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zoom RSS プレミアリーグ「チェルシー対ウィガン」雑感 

<<   作成日時 : 2009/03/03 00:08   >>

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■苦戦した原因は?

何はともあれ勝ち点3が取れたのでOKなんですが、正直、試合内容はひどかったと思いました。苦戦した原因はいろいろ考えられますが、個人的にはこの試合で右サイドバックに抜擢された期待の若手選手マンシエンのプレイに問題があったように感じました。具体的に言うと、ボールポゼッション時の「ボール回しに参加する姿勢」に問題があったように感じたんですよね。

「俺の役目は基本守備なんですから、攻撃の時はボール回さないでくださいよ先輩。だって、だって、ウィガンの選手にプレスかけられてボール奪われたら責任重大じゃないッスか。それキッツイですよ。無理、無理。なのですみませんが俺抜きでパス回ししてください。なーんて、ウソ、ウソ。冗談ですって。そんなに怒らなくたっていいじゃないッスか。もちろんポゼッションしているときはパス回しに参加しますし、ここぞというタイミングでは攻撃参加してセンタリングしますよ。サイドバックの選手ですから当然でしょ。でも先輩、正直、ボールポゼッションには極力参加したくないんですよね。だって最終ラインでボール奪われたらやっぱ危険じゃないッスか。オレがミスったら、結果的にチェフさんに迷惑かけることになっちゃうんと思うんスよ。ボスにも怒られると思うし。そう。やっぱ俺ミスするの怖いッスから、勘弁してください。もしパスが回ってきてもすぐにセイフティなところへバックパス出しちゃいますからね〜。ベーだ。」

■いきなり「ボールポゼッションの中心になれ」とはとは酷?

もちろん上の言葉は創作ですが、この試合のプレイを見た限りマンシエン選手はこんなことを考えているように見えてしまいました。ポゼッション時のボール回しに参加するのが怖いというか、積極的に絡んでいなかったように見えたんですよね。で、その結果としてチェルシーの攻撃のリズムが出なかったというか、余裕を持った組み立てができずペースに乗れなかったところがあったように見ていて思いました。もちろんウィガンの守備がよかったのもあるんでしょうし、若手選手にいきなり「ボールポゼッションの中心になれ」と要求するほうが酷なのかもしれませんが、私はこの試合のチェルシーの問題点は「そこ」にあったように感じました。

■マンシエン起用の理由?

そもそもヒディンク監督がマンシエンにそれをどれくらい求めていたのかは正直わからないんですがね。たとえば「おまえは守備しとけばOK。攻撃も守備もなんて二兎追うとヒドイ目に遭うぞ。攻撃はいいから、ともかく守備を頑張りなさい」みたいなことを言われていたのかもしれませんし。というか、そもそもヒディンクはなぜにベレッチでもパウロ・フェレイラでもなく、若手マンシエンをこの試合で起用したんでしょうか? 実力それとも将来性? 確かにマンシエンの守備時のしつこさは素晴らしいと思うし、将来性も感じられますが、実力的にはベレッチかフェレイラのほうがまだまだ上だと思うんですよね。攻撃にせよ守備にせよ。にも関わらず、ヒディンクがマンシエンを抜擢して使う理由は何なのだろうかって、考えると…。まぁ、たぶん若手を起用することで「チームに活気」を注入したいとか、そんなところなんですかね。それはそれでOKです。それが勝利につながるならね。ですが、それ(マンシエンの起用)が勝利に結びつかないなら、私は話は別かなって思っているんです。もちろん、このウィガン戦を苦しんだのはマンシエンだけのせいではないと思います。チャンピオンズリーグ明けということで、その他の選手たちのコンデョションやメンタルにも問題はあったと思います。ウィガンの守備がすばらしかったことも苦戦した理由だったんでしょう。ただ、やっぱマンシエンの起用&不出来はちょっと目についたんですよね。他の選手だったら、もっと苦労しないで勝てたのではないかって思えたんです。もちろん結果論ですけど。

■フェリポン時代の遺産

そういえばユベントス戦のときに書き忘れたけど、あの試合は両サイドバック(ボシングワとアシュリーコール)のバランスはよかったと感じていました。フェリポン時代に培った、ボールポゼッション時におけるサイドバックをうまく使ったサイドチェンジも有効に機能しており、縦へのドログバを使った攻撃と横へのサイドバックを中心とした散らしがバランスよく噛み合っていたのがすばらしかったと思ったんですよね。つまりフェリポン時代のいいところは残しつつ、ヒディンクが掲げる現実的なサッカーもうまく取り入れていたのがすばらしいとでも言いますか。そもそも私は、ヒディンクはもしかしたら守備に少し問題のあるボシングワを右サイドバックで使わないんじゃないかって邪推していたところもあったわけで。そうではなくフェリポン時代のいいところをうまく引き継いで、さらにフェリポン時代の問題点をうまく修正したヒディンクの手腕に凄さを感じました。まぁ、あくまであのユベントス戦までの数試合しかまだ見てないですし、これからどう変わるのかはわかりませんけど。ただ、私はフェリポン時代の遺産はけっして無駄でないし、いいところもいっぱいあると思っているんで、それをうまく使うべきだと思っているし、それを実行しているヒディンクは普通にすごいなと思っていたりするんですよね。というか、フェリポン時代と基本ほとんど同じメンバーで戦っているんですから、それをするのがセオリーと思っているし、それができれば「普通に強くていいチーム」になれると信じているんですが、そんな過剰の期待があったためか、余計にこのウィガン戦でユベントス戦ができていたことができなくなっていたのが何よりも残念だったというわけなんです。まぁボシングワが出場停止だったんで仕方がないんですけどね。で、ベレッチかフェレイラを起用していれば、その「フェリポン+ヒディンク」ができていたんじゃないかってことが言いたいわけですが、まぁ実際のところ失点したのは「サイドバックがベレッチに変わってから」なわけで、なーんの説得力もないと言われればその通りかもしれないけど(笑)。

■ヒディンクがサイドバックの選手に望むこと?

というか、そもそもヒディンクがボシングワを起用しないかもと予想しているくせに、「マンシエンがボシングワ的な役割ができてない」と言って怒るってのはお門違いですね。うーん。ヒディンクがサイドバックの選手に「フェリポンが望んだ役割」をどのくらい求めているのかってのは、今後のチェルシーのポイントになりそうな気がする。つまり、攻撃参加にどこまで制限を加え、守備での約束事を課すのか? またはフェリポンの遺産をそのまま継承するのか? まぁボシングワとアシュリーが普通に起用されて、普通にプレイすれば、そんなことは関係なのかもしれないけど。

















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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ヒディンクは守備ができればあとはこだわらなさそうですね。
プレスを掛けないときにチームの真の姿が出るやりかたな気がします。

その守備は4-3-3な3-5-2ですね。
攻めるとき3-5-2になるようにしてプレスを掛ける監督は多いとおもいます。<だからCSKA352
相手の布陣にあわせてマンマーク気味に付くことでボールを奪ってスペースへ走るのです。トゥルシェの左右非対称は有名ですし、オシムはこれをやりつつサイドで2対1を作るためにあの布陣あのスタイルになったと推測します。

カルーが相手の左SBを捕まえるので、右SBは中盤の誰かかアシュリー・Cが捕まえることでアネルカがゴールポジションを取ることができるでしょう。
となると、右SBは守備重視になると思います。
もちろん、アニュコフとジルコフのように守備でも攻撃でも相手を上回れる走力であったり、チームとしてのボール支配力があるなら左右均等で構わないんですけどね。
CSKA352
2009/03/03 17:42
どうもです。
>その守備は4-3-3な3-5-2ですね。
>攻めるとき3-5-2になるようにしてプレスを掛ける監督は多いとおもいます。
に関してですが、これまで基本は右ボシングワ、左にアシュリーを使っていたんで、どうなんでしょうかね。もう少し見守るひつようはあるかなと。ちなみに私はヒディンク=トルシエ説は否定的な感じです。ヒディンクのがもっと戦術の幅が広い気がしてますんで。
doroguba
2009/03/03 23:19
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