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zoom RSS 日本代表の次期監督は五輪代表と兼任!? 代表監督の選出において一番重要なことは!?

<<   作成日時 : 2005/12/22 21:31   >>

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■川淵キャプテンが「W杯後に選んだ(A)代表監督が両方を見る」と言明!?

日本協会の川淵三郎キャプテン(69)は19日、来年のW杯終了まで指揮を執らせる予定にしていた08年北京五輪を目指す日本代表の暫定監督を置かない方針を固めた。この日、田嶋幸三技術委員長と会談。年明けに予定していた海外での2大会へ日本が招待されず活動がないことから、暫定監督の選出を取りやめた。同キャプテンは「W杯後に選んだ(A)代表監督が両方を見る」と、あらためて日本代表ジーコ監督の後任に五輪代表監督を兼任させる方針を示した。http://www.nikkansports.com/ns/soccer/japan/p-sc-tp3-051220-0021.html

どうやら、次の日本代表の監督は「五輪監督とA代表の両方の指揮を取る」ことになるみたいですね。まぁそれはそれでOKですが、個人的にはあまりそれにとらわれず川淵キャプテンにはあくまでも「A代表ありき」という考えから監督を選んでもらいたいと思ってます。「両方見る」ことによるプラス要素はもちろんあると思いますが、一方でマイナス要素というのもあると思う次第です。

五輪兼任のプラス要素は言うまでもなく、「若手の底上げ」でしょう。A代表と同じ監督が見ることで「チームコンセプト」や「戦術」がユース世代にも浸透するわけです。トルシエ監督の時に小野、稲本が五輪代表からA代表へと昇格したみたいに、「若手の台頭」というのは期待できるわけです。

ただ、その「昇格システム」のやり方を間違えば、それが必ずしも「プラス要素」にならないで「マイナス要素」にもなりかねないとも思っています。

■「両方を見る」メリットは確かにあるし大きいかもしれない。ですがデメリットも当然ある!?

A代表の監督が五輪代表を見ることは「自分のやり方」を若い世代に教え込める同時に、どうしても彼らに「情」みたいなものが出てくると思うんですよ。自らが「育てた」若手を、どうにかして1人でも多くA代表で使いたい&引き上げたいという。で、例えば小野や稲本世代みたいにワールドユースや五輪でそれなりの結果を出し、五輪終了後にA代表でできる実力があっての昇格ならベストであると思いますが、もしも残念ながら仮にそうでない時に「A代表にふさわしい実力あるものだけを昇格させること」ができるかってことです。まぁ、もちろんA代表で結果を出さないと「クビ」なわけで、実力ないものをバカみたいに「昇格」させてチームを作るような監督は皆無であると思ってますし、それ相応の実力や力量のある監督が選出されるとは思ってますが、「五輪兼任」がマイナスに作用することだって無きにしも非ずと言いたいわけです。

■モウリーニョもベニテスもカペッロも、ある意味、選手を「A代表に昇格」させているわけですが…

例えば、今チェルシーで指揮するモウリーニョ。ベンフィカをクビになったあと同じポルトガルのレイリア(当時2部)という弱小チームを指揮するのですが、その時、選手に「俺が結果出してビッククラブに引き抜かれた暁には、ここから数名をいっしょに連れて行く」と話したと言われてます。で結果を出してポルトの監督になるのですが、その時に確かヌーノバレンテか誰かを連れて行っているんですよね。チェルシーの監督になった時も「スタッフ半分」とパウロフェレイラ&カルバーリョをポルトから一緒に連れて行っているわけですが、これはモウリーニョに限らずベニテスやカペッロなどなど、多くの監督が行っていることは言うまでもないところ。で、これと同じような事を五輪とA代表を兼任する監督も当然行うと思うわけです。まぁそのほとんどが「成功する」のかもしれませんが、その一方で昨シーズンのバレンシアのラニエリみたいに失敗する可能性だってあるわけですよ。えっ、ラニエリがどんな失敗したかですかって? それはコラーディとかディバイオとか(以下、省略)。まぁそんなところです。

ラニエリがイタリア人をバレンシアに連れて行くことと、五輪代表からA代表に連れて行くことはまったく別と考える人が大半かもしれません。確かに、クラブチームと代表チームで監督することは別物だとは思います。ですが一方で、五輪とA代表の兼任というアプローチは、「クラブチームのやり方」に近いとも感じているわけです。で、クラブみたいに一貫して指揮すれば、クラブみたいないいチームが作れる反面、「クラブチームみたいな失敗」も出てくる可能性があると言いたいわけです。

■一番の目的には「勝てるA代表チーム」を作れる監督を選ぶこと! 兼任は2の次!?

ということで結論。日本代表の監督を選ぶ上での一番の目的には「勝てるA代表チーム」を作れる監督を選ぶこと。その監督が五輪も見られればそれでOKだし、見ることができなければ見れないで、それはそれでOKではないでしょうかということです。間違っても五輪とA代表の「兼任できることありき」ではないと思うのですが、いかに?

トルシエの五輪とA代表の兼任は、確かに日本代表で成功しました。ですが、その「方法論」がいつもうまくいくわけではないと言いたいわけです。ちなみに個人的には代表チームにおいて若手の育成は、本来「A代表」監督がやることではないと思ってます。
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
新監督がスタッフを連れてくることに関してはプラス面が非常に大きいのではないかと思ってます。
新チームでスムーズにチーム作りができ、準備期間がそうとう短縮されると思いますし。
野球でもバレンタインがロッテの監督になったとき、コーチを相当数つれてきてました。
フェリぽん
2005/12/23 13:29
>フェリぽんさんへ
「新監督がスタッフを連れてくること」はおっしゃるとおりだと思います。もうこれは誰でも当たり前な感じですよね。スタッフでも選手でも、自分のやり方を知っている人がいたほうがやりやすいのは間違いないのでしょう。ジーコが日本代表就任時に秋田名良橋を選んだのも、ある意味、似たような狙いがあったようにも思います。
doroguba
2005/12/26 19:28
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