これははっきりいってやりすぎだ!ということが当時のメディアに書かれたのだが、それは今となっては誉め言葉と受け取ってもいいと思う。そこまでロック評論家にポップさを植え付ける印象を与えることは、きっとやろうとしてすぐに出来ることではないからだ。 試合開始時にスカパー解説の遠藤氏がこんなことをおっしゃってました。 「えー、どうでしょう? チェルシーはアネルカが高い位置で基点になれるかどうかがポイントでしょうか?」(意訳) うん。確かに普通に考えればそれは重要だとは思います。 昨年までならその通り。正解。 でも、ちょっと待って。 今期は本当にそうなのかしら? FWに求められるプレイはそれでいいのかしら? というわけでアストンビラ戦。 過去の対戦成績&怪我人の多さから考えて苦戦が予想されたけど、 これってもしかして完勝ってやつ? しかも今シーズン1、2を争うくらいの出来のよさで。 やりたいようにやって、相手にサッカーさせないで勝ってしまいました。 みたいな。 ビラが過密日程で疲れていた。スタンフォードブリッジ神話。 CLクルージュ戦の不完全燃焼でイレブン(古い言い回し?)に闘志が灯った。 デコ不在に慣れた。 まぁいろいろ理由は考えられるけど、たぶん1番近い回答はこれでしょ。 「今まで、湯浅氏が言うところの前線のフタだった人や、後方でリスムが違っていた人たちが、 フェリポンの神通力のおかげでフィットした。もしくは自分で自分の役割がわかった&他の人に も自分に合った役割を与えられるようになった。」 つまり難しく言えば、答えを見つけたってこと。 なんでわざわざ難しく言うのかなんて野暮なことは聞かないでチョ。 時には難しく言う方が通じることがあるってことは、オシムが実証積み。 マルダよ。バラックよ。 あなたたちは、ついに目覚めたのか? オイラはロッベンやロビーニョの代わりなんかじゃないって。 ミーはデコのコピーロボットなんかじゃないって。 確かに。確かにそうなんですが。 いったい誰がマルダに、その自信を与えのであろうか? いったい誰がバラックの迷いを吹っ切ったのであろうか? 神か。 それとも仏様か? おお神よ! あなたはモウリーニョではなかったのか。 ヒント。 ランパード、ジョーコール、ボシングワがよかったのはこれまでと同様でした。 そこにデコが加わって右サイドを中心にパスを回す。 このスタイルがモウリーニョチルドレンたちに衝撃を与えたわけですが、どこかで誰かが「イマイチ」であった。 異物混入。 でもその異物は取り除けばいいってものでもない。 みたいな。 そもそも異物があるのが本場のサッカーじゃん。宗教はキモイんだよ。 そんな感じ? そんな解釈がモウリーニョチルドレンたちを安心させてたところもあったんだけども、 それが本当の終着駅かどうかに関しては疑心暗鬼ではあったハズなんですよ。 つまりモウリーニョは神でなくて宗教家? みたいな。 まぁ、それについて書くと長くなるののでここでは割愛。 話をビラ戦に戻しましょう。って、戻すほど語ってないよね。 ごめん。なんか書くのめんどになってきたのでまとめに入らせていただきます。 要はこういうこと。 ランパード、ジョーコール、ボシングワなどはいつも通りよかった。 それはある程度予想できたことなんだけど、この試合では彼らに加えてこれまで イマイチ感があったマルダ、バラックのプレイもよかった。 つまり異物としてしか扱えないと思っていたものが、実は異物ではなく きちんと溶け込ませることが可能であり、溶け込むことで攻撃力がさらにワンランク上に 行くことができたと。 それは奇跡でもなんでもなかったと。 そんな感じでしょうか。 というわけでよかった2人について。 まずマルダ。 自ら主体性をもってボールに絡んでいたところがよかった原因か。 これまではどちらかというと消極的というか、周りに遠慮している感じのプレイが印象的だったけど、 この試合ではより積極的にプレイに関与していたように見えたんですよね。 中盤に下がってボールを受け基点となり、そのマルダが空けたスペースを ニ列目からランパード、三列目からアシュリーコールが飛び出して利用するような場面が何度かあ りましたが、この左サイドの縦のポジションチェンジが効いていたように見えました。 ランパードとアシュリーコールのプレイはもちろん素晴らしかったと思うんですが、マルダが彼らの プレイを上手く引き出していたとでも言いますか。 まぁこれまでの試合でも、マルダは同様のプレイをしていたのかもしれませんけど、一つ一つのプ レイに自信みたいなものが感じられたのは、私の目の錯覚か。 シュートも何度か打っていましたが、この姿勢も素晴らしかった。 マルダに必要なのは「チェルシー攻撃陣を引っ張るのは俺だ」みたいなメンタル的なところだとずっと 感じてたのですが、この試合ではそのドリームがカムトゥルーした感じでした。みたいな。 続いてバラック。 ブラジル人ではないことを自覚したってわけではないんでしょうが、「ゲームメイク」よりも「フィニッシュ」 部分でボールに絡もうとしているように見えました。たぶん、それは正解だと思うんですが、ミドルシュート のみならず、アネルカの空けたスペースに対してより積極的に入り込んでいたのが印象的でした。 チェルシ−2点目のシーン。左サイドではマルダにランパードが絡んでアシュリーコールが突破し、センタリングを バラックがペナルティエリアに入り込んで打つ。理想の形でした。 アネルカ+ウイングor中盤。またはアネルカ抜きで「ウイング+中盤」がゴール前でもいい。 「バラック+ランパード」の2トップもおもしろい。 つまりワントップやウイングなど前線のプレイヤーが動いて空けたスペースを、二列目、三列目の選手が後方から飛び出してきて活用する流動的なサッカー。 これがフェリポン監督のやりたい攻撃時のスタイルであると思っているのですが、それがいわゆる「トータルフットボール」とか「ゼロトップ」とか胡散臭いネーミングで崇められる似非戦術と、どう違うのだろうか? チェルシーにはポリバレントもいますがスペシャリストもたくさんいます。 トップというか生粋のFWもいます。 だから「トータルフットボール」とか「ゼロトップ」とかいう今風なナウいサッカーではないのかもしれないけど、 別にそんなキャッチーなネーミングなんていらないですよね。 というか、むしろ「ない」ことのが望ましい。 つまりは、ジーコありがとう。 みたいな。 さて、そのトータルフットでもセロトップでもないフェリポンのサッカーを実現するためのポイントは 次の5点なのかなって思ってますが、最後にそれを書いてこエントリーも終了です。 みたいな。 1、しっかりとしたボールポゼッション、そしてそれで可能となるポジションチェンジ 2、正確なパス回しをはじめとした、基本技術をミス無く行なう 3、惜しみない運動量と攻守の切り替え、というか守備意識 4、的確なポジショニングや状況判断能力 5、選手同士が同じビジョンを持つこと まぁ、これまでのフェリポンチェルシーもこれはやってました。 でも右サイドのみがすごく機能していて、ところどころ異物感もあった。 もちろん左でもパスは回せるし、異物があろうとチーム全体でも回せる。 でも、なんか違う感があって、アブラモビッチもスタンドでイライラしていた。 右利きの人が左手で投げるみたいな。 なんで例えが野球? 失礼。 規制の枠を打ち崩す荒々しい力というのは、ある不思議な魅了をもっている。だが、それは同時にその人自身をも破滅させかねない、危険な魅力でもあろう。 人気blogランキングへ ↑読んでおもしろかった人はクリック願います。 |
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チェルシー アストン・ビラを下し首位キープ
チェルシー アストン・ビラを下し首位キープ ...続きを見る |
アマデウスの錯乱? 2008/10/06 22:33 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
ようは、慣れてきたってことじゃないですかね(笑)単純すぎ? |
RR 2008/10/07 00:15 |
>RRさんへ |
doroguba 2008/10/07 01:16 |
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