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zoom RSS ジーコ日本代表のコンフェデ総括&W杯目標  「ブラジル風味サッカー」で残留できるのか?

<<   作成日時 : 2005/07/01 16:26   >>

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コンフェデ杯の日本代表の総括です。結果は1勝1敗1分でグループリーグ敗退。ベスト4を目標にしていたジーコのミッションは失敗に終わりました。なので結果的には「残念な結果」だと思う次第です。ですが一方でギリシャに勝ち、ブラジルに引き分けたのは選手にとって自信になったと思いますし、「自分たちのスタイル」がある程度、世界で通用すると認識できたのは「成果」だったと思います。コンフェデ開催前にブログでアジア仕様から、世界仕様への変更に迫られるのか!? というのを書きましたが、トルシエ時代の「サンドニショック」みたいな大敗は案の定しませんでした。まぁ私的には、ジーコ日本代表が「もっと守備的」に戦って「大敗しない」と予想していたのですが、まさかギリシャ戦から「4−4−2システム」にシフトし、ある程度攻撃的に戦って勝ったり引き分けたりするとは正直、思ってなかったです。このコンフェデ杯で見せてくれた「4−4−2」システムというのが、ジーコが考える日本代表の「自分たちのスタイル」ということなのでしょうか?

ジーコ日本代表のスタイルは、「日本人の特性をいかした、ブラジル的4−4−2」?

今売りのNumberを立ち読みしていたら、ジェフのオシム監督がジーコ日本代表について、こんな表現をしていました。日本人のことを知るジーコは、日本人の特性を生かした&国民性を考えたサッカーをしようとしていると思うが、それにブラジル人であるジーコが「ブラジル風味」を加えたのがジーコ日本代表である。ちょっと意訳入ってますし、うろ覚えですが、こんな感じのコメントをしているんですよね。「日本人の特性を生かして&国民性を考えた、ブラジル風味のサッカー」。これがたぶんジーコが目指している日本代表のサッカーで、それはたぶんコンフェデで見せた「4−4−2」がそうだったと思うわけです。コンフェデではそこそこ通用したように見えたこのスタイルですが、では本当に、この「日本人の特性」をいかした「ブラジル風味サッカー」が世界で通用するのでしょうか? すなわちW杯で勝てるサッカーなのでしょうか? 日本人の特性。これはいろいろあると思いますが、たぶん組織力や勤勉さであったり、スピード俊敏性であったり、運動量であったり正確性(?)なんだと思います。それに対して「ブラジル風味のサッカー」とは何かと考えますと、まぁこれもいろいろ考えられると思いますが、例えば湯浅氏のこんな分析がそれを表しているようにも感じます。

・・言いたかったことは、仕掛けの流れを演出するプロセスにおいて、パスやパスレシーブの動きがコアの手段になっているのか、それとも、ドリブルやタメなどの個人勝負プレーが主体になっているのかという分析視点のこと・・ブラジルなど、ドリブル主体で仕掛けていくチームでは、たしかに「展開パス」という種類のボールの動きしかない・・つまり、止まっている味方の足許にしっかりとつなぐポゼッションパス・・それでも、強く、距離の長いパスを正確につなげば、相手ディフェンスの人数的&ポジショニングバランス的な「穴」に入り込んで個人勝負を仕掛ける可能性も大きい・・対するアルゼンチンは、人とボールを活発に動かすことで相手の穴へ作り出し、そこでパスレシーブして最終勝負の起点(ある程度フリーでボールを持つ選手)を作り出すという発想・・もちろんアルゼンチンは、そんなボールの動きになかにも、いたるところで、個のエスプリ勝負プレー(ドリブルや、相手アタックをかわすフェイント等々)をミックスするから素晴らしい・・http://www.yuasakenji-soccer.com/yuasa/html/topics_2.folder/05_confed_11.html
この湯浅氏が言うところの「ブラジルなど」あたりのサッカーがそう。まぁ「ブラジル的サッカー」を定義するのは難しいですが、このコンフェデ杯でブラジル代表が見せたスタイルってのはある程度それを表していると思うんですよね。すなわち「4−2−2−2」のうち「前線の4人」で攻撃して、「ボランチ&CB」で守って、ラテラル(サイドバック)は攻守のバランスを取るってスタイルです。サイドからの攻撃はラテラルがメインで、攻撃は基本的に「中央からのFWと攻撃的MFの4人の個人技&連携で行う」スタイルです。日本人の特性を生かしつつ、このようなブラジル的な風味を添えたサッカーが、本当にできるのでしょうか? えっ、だからコンフェデでできた? 通用した? まぁ確かにそうだと思うんですけどねぇ……。この「日本人の特性を生かした、ブラジル風味の4−4−2サッカー」が、コンフェデでそこそこの内容で戦えた理由は、いろいろあるとは思います。ただ、めちゃめちゃ悲観的な考えで言わせてもらうと、メキシコは守備のチームだったし、ギリシャは出来がひどかったし、ブラジルには「日本を虐殺する意識がなかった」からこのようなそこそこの結果で終えたという考えもあるということです。もちろん「1勝1敗1分」という成績を残した日本代表は評価したいですが、本当にギリシャ戦やブラジル戦で臨んだような「ブラジル風味の4−4−2システム」で世界と戦えるのだろうかって思う自分がやはりあるんですよねぇ。まぁ私が日本代表の力を「過小評価」しているだけなのかもしれませんし、逆に世界の強豪と言われるクラスのサッカーを「過大評価」しているだけなのかもしれませんが…。

W杯出場国の中で日本代表のレベルは? アジアのレベルは?

この日本人の特性を生かしたブラジル風味サッカーが世界で通用するかどうかは、実際のところわかりません。が、それを考える上で、ひとつの指針となるのが日本が今現在、単に戦力的に判断してW杯出場国のなかでどれくらいのランク・位置・強さなのかを考えることだと思う次第です。まだW杯本戦出場を決めた国は少ないですが、W杯に出場する国が決まったとして日本代表はどのくらいの位置にいるのでしょうか? 2002年では見事ベスト16へ進み、現在FIFIAランキングは18位となってますが、こんな数字当てにならないわけでして。まぁ実際のところはかなり下のほうに位置すると思ってます。例えばブラジルやアルゼンチンをミランやレアルマドリーといったクラブに例えるなら、日本代表はレッジーナやフィオレンティーナや、メッシーナや、マジョルカくらいのレベルと言ってしまうのは言いすぎでしょうか? まぁ代表チームをクラブチームに置き換えて話すこと自体がナンセンスなのかもしれませんが、それくらいの差はあると思うのですよね。えっ? セリエBやスペイン2部レベル? そこまでは低くないでしょ(笑)。ですが一方でボローニャやマジョルカ、もしくはプレミアのノリッチやWBAレベルのチームが、いわゆるビッククラブといわれるようなチームに勝てないか? 必ず大敗するのか? と考えてみますと、けっしてそんなことはないわけです。例えばミランやレアルマドリーやマンUやリバプールチェルシーだって、メッシーナやWBAクラスのチームと対戦し大勝するときもありあますが、苦戦して1−0とかで勝ったり、引き分けたり、負けたりすることもあるわけです。まぁ昇格チームが「ビッククラブ」に大勝するってことはあまりないとは思いますが、「ビッククラブ」を僅差で破ったり、苦しめたり、善戦できたりするのは可能だということです。それはなぜか? サッカーというスポーツの特性ってこともあると思いますし、「大差で勝負がつくほど、大きな差がない」からとも言えるかもしれません。例えば1998年フランスW杯。ご存知のように日本はアルゼンチン&クロアチアに0−1で敗れてます。これを善戦と捕らえる人もいるかもしれませんが、そうでないという考え方もまたあるわけです。サッカーにおける「1−0」というスコアは非常に奥が深いのは、言うまでもないところです。「1−0」で戦力的に強い方が勝ったなら、その差は「絶望的なスコア」である場合もありますし、逆に弱小チームが「1−0」で買ったならそれは「奇跡的なスコア」であったりするわけです。

日本代表がいわゆるビッククラブでないならば、W杯目標はあくまで「決勝トーナメント残留(進出)」!?

何を言わんとしているのかといいますと、日本はけっして欧州3大リーグで言うところのビッククラブでも中堅クラブでもない。レベル的には中堅クラブか昇格クラブに近いって思うということです。そういった自覚を持ってW杯に臨むべきではないかってことです。セリエAなどにおいて中堅クラブや昇格チームにおける最大の目標は「優勝」ではなくて「セリエA残留」なわけです。とするならば、同レベルの日本代表にとって最大の目標は「優勝」ではなくてあくまで「残留」! すなわち「グループリーグ突破」ということだと思う次第です。優勝なんかでは絶対にない。あくまでグループリーグ突破! 「グループリーグ突破」=「残留争い」ってことです。残留争いで生き残るためにはビッククラブから勝ち点を1点でもいいからもぎ取るようなサッカーをする必要があるわけですし、ライバルからは絶対に「勝ち点3」を得ないといけないわけです。えっ何? ブラジルみたいにグループリーグは調子を上げず、決勝トーナメントから調子を上げるべきですって? だから、そんなビッククラブみたいな考えで臨んだら、降格すること間違いなしだって(笑)。あ、これはもちろん、あくまで日本の実力を「昇格チーム」くらいと考えるならですよ、ビッククラブ並の実力があるなら、また話は別だとは思います。はい。

というわけで、東欧遠征です。ウクライナ&ラトビア相手に何を想定して戦うべきか?

サッカー日本代表が10月に実施する東欧遠征の対戦相手がウクライナとラトビアに内定した。日本サッカー協会の川淵三郎会長が30日、明らかにした。国際Aマッチデーに指定されている10月8日と同12日に、ラトビア、ウクライナの順で敵地を転戦する見込み。
 ウクライナはエースのシェフチェンコ(ACミラン)を擁し、初のワールドカップ(W杯)欧州予選突破が目前の状況。昨夏の欧州選手権に出場したラトビアもW杯出場の可能性を残している。9月と11月に、対戦国を招待し、国内で親善試合を行うことも決定した。 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20050630-00000174-jij-spo.html

10月に東欧遠征です。ウクライナとラトビアとの親善試合は、非常に有意義な感じがします。コンフェデ杯にて1勝1敗1分ながら得失点差でグループルーグ敗退となって「残留失敗(笑)」してしまったジーコ日本代表ですが、W杯本戦において最低でもこれと同じくらいの成績を残さないと残留成功=決勝トーナメントには進むことができないわけです。まぁ実際「1勝1敗1分」でもダメだったので、それ以上の勝ち点が必要なのかもしれませんが、W杯本戦ではウクライナくらいのレベルのチームと「2位抜け=残留」をかけて争うことになると思うんですよね。そのような相手と「勝利を目指しつつ、最悪でも負けないような」戦いができればグループルーグ突破も見えてくると思うんですよね。というわけで、ぜひとも「W杯を想定した戦い」をジーコ日本代表にはやってもらいたいと思うわけです。まぁ、新戦力のテストでも主力の連携を深めるでもなんでもいいのですけどね。とにかく「W杯本戦につながるような目的意識」を持って臨んでもらいたい。それだけです。ちなみにW杯は言うまでもなく、欧州はドイツで行われます。アウェーです。10月の東欧遠征では、そういった「アウェー体験」もできるという貴重なものだと思うのですが、このような遠征をW杯本番までにできる限り組んで強化に繋げてほしいですね。もちろんコンフェデ杯でその「アウェー体験」はある程度はできたとは思いますが、こういった経験は多くできるに越したことはないですから。

 時間がなくて乱文で失礼します。言いたいことがうまく書けなかった感じですがご了承ください。
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