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zoom RSS ジーコ日本代表の総括A ジーコの掲げた自由は夢物語なのか、この4年間は無駄だったのか!?

<<   作成日時 : 2006/07/19 15:24   >>

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■自分の考えを持って、自分の判断を大事にして、反省しながら行動することがいい教育につながると思います

――子どもたちの教育についてはどう考えているのか
 これについては、ほかのチームと比較するのはあまり好ましくありません。自分自身のことで言うと、いつも父に言われたのは「ほかの人がやってることを見ないで自分で行動しなさい」ということ。自分の考えを持って、自分の判断を大事にして、反省しながら行動することがいい教育につながると思います。
 一流選手は、ほかのチームのプレイをきちんと見て、相手のいいところを見つけてはどうしたら自分のプレイに生かせるかをいつも考えているものです。
キャンプでは、子どもを将来のサッカー選手として見るばかりではありません。われわれのねらいはサッカーのチャンピオンをつくることではなく、サッカーの楽しさとつらさによって、“人生のチャンピオン”をつくっていくことです。長所と短所を持っている、強くて素晴らしい人間を作りたいと思っています。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/0506/italy/column/200607/at00009844.html

スポナビのコラムから。ミランのユースを教えているファビオニコレ氏の言葉からですが、「自分で考えを持って、自分の判断を大事にして」って考えはどこかで聴いたことあるような? そうジーコです。まぁこれはジーコに限らず、トルシエも似たようなことを言っていたと思うのですが、よく言われるのが「ジーコ=自由」「トルシエ=規律」という対比であったり、ジーコは「自由を与えすぎて組織や規律がなかった」という類のもの。そういう分析したいのは非常にわかるんですが、ただ個人的に気になるのが「下手な自由=悪」となっているところなんですよね。W杯で結果が出なかったわけで、そのジーコのやり方を検証して悪いところを正すというのはわかるのですが、どうも言葉が独り歩きしているところがある気がするんですよねぇ。

■大住良之氏&スポニチのジーコ日本代表総括と、ジーコのサッカーに対する考え&スタイルについて考察してみました

●「判断が多すぎる」
 2002年10月のジャマイカ戦を見て、このままだと大変なことになるという感想をもった。ジーコがチーム戦術を確立せず、選手のイマジネーションに任せてしまったことだ。
 「ピッチのなかに判断が多すぎる」
 そう感じた。ボールが動くたびに、受けた選手は顔を上げ、周囲を見回して次にパスを送るところを探している。これでは攻撃のスピードは出ない。攻撃のある段階までは判断しなければならないことをできるだけ減らし、ボールをオートマチックに動かす。選手の創造性や判断に任せるのは、攻撃の最後の場面…。それが、スピードを要求される現代サッカーの常識であると思っていからだ。
●「チーム戦術で選手を拘束はしない」
 しかしジーコは「急ぐ必要はない。落ち着いてつなげ。ボールを相手に渡さなければ負けることはない」と、選手たちにゆっくりとしたボール回しを奨励した。
 「現代のサッカーでは、20本以上パスがつながったら得点はできない」と、攻撃にオートマチズムを要求した前任者フィリップ・トルシエとは正反対の指導と言ってよい。
 「力のある選手をできるだけいっしょにプレイさせ、相互理解を深めることによってチームをつくっていく」と、ジーコは説明した。それは、中田英寿を中心に、中村俊輔、小野伸二、稲本潤一というヨーロッパのクラブに所属する選手たちへの無条件の信頼とともに、「チーム戦術で選手たちを拘束することはない」という考えの表れだった。(中略) 結局、2004年5月のチームの変化は、ジーコが意図したものではなく、偶然の産物だったのだろうか。ワールドカップでは、相変わらずピッチのなかに判断が氾濫し、ゲームは非常に遅かった。http://sports.nikkei.co.jp/soccer/column/osumi/index.cfm?i=20060701ca000ca
次期日本代表監督就任が決定的なオシム千葉監督のサッカーは走れることが大前提。その上でオフ・ザ・ボールでの選手個々の判断力と自主性を育てていく。ここにも「自由」はある。10年の日本サッカーは、ジーコ監督のそれとは異なる自由に委ねられる。http://www.sponichi.co.jp/soccer/special/2006_japan_wc/rensai_saisei/KFullNormal20060626099.html

数あるジーコ日本代表の総括の中から、上が大住良之氏の総括で、下がスポニチの総括からの引用です。大住氏は「スピードのなさ」「攻撃時のオートマチックの欠如」「判断の過多」について言及され、スポニチでは「走る&オフ・ザ・ボールの判断力と自主性の欠如」を指摘しているように読めます。本当にそうなのでしょうか? それらがダメだった原因であり、監督ジーコに足りなかったものなのでしょうか? ここで、おなじみWEBサッカーマガジンでの岡田×ジーコ対談を引用させてもらいます。そこでジーコはこう話してました。

岡田:なるほど。それにしてもジーコの口から美しいサッカーは好きじゃないって聞くのは驚きだなあ。
ジーコ:本当に得点が取れて美しいのは、シンプルに、2本から3本のパスでシュートまでいく形。局面によってはドリブルで崩していく。シンプルだから美しいのであって、ボールをこね回したりする小手先だけの技術は評価できない。はたいてスルーパスを出したら、その後は必ずもらいに行け。積極的に顔を出すんだ、ということ。その意欲を持った選手を、自分は評価します。監督になって最初のうち、非常に苦労したのは、やっぱりスピードの出しすぎですよね。とにかくボールを持ったら一目散で前に行ってしまう。
岡 田:そのことは、よく言ってますよね。それ、正確に言うと、どういう意味なの? 慌て過ぎということ?
ジーコ:そう、すごく慌てるってこと。ブラジルに格言があって、「完璧を追求するためには焦りが一番の敵だ」。日本人は速いんです。ただとにかく急いで、焦るために、パスやシュートの正確性が失われる。それによって一つの大きなチャンスが台無しになってしまう。ではまず正確な技術を使えるように、ゆっくりでもいいからというのが、基本なんだ。正確な一本のパスを出せる。あるいは枠に飛ばすシュートを打つことができる。(ゴールの)上を正確に狙うシュートが打てる。それができてから、スピードを生かしていくというのが理想なんです。
岡 田:それ、発言の趣旨が相当誤解されていると思う。ゴールに向かって一発パスを出せるよりも、もっとゆっくり回しなさいというふうに取られているのではないかな。まったく逆のことなんだね。
ジーコ:状況、状況によるんです。さっき言ったようにまっすぐに行ければいいけれど、相手がブロックしていて行けない。詰まっている。その場合は一遍に突き進んでいては、駄目ですよね。理想的なのはバスケットの形。優れたチームになると、24秒ルールをめいっぱい使う。その間は、確実に相手を動かしながら自分たちでスペースを作っていく。そして最後に一本のパスを正確に出す。ここが日本が学ぶべき点ですね。
岡 田:シンプルにゴールに向かえる時は、当然ゴールに向かうということですよね。
ジーコ:それが一番理想なんです。相手の守備が堅い場合は、キープをする。ボールを速く回しながら、です。サイドで1対3、1対4になったときには、何もできないし、前に絶対行けない。そこでいかに確実にキープができるか。そしてサイドチェンジができるか…。
 http://www.soccer-m.ne.jp/special/main/index_02.html

「本当に得点が取れて美しいのは、シンプルに、2本から3本のパスでシュートまでいく形」とジーコは言ってます。別にいつでもゆっくり回せなんてここでは言ってません。さらに「はたいてスルーパスを出したら、その後は必ずもらいに行け。積極的に顔を出すんだ」とも言ってます。これって「走る、オフ・ザ・ボールの動き」と同じことであるような気がします。ジーコがこのインタビューでウソ言っているのでしょうか? 岡田監督にだけに言っていたのでしょうか? 正直、これらの「Webサッカーマガジン」で話していることを実際に日本代表の選手に言ったのかはわかりませんが、少なくともインタビューで話しているような考えをジーコがもっていたのは間違いないと思うんですよね。そのほかにも「スピードの出しすぎ」への提言と、正確なプレイについて言及していますが、すべてをまとめると「状況、状況による」と語っているところがミソだと思うんですよね。つまり大事なのは「状況を判断してプレイしろ」ということだと、ジーコは考えていると思います。私は上のインタビューの抜粋でジーコが言う「理想的な攻撃」の仕方は納得できますし、理に適っていると思ってます。もちろん、ジーコが言うとおり完璧にプレイできてもゴールできないこともあると思いますが、攻撃のやり方、目指す方向は間違っていないと思うんですよね。シンプルにいける状況のときは「2〜3本」のパスでシュートする。状況によってはドリブルする。状況によっては慌てないでボールを動かして、キープして、サイドチェンジして攻める。

■ジーコ日本代表の総括! その検証の視点自体が正しいのかどうかってのも吟味する必要があると思うわけで

さて、ここでもう一度、大住氏とスポニチの総括に話を戻します。まずスポニチの総括に関してですが、オシムのそれとは程度の差はあれ「ジーコも走る&オフ・ザ・ボールを求めていた」と私は思ってます。ただし、まぁジーコは「走る&オフ・ザ・ボール」を第一に求めていたとは思いませんし、そういう選手よりも経験があり技術がある選手を重宝したと思うので、それが間違いだと指摘するならそうかもしれませんが…。続いて大住氏の総括について。これについては個人的に思うところがあるので、言わせてもらいます。まず「判断が多すぎる」と言ってますが、サッカーってプレイの選択肢が多いほうが普通によいと私は思うんですけどね。パスコースが1つよりも2つ、3つあるほうがいいし、たとえば「シュート打つ&ドリブルで仕掛けることができる」という2つの選択肢があるほうが相手DFにとっては防ぎにくい気がします。「ボールをオートマチックに動かす」と言ってますが、具体的にはどういうことなんでしょう? DFからFWへ「縦にポン」と出してサイドに展開するとか? 確かに縦ポンサッカーはオートマチックな気もしますが、大住氏が上で引用している部分以外で語っている「いつスピードアップするかの共通意識を持つ」「インターセプトした時に2、3人が飛び出す」と言及されているので、オートマチックとはそのことを指しているのかもしれませんが、個人的にはそれはオートマチックとは違う気がします。最後に大住氏が言う「スピ−ドのなさ」についてですが、これについてジーコは「スピードの出しすぎ」と言ってます。「(正確にプレイができてから)スピードを生かしていくのが理想」と言ってますが、これについても私はジーコの考えに賛成です。チェルシーファンですので「スピードあるウイング」とか大好きなんですが、大久保がここで話しているように「ただ早いだけの弊害」というのはあると思ってます。

というわけでまとめ。監督は「勝ってなんぼ」だと思うので、W杯で結果を出せなかったのはジーコの責任大なのは間違いないと思います。で、ジーコ日本代表を総括し検証するのはすばらしいことだと思うのですが、その検証の視点が正しいのかどうかってのも吟味する必要があると思うんですよね。何がどうしてダメだったのか? やり方は正しいけどできなかったのか、それともやり方自体が間違いだったのか? そのあたりをちゃんと吟味すべきだと。

決定的な差は、3人目の動きにあった。ブラジルの自由は、個々の走力、優れた判断力の上に成り立っていた。だからこそ創造性が生まれた。ブラジル生まれのジーコ監督にとっては体に染みついていて当然のもの。練習して身につけるという発想はなかった。http://www.sponichi.co.jp/soccer/special/2006_japan_wc/rensai_saisei/KFullNormal20060626099.html
「ブラジル生まれのジーコ監督にとっては体に染みついていて当然のもの」と言ってますが、これって何でしょうか? サッカーの歴史の違い? ブラジル生まれなら当然なものでも、日本生まれなら無理なんでしょうか? 冒頭で紹介したミランユースのファビオニコレ氏の言葉が、それに対する1つの答えな気もします。
「自分の考えを持って、自分の判断を大事にして、反省しながら行動することがいい教育につながると思います。」「子どもを将来のサッカー選手として見るばかりではありません。われわれのねらいはサッカーのチャンピオンをつくることではなく、サッカーの楽しさとつらさによって、“人生のチャンピオン”をつくっていくことです。」

私はジーコが指揮した4年間はけして無駄ではなかったと思ってます。ジーコはW杯で結果を出せませんでしたが、やろうとしたことは間違ってなかったと思ってます。それはこれから数年後、もしくは数十年後に花咲くものであると思ってます。すべてを簡単に否定すべきではないと思います。それは正しい芽をも摘むことになるのですから。えっ? A代表のサッカースタイルと日本のサッカースタイルは別? まぁそうかもしれませんが、噂話で、4年前に少年サッカー界でフラットラインシステムが全盛になったと聞きました。それを聞いて私はフラットライン事態が悪いとは思わないけど、少年サッカーからあまりにそれがフィーチャーされすぎるのはどうかと思いました。たぶんトルシエもそう思っていたことでしょう。トルシエも自主性、判断力の重要性は説いていたし、それができるようなプレイヤーが育ってほしいと思っていたハズです。ですが、そういうメッセージはあまり伝わらなかった。なぜか? 同じ過ちを繰り返すのは、このあたりで止めませんか?
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タイトル (本文) ブログ名/日時
大住良之氏のブログ『「JFAテクニカルレポート」を読む』を読んで、気なってしまったわけですが
■大住氏の『「JFAテクニカルレポート」を読む』を読んで、気になったところすなわち、今回のワールドカップの失敗、「F組最下位」という結果は、以下のように帰せられるはずです。1、2005年に明らかになった課題をこなせなかったジーコ監督の指導力不足。 2、ジーコ監督に欠けるものが何であるかを知りながら、監督交代やコーチの補充など必要な手段をとることのできなかった日本サッカー協会技術委員会の怠慢。 3、ワールドカップの準備に、強化の観点から離れたいろいろなものを盛り込もうとし   た日本サ... ...続きを見る
doroguba*footballcol...
2006/12/16 23:11

コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
やろうとしたことは間違ってないけど、やり方を全然知らない、その勉強をしようともしないブラジル人に4年間を浪費させされたと思います。
ジーコには損害賠償を請求したいぐらいです。

大住氏の言うとおり、判断する場面が多過ぎました。
近代スポーツはどんどんスピードがアップしているため、いかに「余計な事」を考える場面を少なくするかが勝負です。

数年後、もしくは数十年後に花開く?
ではジーコに永遠に日本代表監督をやってもらえばいい。
僕は絶対に嫌ですが。
ゴロー
2006/07/19 21:30
ジーコがバスケットを例にしていますが一言。

24秒フルに使って攻めるような局面では、決まりごとの塊のような所がバスケットにはあります。(その為終盤にタイムアウトが多くなる例が多い)

「最後に誰がどのようにシュートを打つか」「(シューターをなるべく自由にする為に)どのように周りの選手が動くか(スクリーンプレイ等)」コーチがタイムアウトを取って細かく指示を出します。
ボールの動かし方・各選手の動き方に対して、事前にパターンを練習します。だからこそ、スムーズにボールが回るという側面があります。

当然ディフェンスも(MBAではゾーンでの守備は禁止・マンツーマンで守備をしなければいけない為)練習の時点で、場面を想定し、チームが連動した守備をするためコーチがかなり細かい所まで指示を出します。

だからといって、当然ながら選手個々が決まりごとの中だけで機械的にプレーしていると言うわけではありません。
日々の練習の中で、各選手同士がイマジネーションの共有化(プレーの連動)を図っているのは当然の事です。
毎日ブログ楽しみにしています
2006/07/19 22:34
>ゴローさんへ
コメントどうもです。「余計な事」が何かによると思うんですけどね。「選択肢」は絶対に多いほうがいいと私は思ってます。「数年後、もしくは数十年後に花開く」かどうかはこれからのやり方次第だと思ってます。
>毎日ブログ楽しみにしていますさんへ
コメントどうもです。NBAは数年前見てましたが、戦術はそれほど詳しくないです。アメフトもしかりですが、アメリカのスポーツは「サインプレイ」が多いですよね。ジーコがバスケを例にだした意図は「時間いっぱい使って」というところだったんでしょうけど。
doroguba
2006/07/19 22:54
しつこくてすみません。

私の文章が下手で申し訳ないのですが、バスケットでは
「ただ単純に時間一杯使っているのではなく、決まり事はある」
「決まり事があるから、ボールがスムーズに動くという側面がある」
という点を伝えたかったのです。サッカーにも通じる点があるのではと。

追加でコメントさせて頂ければ、
ボール(人が)スムーズに動く事で、守備にほころびが出て、選択肢が増えるのではと思うのですが。よりスムーズにボールや人が動く為には、決まり事はある程度必要なのではと。
「下手な自由=悪」の風潮は確かに問題有りだと思いますが、「自由」がベースというのもチームスポーツの場合違うような気がします。



毎日ブログ楽しみにしています
2006/07/20 00:06
お久しぶりです、酩酊です。

 私はこの4年は単なる無駄であり喪失であったと思いますが、それについては価値判断もあるでしょうからいいのですが、「判断」について気になったので少し。

 私も代表には判断が多すぎると思いましたが、それに対して選択肢が多いほうがいいと言うのは論点のすり替えのようにも思えます。日本代表が陥っていたのは選択の余地が多すぎて判断に困るなんて贅沢な状況ではなく、逆に選択の余地がないため個々人がプレーをひねり出さなくてはならないという状況でした。

 少なくとも私の考える「オートマティズム」は分かりやすい選択肢を用意する行為です。サイドでボールを持てば、外から追い越していくとか縦のスペースに走りこむとか横や後ろにパスコースを作るとか。もちろん決定的なプレーをするのにクリエイティブさだとかオンザボールスキルが必要なのでしょうが、日本代表はそこまですら辿り着いてない状況でした。ジーコが理想とするサッカーが何であれ、それを実現できなかった監督は単に無能なのだと思います。

 あと、できればDorogubaさん自身のジーコジャパンの検証を拝見したいです。
酩酊
2006/07/20 00:41
「受験に失敗したらそれまでの勉強は総て無駄」という発想なんでしょうね、今積極的に、あるいは盲目的に、ジーコバッシングしている方々は。
選択肢は多い方が良いと思います。それは間違えない。ただ、選択するレベルまでなかなかいけなかったわけで。自分が一番不思議なのは、四年間培ったポゼッションサッカーを本番で放棄するようなことをなんでしたのか。これが一番の疑問です。オートマティズムはどうでもいい。
自分は中の選手の未成熟さもたぶんにあった感がするんですが、まあ、こんな誰彼に責任がある論はとっとと消えて欲しいですな。中田のプレーに納得する日はこないとは思いますが。
RR
2006/07/20 02:44
ジーコから学んだものって何でしょうかね?
今回の日本のサッカーは、組織の連動性が無さ過ぎたために、数的劣勢が多く見られました。サポートに行こうにも、まず誰がいくのか?自分が空けたスペースは誰がカバーするのか?それすらジーコは指示せず、選手任せでしたし。
モウリーニョやヒディングの凄さは、本当の細部のところまで方針がきまっていて、それをチーム全体で意思統一できているところだと思います。
ジーコもサッカー生活の中で得た漠然としたサッカー観はあったんでしょう。しかし、そこを理詰めできちんと説明しないと、ゲーム中では、個々が組織として動くことはできません。
組織の決まりごとがなければ、サポートも減ります。
そうなるとパスコースも減り、守備の対応の仕方もかぎられます。
みなさんが多いほうがいいという「プレイの選択肢」が当然減ってきます。

監督の一番の仕事は組織の決まりごとを決定すること。
それを放棄したら、カウンターするにせよポゼッションするにせよ、良いサッカーは期待できませんね。
NR
2006/07/20 05:00
NBAのゾーンディフェンス禁止って、いつの話よ?

サッカーと関係ない話ですいません。
zz
2006/07/20 13:19
>毎日ブログ楽しみにしていますさん&ZZさんへ
新規エリトリにまとめましたので、よろしければ。ちなみにNBAはマイケルジョーダンの最後の方からコービー&シャックのレイカーズが全盛の頃くらいは見てました(古い)。フィルジャクソンコーチの戦術はすごかった記憶をしてますが、まぁパターンがあるとはいえ「ポストプレイ」からシュート、「サイドチェンジ」から3点シュートとか基本? これがオートマチックというならそうなのかもしれません。ちなみにチームではニックスファンでしたが、アイバーソン、ジェイソンキッドとかのプレイを見るのも好きでした。古くてすみません。

ニックスを応援していたんですが、
doroguba
2006/07/20 18:09
>酩酊さんへ
お久しぶりです。詳細は別エリトリで書きました。私の「自身のジーコジャパンの検証」は一応やったつもりでしたが、まとまりありませんでしたかね? 時間&まとまれば再挑戦してみますが、たぶん「中田英VS中村」「3−5−2VS4−4−2」とジーコって図式になるんでしょうかね?ケットさんのに似ているかもしれません。ってこれだけ書けば、もう別途書く必要なし?
doroguba
2006/07/20 18:14
>RRさんへ
「受験に失敗したらそれまでの勉強は総て無駄」という発想はいいところついている気がします。私はこの世に無駄なものはないという思考なんですが、それは楽天的なのでしょうか? 「ポゼッションサッカーを本番で放棄」は、どう考えるかですよね。「中田英のプレー」については、オーストラリア戦をもう一度見たいんですが、VTR消しちゃったんですよね。「中村のコンディション」と「3−5−2」というのがポイントだった気もしますが、そのあたり語りませんでしたからねジーコは。
doroguba
2006/07/20 18:21
>NRさんへ
コメントどうもです。モウリーニョですが、守備に関しては「細部のところまで決めている」と思いますが攻撃は基本選手任せだと思ってます。ドログバのポストを絡めた「パターン」はあるんでしょうが、基本はポジション移動の少ない「個の能力」を生かした攻撃が見本です。
doroguba
2006/07/20 18:26
ジーコ日本代表の総括A ジーコの掲げた自由は夢物語なのか、この4年間は無駄だったのか!? doroguba*footballcolumn*/BIGLOBEウェブリブログ
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