■『ノーカントリー』狩りの途中で偶然、大量のヘロインと200万ドルという大金を見つけた、ベトナム帰還兵のモス(ジョシュ・ブローリン)。金を持ち去った瞬間、彼の運命の歯車が大きく狂い始める――。法と正義を信じる年配の保安官・べル(トミー・リー・ジョーンズ)や警察を巻き込みながら、執拗に追ってくる謎の殺し屋・シガー(ハビエル・バルデム)から逃げるモス。果たしてモスは逃げ切ることができるのか? ベルは危険に瀕したモスを救うことができるのか? そしてシガーはモスを射止めることができるのか? 3人の男の思惑と自信が絡み合い、意外なクライマックスを迎えることとなる…。アメリカ西部、テキサスの町を舞台に、鬼才・コーエン兄弟が放つ、ドラマティックな犯罪スリラー。 五輪は見てないが、変わりにコーエン兄弟監督の『ノーカントリー』を借りてきて見た。おもしろかった。何がおもしろかったかというと、登場人物たちみんな頭が切れるところ。追われる身となる主人公モスも、殺し屋シガーも、トミー・リー・ジョーンズが演じる年配の保安官も、オカマチックな殺し屋も、みんな頭が切れるところがかっこよかった。頭がよさそうに見えると、負けてもかっこいいように感じるんですよね。 ■「ビザンチウムへの船出」以下、ネタバレ含みますが、この映画タイトルの「ノー・カントリー」とはアイルランドの詩人イェイツの「ビザンチウムへの船出」という詩の冒頭の引用だとのことです。さっきネットで調べたんですが(笑)、以下のサイトに詳しく出ていたんで引用させていただきます。 それは老いたる者たちの国ではない。 「無情な現実の生の彼方、つまり死への旅立ちを夢想した詩」とのことですが、確かに映画「ノーカントリー」はそういう人生の機微を表現したかった映画な気もしますし、登場人物たちが一生懸命に頭を使って「生きよう」としている姿を見るのがおもしろかったのかもしれません。 ■待って死ぬか、飛び降りて死ぬか?初戦の結果を受けて、勝ち点1では厳しいと思い、選手には待って死ぬか、飛び降りて死ぬかと伝えた。実際、選手はいいゲームをしてくれた。まったく悔いは残っていない。ただ、勝ち点3が取れなかった。今までやってきたどの試合よりも、悔いはない。自分たちの力を全部出して、ひとつになって戦ったが、勝てなかった。選手には、メダルに値するパフォーマンスだったと言ってあげたい。最終戦のオランダ戦は意地でも勝ちたい。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/special/beijing/soccer/japan/text/kaiken/200808100017-spnavi.html さて、こちらはサッカー北京五輪代表の指揮官の言葉。同じ「死への旅立」を連想させる言葉をおっしゃったみたいですが、私にはこの言葉はあまり「頭が切れる」言葉には感じませんでした。たとえ負けるにしても、死ぬにしても、もっと頭を使うべきだったのではないでしょうか。たぶん、オシムが監督だったら、同じ負けるにしてももっと頭のいい散り方をしたと思うんです。たとえば映画「ノーカントリー」の保安官のように。モウリーニョや、ベンゲルも、きっとそう。「ノーカントリー」のシガーやモスのように「頭を使った」死への旅立の物語を、きっと我々に見せてくれたことでしょう。まぁ、私は今回の五輪代表がそういう「頭の切れる」物語を見せてくれないだろうと、かなり昔に感じていたので、今回見なかったんですが、そんなことはありませんでしたか? そうだね。頭悪いパフォーマンスよりも、いっそのことまだ「コインの裏表」に運命のすべてを託するやり方のがおもしろかったんじゃないかな。運命を決めるのコインではないにしても。 |
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ノーカントリー(NO COUNTRY for old men)
今回紹介するのは、わたしがリスペクトするコーエン兄弟の最新作ノーカントリー。 ...続きを見る |
Patsaks 2008/08/25 13:55 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
ご教示ください。 |
グランパス 2008/08/12 16:43 |
>グランパスさんへ |
doroguba 2008/08/12 20:13 |
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