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zoom RSS プレイアリーグ08-09 「ウィガン対チェルシー」超雑感 結果論で終わらせないために

<<   作成日時 : 2008/08/25 20:16   >>

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■勝ったことはすばらしいけど

勝ち点3を取れたことは評価したいですが、ヒドイ内容でした。

何がダメってポーツマス戦では機能していた中盤のボールポゼッションがこの試合ではダメでしたね。ウィガンの高い位置からの守備はもちろんよかったとは思いますが、そのウィガンのハードな守備の注文どおりにチェルシーの選手たちがプレイしてしまったとでも言いますか。

■高い位置で奪って!

「高い位置で奪って5秒でシュート」とは、かの有名なアテネ五輪代表監督・山本氏の名言&守備戦術ですが、ボールをポゼッションしているチームは逆にそれを実行されないような攻撃をしないといけないのは言うまでもところ。たとえば、相手の高い位置からのプレッシング守備を仕掛けてきたら、それにやられないようにすばやいパス回しやワンタッチのパス回しで交わすとか、中盤のパス回しを省略してロングボールをFW集めることで相手の労働者プレッシングを無力化させるとか。そうやって「相手の高い位置からのプレッシング守備」を逆に利用して攻めてゴールするのが理想なわけですが、それができない場合でも、ともかく最低でも相手のチームが実践する山本5秒理論「高い位置からのプレッシング守備でボールを奪い、カウンターから手数をかけない攻撃」をされることを注意し、さうさせないようにしなければいけないのは、学校の帰り道に買い食いしている中学生サッカー部の子供たちでも理論上は知っているわけです。そういう現代サッカーの基本的な状況判断ができてないように見ていて感じたのは、ちょっと残念でしたね。まぁ結果的には失点しなかったわけですし、ほんのちょっと「リスクを冒してパスを回そうとトライした」だけなのかもしれませんが、私はその「結果論」と「ちょっとだけという甘さ」が非常に危険だと思うし、このままですといつか「痛い目」に遭う気がするですよ。

■結果論で終わらせないで

私はフェリポンが掲げる「ポゼッションからの攻撃」は好きですし支持しているんですが、それをきちんと機能させるためには「リスク管理」と「柔軟性」が必要になると思うんで、ぜひこの試合を「内容が悪かったけど勝てた」という単なる結果論で終わらせるんじゃなくて、しっかりとダメだったところを分析して反省して次の試合に生かしてもらいたいところです。

勝利したスコラーリ監督は『セタンタスポーツ』に対し「今日は、パフォーマンスよりも結果の方がはるかに重要だ。ウィガンは非常にいいチームで、よく組織された屈強な選手たちがいるが、我々はハードに戦った。タイトル争いに加わりたかったら、ウィガンのような場所に来て勝たなくてはならない」とコメント。内容よりも敵地で勝ち点3を得たことに重点を置いていた。http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=worldsoccer&a=20080825-00000012-ism-socc

■エシエンのプレイでもの足りない?

あと、気になった点をいくつか。まずこの試合ではアンカー(中盤の底)をエシエンが務めましたが、正直、現状ではミケルのがふさわしいと思いました。まぁ先週のポーツマスとこの試合のウィガンでのプレイで2人を比較するのはナンセンスかもしれませんが、ミケルのほうがエシエンより「ポジショニングと状況判断」がいいように感じたんですよね。中盤の底は最終ラインのカバーリングだけしていればいいわけではなく、自らプレスを仕掛けたり、相手の2列目からの飛び出しを察知してマークしたり、危険なスペースを埋めたりという「守備の状況判断」が求められるポジションだと思うんです。で、エシエンはそのような状況判断がちょっとマズイように思えるときがあるんですよね。特に自ら前に出てプレッシング仕掛けないといけない時の判断に躊躇があるというか。「前に出る」よりも「後ろをケアする」選択する場合が多いように見えるんです。アンカーのポジションでは「カバーリング」と「スペースのケア」が大切なのはわかるんですが、一方で「中盤のフィルタリング」としての機能も求められると思うわけで、そこのバランスというか「状況判断」をもっと考えて欲しい気がするんですよね。

■エシエンのよさ

素人のクセに、上から目線ですみませんが(笑)、テレビで見る限りマケレレとかミケルの方が「前に出る守備」がうまく、そのプレイによって守備が機能しているように見える場合が多々あったんで書いてみました。もちろんアンカーの役目は守備するだけではないとは思いますし、エシエンの攻撃時のプレイはすばらしいのはわかっています。特に状況に応じてのオーバーラップのタイミングはすばらしいと思いますし、攻守の切り替えの早さ、試合を通じての運動量もすばらしいのは間違いないんですが、「中盤の底」でプレイする場合は、まず第一に守備で機能することが求められると思うのでそれを考えると今のアンカーでの使われ方はちょっと疑問かなと思うわけですが、その疑問は私だけが感じているものなのでしょうか? もしくは時間が解決してくる問題だったりするんでしょうか? まぁ、かといってエシエンをベンチに座らせておくなんて考えられないし、ランパード、デコ、バラックとの共存を考えると消去法からポジションは「アンカー」になってしまうわけで、しかたがないと言えばそうなのかもしれませんが…。

■ジョーコール

次いでジョー・コ−ル。欲を言えば、もっと前線でポストプレイするなど「基点」になるようなプレイをしてもらいたいんですね。相手チームのバイタルエリアへ入り込んでボールを受けて中盤のサポートを待つようなプレイをしてほしいですが、そのために必要なのは「高さ&フィジカル」でなく「すばやさ&ポジショニング」? もちろん、ジョーコールに一番に求められるのは裏に抜けるプレイであり、サイドからのドリブルでの仕掛け&センタリングであり、フィニッシュ&ゴールすることであるとは思いますが、この日のウィガンのような「高い位置からプレス」掛けてくるチームの場合は、もっと中盤をサポートするようなプレイが必要になると思うんで、それを意識してプレイしてもらいたいんですが、その要求は厳しすぎでしょうか? この試合、後半途中で交代となりましたが、この日のようなプレイだったらそういうケースはもっと増える気もします。まぁ、それはジョーコールだけの問題でなくチーム戦術の問題点な気もしますが、ロビーニョが来てもし改善されるならば、それはジョーコールの問題であったということになるのかしら?

というわけで、この夏の移籍市場のタイミリミットまで、あと1週間。

【追記】
ちなみにチェルシーの開幕からの2戦「ポーツマス戦とウィガン戦」では基本的な戦い方は同じでした。その上でよかったところや問題点が出てきたわけですが、もしこれが2試合とも「守備の仕方」や「攻撃のコンセプト」がバラバラでしたら、チームとしての形や問題点が見えてこない気がするんですが、そうでもないんでしょうか?

――先日のウルグアイ戦は完敗だったと言ったが、直前の合宿の中で重視する点は?
岡田 ウルグアイ戦はわれわれにとって本当に貴重な試合だったと思います。われわれは個で勝負したらそんなに上にはいけない。だからこそ、「チームとして戦う」とやってきました。小さな約束事じゃないですけど、そういう共通意識を出さなかったら、ああなるんだということをはっきりと教えてもらいました。そういう意味で、もう一度ウルグアイ戦で忘れていたチームとしての守備の仕方、または攻撃のコンセプトを確認したいと思っています。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/text/kaiken/200808250013-spnavi_2.html

岡ちゃんは「もう一度ウルグアイ戦で忘れていたチームとしての守備の仕方、または攻撃のコンセプトを確認したい」と言っているみたいですが、なんで大事な最終予選の直前に「戦術やコンセプトが必要かどうか」を確認するためだけの試合をしたのかは正直理解に苦しむわけですが、まぁ、ここで言っていることは岡ちゃんなりの3流ジョークということなんでしょう。
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チェルシー デコのゴールで開幕2連勝
チェルシー デコのゴールで開幕2連勝 ...続きを見る
アマデウスの錯乱?
2008/08/26 00:47

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
「3流ジョーク」でもいいとは思うんですよね。
本音を喋る必要はないんですしね。

ただ結果、内容ともに残念だったんですよね。
まぁ本番で結果をだして頂ければ、何も文句はないんですが。
tac
2008/08/25 23:54
>tacさんへ
どうもです。仰せの通り本番で結果を出していただければ問題ないですよね。で、たぶん、問題ないと思いますが。
doroguba
2008/08/26 21:16
プレイアリーグ08-09 「ウィガン対チェルシー」超雑感 結果論で終わらせないために doroguba*footballcolumn*/BIGLOBEウェブリブログ
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