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zoom RSS プレミアリーグ「チェルシー対リバプール」超雑感 ベニテスの術中にハマッて

<<   作成日時 : 2008/02/11 15:03   >>

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■ラファエル・ベニテス先生の術中にハマッて

一言で言えば、ラファエル・ベニテス先生の術中にハマッてしまったというところでしょうか? チェルシーは最終ラインからボールをつなごうとするもののリバプールの中盤のプレッシングの網にかかりボールを奪われ、逆にカウンターからピンチを迎えるという試合展開でしたが、まさに「ラファエル・ベニテス先生が考える“対チェルシー対策”の想定の範囲内」で戦って、まんま防がれてしまった試合だったように感じました。グラント監督になってからのチェルシーは、モウリーニョ前監督時代と違って「相手の良さを消すことよりも、自分たちのサッカーをしよう」というスタイルにほんの少しばかり変化したように感じていたんですが、そのスタイルの変化は対リバプールで考えるとあまり効果はなかったというか、むしろ逆効果だったとでも言うべきか? って、ちょっと待った! そう、すべてを監督の采配や戦術で考えるのは危険ですし間違いでしょう。メンツは違えどカーリングカップではグラントはベニテスに勝ったこともあるわけですしね。なので監督の采配や戦術がすべてでないというのは分かるんですが、ただ、それでも、少なくとも“この試合限定”で言わせてもらうなら「グラントの采配がベニテスの采配にしてやられた」ことが、まんま試合結果として出たのかなと個人的には思うんですよね。って「してやられた」というほど、やられたわけでもなく、ドローという結果であったわけですがね。

■「似たもの同士」から「似て非なるもの」へ

まぁモウリーニョ監督時代も「対リバプール戦」では手を焼いていたわけですが、それはある種「似たもの同士の戦いにくさ」みたいなものだったと個人的には感じていました。両チームとも戦術やスタイルが同じではないけど似ていて、お互いがお互いの良さを消しあって、ミスをしたほうが致命傷を負うことになる試合とでも言いますか。ですが昨日の試合に関しては、そのような「似たもの同士の戦い」で苦戦したのではなく、「似て非なるものの戦い」で、してやられたと感じたといいたいわけですが、そのように感じた人は私だけだったのでしょうか?

■グラント体制になって、少し変わったことが…

モウリーニョ前監督からグラント監督に代わっても、サッカー自体はそれほど変わってないように見えるんですが、グラント体制になって、若干「中盤でボールを回す・つなぐ」意識が強くなったと私は感じていました。データとか取っていませんし、あくまで感覚的なものではなるのですが、「ロングボールはなるべく控えてパスを回せ」「中盤でトライアングルを形成し、パスを回せ」みたいな漠然としたコンセプトの変化がそこにはあるように感じていました。

■コンセプト敢行

で、このリバプール戦もそのコンセプト通りに「ロングボールはなるべく控えてパス」「中盤でトライアングルを形成しパス」を敢行しようとするわけですが、それがうまくいかなったのはグラント&チェルシーの選手たち的には想定の範囲外の出来事であったんでしょうか? 相手がリバプールだろうがどこだろうが、俺たちは中盤できちんとパスを回せるし、つなげるし、そのスタイルを貫くことでゴールできると考えていたんでしょうか? そういう自信は大切であると思いますし必要であると思うんですが、個人的にはもっと柔軟性を持った戦い方をしてほしかったというのが正直なところです。自分たちのスタイルを貫いて戦うのはそれはそれでいいと思うんですが、大切なのは「スタイル」ではなく「勝利すること」であるのは言うまでもないことなわけで、
「パスを回せない」なら「前線へとにかく放り込み」するのもいいと思いますし、サイドを切り崩せないなら、遠い位置からのアーリークロスでもいいからもうすこしクロスを放り込むというの「やり方の1つ」であったと思うんですよね。

まぁ「放り込みを禁じた」、それともFWがアネルカ1枚のみだったのか「放り込みさえできなかった」のかは、わかりません。前線にいたのが仮にドログバであったら、もう少し放り込んでいたのでしょうか? まぁ、わかりませんが、どちらにせよ「ボールつなぐ意識が下手に強すぎて」結果として「ベニテスの術中」にはまってしまったのではないかと手を返し品を変え書いているわけですが、もうそろそろ飽きてきたのでこのあたりでこの話は止めておきます。

■ランパード起用の意味

ランパードを復帰後いきなりスタメンで起用したのも、ある意味、私にとっては想定の範囲内でしたが、まぁその采配も見事にハズレという感じでした。よくがんばってましたがコンデョションや試合感がまだまだという感じでしたし、いきなりリバプール相手ですと厳しいですよね。パスミスは多かったですし、ボールロストも多く、得意のミドルシュートも打てずと途中交代しますが、「対リバプール戦で勝ち点3」狙うなら、後半の最初からミケルもしくはSWPとチェンジしてもよかったと思いました。というかこの試合に勝つためだけならベンチスタートでもよかったんじゃないかって気もするんですが、そこはグラント監督。このリバプール戦だけでなく長い目で考えてのランパード起用だったんでしょう。出場時間も70分くらいと試合前から決めての。きっとグラント監督の頭の中には、プレミアリーグの目先の勝利よりも、もっと大切で壮大な目標があるに違いありません。そのためのランパード先発であったと考えれば、納得みたいな。

■グラント采配

ただ、いくら「プレミアリーグの目先の勝利よりも、もっと大切で壮大な目標」があるにせよ、もうちょっと勝利に拘るような選手交代術を駆使して欲しかったというのが正直なところ。そりゃ、見ていればわかりますよ。昨日の試合で「4−3−3」を崩してバランスが崩れる怖さを。リスクを冒して「4−2−2」にすることによって、守備のバランスが崩れリバプールにカウンターから失点してしまう怖さはね。わかるんですが昨日の試合はホームなんですし、仮に優勝狙うなら「勝ち点3は必須」の試合だったと思うんです。もしもまだプレミアリーグで優勝狙う気があったなら、リスクを恐れずに後半頭から攻撃的布陣にして「勝ち」に拘ってほしかった。結果としてそれが、うまくいかなくても、逆に攻撃的な布陣がアダとなって負けていたとしてもね。

■「リスクを冒す采配」は必要か?

そういう「リスクを冒す采配」って、絶対にこれから必要になってくると思うし、大切な試合でポイントになってくると思うんですよ。チェルシーは前任者が前任者だっただけに、そういう勝負師的な側面がないとビックマッチで勝つのは難しいように思えるんですが、そんなことありませんでしょうか? えっ? 何? 心配するな? それはそれほど大切ではないですって? その声は、もしや…あのお方? え、何々、リーグ優勝するためには「リスクを冒す采配」は必要かもしれないが、カップ戦で必要なのはむしろ「リスクを冒さない采配」ですか。はは−。なるほど。で、「リスクを冒さない采配」にプラスして、選手のコンデョションを考えた「ローテーション」が大切ですか。なるほど。非常に参考になります。いうことはですよ。うちのグラント監督には、その素質があるということなんですかね? そのカップ戦でタイトル取れる素質というか、なんというか。もっと言えば大きな耳のカップを取れる素質とでも言いますか? そのあたり、どうなんでしょう、ベニテス先生。教えてください! というわけで、リバプールに勝てなかったけど、三冠目指してがんばろー! おー!
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チェルシーvsリバプールはスコアレスドローに終わる
チェルシーvsリバプールはスコアレスドローに終わる ...続きを見る
アマデウスの錯乱?
2008/02/11 21:54

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
主体的にするにも受動的にするにも双方共に損得はありますからねー。どちらが良いかではないでしょうけど、受動的なチーム編成から主体的なサッカーやろうとするのはなかなか難しいでしょうね。
リバプールは破壊力はあるんですが、スキを作るプレーができないのが痛いんですよねー。ミスをつくことはできるんですが。我慢比べになると無理矢理こじ開けちゃうドログバみたいな選手はやっぱデタラメです。
主体的なチームにするならやっぱブラジル人は重要だとおもうんですが、チェルシーはどうなんでしょ?
RR
2008/02/11 19:37
>RRさんへ
「受動的なチーム編成から主体的なサッカーやろうとするのはなかなか難しい」はその通りだと思うというか、もともと「主体的なサッカー」自体が難しいということだと思うんでけどね。いつからそうなったのか? サッカーとはそもそも、ポゼッションに不向きなのか? とか適当に考えると、やっぱ組織的なプレッシング守備の発達が「主体的なサッカー」を難しくさせたということになるんでしょうか? 鶏が先、卵が先みたいな。
doroguba
2008/02/13 05:37
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