doroguba*footballcolumn*

アクセスカウンタ

zoom RSS 欧州CL「チェルシー対バルセロナ」雑感 なんとなく感じたこと

<<   作成日時 : 2009/05/07 13:12   >>

ナイス ブログ気持玉 11 / トラックバック 0 / コメント 7

あまりにもショッキングな敗戦でした。

信じられない敗戦というべきか、もったいない敗戦というべきか。

ドログバの決定力不足のせいだとか、審判のせいだとか、いろいろ敗因は挙げられるんでしょうけど、私はやっぱ最後まで無失点で切り抜けられなかった戦い方に問題があった気がしてます。


突然ですが、「キャプテン」という古い野球マンガをご存知でしょうか?

そのマンガに、確かこんなお話がありました。

相手のピッチャーが体力的にバテているので、監督が打者にファウルで粘って球数を投げさせて相手ピッチャーを潰せという「反紳士的な作戦」を中学生に授けるというお話です。

打者は作戦通りにファウルで粘り、相手ピッチャーはヘロヘロになります。このまま続ければ、作戦は成功しそうです。

しかし、観客からの「お前ら汚いぞ。そこまでして、勝ちたいのか」という野次などを受け打者が動揺しちゃいます。

自らも紳士的な行為だという認識があったんでしょう。
ファウル作戦の途中で打者は監督に「ファウル作戦はヤメにして正々堂々と勝負させてください。私は必ず打ちます。私を信じてください。」と直訴します…。で、監督は最初は「勝ちたくないのか」的な説教モードに入りかけますが、チーム全員が負け犬的な雰囲気を醸し出したので、これはヤバいと途中で改心して作戦変更。「勝負してこい」と打者を送り出します。

ざっくりまとめると、確かこんなお話です。

私は今朝のチェルシーのショッキングな敗戦から数時間後、何故か「キャプテン」のこのお話を思い出してしまいました。

「ファウル作戦」=「アンチフットボール」じゃないんだけど、どこかチェルシーの選手たちの中に守備的に戦うことに対するモヤモヤがあって、それが最後の最後に失点につながってしまったのではないかと。

要は、後半終了間際にもっと露骨に時間稼ぎとかして「アンチフットボール」を徹底すれば逃げ切れたんじゃないかなって言いたいわけです。

選手だけでなく、監督も。
もしロスタイムに選手交代策を駆使して1分でも時間を稼げれば、私はああいう試合展開にはならなかったと思うんです。

だって、あの時点で延長戦がないことはわかっていたわけで、交代枠を残す意味はなかったと思うし、時間稼ぎできるなら、どんなことでもすべきだったと。

というか、ヒディンクは何で交代策を使わなかったんだろう?

選手交代でバランスを崩したくなかった?

流れを変えたくなかった?
わかりませんが、私にはその理由が、自らの「アンチフットボール作戦」に対する後ろめたさみたいなものが影響したように感じてならないのです。

ファーストレグの戦い方を批判され、心のどこかで自らのサッカースタイルに対する負い目を感じてしまっていたのではないか?

って、まぁセカンドレグも約90分間の間はアンチフットボール作戦を徹底できたわけで、負い目も糞もなかったと言えばそうかもしれませんけど、だからこそ、尚更、最後の最後に時間稼ぎをしなかったことが不思議というか解せないんです。

守備的に戦うのと汚い戦いは違う?

確かにそうかもしれませんが、勝利のために最善を尽くすという意味では同じだと思うんですよね。

なんか、最後の最後に「勝負に徹することができずに」負けてしまったことが残念でならないんです。



とはいえヒディンクには感謝の気持ちでいっぱいです。

フェリポンのあとチームを立て直してくれてありがとうございました。

おかげさまで今シーズンも楽しむことができました。
ありがとう。

今週末のアーセナル戦がんばりましょう。残り全部勝とう。FA杯は絶対にとりましょう。

人気blogランキングへ
読んでおもしろかった人はお願いします。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 11
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い 面白い
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)

コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
朝はかなりショックで、「決勝なんてどうでもいい!」と思いました。
しかし、実際に世間的に現在強いと言われるのはマンUとバルサなので、チェルシーファンながらチェルシーが決勝に出るのは申し訳ないかなとずいぶん落ち着きました(「バルサは正義」論は嫌いですが)。
「最後の最後に勝負に徹することができずに負けてしまった」のは、今シーズンの総集編のような感じで出てしまったような気がします。ただ、ここまで立て直してくれたヒディンクや頑張った選手たちには感謝です。
多くのクラブはトロフィー無しが普通なので、これも欲張りなのでしょうが、FAカップは是非とも獲得してほしいところです。

ちなみに前回「ヒディンクの魔法が解ける時期」と書きましたが、これは「頑張っていてもトーナメント終盤(ベスト4あたり)で敗退してしまう」という意味です。説明足らずで申し訳ありません。

長々と失礼しました。
困り人
2009/05/07 19:49
今晩は、初めまして。
いつも楽しく拝見させて頂いてます。
自分のブログに引用させてもらいました。

>最後の最後に「勝負に徹することができずに」負けてしまったことが残念でならないんです。

僕も同感です。
最後までやりきっての負けならもっとショックはなかったし、同点劇自体無かったかもしれませんからね。
本当に残念です。
たふた
2009/05/08 00:13
残念でしたね。
試合見てませんが、なんとなくアンチフットボールに「始めから」徹してしまったのがまずかったのかなぁとも思います。チェルシークラスの選手はみなプライドあると思いますし、アウェーはともかくホームは「そこそこアンチ」くらいにする柔軟性というかバランス感覚も必要なのかも。モウリーニョさんはそんな感覚があった気がします。結果論ですけど、つねづねいろいろな要素が必要になりますよねサッカーって。
あと、シーズン始めからのグラウディオラ監督とシーズン途中からのヒディンクの差ってのはあったでしょうね。細かな部分が結果にでちゃうのかな?

マンU対バルサは超楽しみです。個人的にはバルサに勝って欲しい。
RR
2009/05/08 18:17
>困り人さん
どうもです。今シーズンの総集編は確かにそうかもしれませんが、まだFA杯があるので、チェルシーファン的にはそこにしたいですね。
>たふたさんへ
はじめまして。引用どうもです。いや残念です。今シーズンも残り僅かですがお互いブログでがんばって盛り上げていきましょう。
>RRさんへ
どうもです。実は、おっしゃるとおりの「そこそこアンチ」ではあったんでうがね。セカンドレグは先制点の時間が早かったので、そこからの戦い方が難しかったのは確か。まぁ仕方がないです。
doroguba
2009/05/09 00:11
85分頃から、少し我慢し切れなくなっている雰囲気を感じました。2-0か致命的な失点かの二択っぽくなったと言うか。それでも前者の可能性が高いと思っていたのですが。。

チェルシーは内容で勝って勝負に負けた印象ですが、あれだけ攻撃を無効化されても最後まで気持ちが折れなかったバルセロナは凄かったな、とも思いました。やっぱり、肩が壊れても指が折れても投げるぜ!というキャプテンの姿勢が大事なのかも?

dorogubaさんにとっては残念な結果でしたが、やはりこの両チームの対決は面白いですね。更にお互いチーム力を高めて、また来シーズンも対決を見たいものです。

あと、トレンドはチェルシーにある気がしました。というか、ジョゼさん解任しなかったらもっとスムーズに...なんてまだ言ってますが(苦笑)。
BKO
2009/05/09 00:46
世間一般では、「人間はミスをする生き物」と認識されているそうです。
では、もし審判がミスをしたとして、その不利益は敗者に一方的に負わされるべきものなのでしょうか?
審判はもちろんミスによって勝者になった者は、負わなくても良いのでしょうか?
それがスポーツの条理というなら、スポーツは世界の縮小模造品であって、
「フェア」という概念は当て前という事なのでしょうね。やっぱり・・・
過則改憚
2009/05/10 04:07
>BKOさんへ
「指が折れても投げるぜ!というキャプテンの姿勢」は確かにそうかもしれませんが、その姿勢ってこれまでのバルセロナにもあったんでしょうか?
「両チームの対決は面白い」は同意ですが、まぁそれはヒディンクのおかげのところが大きい気もしてます。ずっとやってくれないかな…。
>過則改憚さんへ
どうもです。「ミスによって勝者になった者は、負わなくても良い」と私は思いますよ。世の中そんなものだと思いますし。もちろん八百長してたら話は別ですけどね。
doroguba
2009/05/11 22:32
欧州CL「チェルシー対バルセロナ」雑感 なんとなく感じたこと doroguba*footballcolumn*/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる