doroguba*footballcolumn*

アクセスカウンタ

zoom RSS ジーコ日本代表がメンバー発表! 今こそ、ジーコの代表チームの作り方を考察!

<<   作成日時 : 2005/09/03 09:44   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

 選挙のポスターのモデルをしているGK川口は選ばれなかったみたいですが、ホンジュラス戦の日本代表のメンバーが発表されました。
自分も完ぺきな人間ではない。これだけ多くの人がサッカーに関心を持ってくれる中で「この選手の方が良いのではないか」あるいは「この選手は要らないのではないか」といろいろな意見があると思うが、自分が指揮を執らせてもらっているうちは、やはり基本的に自分の考えで実績を残した形を変えずに、最後まで日本のためにしっかりやっていきたい。悩む時は、自分で最後に悩みたい。自分の考えを貫くということを考えている。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200509/at00005938.html

ジーコの言うとおりです。監督が自分の考えで選手を選考し、チームを作るってのは、まったくもって正しいとは思うので「好きなように」やってもらいたいです。ただ、一方でファンが選手選考やサッカースタイルについて、いろいろと意見を持つのも別に何の問題もないと思うわけです。ふつうに考えて支持率100%の監督なんているわけないですし、結果が出なければ叩かれることもあるわけですが、今回はそんなジーコのサッカーについて考えてみたいと思います。ちょいと意見もしてみようかと。

ジーコの代表チームの作り方を考えてみる! キーワードは選手ありき

あくまでもベースとして考えて頂きたい。本大会出場を決めたのも、このメンバーが中心。ただし、サッカーは明日がどうなるかは分からない。今回のメンバーに入っていなくても、期待できる選手はいる。自分が選ぶというよりも、自分に選ばせるような方向に持っていくような勢いがあれば、これ以外にも考えられる。これはこれまでと同じこと。今回に関してはこのメンバーで、ということで選手を決めた。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200509/at00005937.html

国内の選手がこれがベストか?という問いに対するジーコの答えがこれです。「自分が選ぶというよりも、自分に選ばせるような方向に持っていくような勢いがあれば、これ以外にも考えられる」って表現がおもしろい。日本語に訳しているので、もしかしたら微妙なニュアンスは違うのかもしれませんが、「選ぶというより、選ばせる」という言葉の意味はけっこう深いものがあるような気がしてます。
 
「選ぶというより、選ばせる」。

 この言葉は、ジーコの「代表チーム」に対するサッカー感みたいなものを表している気がします。何を意味するのかって考えてみますと、要は「選手ありき」のサッカーだと言うことです。もちろんジーコの「理想とするサッカースタイル」というものはあると思います。ポゼッションサッカー、攻撃的サッカー、つなぐサッカーなどなど、そのスタイルは一言ではいい表せないかもしれませんが、そういう好みのスタイルがあるにせよ。基本は選手ありきのサッカーということです。
 では、選手ありきのサッカーとはどんなものか? イタリアはセリエAの名将はこう言います。

「基本的な戦術が4−4−2ならば、新たに加わった選手でも短時間でチームになじめる」BYカペッロ

例えば、私が好んで使う4−4−2システムについて話をしよう。どの国のリーグでも、4−4−2をベースにしているチームは多いはずだ。従って、基本的な戦術が4−4−2ならば、新たに加わった選手でも短時間でチームになじめるようになる。プレシーズンでじっくりとチーム戦術を根付かせるだけの時間がない現代では、もっとも有効な手段だと考える。そうすればオプションも効果的に生きてくるはずだ。ワールドサッカーマガジンNo116(9.15号)「カペッロ監督が語るビックイヤーへの勝算」より

ユベントスの監督カペッロがこのような考えを持っているとは思ってませんでしたが、この考えはジーコの日本代表におけるチーム作りに通じるところがあるように思えます。この考えもまさに「システム」ありきのサッカーではなくて、とにかく「選手ありき」のサッカーだということです。これはジーコのみならず代表の監督している人ならほとんど誰しもが似たような考えを持っているとは思いますが、代表チームはクラブチーム以上にチーム戦術を根付かせる時間がないわけで「ありきたりのシステム」で、選手が「短時間でチームになじめるシステム」でのサッカーというのが、ジーコ日本代表の1つのスタイルだと思う次第です。ただカペッロが言うところの「4−4−2がベース」と言うのは、日本のJリーグにとっては少し事情が違っていたりします。 

ジーコ 今のところ後ろを3枚にするか、4枚にするかもまだ決めかねている。ただし、少なくとも欧州から呼んでいる6人に関しては(先発で)出そうと考えている。

 一時期は国内組は「3バック」、海外組は「4バック」という感じで試合に臨んでいたジーコですが、この「3バック」の使用というのは選手がJで慣れ親しんでいるからそうしているというような発言を度々してきました。一方で「4バック」については攻守のバランスを理由にしているのを聞いたことがありますが、これは祖国ブラジルで「ベース」となっているシステムというのもあるし、ジーコの好みというのもあると思うし、また中田英、中村、小野、稲本といった日本代表の中心選手が生きるシステムが「4−4−2」だと思っているから採用しているのでしょう。

モウリーニョの4−3−3とジーコの4−4−2は同じ考えからきている?

わが応援するチェルシーのモウリーニョはこう言います。

ポルト時代は「4−4−2」で戦っていましたが、チェルシーでは選手の特徴を考えて「4−3−3」を採用しています。ロッベン、ダフ、ショーンライトフィリップスにジョーコールというすばらしいウインガーがいるので、彼らを生かすようなこのスタイルを採用しているわけです。ただ4−4−2でも練習しているので、それにも対応できるようにはしてます。チェルシーTV モウリーニョ監督インタビューより。

ちょっとうろ覚えですが、こんな感じのこと言っていたのを記憶しています。これも「選手ありき」ということなんでしょうが、単純に普遍的な「4−4−2」にするよりも、抱える選手の特性を考えて「4−3−3」にしているというのがポイントです。ジーコが中田、中村といった「中盤」を生かすことを考えるのに対し、モウリーニョはロッベン、ダフといったウインガーを生かすことを考えてシステムを組んでいると言えるのではないでしょうか? つまりジーコにせよ、カペッロにせよ、モウリーニョの3人に共通して言えると思うのは、自分が抱える「選手」を生かすためのシステムを採用しているというところでしょう。あくまでも「選手ありき」でそれを生かすためのシステムということです。自分の理想のシステムがあって、そこに人を当てはめていくって思考ではないと言うことです。

ジーコはロビーニョのような日本人が出てきてほしいと言いますが!!???

そう言うと、皆さんはベースから23人を選ぶのかと聞くのでしょうが、これからとんでもなくいい選手が台頭してほしいと願っている。ブラジルのロビーニョみたいに、とんでもなくいい選手が出てくれば23人の中に入れることもある。心の底からロビーニョのような日本人が出てきてほしいと思っている。
まぁ「選手ありき」なんて当たり前のことなわけです。ピッチで実際にサッカーをするのは監督でなく選手なんですから、そのピッチ上の選手の個の力が相手を上回れれば「勝利」できる可能性が高くなるのは言うまでもないことだからです。ジーコはロビーニョみたいな選手と例を出しました。これはもちろん「選手ありき」の考えからきていると思うのですが、じゃ具体的に「ロビーニョみたい」とは、どういうことなんでしょう? ロビーニョはこの夏、レアルマドリーに移籍したブラジルの若手の有望株ですが、それまではブラジルのクラブで活躍して結果を出して認められ、そして代表入り。代表でも最初は出番がなかったものの出場した際にはゴールして結果を出して監督に認められレギュラーを若くしてセレソンのレギュラーの座を勝ち取った選手なわけです。つまりロビーニョみたいな日本人とは「Jリーグで結果を出して」「代表でもコンスタントに結果を出して」「海外のビッククラブへ引っ張られる」選手のことを指すと思われます。
ジーコ 巻ついては、何かが不足しているのかということではなくて、彼のポジションにはメンバーに入っている柳沢、高原、大黒、玉田。またそれ以外でも鈴木、田中(達)、大久保など今まで実績のある選手が多い。常々言っていることだが、代表は忍耐。列の中に入って、コンスタントに結果を出せば必ず列の一番前になれる。逆にペースダウンすれば後ろになるという変化はある。

巻は日本代表のロビーニョとなることはできるのか?

ロビーニョがブラジル代表で、どれくらいの結果を残したかわからないのです。ですが例えば巻がJリーグや代表で「コンスタントに結果を残せれば」ロビーニョのようになれるということなんでしょう。じゃ具体的にどれくらいの結果を残せれば認められるのか? J得点王? 代表で出ればゴールする? ??? その答えはジーコしかわかりません。例えば大黒はJで結果出したにも関わらずなかなか代表に呼ばれませんでいたし、彼よりもJで結果が出てない選手が呼ばれてたりしました。「実績」というのを加味してのこともあるのでしょうし、テストできる「時期」とそうでない「時期」というのもあったかと思います。例えばW杯予選の大黒が呼ばれなかった時、もし日本に本物のロビーニョ本人が存在していたら、ジーコはロビーニョを代表に呼んだのでしょうか? 大黒とロビーーニョではもちろんプレイスタイルも違うでしょうし、技術yや素質も違うとは思いますが、そんなのは当たり前でそもそも「日本人」と「ブラジル人」の違いと言ってしまえばそれでこの話は終了なわけです。ジーコはあくまで「ロビーニョのような日本人」と言います。それはプレイスタイルのことなのか? 技術のことなのか? 結果を残すと言うことなのか? 結局のところ、その選手が「ロビーニョ」であるかどうかなんて監督の考え方次第なんでしょうけど、どうすれば日本のロビーニョになれるのかってのをもっと明確にしないと、巻だって困惑すると思うんですけどね。大黒みたいにね。「代表は忍耐」とジーコは言ってますが、「忍耐」と「ロビーニョ」の関係が選手に明確に伝わらないと、ロビーニョみたいな日本人は生まれてこないと思うんですが、そうではないですか??

ロビーニョがロビーニョとなれたのは、ブラジル代表パレイラ監督のおかげでもあるわけです

ロビーニョが今のロビーニョとなれたのは、もちろん自身のがんばりもあったと思いますが、同様にブラジル代表の監督パレイラが招集して「我慢して使った」からこそ、今のロビーニョになれたわけです。もしもブラジル国内でがんばっても認められず代表に呼ばなかったら、やはり今のロビーニョは生まれなかったと思うんです。つまりブラジル代表のパレイラ同様、ジーコも結果を出している日本人をコンスタントに呼ばないと、けっして「日本のロビーニョ」は出現しないと思うんですよ。現に今時点で「日本のロビーニョ」は生まれてないわけですしね。

自分がなぜ選手の選考を幅広くするかというと、現役時代の経験から。サッカーは、日々めまぐるしく変わる。今日明日でとんでもない選手が出てきたり、けがやコンディション不良でリストにいた選手を使えないということも、これから先いろいろと起きてくると思う。これから6カ月、またそれ以上先になると、幅を持たせた考えをせずに自分の固定観念だけにとらわれていると難しい。だが、自分の基本としては、ある程度名前を残しておきたい。すべての選手が最後の23人に絶対に入ると思って向上させなければいけない。それが日本のためになる。そのためにも当分、その枠を持ってやっていきたい。

個人的には「日本のロビーニョ」の出現なんて、最早どうでもいいというかもう遅いっていうか手遅れと思っているのですが、もしもジーコがその出現を本当に望むならぜひとも「枠をもってやっていく」というのをきちんとやってもらいたいですし、その基準をわわかりやすくしてもらいたいです。もちろん代表の一番の目的は「試合に勝つこと」であって、「ロビーニョを生むこと」ではないのは言うまでもないことですが、ロビーニョの出現が結果的に「勝つこと」に繋がるのもこれまたサッカーなのですから。
人気blogランキングへ
週刊ブログランキング
↑読んで面白かった人はクリック願います。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
速報 頂上決戦!全日本女子バレーVSサッカー世界選抜
はい・・・こんな事 考えて見ました・・ まぁ 10番勝負みたいなもんですw(10もないけど) 対戦方式は考えてあるものの あえて出し惜しみして ちょっとずつ更新していきたいと思います! ちなみに今回は報告だけ 近日 激突します ・・・・一体どんな勝負になるのやら.. ...続きを見る
サッカー最終進化系!?
2005/09/04 18:19
ジーコ日本代表がメンバー発表! 今こそ、ジーコの代表チームの作り方を考察! doroguba*footballcolumn*/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる