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zoom RSS 「反町監督、失意からの再出発」を読んで! そしてすべてがわかるはずさ、またはサッカー選手は囚人!

<<   作成日時 : 2009/03/06 21:21   >>

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カメラの中3秒間だけ僕らは
突然恋をする
そしてすべてがわかるはずさ
Flipper's Guitar - Camera! Camera! Camera!




■フリッパーズギターの音楽に共感を持てた理由

 そうですね。モウリーニョは同じ4−3−3でもディフェンスの練習ばかりで、シュート練習は一切しなかった。ただ、守備のトレーニングの方が楽なんですよ。攻撃はクリエーティビティーやイマジネーションをうまく引き出すようなセッティングが必要で、それは思ったよりも難しい。(ホッフェンハイムは)攻撃のトレーニングを主体にしているから、試合中もいろいろなアイデアがある。練習でやったことがそのまま試合で生かされると、「なるほど、そういうことなんだな」と。そういった意味で参考になりました。
 ホッフェンハイムのように魅力的なサッカー、攻撃的なサッカーをすることは大事。ただ、日本で攻撃的なサッカーをするのは大変です。なかなか結果が出ないことをみんな知っていますからね。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jleague/2009/text/200903040005-spnavi_2.html

モウリーニョに関する話が出てきたので思わずコピペしてしまったんですが、このインタビューを読んで改めて反町監督がフリッパーズギター大好きだった理由がわかったような気がしました。つまり「バルセロナが流行ればバルセロナを追い、モウリーニョが流行ればモウリーニョを追い、ホッフェンハイムが流行ればホッヘンハイムを追う」というような流行もの好きな性格が、きっとフリッパーズギターの音楽に共感を持てた理由だったということなんでしょう。つまり小山田圭吾の嗜好と馬が合っていたみたいな。例の小沢健二のインタビューに以下のような下りがあります。

で、小山田はヘヴィメタが流行ればヘヴィメタ、プロレスが流行ればプロレス、DCブランドが流行ればDCブランド、マンチェが流行ればマンチェ、ジャズが流行ればジャズっていうのも僕は全然好きだしね。http://www5a.biglobe.ne.jp/~stc/ozawa-2manzi.html

つまり、そういうこと。流行万歳ってことなんです。で、私もそういう嗜好は「全然好き」…というのはウソで「嫌いでない」んですが、今回はそんな「嫌いではない反町監督」が失意からの再出発できるかどうかについて、考えてみたいと思います。机上の空論というやつです。

■ディフェンスの練習ばかりで、シュート練習は一切しなかった=海に行くつもりでなかった!

まず最初に言わせてもらえば、我が師匠であるジョゼ‘スペシャルワン’モウリーニョ監督のことを、実名を上げて「ディフェンスの練習ばかりで、シュート練習は一切しなかった」とコメケ下ろしているのが気に入りません。私はニワカ素人ファンなもので、モウリーニョの練習を実際に見たことがないので何とも言えないところもありますが、たとえ反町の言うように「ディフェンスの練習ばかりで、シュート練習は一切しなかった」としても、それで試合に勝てるだからOKであると思っていると、ここで声を大にして言っておきましょう。つまり、その「楽な守備のトレーニング」だけでタイトルが取れるなら、それで全然問題なしと思うわけです。いいじゃないか、守備練習だけだって! いいじゃないか「楽」したって! それで勝てれば!(by岡ちゃん) ぱ現代サッカーにおいて「ディフェンス」というのは非常に大切な要素だし、それを軸にして戦うのは別に間違ってないんじゃん。ほら、たとえば、以下はヒディンクのことを褒め称えるコラムにだって、似たようなことが書かれているよ。読んでみて!

■ヒディンクの勝利の方程式

 「彼は常に基本に戻った。繰り返し基本を教えた。攻撃の基本、防御の基本、そして敵への順応性…。複雑なことはなにもない。ゲームへの基本的な取り組み方を教える。ヒディンクの取り組み方の基礎は、徹底した守りの固さだった。その上に立って、スペースを作り出すためのチームワークが築き上げられる。この方式で、自分たちは相手を負かすことが出来るのだという信念を与えてくれた」http://wsp.sponichi.co.jp/column/archives/2006/05/post_266.html

さて、こちらのイ・ヨンピョ選手のコメント。「徹底した守りの固さだった。その上に立って、スペースを作り出すためのチームワークが築き上げられる。この方式で、自分たちは相手を負かすことが出来るのだという信念を与えてくれた」という部分が非常に興味深い。読むと「基本の徹底」「守備の固さ」「スペースメイクのチームワーク=献身的な運動量」そして「できるという自信を与えること」がヒディンクの「勝利の方程式」って感じられるわけですが、この「勝利の方程式」って実はモウリーニョも同様な感じだったりするんですよね。

■モウリーニョの勝利の方程式

「一番大切なのはモチベーションだ。この世界には、モチベーションを高める能力があるのにあえてそれを避ける人間もいるし、逆にモチベーションを高く持ちたいと思ってもどうしてもできない選手もいる。チームにとって必要なのは、そのどちらでもない。モチベーションを高めることができ、かつ自ら積極的にそれを行っていこうとする選手だ」     (Number621 2/24発売号 ジョゼ・モウリーニョ「勝利はこうして導き出せ」より)
(中略)
「モチベーション+野心+チームワーク+精神力=成功」
http://doroguba.at.webry.info/200502/article_28.html

「モチベーション+野心+チームワーク+精神力=成功」とモウリーニョは言っておりました。たぶん、今もその考えは変わらないんでしょう。つまり、確かにモウリーニョは「4−3−3でもディフェンスの練習ばかりで、シュート練習は一切しない」のかもしれないけど、それはモウリーニョが成功している要素の一部でしかなく、どちらかというとメインは選手たちに対する「モチベーション+野心+チームワーク+精神力=成功」という部分だったりするのではないだろうかってことが言いたいわけです。

■まとめます

というわけで、「反町監督ははたして失意からの再出発できるのか? 成功できるのか?」についてまとめます。

■ヒディンクの成功の秘訣=「基本の徹底」「守備の固さ」「スペースメイクのチームワーク=献身的な運動量」そして「できるという自信を与えること」

■モウリーニョの成功の秘訣=「モチベーション+野心+チームワーク+精神力=成功」

■反町=「小山田はヘヴィメタが流行ればヘヴィメタ、プロレスが流行ればプロレス、DCブランドが流行ればDCブランド、マンチェが流行ればマンチェ、ジャズが流行ればジャズ」または「前に行けば行くほどミスは増えるわけで、ミスそのものは仕方がない。ただ、ミスした後、どんどん何度も仕掛けられるか。発想の転換が大事であって、ミスをした後の姿勢や態度が重要です。」または「モーションというのは自分たちで動き出す、躍動すること。エモーションというのは感情をピッチで表現することです。試合を見に来てくれた人たちに、強い気持ちが伝わるサッカーをしないといけないと思います。」

■言いたいこと

つまり言いたいことは、反町はどうして五輪代表にて本田という若造選手に「ごもっとも」とか言われて造反されてしまっかたのかということなわけです。そこが失意&失敗の原因であるわけで、その原因を究明して、それを解決しない限りは、私は再出発もクソも無いといいたいわけですよ。つまり「モウリーニョは同じ4−3−3でもディフェンスの練習ばかりで、シュート練習は一切しなかった」とか「ホッフェンハイムのように魅力的なサッカー、攻撃的なサッカーをすることは大事」とかは、反町が再出発するにあたってはあまり必要ないと言いたいわけです。数字も確かに大切かもしれませんが、反町に一番大切なのは所属選手たちに「献身的なチームワーク」とか「自信やモチベーション」を与えることができるかどうかであると言いたい訳です。

というわけで、最後に反町監督の再出発の成功を祈って、こちらのコラムを差し上げたいと思います。ホッヘンハイムを真似するよりも、この実験をチームで行なったほうが絶対に成功すると思うんですがいかがでしょう。ぜひ練習に取り入れてみてください。

今回Helbing氏が行なったシミュレーションは、重要なのは移動と[成功の]模倣であることを示唆している。各個体が自分と関わりを持つ相手を自由に選ぶことができ[=移動]、彼らの成功を模倣するだけの賢明さを持つ場合、協調行動が発現し、全体に広まっていく。
しかも、この状態の始まりは大規模なものではない。シミュレーションを何度も繰り返す中で、利己主義を捨てたのは20ユニットのうち1つのみであり、その選択は通常うまく行かなかった。「非常に長期間たったあとでは、同じ近隣のグループ内には、たまたま偶然で協調行動を取るだけに過ぎない2〜4ほどの個体が存在している状態になる」とHelbing氏は話す。「これは幸運な偶然といったレベルだ。一方で、ひとたび十分な大きさの[協調者の]集団が出現すると、協調者たちはかなりの成功を収めるようになり、裏切り者は協調者集団の行動を模倣し始める。その結果、協調行動は持続し、広まっていく」
http://wiredvision.jp/news/200903/2009030423.html

またはこちらの「繰り返し囚人ジレンマ」でもいいかも。これを練習で取り入れれば、きっと造反者はいなくなずよ!

繰り返し囚人のジレンマでは、選択が何度も繰り返され、各プレイヤーは過去の動きを記憶できるため、協調的な戦略を進化させることが可能となる。今回のコンテストには223組が参加し、各プレイヤーは総当たり戦で他のプレイヤー全員と対戦した。アクセルロッド氏による初回のコンテストは2度にわたって行なわれたため、ケンドル氏も2度目の大会を2005年4月に開催する。次回は、もっと大勢の参加者が集まることを期待しているという。
 各チームは、複数の戦略、複数のプレイヤーを送り込むことができる。サウサンプトン大学チームは、60のプログラムを用意した。ジェニングズ教授の説明によると、それらはすべて、ある1つの戦略を少しずつ変化させたもので、あらかじめ決めた5から10の選択を行ない、プレイヤーは互いにそれらを認識できるようにプログラムされているという。サウサンプトン大学チームのプレイヤー同士が互いに相手を認識すると、2人はすぐに、「主人と奴隷」の関係になる――片方が自分を犠牲にし、他方が繰り返し勝てるようにするのだ。
http://wiredvision.jp/archives/200410/2004101503.html

何、サッカー選手は囚人ではない? それはごもっともだけどオレの考えは…。

 「監督から“オランダは巧いから深追いしなくていい”といわれた。それはごもっともだけどオレの考えは違った。そんなに怖くない。圧倒できると思ったから前から行こうと。他の選手に話したら全員、それでいくとなった」とMF本田圭。“安全策指令”無視の造反劇だ。MF梶山も「監督は“前から行かなくていい”といったけど、みんなで前から行こうと話した」と認め、本田圭は「それで問題なくやれた」と胸を張った。
http://www.sanspo.com/soccer/news/080814/scc0808140435000-n1.htm

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
drogbaさんこんばんは。ちょっとだけコメントお邪魔します。

引用記事を拝見して思ったのは、「勝っている時は変えない」ルールに従うなら、シュート練習なしでも良いんじゃない?って事でした。逆に言うと、点が取れない時にはシュート練習ってのも理に適っているよなぁ...とか。

どうも反町さんは「守備は見通しがついた、次は攻撃だ」的な器用貧乏路線っぽく感じてしまいます。変化自体は悪くはないものの、変化のタイミングと選手へのフォローを軽視している感じがどうなのかな、と。戦術理解は悪くないのに使い方が下手という印象が消えないのですが、そろそろ一皮剥けて欲しいところ。って何だか偉そうですが(苦笑)。

あと、少し前に本田くんに言及されていた記事を読みながら「囚人のジレンマだと裏切り続けるんだろうなぁ」なんて思っていたので、ラストの引用に笑ってしまいました。局面が全体に与える影響について考えられるようになって欲しいものですが、さて・・・。

っと、少しだけのはずが・・・長くなってしまい失礼しました。。
ではでは。
BKO
2009/03/07 01:06
ソリマチンが初戦を飾ったようでなによりです。流行りものを追うってのはそうかも。まあ、追わないよりかは良いでしょう(笑)
ディフェンス〜のあたりは、楽かどうかというよりかはベクトルの違いだと思います。共通認識と戦術理解を繰り返しで植え付ける守備練習(実際は違うかもしれませんが)と個人のひらめきなどに結果が左右される攻撃練習。どっちが楽かではないかと。守備のほうが楽なのはソリマチンの資質かな? 選手は攻撃練習のほうを喜びそうな気もしますが(笑)
ハードワークとモチベーションについては、新潟の時はきちんとやれていたので、湘南でもそこそこはやってくれる気がします。
RR
2009/03/09 11:45
>BKOさんへ
どうもです。「使い方が下手という印象」は、確かにそうかもしれません。それも含め、個人的には、もっと戦術以外のところを考えてフィーチャーしてほしいって感じなんですがね。
>RRさんへ
どうもです。「追わないよりかは良い」はその通りですね。で「ハードワークとモチベーション」のところなわけですが、要はここを戦術と同じくらい「追って」ほしいんですよね。追っているのかもしれませんが、それが感じられないのがもどかしいというか。
doroguba
2009/03/09 23:10
「反町監督、失意からの再出発」を読んで! そしてすべてがわかるはずさ、またはサッカー選手は囚人! doroguba*footballcolumn*/BIGLOBEウェブリブログ
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