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zoom RSS 欧州CL「フェネルバフチェ対セビージャ」 オピウムを吸わせるサロン的フットボールを観て

<<   作成日時 : 2008/02/21 23:20   >>

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■おもしろかった!

残念ながらアジア異種格闘技選手権のほうは仕事で見逃してしまったんですが(そんなに残念でもないが)、CLフェネルバフチェ対セビージャ戦は後半からTV観戦し堪能。セルティック×バルサや、アーセナル×ミランでなく、あえてこの試合をチョイスしたわけですが正解でしたかね。素直におもしろかったです。まぁバルセロナ戦やアーセナル戦もおもしろかったんでしょうけど。

■前評判!

後半から見た限りですが、実力的には前評判どおりセビ−ジャのが上だったのは間違いないでしょう。セビージャは中盤でのプレッシングは厳しくフェネルバフチェに自由にボールポゼッションさせてませんでしたし、逆にアウェイながらしっかりとボールをつないで攻撃していたのは見事でした。ただし、ここぞという勝負ポイントではフェネルバフチェのが強さを発揮していて、それがそのままスコアに反映されたように感じました。最終ラインと中盤でしっかりとパスをつないで、そこからセビ−ジャのスキをついてMFアレックスにいい形で展開した時のフェネルバフチェの攻撃は見てて美しいですし、非常に強力であると思いました。中央からはアレックス柄みのワンツー突破、サイドからはロベカルを中心としたサイドバックの攻撃参加による揺さぶり攻撃と、攻撃の幅が広いんですよね。パスやクロスの精度も高いし、ゴールの匂いがする攻撃の形が多いんですよね。センタリングの入れ方やFWや2列目のペナルティエリアへの入り方がすばらしいとでも言いますか。ゴールの嗅覚を熟知した攻撃をしているとでもいいますか。

■褒めすぎ?

褒めすぎ? まぁ、そうかもしれませんけど、ジーコ・フェネルバフチェのサッカ−って教科書的なサッカーをきちんと敢行しているのがすばらしいと思うんですよね。けして新しくはないかもしれないけど、いつの時代でも通じるようなスタイルとでもいいますか。それは天才MFアレックスという、いわば司令塔タイプの選手をフェネルバフチェが配していて、彼がタクトを握って緩急&スペースをうまく演出しているからそう感じるのかも知れません。そういうサッカー自体を美しいと感じるか、もしくあ古いと感じるかはいろいろ意見が分かれるところであると思いますが、私は「そういうサッカー」や「コンセプト」は今の時代でも十分ありだと思うんですよね。そのコンセプトに沿って選手を集めてピッチに配置して、全員にコンセプト&攻撃の形をイメージさせることができるならば。

■弱点!

もちろん、そういうサッカーにも弱点はあると思いますし、その弱点をどれくらいケアできるかというところもポイントであるとは思います。たとえば、このセビージャ戦でも中盤の危険な位置でパスをインターセプトされてピンチを招くシーンがけっこうあったわけですが、ポゼッションサーカーを展開するにはこのようなミスは命取りになることが多々あるのは言うまでもないところです。

■判断力!

流れの中から、今は「リスクを冒してまでパスをつなぐところ」なのか、それとも「セーフティ重視のプレイでプレスの網から逃れるところ」なのかを、瞬時に選択できないと非常に危険決まりにないサッカーになってしまうんですよね。もちろん100%それができる選手はいないと思うけど、少なくとも要所、要所ではミスしないプレイができるか否かは非常に大切なことであり、それができる選手がピッチ上に何人くらいいるかどうかがポイントになってくると思うわけです。

■3等分!

いわゆるピッチを3等分して、安全地帯、中立地帯、キケン地帯と区分けし、そこで適切なプレイをすることが基本となるわけですが、ただいつも基本通りにプレイさえしればいいかというと、それだけでは厳しい場合も多々あるわけでして。ゴールを奪うためには時として「ちょっぴりキケン」だけど「リスクを冒すプレイ」をする必要がある時もあるわけです。もちろん完全に無理なときにリスクを冒すような自殺行為は褒められたプレイではありませんが、「がんばればいけそう、取られてもリカバリーできそう」な場合だったら時に果敢に勝負にいくこともありというシーンも試合中に何度かあるわけでして。そこに注意しながらボケッとサッカーを眺めるのも、酒の肴程度ではありますが、ある種の面白さが味わえると思うお勝手に考えているわけですが、みなさんそんなことありませんか?

■見どころ!

で、そういう観点からこの「フェネルバフチェ対セビージャ」を見ると、もう非常に楽しかったわけでして。「ここで勝負したアレックスはえらい」とか「ここで勝負したセミシは神」とか、「ここのサイドチェンジは見事」とか「ここで肘打ちしたケジュマンは、先祖は中国人」とか、いろいろな場面で楽しみことができるというわけなんですが、マジで45分間楽しかったですね。ジーコの采配含めて。で、今の心境としては「ジーコありがとう&セカンドレグは厳しいよね」という感じなんですが、ただまだセカンドレグをうまく戦えれば十分に「勝ち抜け」は可能であると思ってもいるんですけどね。確かにアウェーゴール2つは痛いけど、この勝負、けして勝てない戦いではないと。少なくともセルティックよりは可能性はあるんではないでしょうか? 

■チャイニーズ?

ちなみに某サッカーケータイサイトのレビューとか読むと、「俊輔がんばれ、ジーコフェネルバフチェくたばれ」というメッセージがヒシヒシと伝わってきたんですが、なんでそこまでジーコのこと嫌らいなんでしょう。中国人非難するのもいいけど、それと同時に、すばらしいサッカーにはちゃんと評価してあげましょうよ。それができないなら、結局のところ中国人となんら変わりないんじゃね? とか言ってみて、このエントリー終了。では。 

■チャイニーズ・ロック?

なぜ『チャイニーズ・ロック』=中国のロックがドラッグを意味するかというと、「ロック」というのはドラッグ、特にヘロインやコカインのようなハード・ドラッグを指す隠語らしい。そして「チャイニーズ」というのは、大昔、ニューヨークのチャイナ・タウンではオピウムを吸わせるサロンがたくさんあって、その流れで60年、70年代は、チャイナ・タウンがハード・ドラッグを「スコア」する場所だったことから、このタイトルを聞いただけで、「あ、ヘロイン」と連想できてしまうようだ。http://princesschu.blog23.fc2.com/blog-entry-256.html
Johnny Thunders & The Heartbreakers - Chinese Rocks
Johnny Thunders "You Can't Put Your Arms around a memory"
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
この試合はPCで観てました(TVはアーセナル×ミランを同時に)。2試合とも好勝負でした。
セビージャはやっぱりというか、かなり強かったですね。「メガクラブ」には個々のネームバリューでやや劣るのかもしれませんが、やっていたサッカーは素晴らしい。
フェネルバフチェは肝心なところで点が取れたり好プレーが出ていたように思います。最後の采配は見事でした。結構厳しいと見てましたが、勝ったことで希望がだいぶ開けたように思います。
アレックスを消されたらどうなるかという不安が無いではないですが、上手くやれば次もよい結果を引き寄せることは可能かと。
チャン
2008/02/22 00:31
>チャンさんへ
「やっていたサッカーは素晴らしい」はそう思いました。それがファンデラモスの功績なのかどうかはわかりませんが。「アレックスを消されたらどうなるかという不安」はそうかもしれませんが、基本は仕事されたらヤバいところは厳しく守備ってかんじなんですかね。かなり自由にポジションとってましたから、密着マンマークはつけずらいと思うし。
doroguba
2008/02/22 23:45
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