンソンが右サイドバックからドリブルでペナルティエリアに侵入してグジョンセンがゴールしたやつとか。もっとあったかもしれませんが、まぁこんなところでしょう。あ、ギャラスがCKの崩れでペナルティエリア内に残っていて、センタリングに合わせてゴールなんてのものもありましたね。ですが、例えば昨年のチャンピオンズリーグのアーセナル戦でブリッジが決めたような「FWとワンツーしてペナルティエリア内に進入し、シュート&ゴール」いう、ブラジル的な超攻撃的サイドバックの姿は、ほとんど見ることができなかったわけです。サイドバックに求める役割は監督によってさまざまだと思いますが、モウリーニョが求めていたのはあくまで「守備力」で、「攻撃力」ではなかったということです。たぶん来シーズン以降は、もっと「攻撃力」を求めていくことになると思います、…デルオルノ獲得ならきっとそうでしょう。

PARTA:日本代表におけるサイドバックの役割

ここからが本題。では今シーズンのモウリーニョと比べてみて日本代表のジーコが求めるサイドバックの役割はどうかと考えると、かなりの「攻撃力」を求めていると思う次第です。アレックスをSB(WB)にコンバートしたのは、守備力というよりもその攻撃力を買ったためというのは言わずもがなです。南米型、欧州型と言ったサッカーの違いはもう存在しないのかもしれませんが、サイドバックを生かした攻撃的サッカーというのは今でもブラジルのサッカーとして残っていると思うし、そのブラジルサッカーの英雄でありブラジルサッカーを愛するジーコが「攻撃的サイドバックを駆使するブラジルサッカー」を掲げることは、ごく自然のことというか当たり前のことであると思うわけです。

ジーコ:当にその通り。監督にとって一番チームに大切なものは何か。例えばキーパーも含めて、ディフェンスの選手はシュートを打たなくてもいいという考えの監督もいる。彼らは攻撃の人間だけがシュートを打つというような特別練習をします。でも、自分は違う。いまのサッカーはゴールキーパーも含めてシュートを打たなくてはならない。それを全員が持てば、それだけ得点の可能性が高くなる。加地(亮)にしても、彼の仕事はボールを奪ってボールを運び、クロスを上げることです。でもあのポジションでウイングバックとして使う場合、やはり中に切り込んでシュートを打つ場面もなくてはならない。でもまだシュートを打ちきれないシーンが多い。シュートは感覚がないと打てないものですから、その感覚を植え付けさせるために、いま反復練習をしているところです。WEBサッカーマガジン「ジーコ×岡田対談」より
http://www.soccer-m.ne.jp/special/main/index_02.html

もういい加減引用するのはやめたほうがいいのかもしれませんが(笑)、WEBサッカーマガジンに掲載されている「ジーコX岡田対談」から、ジーコがサイドバックに関して言及しているところをピックアップしてみました。まぁサイドバックとウイングバックというポジションでは違いはありますが、注目すべきは「クロスを上げることのみならず、中に切れ込んでシュートを打つこと」を期待していると言及しているところです。先日行われたキリンカップのペルー戦。この試合は、加地の代わりに三浦が右サイド(WB)に入り、左サイドにアレックスが入ってましたが、確かサイドバックの流れの中からのシュート数はゼロのハズです。まぁペルーが引いてそのようなスペースがなかったのかもしれませんし、流れの中から、そのような場面がうまれなかっただけなのかもしれませんが…そもそもアレックス&三浦のウイングバックの両選手が、中に切れ込んでシュートを打つというという意識、アイデアを持っていたのかどうか? これは実は非常に怪しい。ゴール前にセンタリングをあげるという意識は、言うまでもなくあったと思いますが、自らシュートを打つくらいに攻撃参加するという考えはなかったのではと思います。ジーコ監督が上で語っている「ウイングバックに中に切れ込んでのシュート」という意識付けがまだ浸透してないってことなのでしょうか? もちろんサイドバックがシュート打てるかどうかなんて対戦相手の守り方にもよると思いますし、試合の状況や展開にもよるとは思いますが、ポゼッションで優位に立ち一方的に攻撃している状況下においては、ウイングバックの選手そのものに「シュートを打つ」「中に切れ込む」という意識があれば十分に可能なことだと思うんですよね。そうでもないのかな? そもそも上でジーコが言っている意識付けは「加地オンリー」のということなのか? それとも、もう行ってないのか? その考えは止めたのか?などはわかりませんが。

まぁジーコの指示うんぬんという話ではなく、そもそも単に選手の資質の問題なのかもしれません。ロベルトカルロスやカフーといった、優秀なサイドバックがたくさん生まれるブラジルでは「サイドバックがシュートを打つこと」は監督が指示する以前の「当たり前の事」なのかもしれません。ブラジル人のみならず、そもそも優秀なサイドバックと呼ばれるような選手なら、どれしも自らの判断で攻撃参加しセンタリングを上げるときはあげ、中に切れ込んでシュート打てるときはドリブル突破したりすのようなポジションに位置してボールを受けたりするものなのかもしれません。例えば先ほど紹介したビルバオ&スペイン代表のデルオルノや、アーセナル&イングランド代表のアシュリーコールなどなど。 

PARTB:サイドバックがシュートを打つという意識

サイドバックの攻撃が機能しているクラブチームはいろいろあると思いますが、個人的にはプレミアリーグのアーセナルがすばらしいと思ってます。システムは所謂4−2−2−2。ボックス型の4−4−2と言われるやつですが、このシステムはジーコ日本代表の4−4−2と非常に似ています(というか同じ?)。では、アーセナルとジーコ日本代表の攻撃が似ているか? と言われれば、その答えはNOなわけです。まぁ同じだと思っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、個人的には違うということ。その違っている部分はいろいろあると思うのですが、特に違うのが、攻撃的MF&サイドバックの「シュートに対する意識や感覚の違い」ではないかと思うんですよね。アーセナルではピレスやリュングベリがゴールするのはもちろん、SBのアシュリーコールがシュートを打ったり、ゴール決めることも多々あります。一方、日本代表では、中田、中村は流れの中からはゴール少ないながらもありますが、SB(WB)はまぁほとんどないと記憶します。あっ、サントスはあるかな? でも加地は…。まぁ、そもそもシュートに対する意識の低さについては、前にも言ったことがあるかもしれませんし、今更、取りたてて言うようなことではないのかもしれませんが、アーセナルやブラジル代表と日本代表ではその意識の違いが顕著にあるのでhないかと言う事です。ちなみに、ここではあくまで「シュートの技術」でなく「意識や感覚の違い」とさせていただきます(笑)。では、その「シュートに対する意識や感覚の違い」はどこからくるのもなのか? 例えば雑誌記事などによると、アーセナルのベンゲル監督はあまり選手に指示しないみたいですが、練習などではなんらかの意識付けはしているとは思うんですよね。で、ジーコもたぶん日本代表の選手に対してシュートの意識付けはしているわけです。ベンゲルとジーコで、サイドバックがシュート打つという意識付けに何らかの違いがあるのだろうか? もしくはベンゲルのアーセンアルにはサイドバックがシュートを打てるような「何らかの決まりごと」「戦術」みたいなものが存在するのでしょうか? もちろんピッチ上で実際にプレイするのは選手ですが、アーセナルやブラジル人と日本代表の違いを、そのまま「選手の能力の違い」だけで済ましてしまうのも違うような気がするんですよね。そうでもないのかな? サイドバックがシュートを打てるかどうかは監督や戦術の問題でなく、あくまでも選手自身の問題ということなのでしょうか?  

PARTC:ジーコが監督でいるうちに、ぜひ!

冒頭でも述べましたが、昨年のチャンピオンズリーグのアーセナルvsチェルシー戦。チェルシーの左サイドバックのブリッジが、決勝ゴールを上げました。ドリブルでペナルティエリアに浸入し、FWのグジョンセンとワンツー。グジョンセンからのパスを、ゴールに押し込むような見事なシュート! レーマン(笑)の指をかすめて、ゴール右スミに転がるボール。まぁ一年以上も前のシーンですが、今でも鮮明にそのシーンは覚えてます。それほど、すばらしいサイドバックのブリッジのゴールでした。このような、サイドバックがFWとワンツーしてシュート! ゴール!なんていうようなシーンが日本代表でも見ることができるのでしょうか? サントス? 加地? 三浦? このようなゴールを狙うことは、きっとジーコも望んでいるハズです。サイドバックの選手がペネルティエリアに侵入し、シュートしてゴールを狙うような攻撃参加は禁止されてないハズです。トルシエのときはわかりませんが、少なくともジーコ日本代表では。もちろん守備をすることが大前提ではあると思いますが、「縦への突破」という攻撃参加だけでなく「中への切れ込み&ゴール!」という攻撃参加を意識的に行ってほしい。ブラジル人のジーコが監督であるうちにね。最後にもう一回! しつこいくらいに言いますが「ブラジル的サッカーを掲げる」ジーコが監督であるうちに、ぜひサイドバックに得点をしてもらいたい! 意味はないけど、なんとなくね。 
人気blogランキングへ
週刊ブログランキング
↑読んでおもしろかった人はクリック願います。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
ペルー戦感想
キリンカップ 日本vsペルーは0−1でペルーの勝利となった。 もっとも注意してい ...続きを見る
football x football
2005/05/25 23:05
コンフェデ杯「日本VSブラジル」プレビューB 攻撃的SBはレオ? &チェルシー移籍話
祝!攻撃的SBデルオルノのチェルシー移籍決定!噂となっていたデルオルノのチェルシー移籍が、やっと決まったみたいです。巷ではパクチソンのマンチェスターユナイテッド移籍決定で盛り上がっているとは思いますが、チェルシーファンとしてはやっぱデルオルノなわけです。デルオルノに関しては以前、このブログでも書きましたが、個人的には攻撃的SBデルオルノの加入は、チェルシーの「ポゼッションからの攻撃」をワンランクアップさせるための補強だと思う次第です。スペインの若きSBを獲得したチェルシーが来期どのようなサ... ...続きを見る
doroguba〜football co...
2005/06/22 20:31

コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
TBありがとうございます。
現在の日本代表は3−5−2が基本なので三都主や加地・三浦の役割は
4−4−2の時のSBとは若干違うと思いますが、少なくとも3−5−2
のサイドを担当しているときには”中に切れ込んでのシュート”という意識は
持たなくてはならないでしょうね。
しかし、本来で有れば4バックのSBが本職の加地にこれを望むのは酷なような
きがします。これは個人の資質の問題ですね。
より攻撃的な三浦の方が、切れ込む意識は高いと思います。ミドルシュートも
打っていましたしね。
4−4−2の場合であれば、やはり守備の方が大切でしょうから、SBが
シュートまで行く必要は無いのではないでしょうか。2列目を追い越して
サイドからセンタリングとかは必要だと思いますけどね。
何にしても、サイドの選手のチョイスについては、別の選択肢もある様な
気がします。
Ryon
2005/05/25 23:03
だからジーコは就任当初は名良橋を重用したのかもしれませんね。
彼は両足とも強いシュートができ、場面によっては左サイドからのクロスをペナの中で受けてジャンピングボレーなんかしちゃう選手ですから。
slave
2005/05/25 23:35
>Ryonさんへ
こちらこそありがとうございます。WBとSBでは確かにポジション的な違いはあると思いますが、シュートの意識に関しては変わらないと思ってます。例えば、モナコのブラジル人マイコンなんかはSBでもWBでもゴールを狙うような動きはスゴイと思いますし。要はジーコが求めているのは単なるクロスマシンではないだろうってことです。
>slaveさんへ
名良橋は確かにシュートの意識ありましたね。これは鹿島アントラーズというクラブがブラジル的だからというのもあるのでしょうかね? 
doroguba
2005/05/26 19:29
ジーコがサイドバックに求めることは!?  加地はシュートを決めれるのか!? doroguba*footballcolumn*/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる