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zoom RSS テストマッチ「オシム日本代表対スイス代表」雑感 回避か強行かという意識の差

<<   作成日時 : 2007/09/12 22:28   >>

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(スイスの入り方?)あれは日本の理想だと思う。みんなが連動して守備をするから、誰が誰をマークするって形じゃなくて、ちょっと5mずれるだけでプレッシャーがかかっている。日本は1人について、それからやっとプレッシャーをかけにいく。そこらへんが違う。前半の方が収穫はあるね。http://www.jsgoal.jp/news/00054000/00054322.html

この試合の前半は上で中村俊輔が指摘している「スイスのプレッシング守備」に手こずっていたわけですが、その理由はスイスの守備がすばらしかったのはもちろん、それ以上にオシム日本代表の選手たちが必要以上にプレスの網に掛かるのを恐れていたことが影響していたように見えました。相手の戦術に合わせた、相手の弱点を突くリアクションサッカーとでも言いますか。で「0−2」となってしまい、その姿勢が必然的に変わったのがこの試合のポイントだったんでしょう。いい意味で気持ちがふっきれて「勝負できた」のが功を奏し逆転できたと思ってます。中盤の選手はリスク承知で流動的にポジションを動かしてボールポゼッションし、中村俊輔、遠藤が積極的にゲームメイクしていたのが印象的でした。サイドへ散らしたりタテパスを狙ったりと、スイスの守備陣を積極的に崩しに言った姿勢はすばらしかったですし、そのやり方も正しかったように見えました。それによってボールをペナルティエリア付近まで運べるようになるんですが、そこから松井や巻が「一対一の勝負」を恐れずに仕掛けていったことも大きかったように思えました。

仕掛けるのはもちろんだし、ペナルティーエリアに入ることも大事だと思っている。そこからしかゴールは生まれない。相手が嫌がることをしていかないと、チャンスは生まれない。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200709/at00014628.html

まったくその通りだと思うんですよね。やっぱゴール奪うためには仕掛けないと。一対一で勝負し掛けないと。それをしっかりと行うことで、生まれるものがゴールだと思うんですよね。この試合のPKだって、一対一で勝負して、それに勝ったからこそがもらえたわけで。それができたこと、それに果敢に挑んだことが、今までのオシム日本代表の戦いとの最大の違いだった気がするんですが、そんなことないですか? 

一気に書いたけれど、日本は一対一では勝てない・・だからこそ数的に有利な状況の演出がテーマ・・組織力とコンビネーション・・相手よりもよく走ることにこそ重要な意味がある(オシム監督の表現)・・などなど、まだまだポイントはたくさんありました。でも今日は、こんなところで勘弁してください。ではまた、帰国してから・・。http://www.yuasakenji-soccer.com/yuasa/html/topics_4.folder/07_OJ_9.11.html

おなじみ湯浅氏のコメントからですが、私はここで氏が言う「日本は一対一では勝てない・・だからこそ数的に有利な状況の演出がテーマ」という考え方が、あまりに意識され過ぎてたのが気になってました。選手たちは口では「一対一は大事」と言いつつも、根本的には「日本は一対一では勝てない・・だからこそ数的に有利な状況の演出」という考えがあり、それが変に足かせになっていたように見えたんですよね。なんでもそうですが気持ちで負けてる時点でダメなんですよね。「一対一では勝てない」と思ってたら、勝てるものも勝てなくなってしまうんです。「俺は絶対に勝つ」という強い気持ちを持ち、その意思を持ってトライすることで初めて勝機が見えるわけで。そういう気持ちを持つことが大事だと思うんです。そういう気持ちを持たせることが大切だと思うんです。「できない」と認識するこことより、「できるようにがんばる」とトライする気持ちを持たせることが。だいたい日本人が一対一で勝てないなんて、誰が決めたんでしょう? 本当に勝てないんでしょうか? じゃ勝つためにはどうすればいい? 数的有利な状況を作ればいい? じゃそうしようという、同じ一対一では勝てないという思考でも「プラスの発想」が必要だと思うんですよね。やっても勝てないから他の方法を模索するんじゃなく、どうにかして勝てるような方法を模索するという考え方。勝負して失敗することよりも、勝負しないことのほうがダメだくらいの気持ちを持つことが必要だと思っていたんですが、スイス戦の後半にたまたまそういう状況になったことが変わった理由のように見えました。まぁPKの判定は怪しかったですし、スイスのベーラミの守備がダメダメだったことが大きかったといえば、そうかもしれませんが。

とりあえずは、そんなかんじです。あと稲本の守備とか相手が2トップでも4バックとかゾーンプレッシングとかいろいろ語るべき点はあるんですが、それについてはまたの機会にでも。
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※そういえば先日のラグビーワールドカップの国辱試合で解説だか実況の人がこんなこと言っていた気がしました。「スクラムサイドを突いてラック(サッカーにおける基点みたいなもの)を作るのは、バックラインでのパス回しの準備のため」って。聞き間違えかもしれませんが、この考えは正しくないと私は思ってます。スクラムサイドを突くのは、あくまでトライを狙うためであって、サイドを突いてそのまま抜け出してトライできるのが一番いい。それができないときに初めてバックスに展開すればいいのであって、バックラインにボールを供給するのがスクラムサイドを突いたり、ラックを作ったりする目的ではないと。まぁこんな当たり前のことあえて書くまでもないことかもしれませんが参考までに。

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日本 スイスに競り勝ち3大陸トーナメントを制す
日本 スイスに競り勝ち3大陸トーナメントを制す ...続きを見る
アマデウスの錯乱?
2007/09/13 00:51

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
>>日本は一対一では勝てない・・だからこそ数的に有利な状況の演出がテーマ

 しかし、これは同時に1対多で破られた時は、オシムのお題目の「人もボールも動く」w、「走るサッカー」wとの相乗効果で、フィールド全域に渡ってポジションバランスがめちゃくちゃなので簡単に逆に多対1の場面を作られるという危険性が常に内在しているわけで・・・。
 特にポジションバランスを重視したゾーンディフェンスが徹底されているヨーロッパ諸国相手では、相手のバランスは崩れてないんでその恐れが非常に高いと思います。
 基本、攻撃も守備も1対1で負けるのは話しにならん。
蹴球
2007/09/13 09:37
完全に相手の自滅に助けられた試合ですよねぇ。先が不安です。

一対一はもちろんですが、多対一を作ってもパス能力や状況判断がだめだったら結局は無意味なわけで。個人能力を否定する要素は無いと思うんですけどねぇ。欧州組と国内組に確かな差があったように。
RR
2007/09/13 14:45
>蹴球さんへ
「逆に多対1の場面を作られるという危険性が常に内在」は織り込み済みな気がします。保険として「鈴木啓太」を置いているとか。ゾーンと人のどちらを重点的にケアするかという話になるんでしょうが、受身で考えるなら人となるんでしょうかね。

>RRさんへ
「多対一を作ってもパス能力や状況判断がだめだったら結局は無意味」はその通りだと思いますし、そこにはなによりメンタルの要素が大きく絡むと思うんですよね。組織と個のバランスを形成するのは難しいですよね。
doroguba
2007/09/14 04:24
欧州組と国内組の確かな差って?
質の違いではなくて?欧州組ってそこまで活躍したのかなって気もしますが…「個の力」って魔法の言葉を使わせてもらえばプレスがきつい前半には欧州組もまた活躍していないわけであって。。
なんで日本人はすぐに「個」と「組織」を対立軸にもっていくのかが…サッカーってそういうスポーツではないのに。
メッシよりもテベス
2007/09/15 14:31
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