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zoom RSS Re.日本代表の昨今から思うところ 「摺り合せ」「造り込み」「熟成」 またはミラクルガイ

<<   作成日時 : 2009/10/20 23:03   >>

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■Marioさんありがとう!

”漠々糊々”のMarioさんが、岡ちゃん日本代表論を書いてくれました。Marioさんは私と違って、途中から“脱アンチ岡ちゃん”という立場であったと記憶しておりますが、違っていたらすみません。まぁ私も“アンチ岡ちゃん”と自称しつつも、これだけ岡ちゃん日本代表に関してエントリーを書いている時点で、本当の意味でのアンチではないのかもしれませんが、基本的には意図的に“アンチ”な視点から書いているつもりであります。つまり、私の書いていることは岡ちゃん日本代表にとってあまり建設的でなく、むしろ不毛な意見であるというのを、まず最初に補足させていただき、今回のエントリーをスタートさせていただきたいと思います。

■中村と遠藤のチーム

まずはこちらについて。

次に、『チーム戦術・構造の「主体」』ですが、「廻る三角形・車掛りの陣」(笑)。 これは「ぶれていない」と思います。 所謂「ショートパスムービングフットボール」の「役割分担サッカー」で、その役割に「誰をはめるか」は変わっていない。 中村俊と遠藤のチームですよ・・・いきつく所http://mariott.blog21.fc2.com/blog-entry-481.html#pagetop

実はこのところ、岡ちゃん日本代表の試合をそれほどちゃんと見てないので何ですが(急に弱気になってみたり)、「中村俊と遠藤のチーム」だとは私もなんとなくは思っています。ただ、何で岡ちゃんが「中村俊輔と遠藤を軸にしている」のかについては、ぶっちゃけ個人的にあまり理解できてません(中村が必要か的なエントリーを強引に書いたけど)。まぁ普通に考えれば「今、日本代表監督するなら誰でも、その2人を軸にするんじゃない?」って考え方が正しいのかもしれませんし、岡ちゃんもそれと同じだとは思うんですが、そこをあえて「オシム日本代表からの日本オリジナルの継承」と話を広げようとすると話がややこしくなるのかな。こちらの狙いはそこだ(笑)。つまりなんというか、結局のところ岡ちゃん日本代表を語る場合、「オシムの継承」と「俺流」をどう考えるかが1つのポイントになると思うんですが(断言するなよオイ)、その“オシムと俺の分岐点“を、完全なるオシムサッカーからの方向転換・転向と考えるのは、心情的に難しいと思うんですよ(なんだよ、その心情的にって表現はオイ)。だって、メンバー的には、それほど変わってないんだから。あっ「それほど」って言っちゃったね。ウソ言ったこと先生に言っちゃうよ! 「それほど」なんてウソだよ。あなた試合見ていないでしょ、やっぱ(と自分にツッコミ)。ほら、ちゃんと見ていたら、俺流以降の変わりぶりは、けっして「それほど」という表現ではすまされないはずよ。というかダメだよ、ここで鈴木啓太とかジェフ千葉枠って大声で言っちゃ。聞こえちゃうよ(笑)。確かに「オシムと俺の分岐点」からの大きな違いと言うなら「ミスター鈴木が水を運ばなくなった」こととか、「羽生、山岸のはの字もやの字も聞かなくなった」ことは確かであって、一方で中村俊輔と遠藤に関してはそのまま継承しているわけですよね。フムフム。つまりチームの軸はオシムの頃から変わってない? って、そうか? オシムの頃から継続して中村俊輔と遠藤がいるから変化なしと話を展開するのは、ちょっと強引過ぎやしないか? だってオシムの頃は啓太と羽生と山岸と阿部と巻とトゥーリオが本当の意味でのチームの軸だったわけで、中村俊輔と遠藤って実はそれほど重要でなかったという説もあるみたいじゃない? つまり「俺流」以降、岡ちゃんは中村俊輔、遠藤、中澤、トゥーリオらは主軸はチームに残しつつ、その他、啓太&オシムチルドレン&高原、川口らオシムの臭いが染み付いている選手や岡ちゃんに恥じ欠かせた選手はスパッと切り捨てて、新たにかわいい労働者的な岡ちゃんお気に入りの選手をチームに組み込んだのが今の形? おっ、書いているうちに「オシム」と「俺流」が別物に感じてきたぞ。確かに違うねコレは。そうか、俺流以降あまり試合は見てないけど、もしかして岡ちゃん日本代表はオシムの頃とまったく別チームになっちゃってましたか。それは失礼しました。うん。そういえば、そんな気がしてきた。というか、そうでないとアンチオシムである俺の存在自体の辻褄が合わないよな。アイデンティティの喪失になるところだった。あぶない。

ってわけで、オシムと俺流の分岐点で「方向転換・転向」があったの? それともなかったの? どっち? と自問自答すること3秒。その答えは当然「選手は同じでも・やはり分岐点(というか岡ちゃんが監督になった時点で)明確な違いがある」となります。つまり、そもそもアンチの私的な問題提起は、選んだ選手は誰というよりも「監督のサッカー哲学」にあるわけでして。もちろんサッカーするのは選手であるし、その選手を選ぶのは監督であり、そこは簡単には切り離せないところだとは思うんだけど、それでもあえて「監督のサッカー哲学という視点から選手を眺める」ということが今の私の代表ウオッチングライフなんですわ。というか、そういう感じでないと、アンチオシムの私が岡ちゃん日本代表の議論に加わる意味はあまりないよね。

まぁ確かに、「オシムと俺の分岐点」以前(つまりオシム日本代表)は中村俊と遠藤のチームではなかったが、「オシムと俺の分岐点」以降は中村俊と遠藤のチームに変わったという見方もできると思うし、Marioさんのそちらの考え方がベストアンサーであるとは思うけど。ただ私が「ベンゲル・ジーコの日本人論」とか「オシムと俺流の分岐点」とか、めんどくさい話を引っ張り出しているのは、それをすることに意味があるわけと思っているからとここで言い訳させてください。

■最大公約数

で、それを踏まえてMarioさんのこちらの言説。

チームというかある主体としてのサッカーは別です。 『その国のサッカーの最大公約数』の代表がこうですから、今の我が蹴球界はまだそれ以前ですね。 だから本当は誰かが一貫して、腹をくくって全部やらなくてはいけない。 現監督はそのつもりはないのはミエミエ、と言う点で継続性はありえない。
 故に前代表監督は、監督でなく、強化委員長(現場ベースのGM・最高執行責任者)で展開した方が良かったと思っています。 監督がやめたら某千葉のチームも含め全てが霧散してしまう。 それを拾って大事に育てている中国地方のチームもありますが・・・。 http://mariott.blog21.fc2.com/blog-entry-481.html#pagetop

「最大公約数」論はわかりますが、一方でそれでもキーとなる選手や監督が変わればチームは変わるという現実も当たり前のようにあるわけで。チェルシーでモウリーニョからアンチェロッティまでの一連の流れを経験した似非体験談から言わせて貰うまでもなく、「最大公約数的」なスタイルの他に、選手のカラーと監督のカラーがチームを彩る要素はあると思います。で、それを踏まえて、私が先のエントリーで「継続しないに同意」と書いたのは、そのような最大公約数的な大層なものでなく、単なる岡ちゃん日本代表のチーム内における話であったのは言うまでもありません。もちろん、これは何度も言うように「監督のサッカー哲学」の影響下による「選手のプレイ」の話に他なりませんし、実際のところ、それはほんの微々たる要素と言えるのかもしれません。選手だって馬鹿ではないので、監督が誰であれよっぽど無茶なメンバーでなければ、普通にサッカーはできます。つまりドメネクの元でもフランス代表はある程度は勝てることができるし、ジダンがいればワールドカップ準優勝だってできちゃうんです。確か、西部さんが何かの本で「監督が何もしないで勝てるなら、何もしないがベストの采配(by加茂)」という言葉を紹介されていましたが、いい監督とは必ずしも戦術を選手に与えるだけではないと私も思うわけで、そういう監督論も踏まえて岡ちゃん日本代表を分析するみたいな感じ? 

■考える葦でなく考える足でOKか?

というわけで、なんか話がまとまらなくなってきたので、ここらで結論的なことを書かせていただきます。何で岡ちゃんが「継続しない」ように感じるかというと、それはやっぱ「サッカーは考える葦」と考えるからであり、岡ちゃんの監督としての言動やちらっと文字レベルで拝見する練習メニューなどを読むと、そういう「考えること」を前提としたプレイを岡ちゃんが選手に期待してないと思えるから。もちろん、選手は選手なりに考えてプレイしていると思うし、90分のうちで結構それができているところがあるとは思いますよ。でも、たとえば選手が「考えるべき」か「考えないべきか」で迷った場合、岡ちゃん日本ではたぶん考えないほうを選択するのがベストだと思うし、それを選手に強いるのだと思います。ちなみに、ここで言う「考えないプレイ」はオシムが理想としていた「走ることがそのまま“考えている”になるような状態まで、“走る”という能力を我が身に宿らせろ」的なプレイでないですよ。まぁ同じかもしれませんが。

■いったい誰との距離が近すぎなんだい(笑)?

というわけで、全然Marioさんのエントリーとかみ合ってなかった気もしますが、私がヘタレで申し訳ありません。ただ、一人のアンチ岡ちゃんとして、思うところをMarioさんの助言をいただきまとめさせていただいた感じです。って、そういう風に使わせていただくのは失礼だったかもしれませんが、お許しを。ということで最後に岡ちゃん日本代表の「継続しない要素」が垣間見える、こちらの本田選手のコメントでこのエントリー終了させていただきます。

「ボールを持ったときの“景色”が全然違います。代表は比較的みんなの距離が近いというか。こっちはワイドに広がっているサッカーなので必然的に代表よりタッチ数が多くなる。それを自分の中で取り込むのに前半45分間かかりました。後半は割りとすんなりと入っていけて、右サイドでボールを持ったときは基本的に仕掛けたし、自分のいいイメージでサッカーができました」http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/0910/holland/text/200910190014-spnavi.html


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ちなみに1つ前の「カンペー論」について。これは間違いなくおもしろくないし狂ったエントリーだったとは思いますが、1つの叩き台として書いてみました。私よりももっと上の世代の方で昔も今もスポーツに精通されている方に、ぜひ岡ちゃんの日本代表と東洋の魔女の成功に絡めて日本スポーツの進む道的な駄文を書いてもらいたいですな。そうなんだよね。私はリアルタイムではないのでよく知らないけど、その昔は「東洋の魔女」とか外人に罵られて、回転レシーブとか時間差攻撃とかで世界を制覇した時代もあったみたいなんどよね。で、それがカンペードリームの源なのかな。って、もうこの話はシツコイヨネ。

さて、明後日のチェルシー戦については、この後書けたらかこう。明日かもしれないけど。

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人間誰もが、1度はジャッキー・チェンの
「少林寺木人拳」の虜になると思うんだけど、
主人公であるジャッキー・チェンの役柄が「話さないヒーロー」
というところが素晴らしい。
そうあの映画から我々は「話すことを拒否」することより
「物理的に話せない」として騙すほうが、世の中うまく
生きれることを学ぶことになるんだ。
Miracle Guy ミラクル・ガイ(映画 少林寺木人拳の主題歌)
少林寺木人拳 日本語版 ミラクルガイ


ちなみに、こちらの「みどりのろうごく」様のエントリーも参考にさせていただきました。今回はいろいろお世話になりました。ありがとうございます。

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岡ちゃん日本代表の「1+1=3」サッカーを考察 &チェルシー戦プレビュー
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doroguba*footballcol...
2010/04/13 20:33

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
私のしょうもないトラックバックに記事をいただきスイマセン。
パターン刷り込みの功罪・・・というか、「カンペー論」はスポーツ以外でも面白いので、出来れば独立しては無理ですが考えてます。 そのうちやりましょう。

>いったい誰との距離が近すぎなんだい
と言う突っ込みはさておき(笑)、この本田の「景色」コメントは、面白いテキストですよ・・・次に使おうと思ってました。
距離が近くても、遠くの景色が視えるほど、心眼を鍛えよ・・・妄言です、忘れましょう(笑)
Mario
2009/10/20 23:34
>Marioさんへ
こちらこそどうもです。「カンペー論」はぜひお願いします。実現性云々よりも方向性という視点で。本田くんは調子いい感じが伝わってくるのがいいですよね。こういう感覚は大切かと。
doroguba
2009/10/21 00:07
底辺の部分をみると、代表のサッカーはその時代のトレンドでした。例えばフラット3やゾーンプレスなどは少年サッカーなどでもとりいれられたりしていました。でも今はないようですね。オシムまではたしかにありました。
トレンドは欧州サッカーに移りましたね。それはいいことなのかどうかはわかりません。
えびくた7
2009/10/21 17:47
>えびくた7さんへ
どうもです。確かに底辺の部分で、岡ちゃんサッカーがどう浸透しているのかは気になるところです。「トレンドは欧州サッカーに移りました」というのは本当ですかね? これはスペインあたりのエンタメサッカーですか?
doroguba
2009/10/21 23:48
Re.日本代表の昨今から思うところ 「摺り合せ」「造り込み」「熟成」 またはミラクルガイ doroguba*footballcolumn*/BIGLOBEウェブリブログ
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