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zoom RSS 南アフリカと、デビットリンチから考えるオシム日本代表サッカー!

<<   作成日時 : 2007/06/14 12:22   >>

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■南アフリカ

サントンからブリッツに向けて1時間半ほどかけて車で移動する途中、豪華な外装の建物が見えた。「カジノホテルだよ。僕も行ったけど20分で残金ゼロ。貧乏人の行くところじゃない」と運転手は笑った。そこを過ぎてしばらくすると、最近増えているという不法住居のバラック集落が続き、さらに進むと、土産物屋やきれいなコテージが並ぶ湖畔に出た。最近人気のリゾートで、ここに別荘を購入する富裕層も少なくないそうだ。「リッチピープル、ネクスト、プアピープル」これが南アフリカだよ――。運転手はそっと言った。
http://doraku.asahi.com/earth/uruwashi/traveler/070602.html

「リッチピープル、ネクスト、プアピープル」ですか。行ったことないけど、その感じはなんとなくわかります。ラグビーのワールドカップが開催されたのっていつでしたっけ? あの大会の雰囲気は「白人の道楽のイベント」って感じでしたが、今度のワールドカップはどんな感じなんでしょうかね。やっぱ「リッチピープル」のための祭典となるんでしょうか。個人的には「プアピープル」も楽しめるような大会となれば大成功で終わると信じているんですが、普通に「リッチピープルによる、リッチピープルのためのイベント」として無事に何の問題もなく終わる気がしています。たまにプレミアリーグを酷評する表現として「チケット高過ぎ。サッカーは庶民のスポーツだったのに、今は違ってしまって残念」的な意見を目にすることがあるんですが、本当にそうなんですかね。個人的にはサッカー昔から「基本的にはリッチピープルが楽しむためのスポーツ」だと思っているし、「プアピープルがそこから脱出するための手段の1つ」的な要素のが強い気がしているんですが、サッカーよりもNBAとかアメフトとかの方がそういう要素が強いかもしれませんね。「そこから」ってどこを指しているのかですって? 知りたいなら、映画「遊星からの物体X」でも見て考えてみてください。私はこの映画をかなり昔、五反田で3本立てで見たんですが、同時上映のその他の2本は「エイリアン」と「イライザーヘッド」でした。そんなこと、誰も聞いてませんか。そうですか。

■デビット・リンチで考えるサッカー

思えばそのときに見た「イライザーヘッド」がデビットリンチ初体験だったんですが、当時は誰が監督とか注意することもなく「気持ち悪い、変な映画」って印象しかなかったですね。で、「気持ち悪い、変な映画」なんだけど、刺激的でなぜか強烈に心に刻まれていて。見たあとも、ずっと心に残っていたりするのが不思議なわけで。ただ、その面白さってのは「暗さの中に刺激物」って感じで、けっしていつも見たい映画ではないと思うし、万人受けしない映画なんですよね。おもしろいけど。低予算のB級映画ならではのおもしろさとでも言いますか。これは、その後に監督することになる「ブルーベルベット」でも同様? まぁ「気持ち悪い」から「キチガイ」へというベクトルの変化はありましたが、暗いのは変わらない。ただ、この作品くらいからリンチ独特の「暗い中のユーモア」の見せ方がうまくなっていて、そこが異彩な魅力を放つようになってくるわけ。これは監督の心境の変化や映画の制作予算の規模の変化も影響しているんでしょう。で、それら作品を経ておなじみ「ツインピークス」の登場となるんですが、この作品は「気持ち悪さ」や「キチガイさ」と「ユーモア」がうまくブレンドされているというか消化されている感じで、そこが大ヒットとなった要因だと勝手に思っているんですが、いい意味で突き抜けているんですよね。ところどころに暗さはあるんだけど、それを感じさせない「変な明るさ」があるとでもいいますか。その「変な明るさ」はリンチの心境の変化によるものか、制作予算の変化によるものか、「テレビドラマ」というコマーシャリズムによるものかはわかりませんが、たぶんそれらすべてひっくるめたものの影響でおもしろい作品になったと思うんですよ。いい作品であるのか悪い作品であるのかは置いておいて、ともかく「万人受けする大ヒット作」になるための「ポップさ」みたいなものがうまく作用したといいますか。

映画の話なんてどうでもいいですね。言いたかったことは、サッカーのスタイルも監督の手法によって、時に「イライザーヘッド」的であったり、「ブルーベルベット」的であったり、「ツインピークス」的であったりするのではないかってこと。もちろん、サッカーは映画と違って監督だけで決まるものでないですし、そもそも映画とサッカーはまったく違うものであるんですけどね。えっ、オシムが暗いなんて言ってませんよ。予算あるのにB級映画を作ろうとしているなんていってませんって。ああ、確かにアキ・カウリスマキの映画は好きさ。好きですよ。でも俺は所詮、「ビデオドローム」な人ですから。「裸のランチ」な人ですから。わかりましたか?

■ゾ−ン

さて、前回のエントリーでFD3Sさんからすばらしいコメントをいただきました。ありがとうございます。というか、FD3Sさんのみならずコメントいただいた皆さんありがとうございます。返信コメントなくてすみません。FD3Sさんは、「マンツーマンもゾーンもベースとなる部分は同じ」と書かれてますが、確かにそうかもしれませんが…。上でくだらないこと書きすぎて時間がなくなってしまいましたが、私はやっぱ「マンツーマンもゾーン」は違うものだと思っているんですよね。ゾーンでも人につきますし、ストッパー的、リベロ的な役割分担はあるんでしょうが、ただ相手のFWの人数で「3か4か決まる」とかってのはない気がします。あとスカパー解説の遠藤氏が昔よく解説時に甲高い声でおっしゃていた、「ピッチのサイドを4等分して守るのと、3等分では…」的な考えも。以上、時間切れ
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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
>予算あるのにB級映画を作ろうとしているなんていってませんって。
ああ、そういえば私、B級映画好きでしたワ。
いつまでもあると思うな、親と金。
リンチとオシムですか。ナイスですw
ラ王
2007/06/14 16:30
「遊星からの物体X」「エイリアン」「イレイザーヘッド」の3本立ては、強烈ですね!!
個人的には、「遊星からの物体X」が好きですね。特撮とか興味があった時代があったのであのキモイクリーチャー作ったロブ・ボッティンだったかな?すげぇ〜って思っていましたね。
リンチに関しては、やはりその3作品の流れというか、商業ベースなんかも考えれば、「ツインピークス」が世間的には一つのターニングのように思われると思うのですが、個人的には「ブルーベルベット」があったからこそって思いますね。「イレーザーヘッド」は商業ベースという部分ではディビッド・リンチに金を払う人は少なかったでしょうしね。

しかし、クローネンバーグとか、好きなんですね。以前も思ったのですが、結構、映画通(キチガイ)ですね。
うん、今回もサッカーと全く関係ない部分にばっかり興味が沸いてしまいました(笑)
コージ
URL
2007/06/14 21:54
こんにちわ。お初かな。
ドログバさんって、リンチ好きだったんですか、意外。
ネイキッドランチ、僕も愛用書です。
個人的には、クローネンバーグやリンチ(いわゆる奇才)好きって、あまり人に言えないですね。
何より、こうして、おおっぴらに言えるのスゴさに思わず感心して、投稿しちゃいました(笑)
多くの人には、眠くなる、もしくは、拒否反応をもよおすことも多そうですね(笑)
僕の中では、後1人、デヴィッド3兄弟(と勝手に呼んでる)フィンチャーも好きですが。
フィンチャーはまだ、2人に比べると、万人受けはしやいか。
ただ、僕的には、2人とオシムが、同じ匂いはしないんですけど、面白かったです(笑)

前の、イタリアサッカーとマフィアは何となくわかる気はしましたけどね。
僕的には、イタリアは家康や曹操かな。
策略、謀略、いわゆる罠に落とすやり方、狡さといいますか。
家康の、謀略の前に、忠義に生きた人たちが無惨にちっていく姿みたいな。
わからないかな、何言ってるか自分でも意味不明(笑)
キキ
2007/06/15 04:49
>ラ王さんへ
「B級映画」にもおもしろい映画はたくさんありますよね。「親と金」って話は、奥が深いです。
>コージさんへ
映画は好きですが、そんな映画通でもないと思ってます。ここ5年くらいまともに映画見てないで、最近のは特に疎いですし。
>キキさん
「イタリアは家康や曹操」はなんとなくわかります。まぁ、すべてを国家でで分類するのは無理がありますが。
doroguba
2007/06/18 23:02
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