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zoom RSS U−21日本代表というか反町監督について戯言 または「ファースト・クエスチョン・アワード」考察論

<<   作成日時 : 2006/10/26 16:32   >>

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■序章:まずはなぜか音楽ネタ! 「渋谷系」と「アシッドジャズ」の関係からスタート!

いきなり音楽の話で恐縮ですが、1990年代前半に渋谷系という音楽のジャンルが流行ったのをご存知でしょうか? 基本的にそれまで洋楽オタクだった私が普通にハマって聴いていた「渋谷系」ですが、なんでハマったのかと考えてみますと私的にはそのムーブメントが日本限定のものでなく、イギリスというかロンドンのムーブメントとリンクしていたところがあって、そこが魅力だったと思っているんですよね。つまり最新の洋楽を聴くのと同じ感覚で聴いていたとでもいいますか。で、そのロンドンのムーブメントってのが「アシッドジャズ」。

アシッドジャズは、ファンクやヒップホップだけでなく、ジャズも聴いて育った世代の人たちが演奏する音楽なので、この三つの要素がすべて入ってる。パーカッション重視でもっぱらライブの音楽なので他のダンススタイルよりもジャズやアフロキューバ系に近いけれど、でもグルーヴを絶対になくさない方針はファンクやヒップホップやダンスミュージックの仲間だ。1980年代末から1990年代初期にかけては、いろんなアシッド・ジャズ・アーティストが登場した。Stereo MC's, James Taylor Ouartet, the Brand New Heavies, Groove Collective, Galliano, ジャミロクワイみたいなライブバンドもあれば、Palm Skin Productions, Mondo Grosso, Outside, United Future Organization みたいなスタジオプロジェクトもいた。
「既存音楽ジャンルはやわかり講座 Part V」Valerie Mayuga, 訳:山形浩生http://cruel.org/other/dancemusic/dancemusicj.html

先日も紹介した山形浩生大先生のサイトからのコピペですが、上で紹介しているロンドンのアシッドジャズのムーブメントとほぼ同時期に日本で発生したものが私的な「渋谷系」の解釈であって、「渋谷のレコード屋」とかってあまり関係ないと思っているんですよね。というかむしろ逆! 1990年初頭の当時の「ロンドンのレコード屋」に日本のスタジオミュージシャン「United Future Organization」のレコードが置かれていて、そして「ロンドンのクラブ」にて「Mondo Grosso」や「United Future Organization」という日本のア−ティストの楽曲がふつうにかかっていたことのほうが渋谷系を語るには重要だと思っているんですが、そんなことはどうでもいい? 私は十数年前にロンドンに観光旅行に行ったことがあるんですが、それはその時に見聞きした経験談だったりするんですが、当時はサッカー−よりも音楽だったんですよね〜。

■第1章:で「渋谷系」といえば、ご存知、現日本U−21代表監督の反町氏となるわけですが…!

さて、ここで話を強引にサッカーにもっていきます。「渋谷系」といえば、ご存知、現日本U−21代表監督の反町氏なんですが、まずそのこと自体については以前紹介したこちらのを参照してください。で、勝手に私は反町氏と「音楽の志向」や「感性」というものが似ていると思っているのですが、反町氏が「フリッパーズギターやピチカートファイブやオリジナルラブ」を好んで聴いていたのは、たぶん最新の洋楽感覚で聞けたからでないかなぁと思うんですよね。つまり、他の当時のJPOPと比べ「よりロンドンのムーブメントとシンクロ」しており、たとえば「ポールウェラーやジャミロクワイの新曲」と同じ感覚で聴いていたのではないかと。極論で言えばそこにあるのは日本オリジナルの音楽というより、ロンドンの音楽!?みたいな。まぁ、反町氏は「カメラ・トークは、日本の音楽史上に残る名盤」と言っていらっしゃるので、そこにはロンドンのムーブメント云々という感覚はないかもしれませんが。

■第2章:全然、サッカーの話になってないのですが、「音楽」を「サッカー」に置き換えて考えてみてください

全然、サッカーの話になってないのですが、私が言いたいことは、これを「音楽」から「サッカー」に置き換えて考えてみましょうってことです。

「海外に行って変わった。お客さんを喜ばせるなら、『内容』と『哲学』。
自分がバルセロナに住んでいた当時のバルセロナのファン・ハール監督は98年に優勝したけど、その時のお客さんは満足していなかった。
当時観たバルサのサッカーはオランダのサッカーだった。
バルサの哲学とは少し違っていた。
バルサはただ勝つだけではダメ。
スペクタルで勝たないといけない。
今のバルサはその哲学と合っているから、対戦チームに魅力がなくてもお客さんはたくさん入る。
そういうのを目の当たりして哲学を学んだ」http://blog.livedoor.jp/sasamicafe/archives/20276228.html
反町:そうですね。今シーズン始まる前に、初めてかなぁ…。5年間のうち4年間はオフの時期に選手の獲得とかそういう仕事をしなくてはいけないので、まったく海外に行けなかったんですね。それで昨年は天皇杯がリーグの最中に前倒しになって、新潟は負けちゃったんですよ。そのため11月の最終週でシーズンが終わっちゃったんです。ただし、ジーコが日本代表対アルビレックスのゲームを企画してくれて、それが12月4日だったんですが、そのあとに時間ができたわけです。これはちょっとナマで世界のサッカーを見てこない手はないだろうと。まずブラジルに飛んでブラジルでの最終戦を1試合見て、ロンドンに入ってプレミアでチェルシーのトレーニングを2週間ほど見て。見ていて非常に整備されているなぁと。ぼくは今まで外国で練習を見ることは多々あったんですけど、非常に整備されているモウリーニョの練習を見て、かなり影響を受けたことは間違いないですね。ただ、それを新潟に持ってくるということは難しいのは分かっていますよ、そのままうまく行く訳ないんですから。年間予算も全然違うし。ただ、なんでチェルシーを見に行ったかというと、すでに去年良い戦いができていたんです4−3−3で。その手応えがあって、もう少し深く掘り下げてみたいというのがあったんです。だからシーズンが始まる時やりたいのはこれと、システムに限ってですけど、もうひとつは3−4−3、結局最後の残り8試合くらいはこれでやったわけです。このふたつをベースとしてチームを作るというのは選手に最初に合宿で話しました。別にダメだったからこうした的に最終的にはなっちゃいますけど、これがダメならもう何もないよっていう風呂敷の中には何もないと言う感じではなかったですけどね。http://inews.sports.msn.co.jp/football/albirex/news/20060107-269.html

私は現スカパー解説者の原博美氏がFC東京時代にバルセロナや、レアルソシエダの真似したのと、反町氏が「バルセロナとかチェルシー」をモデルにしたことはちょっと違うのではと思ってました。まぁ原氏も反町氏も欧州のサッカーが大好きで、それをリスペクトしているところは同じなんだろうなとは思うんですが、個人的に原氏よりも反町氏のやり方に「渋谷系に近い感覚」を感じていたんですよね。

■第3章:FC東京時代の原博美と反町は、単に音楽のセンスが違うだけでサッカー自体は同じか!?

つまり、それはロンドンのアシッドジャズムーブメントと渋谷系がリンクしていたように、欧州の最新のサッカースタイルとのリンクとでも言いますか。まぁ、結局のところ原氏も反町氏もJリーグで実践するサッカー自体の内容はあまり変わらないのかもしれませんが、その「思考」と言いますか「感覚」的には、反町氏のほうが欧州の現場レベルに近かったのではと勝手に想像していたんですよね。音楽に例えて言うなら、オリジナルラブの田島貴男が単にジャミロクアイをリスペクト&サル真似するんではなくて、そのジャミロクアイ自身がリスペクトする「カーティスメイフィールドほか」までさかのぼってリスペクトするのと同じとでも言いますか。まぁサッカーで言うならジャミロクアイのところにモウリ−ニョを、カーティスメイフィールドのところにミケルスとかアリゴサッキという人物に置き換えて考えるとわかりやすいかもしれませんが。まぁ、これは完全なる私の妄想なのですが、勝手に私は反町氏をそういう人物であると思っていたんですよね。で日本代表U-21監督に就任した時に、そういう「欧州の最先端サッカー」とある程度シンクロしたスタイルを期待してました。それはバルセロナやチェルシーの単なるもの真似ではなく、その背景にあるものやその歴史をリスペクトしたスタイルの導入とでも言いますか。そんな大そうなものを反町氏に期待していたんですが、まぁよく考えたら所詮は「U−21」というA代表の育成機関の監督なわけで。今現在はそこで反町氏に「渋谷系」を求めるのは間違いであったと思う次第です。

2連勝できて、結果がついてきたことはうれしいのですが、大事なのはあくまでも来年の五輪予選と、このカテゴリーから何人かA代表で活躍できる選手を輩出するということが2大目標なので。自信になることはもちろんですが、これに満足することなくもっと精進させていかなければいけないと思っています。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200610/at00011044.html

■第4章:書いているうちに今回のエントリーの内容にはかなり無理があると思ってきたのですが、もう後戻りはできないわけで…

「A代表で活躍できる選手を輩出」するためには、やっぱA代表のスタイルと同じサッカーをするのが定石なんでしょうし、それを実践するにはアリゴサッキとかモウリーニョとかライカールトの思考とかスタイルは順番的に1番にこないわけですよね。

“オシム・イズム”が実践されたのだから、無理もない。DF一柳(東京V)は「相手が3トップできたら4バックに変えるとか、試合中、ハーフタイムに話をした。監督から指示があったわけではない」と、相手の出方次第で守備陣形を柔軟に変えるオシム流が機能したことを証言した。
 さきのA代表の中東遠征に招集されたDF青山直(清水)は「相手は体が強くて、その分、疲労が蓄積された」と相手FWに対し“走り勝った”ことを強調。長身揃いの中国FW陣を完封したマンツーマン守備は“考えて走る”オシム流サッカーそのものだった。
 センターDFの人材不足にあえぐA代表にとって、まさに福音。8強進出した00年シドニー五輪ではDF宮本、中沢らの守備陣がそのままA代表に昇級し、02年日韓W杯の16強などその後のA代表隆盛につなげた。U−21の反町監督も「A代表に行くのは大歓迎」と話す。“黄金世代”の再来を彷彿とさせる成長に、誰もが目を細めていた。
 試合後、オシム監督と会談した反町監督は「今のところこれという課題はなかった」と言い切った。平山ばかり注目される同世代。しかし、この守備陣こそが北京、いや南アフリカへの視界を良好にする。http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=japansoccer&a=20061026-00000009-sanspo-spo

■最終章:要は10分しか見ることができなかったということです

で、このニュースが本当なら反町氏は「いい仕事」をしていると評価されてしかるべきだと思いますし、現実的にそうなってほしいと思う次第です。ただ個人的には、もう少し反町氏に自分の色をだしてもらいたいきもするんですがねぇ。欧州最先端スタイルの伊吹みたいなものを、もうちょろっと入れてほしいとでも言いますか。バルセロナに住んでいたこと、チェルシーの練習を2週間みたことが、単なるファッションであったとは思いたくないので。というわけで、以上、日本シリーズの影響で10分しかU-21日本代表対中国戦を見ることができなかったものの戯言でした。10分で反町U-21の何がわかるか〜!? って、その通りですが、オシム・イズムみたいなのは漠然と感じたんで、こんな戯言書いてみました。

最後にググッたらこんな文も見つけたんで、渋谷系とアシッドジャズに興味あるかたは参考に。

メジャー・シーンの中でアシッド・ジャズを体現していたのがオリジナル・ラヴ。初期のアルバム3枚はアシッド・ジャズの香りがふんだんに散りばめられた作品になっています。93年に発表された『EYES』は、特にその影響が色濃く出ているアルバムでしょう。
 また、U.F.O.とオリジナル・ラヴは交流が深く、お互いがプラネット・プランの細身のスーツに身を包んでいただけではなく、オリジナル・ラヴのリミックス・アルバム『セッション』にU.F.O.が参加(このアルバムにはザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズも参加)。テレビ東京で放送されていた伝説の深夜番組『モグラネグラ』のパーソナリティを一緒に務めたりしていました。この番組では、セルジオ・メンデスやギル・スコット・ヘロン、トーキング・ラウド・レーベルなどを深く掘り下げたりしていましたね。(田島貴男が自身のCDにサインを書いて下北沢のレコファンに売りに行くドキュメントや、DJ対抗の野球大会などの企画もありましたが)
 そういえば、コーネリアスも最初のe.p.ではアシッド・ジャズの香りをプンプン漂わせた楽曲で固め、アルバム『ファースト・クエスチョン・アワード』でもその路線の音を奏でていましたね。 
 そして、最後に挙げておきたいアーティストがひとり。それがモッドファーザーことポール・ウェラー。なぜに???と思う人も多いかもしれませんが、アシッド・ジャズを紐解くと随所に現れる彼。というか、スタイル・カウンシル。「スタイル・カウンシルこそが元祖アシッド・ジャズ」と言う人もいるくらい。そんなスタカンのメンバーたちはアシッド・ジャズと深い繋がりを持っていました。http://www.cdjournal.com/main/research/research.php?rno=2127

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2006/10/29 13:13

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
昨日の試合はA代表よりはるかによかったですよ。

しかし、ソリマチンと音楽……うーーん。情熱的なのは確かにそうかもしれません。昨日の試合ではクールぶってたけどね(笑)
自分の色はまあ新潟時に比べるとなんですが、それなりに出ていたと思いますよ。ただ、立場がオシム監督の部下で、前回がうまくいかなかったわりもくっているのでしょう。そのあたりはさじ加減なのですが、私も必要以上に合わせる必要は無いと思います。

まあ、A代表なんとかしてくれって思いますが。
RR
2006/10/26 22:16
>RRさんへ
すみません私の文がヘタでそう読めてしまったのかもしれませんが、「情熱的」だとは書いたつまりはなくむしろ「クール」で「西洋かぶれ」であったと書いたつもりだったんです。「必要以上に合わせる必要は無い」と私も思います。
doroguba
2006/10/27 23:21
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