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zoom RSS ジーコ日本代表のアンゴラ戦直前プレビュー:いま一度、トップ下の役割を再確認したりして

<<   作成日時 : 2005/11/15 19:41   >>

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(中田英との関係は)ボックスのときは離れ過ぎないことを話すけど、3−5−2だから、いつも通り相手の弱いところを見つけて、サイドバックに寄っていって駒野や三都主と2対1の局面を作っていきたい。真ん中でどっしりといても、90分間マーク付かれて押さえ込まれるので。
(中略)なるべくボランチとサイド、後ろで(ピッチの)半分まで持っていきたい。そうすれば、前の余力が生まれる。柳沢さんとかが裏に出てもいいし。相手がフタをしてくるなら、FWも引いて組み立てればいい。だから、自分としてもわざと引き過ぎないようにした。後ろとボランチで半分まで持ってこられないと、中盤に負担がかかるというか、前に余力を残せない。前で相手を背負ってからのプレーとか、そういうところに余力を残したい。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20051114-00000032-spnavi-spo.html
14日の日本代表練習後の中村のコメントから。怪我人の影響からか、どうやらアンゴラ戦は3−5−2で行くんでしょうか? で、トップ下のポジションを担うことになる中村がウイングバックとの連携について語ってますが、確かに彼がトップ下のポジションで生きるためには「それ」がベストな気がします。

「それ」とは、要はゲームメイカー的な役割ということ。

中村の良さは何かと考えてみますと、それはボールを扱う技術、テクニックがあることだと思うわけです。それはすばらしいパスが出せるという技術であり、ボールを簡単には相手に奪われずキープできる技術であり、ミドルシュートを枠に撃てる技術などです。そして、また周りの選手を使うことができる視野やサッカーセンスもあると思います。

そういった中村の「良さ」を生かせるのが、やはりトップ下というポジションであると思います。ですが、一方でトップ下の選手に求められるプレイは、そういった「ゲームメイカー」的なものだけでないというのは言うまでもないところ。

■トップ下に求められる仕事はゲームメイク? それともゴール?

今現在の代表的なトップ下と言えば、ブラジル代表&ミランのカカとか、イタリア代表&ローマのトッティといった選手でしょうか? 2人に共通しているのは「自らゴールを決めることができる」個人技を持っているということです。

もっと具体的に言えば、ドリブル突破からのシュート力やアシスト力とでも言いましょうか。

 例えば、カカ。ドルブルでバイタルエリアに自らボールを持ち込んでシュート、またはバイタルエリアで相手DFを引きつけてFWシェフチェンコへスルーパスというプレイをします。で、こういう「ゴールへ向うプレイ」は、間違いなく相手DFにとって脅威でありるわけですし、ゴールに繋がる可能性が非常に高いプレイであると思うんですよね。

中村はカカやトッティのようなプレイを求めるのは、お門違いなのでしょうか??
そもそも中村自身が、そういうプレイをしようと思っていないのか??


 そんなことはない。確かレジーナ在籍時であったと思いますが、インタビューか何かでカカやトッティ、アイマールみたいな「ゴールを意識したプレイ」をしたいと答えていたように記憶してます(記事ソーズなしですみません)。

今年のセルティックでのデビュー戦では、中村にそのような「自らゴールを切り開く」プレイを仕掛けてました。結果としてゴールにはなりませんでしたが、相手DFにとっては間違いなく脅威であったと思います。その後セルティックでのプレイをあまり見れなかったのでそういうプレイをどれくらいしていたのかはわかりません。が、クラブのみならず日本代表においても、もっとそういった「自らゴールを切り開く」プレイにトライしてもらいたいと個人的には思ってます。
コンフェデ杯のブラジル戦で決めたミドルシュートはすばらしかったし、今後もそういうプレイを見せてほしいですが、合わせて自らドリブルで切れ込んでシュートやアシストするといったFW的なプレイにもトライしてほしいわけです。

「前で相手を背負ってからのプレーとか、そういうところに余力を残したい。」by中村

 ぜひとも余力を残して、そういうプレイをしてもらいたい。で、相手を背負うプレイとは、ズバリどういうプレイかと言うと…、それはバイタルエリアに入り込んでの「ポストプレイ」だったりするわけです。つまりは前線で基点となるようなプレイであり、見方に使われるプレイであり、FW的なプレイであり、ゴールに繋がるプレイであるということです。

「なるべくボランチとサイド、後ろで(ピッチの)半分まで持っていきたい」by中村

 要はポゼッションサッカーにおけるゲームの組み立てには、ボランチとWB(SB)が「後ろで起点」になる必要があるということなわけです。で、さんな中田英やサントス、駒野から前線の相手のバイタルエリアへ「クサビのパス」が通るとチャンスとなるわけですが、その前線でのパスの受け手が誰かと言うと、柳沢であり高原であり、中村であると思うわけです。そしてクサビのパスを受けた中村が、そのままシュート! もしくはふたたびサイドにパスを展開してWBのサントスや駒野がセンタリングをあげることになるわけです。

■サイドからのセンタリングは重要! ですが、無理ならボールを繋げと言うジーコはさすが!

(ジーコからは)サイドでエンドラインまで切り込んだ時に、相手が前にいたら無理をしてセンタリングを上げに行かずにボールをつないでいこうと言われた。中を見て上げることが大事なので。(中田英からサイドチェンジのボールが出ていたが)何度かつないだらサイドチェンジするというのは、チームでやってきていること。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20051114-00000025-spnavi-spo.html

サイドからのセンタリングは攻撃のポイントなわけですが、さすがジーコです。ちゃんと選手に伝えているわけです。むやみにセンタリングを上げるなと。放り込むなと。中をちゃんと見てあげろと。

 ちなみに、先ほどのミランでのカカの「ドリブル突破」ですが、このプレイはポゼッションからの攻撃でなく、カウンターからの速攻時に行われていたりします。で、ジーコ日本代表のカウンター攻撃はというと…、先日のウクライナ戦でもそうでしたが、あまりうまくいってないように見えるわけです。

 というわけでアンゴラ戦。ジーコ日本代表の攻撃のキーマンはやはり中村であると思う次第です。ポゼッションからの攻撃でも、カウンターからの攻撃でもね。
あっ、ちなみに中田英がこのようなプレイをしてくれるなら、それはそれでOKです。
大切なのは中盤の誰かがFW的な動きをすることであり、ゴールの意識をもったプレイをしることであり、ドリブルによる仕掛けも攻撃に加えることであるわけですがね。

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2005/11/17 01:03

コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
J−NETでアテネ世代ならの4−2−3−1とか述べてみました。よろしければ一度見てやってください。

ジーコが見本として考えているのはクラシカルなブラジルサッカー。そのためにはクラシカルなファンタジスタである中村が必要なのでしょう。土台となる4のラインが起点となれば各ラインで起点を作れるので、かなり前進すると思います。
が、明日3バックだって……
RR
2005/11/15 23:44
>RRさんへ
4−2−3−1論、読みましたよ。おもしろかったです。そういうサッカースタイルも当然ありだと思います。ところでアテネ世代についてですが、ドイツW杯以降に主力になるのでしょうか? というか今の主力がごっそり抜けるんでしょうか? ネドベドやジダンの復帰をみるとまだまだ中田英、中村、小野、稲本で行くような気もします。まぁ監督次第でしょうが。アンゴラ戦はまだ見れてないので、また。
doroguba
2005/11/16 23:30
読んでもらえてうれしいです。ありがとうございます。
監督次第ですが、当然実力的に現世代が続投でしょうね。マスコミの若手抜擢論は今の選手の年齢考えてないだろうと。少なくとも、遠藤や稲本、小野がはずれるとは思えません。サントスあたり、目の敵にされるような気もしますが、今日の出来で少しは皆の目が覚めるかと(ニヤ笑)
今のところは入れそうなことが確実といえる力を持つアテネ世代は……いない(爆)一番危ないのは間違いなく俊輔でしょうが、彼の場合30過ぎから神の領域に足を踏み入れはじめそうな気もする。普通にビッグクラブでプレーしてるかも。J−NETにも書きましたが、下はFWが充実していますから、そこはくるかもしれませんね。
それ以上に、ロングボール戦術のほうが百倍難問ですが。田中と大久保でなぜロングボールを放り込むか理解できない。
RR
2005/11/17 01:00
思うんですが日本は今の状態では、W杯以前に、代表と言うのを分かってない気がします。私としては予選で敗退してほしかった。ラモスがよく言う「日の丸、背負ってないよ!!」それは、ごもっともな意見。Jリーグができ約12年経ちますが、技術、戦術など成長はしてると思います。選手をメンタルな部分では別です。中田英寿にしろ指示を出し合うのは、試合中しなくてはいけないものです。指示もいいが、日本の中盤ミドルの練習してるのか?イングランドを見習ってもらいたいもんです。期待してませんが。基本的に海外組があのままや、代表メンバー固定の日本サッカーは発展しないでしょうね。日本は戦術より、根性、努力でしょうね。岡田監督時代の方が、メンタル、必死さが見えよかった。当時、感動でした!!長くなるので終わります。
エッシェン
2005/11/17 18:09
>RRさんへ
大久保は今年が勝負というところでしょうか? ちなみに平山が今後どうなるのかは、まったく想像できないんですよね。化けるのか、それとも??
>エッシェンさんへ
ミドルの意識は同意です。岡田監督時代はまぁ、あそこまでもつれてギリギリでの出場でしたからね。例えば、加茂の時の例の韓国に敗れた試合なんかはメンタルのダメダメさが目だってました。ジーコ日本代表はさきのアジア杯優勝のときやアウェーオマーン戦ではメンタルで負けてなかったと思いますよ。
doroguba
2005/11/17 19:44
返事ありがとうございます。しかし、日本代表に何故かスター気取りを感じてしまうのは私だけ?何がギラギラがないんですよ。話し変わるんですが、チェルシーが、去年から変わった所ってメンタルだと思うんですよ。もともといい選手は昔からいました。モウリーニョで、こんなけ変わるのかと思った程です。90年代のマンUの強さとだぶりました。最近、ボロ戦(4ー1)の後、マンUの不甲斐なさに闘将キーンが叱咤激励したのには流石の一言です。名門マンUの看板を背負って戦ってない選手が多くいる様に常日頃、思ってました。黄金時代を知るキーンだからこそ言える強さだと思いました。その事を含め6日のチェルシーVSマンUの試合は、共に威信、意地を賭けたいい試合でした。俺らは名門マンUだ!!って言うオーラが伝わるゲームでしたね。できるんなら最初からしろよって感じでした。私はメンタルは戦術を上回る物だと思うんで、日本も毎試合とは言いませんが、ファンに伝わるプレーをしてもらいたい物です。そうなる為には、完全出来高制にして欲しいですね。ハングリー精神が出ていいんじゃないか思う!!選手、給料もらいすぎだしね。移籍の件とかボスマン判決以降、サッカー界、変革の時に来てる思うんですけどね。
エッシェン
2005/11/17 22:07
>エッシェンさんへ
メンタルの重要性は同意です。それはモウリーニョも意識しているところだと思います。ただ私は戦術を上回るものとまでは思ってないんですよね。チェルシーのユナイテッド戦の負けは「剛」に対して「剛」でいきすぎたからであると思ってます。それはエッシェン(チェルシーのネ)とグジョンセンの違いとでも言いますか。もちろん「剛」対「剛」で上回れるなら、その戦いでOKだとは思うんですがね。
doroguba
2005/11/18 12:14
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