■U−21日本代表戦は前半しか見ることができなかったんですが…U−21日本代表戦は前半しか見ることができなかったんですが、後半2得点上げて見事勝利したみたいですね。どんな試合であれ、勝利するのはすばらしいこと。反町監督にはとりあえず初勝利おめでとうといいたいです。 ■いきなりですが「U−21代表」の存在意義について考えてみたいと思いますで、昨日の試合についてはこれくらいにして、今回は「U−21代表」の存在意義について考えてみたいと思います。存在意義というと大げさですが、位置付けとでもいいましょうか? ブログ「サッカーコラム トータルフットボール」さんで、それについて述べていたので便乗させてもらうというところです。 最後に、五輪代表チームの位置付けに関しての感想を述べる。ボクは、別に、五輪代表とA代表のシステムや戦術が同じである必要は全くないと思う。システムや戦術は、まず選手あってのもので、リベロタイプの選手がいないのに3バックをしたって意味がないし、ターゲットとなれる選手がいないのに、1トップを採用する必要はないと思う。欧州の国には、その国の伝統のスタイルがあるので、若年層から一貫したスタイルで代表チームを構成するが、現段階で欧州のマネをする必要は全くないと思う。http://llabtoof.blog38.fc2.com/blog-entry-302.html 「サッカーコラム トータルフットボール」さんでは、五輪代表とA代表を比較して「システムや戦術が同じである必要は全くない」と述べられてます。システムや戦術よりも「選手ありき」であるとおっしゃっており、オランダみたいに「若年層から一貫したスタイルで代表チームを構成する」真似する必要は、まだないのではともおっしゃってます。このご意見、非常にわかるのですが、ここでは、この考えをもうちょっと掘り下げて考えてみたいと思います。 ■システムや戦術よりも「選手ありき」であるという考えについてですがまず、システムや戦術よりも「選手ありき」であるという考えから。この考えは「五輪代表」と「A代表」が基本的に別モノであるという考えからきている気がします。言うまでもなく「五輪代表」は反町監督のもと五輪目指して戦っているわけで、オシム監督が率いるA代表とは違って「1つのチーム」という考え方はありだと思います。なので、五輪代表とA代表はそれぞれ別の独自のシステムや戦術で戦うべきという考えは、普通にありだと思います。五輪世代の選手のポテンシャルを生かして勝てるシステムや戦術があるなら、たとえそれがA代表のスタイルと違っていても採用すべきだと思うからです。これは「オリンピックで勝つ」というのが五輪代表の最大の目的であるという考え方? ■一方で五輪代表=A代表の予備軍=2軍?という捉え方もあると思うんですが…ただ一方で、五輪代表はオリンピックで勝つ目的があるのと合わせて、「A代表の予備軍=2軍?」という捉え方もあると思うんですよね。「アテネ経由ドイツ行き」ではないですが(笑)、A代表への登竜門という位置付けの「五輪代表」という位置付けとでもいいますか。コレに関連して、ちょうど、本日行われたトリニダード・トバゴ戦前日のオシム監督の会見で、こんなやりとりがありました。 ――昨日の試合(U−21中国対U−21日本)に出ていて、即座に使うつもりのない青山を招集した意味と、彼への期待は? この、オシムの五輪世代への「自分たちにもチャンスがある」メッセージという言葉。これは別に「五輪代表=A代表の2軍」という単純な意味合いではないんでしょうけど、五輪代表とA代表がまったく別物ではない=1つのグループということを示していると言えるのではないでしょうか? で、もしオシムが五輪世代の選手からA代表で使える選手をどんどん抜擢していこうと考えているなら、その世代の代表が集う五輪代表とA代表がある程度、同じ戦術やシステムでやっているほうのが都合がいいのは確かでしょうもちろん違う戦術やシステムで戦っていても「実力ある選手」ならば問題なく使えると思うんです。が、そういう選手であっても、オシムの目指すサッカーを知っていて実践できるほうが単純に招集しやすいと思うんですよね。 ■「五輪代表=A代表の2軍」という考えはしっくりこないかもしれませんが、これをクラブチームで例えて考えてみますと…「五輪代表=A代表の2軍」という考えはしっくりこないかもしれませんが、これをクラブチームで例えて考えてみますと別に変でなかったりします。クラブチームにおけるリザーブチーム(2軍)というのは、基本的にあくまで1軍の予備軍だと思うんです。リザーブリーグの大会というのもあるんでしょうが、正直そこで優勝しようがしまいがあまり関係ない。あくまでリザーブチームは1軍で使える選手のための調整&育成の場であると思うからです。たとえばチェルシーとかもその理論で1軍2軍というのがあると思うのですが、2軍の選手は1軍と同じ戦術やシステムで戦ってます。なぜなら、その方が1軍選手の調整の場としてふさわしかったり、1軍で使える選手を育てるのに好都合であるからです。 ■クラブチーム的な発想を、代表チームに持ち込むことは可能なのでしょうか?このようなクラブチーム的な発想を、代表チームに持ち込むことは可能なのでしょうか? 理論的には可能だと思うんですが、現実的には難しいというのが私の考えです。なぜって、代表チームはクラブチームと違って「招集できる時間が限られている」からです。えっ、オランダ代表はその「クラブチーム的」なやり方をしているじゃないですかって? 確かにトータルフットボールさんが言うように、オランダは「若年層から一貫したスタイルで代表チームを構成」しているように感じます。ただ、そのオランダのスタイルって実際のところは「代表チーム」で培われたものというよりも、アヤックスを中心とした「クラブチーム」で培われたものであると思うんですよね。オランダU−21&A代表のほとんどの選手は、基本的にはアヤックス、PSV、フェイエノールト、AZなどのクラブに所属しているか出身者であると思うんです。で、ふだんクラブでやっているサッカーの延長線上に「代表チームのサッカー」があり、それが基盤となって「若年層から一貫したスタイル」で代表チームを構成できると。まぁアヤックスなどのクラブチームの育成システムと、オランダ代表チームの下部組織がどれくらい一体化しているのかはわからないんですが、そのクラブチームでやっている教科書を「代表チーム=オランダサッカー協会」が作っているという「カラクリ」があるのかもしれませんが(笑)。 日本人として初めてオランダでプロコーチになった人物がいる。フィテッセのユースでコーチを務める林雅人氏だ。林氏はすでにオランダの2級の監督免許を取得。現在フィテッセで働きながら、1級の監督講習に通う毎日である。 1級の講習を受けて、林氏が驚いたことがある。それはオランダ人の「戦術狂い」ぶりだった。戦術の教本は、フォーメーションの章だけで厚さ5cmになっていた。オランダ人は3大システムを、4―3―3、4―4―2、3―5―2と定義する。このそれぞれを、さらに細かく分ける。DFはマンツーマンなのか、ひとりリベロが余るのか、余るならDFラインの前か後ろか。MFが3人なら、中盤は三角形か逆三角形か──。とにかく細分化する。 次にやるのは、そのシステム同士を戦わせることだ。4―3―3と4―4―2が戦ったら、どこが長所でどこが短所になるか。こうマークをつり出したら、こう飛び出すべきじゃないか……。授業ではそんな議論が延々と続く。システム対システムの組み合わせと、その長所と短所が頭に叩き込まれているのが、一流のオランダ人監督なのだ。林氏が続ける。 「ヒディンクの采配がマジックと言われますが、その基本はこの講習にあります。彼は試合の流れで、相手の弱点を見つけると、そこを突くのに最も効果的なシステムへ変更する。全パターンが頭に入っているからこそ、突然のシステム変更ができるんです」http://number.goo.ne.jp/2006/e/column/000207/ ■結論といいますか、まとめといいますか結論。私もトータルフットボールさんが言うように「五輪代表とA代表のシステムや戦術が同じである必要はない」と思います。五輪代表にはオリンピック出場して勝つという目的もあると思うんで、それを目指すのはありだと思うんですよね。ただ一方で、日本代表を強くするなら「オランダみたいに若年層から一貫したスタイル」を作る必要があるとも思ってます。オシムが日本代表でやろうとしているのは、その一貫したスタイルの構築な気がしますし、それがしっかりとできれば日本代表は強くなると思えるからです。その強化方法を目論んでいるのはオシムというよりも田島なのかもしれませんが、どちらにせよその方法論でいくなら「代表チーム」のみならず「クラブチーム」も巻き込んでいかないとダメな気もします。今回のトリニダードトバコ戦でも明らかなように、代表チームでやるには時間的な問題がついて回ると思うからです。オランダ代表でのアヤックスシステムがそうであるように、代表チームでやるには時間的な問題があると思うからです。まぁ代表チームなんて、1カ月間の合宿でなんとかチームになってしまうといえば、そうなのかもしれませんが。あとは、昔のロシア代表や、今の北朝鮮代表みたいに1つのクラブチームをそのまま代表チームに仕立て上げるとうのが、代表強化のてっとり早いやり方だと思うんですが、日本はそういう国ではないと思うんで、これはさすがに採用なし? そう考えるとオシム&田島が手がけるべきはこれからのJリーグのクラブで実践してもらえるような「オランダ的な戦術の教本」作りなのかもしれませんが、これって簡単なことではないんですよね。
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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いつも楽しく拝見させていただいております。サポスタではお世話になりました。 |
タツ 2006/08/08 23:35 |
オシムの試合日前のインタもさすがですが、昨夜TV朝日のニュステで簡単なインタビュに答えていました。・WC06に出た選手はリスペクトしつつ「もうサッカーを変えるには固まってしまっている」 ・「日本の選手は遊んでいる、サッカーを職業とするならもっとのめりこめ」などなど。それと何か「言葉をください」というお願いに「日本化・グローバル化」という色紙を書いていました。バランスの人なんだなと思う一方、盛んに日本化と彼が言ってますが、商業的政治的に解釈すれば複雑ですが、まずこれは日本のサッカー人に「お前らはどんなサッカーが日本のサッカーと考え世界で勝負するんだ」という投げかけと思っています。答えはオシムが与えてくれるもんではないですね。オランダの例のように70年ごろのアヤックス・フェイエ躍進からの「意識」の「蓄積」でしょう。 |
Mario 2006/08/09 12:13 |
日本は「代表」を頂点とするピラミッドで「底上げ」「強化」していくべき「発展途上国」と思います。もちろんクラブとの連携は重要です。U21はフル代表の2軍ですよ間違いなく。よって連動性や共通性はないとまずいです。それは仔細のシステムや戦術でなく、同じ「目」で見る、まずU21で結果を出せば即フル代表チャンスがあるというようなものでいいと思います。こういう点でオシムの目標として一歩高く北京五輪ベスト4を目標にしています。でも五輪アジア予選が一番難しそうですね。 |
Mario 2006/08/09 12:24 |
大局的にみれば「日本らしいサッカー」というのも存在するんでしょうけど、やはりその時代時代ごとに生まれてきた選手はそれぞれ違うものですから、一概に「日本人はこうするべきだ」というのを示すのは難しいかもしれませんね…。ただオシムは、それを示すつもりに思えますが。オランダもW杯予選とW杯本番をちょっと見ただけですが、そこまで完成度が高いチームとは思えませんでした。まあ、その分、人材は良いのが沢山でてくるんですけどね。個人的には、違ったチームや違った指導者で、違う戦術を経験するのもそれはそれで有効になる可能性もあると思いました。 |
niho 2006/08/09 13:21 |
蛇足ですが選んでみました。GKとCBとFW(点取屋)は専門職、その他はフィールドプレーヤー(FP)として、臨機応変に・・・ |
Mario 2006/08/09 17:23 |
>タツさんへ |
doroguba 2006/08/09 22:17 |
>nihoさんへ |
doroguba 2006/08/09 22:25 |
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