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zoom RSS 欧州CLチェルシー戦プレビュー&「リバプール対リヨン」戦雑感&スペースにプレスを掛ける

<<   作成日時 : 2009/10/21 22:59   >>

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■チェルシー戦プレビュー

安全圏は勝ち点10〜12くらい? つまりホームで3つ勝って、アウェーで1つ勝つか場合によっては引き分ければグループリーグ突破できるという計算なんだけど。そう。欧州CLグループリーグ突破の話です。だから、基本的にはホームの戦いは絶対に落とせないってことだと思うんです。そう。最低でも引き分けないと苦しくなる。まぁ実力があれば、ホームもアウェイも関係ないんだけど、それはそれ。

というわけで欧州CLグループリーグ。チェルシーはアトレティコとのホームで対戦となるわけだけど、上記の理由からしっかりと勝ち点3をゲットしておきたいところです。スペインのチームはホームでめちゃ強いイメージがあるので、ここで間違って星を落とすことになると、次の11月のアウェイでの戦いが状況的にかなり厳しくなってしまうし、下手すると連敗の可能性だってでてきてしまうからね。それは絶対に避けないと。さて、アトレティコ・マドリー。アトレティコのことはFWに有名な選手がいるくらいしか知識がないんだけど、スペインのチームだし、やっぱ簡単に勝てる相手でないのは確かなのかな。アトレティコがどういう戦い方をしてくるのかにもよるのだろうけど、こちらはドログバを出場停止で欠きボシングワも怪我で出れないわけで。となると必然的に、攻撃よりも守備力を生かした“ウノゼロ”サッカーを展開するのが吉だよね。何度も言うように、チェルシーのストロングポイントは「守備力」であると思うんで(っていうほど、今は鉄壁ではないけど)、ぜひそこを生かした戦いをすべきだと思うんだ。そういえば、昨日リバプール戦で実況していた西岡アナが欧州CLグループリーグで無失点のチームはあまりないみたいなことを言っていたけど、今の主流は攻撃サッカーなのかね。まぁ、それのが楽しいとは思いますが。さて最後にチェルシーの注目の選手についてだけど、攻撃面ではランパード、守備面ではリッキー・カリバーリョかな。このところゴールが遠いランパードですが、ちょっとシュートが当たっていない感じなのが気がかりです。プレイベートで問題でも抱えているのだろうか? そうではなくて、単に不慣れなポジションで感覚的に戸惑っているだけなのかもしれないけど、ともかく積極的にゴールを狙ってほしい。もちろん、スルーパスにも期待しているけど、あなたが躍動しないとチェルシーじゃないし、タイトルも取れません。次にリッキー。このところのリッキーは確かに高さには不安があると思うけど、繋ぐチームに対しての守備はやっぱピカイチでしょう。その素早い寄せ&プレスと、的確なポジショニング&状況判断は健在。そして、ビルドアップ力もすばらしい。そうなんだリッキー。キミはこの試合の大きな鍵を握る選手なんだ。がんばってね。
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■人にプレスを掛けるのではなく、スペースにプレスを掛ける?

通常、いわゆる中盤での「プレス」とは「敵の選手に対して寄せる」ことを指し、敵のパスがつながるたびに、守る側の選手が次々にボール保持者に対してマークにいく。これが基本だが、デルネーリの言うそれは多少異なるのだ。
 監督いわく、「人の走力はボールのスピードに劣る。よって、敵の選手AからBへとボールが渡るとしても、そのBに人が寄せるころには既にボールはBの足元に達している」。要するに、「そんなことをやっていても疲れるだけ」であると。
 中盤で相手がポゼッションに入った局面。最初にボールを持つ相手選手Aに対するプレスは、通常通り「寄せる」ことで行う一方、そのボール保持者がパスを通そうとする味方Bに対しては、そのBに最も近い位置にいるサンプドリアの選手はプレスを掛けない。狙うのは、あくまでもAとBを結ぶ線上。つまりパスコースを消すこと。人にプレスを掛けるのではなく、スペースにプレスを掛ける。先ほど「各自がしかるべき位置に移動を始める」と書いたが、この移動が、人(相手選手)ではなく空間に向かっているということだ。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/0910/italy/text/200910190017-spnavi_1.html

「人にプレスを掛けるのではなく、スペースにプレスを掛ける」って別にどこでもやっている気がするけど、そうでもないのかな? まぁ、「ボールホルダーにプレスする人」以外の選手達の動きは状況次第なのかな思っていたので、状況を考えずに明確に「スペースにプレス」と銘打つのは新しいのかもしれません。そうそうプレスと言えば、昨日、CLリバプール対リヨン戦で解説の遠藤氏がゾーンプレッシングに対していておっしゃっていた言葉がわかりやすくて素敵でした。「横のポジションチェンジに対してはマークの受け渡し。縦のポジションチェンジに対してはマンマーク的に付いていくが基本」が、その言葉なんですが、はっきりとそのように言語化する人ってあまりいない気がするんで、すばらしいなぁと。ちなみに、その試合で、このセオリーを忠実に実行していたのがリヨンで、時々ミスっていたのがリバプールであり、それが勝敗をも左右したのは、なんとなくヒントを与えて謎を解く感じに近かったのかもしれません。

■リバプール対リヨン雑感

というわけで、リバプール対リヨンについて簡単に。上記のリバプールの守備時のミスは後半ロスタイムに起こりました。場所は右サイド、もちろんリヨンの攻撃時。右ウイングのゴブがライン際で中盤に下がって楔パスを受け、その空いたスペースに中盤からMFピャニッチが飛び出すというシチュエーションがまさしくそれ。この、右サイド際での「ウイングと中盤の選手の縦のポジションチェンジ」に対するリバプールの守備がおそまつでした。この場合、もしリバプ−ル守備陣が先のセオリー通り守るなら、ピャニッチの飛び出しに中盤のルーカスあたりがマンマーク的に付いていって対処すべきだったんでしょう。ですが、それができなかった。ここが今のリバプール守備陣の悲しいところ? で、さらに言えば、普通サイドバックがつり出されたら、空いたスペースはセンターバックが横にスライドして対処するか、アンカーの選手が戻って対処するのが1つの賢いやり方であると思うんだけど、リバプールは「4−4−2でアンカーを置かないフォーメーション」を採用していることもあってか、誰もビャニッチの飛び出しに対処できず「サイドに穴が開いたまま」って感じだったのは致命的だったように感じました。ここで勝負ありでしたね。その後はビャニッチがCBを引き付け、後方から上がってきたサイドバック(でなくゴブ?)へ余裕のパス。で、パスを受けたそのサイドの選手がフリーでセンタリング。そして、そのグラウンダーのすばらしいセンタリングをワントップがスルーし、逆のファーサイドからデルガドが詰めて、ジ・エンド。まるで「パターン練習」を見ているような、すばらしいゴールでした。ちなみに、この時点でのリバプ−ルの右サイドバックは確かキャラガー? グレンジョンソンが怪我のため、この試合ではケリーという若者が右サイドバックに抜擢されていたんですが、そのケリーも試合中の怪我で離脱。で、ベニテスは苦肉の策としてシュクルテルをCBに投入し、CBキャラガーを右サイドバックに回すわけですが(ってギャラガーの右は珍しくもないか)、そんな怪我によるドタバタ劇が守備組織の循環を悪くしていたところもあったのかもしれません。そういえばこの前のアネルカのゴールもそうだけど、リバプールのサイドバックは簡単に裏を取られすぎではないですか? まぁ、あそこまで崩されちゃうと仕方がないのかもしれませんが。

というわけで、リバプールの守備の不安定さが気になったわけですが、確か昨年まではもっとタイトな守備をしていた気がしたんで余計に目についたのかもしれません。やはり、これは「中盤の某選手の欠如」と「新たな両サイドバックの抜擢」からなる、個人レベルでの守備判断力の欠如とコミュニケーション不足によるものなんでしょうか? もちろんすべての守備がダメだったわけでなく、「リヨンの縦のポジションチェンジ」への対応がちょっとお粗末なところがあっただけなのかもしれないけど、やられてはいけない時間帯であのようなミスが出てしまったのは、やはり組織に問題があるからだと思うんだよなぁ。ベニテスのチームらしくないというか何というか。というか、守備よりも攻撃がダメなのが敗因だと言われれば、そうなのかもしれませんけどね。このリヨン戦でトーレスとジェラードを欠くとリバプールの攻撃陣はマジヤバイというのが改めて浮き彫りになったわけですが、本当にFWの選手層は薄いですよね。まぁチェルシーもFWの控えはカルーくらいしかいないわけでけっして厚くはないのですが、リバプールはそれより深刻な感じなのは確かでしょう。って、よく考えるとアーセナルってFWの選手層は厚いよな。だってファンペルシでしょ、ベントナーでしょ、エドゥワルドでしょ。すごいですよ。もちろんシティもすごいんだけどさ。

話がずれてしまいましたが、ベニテス監督はそのあたりのFWの選手層について、どう考えているのか。このリヨン戦を見ていて、どうもそこが見えなかったんだよなぁ。後半の70分くらいにリヨンに同点に追いつかれるんだけど、そこからの展開が「ともかく勝ちに行くのか、なんとか勝ち点1でもゲットを狙うのか」どちらを考えているのかわからない感じだったのが気になりました。85分にボロニンをベナユンに変えて投入しますが、あの交代の意味がよくわからないというか、メッセージ性を感じないというか。まさかユナイテッド戦を見据えて「ベナユンを引っ込めた」ってわけではないと思うけど、あそこでベナユン下げてボロニンを入れた効果はなかった気がしますし、ぶっちゃけ交代する前からに何の可能性も感じなかったんですわ。なんというか「おい、今、シーズンを占う一番の踏ん張りどころなんだろ。それで後悔しないのか」みたいな感じ? もちろん結果論ですが、勝ちたいんだったら&怪我でないだったらベナユンは残してボロニンなりバベルなりを投入すべきだったと思うんですよ。それくらいの強気なメッセージを選手にはもちろん、スタジアムのサポーターに提示すべきだったんじゃないかな。「絶対に勝つぞ! こここはアンフィールドだ! 勝てるんだ」というようなメッセージをね。

というわけで、この敗戦でリバプールは欧州CLでもかなり厳しくなった気がしますが、ぜひ、この悔しさを週末のユナイテッド戦にぶつけていただとうれしい限りです。
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
プレスの記事私も気になってたとこです。読むと普通ではないか?と思いましたが・・。子供のトレンドはハイプレスですね。ほとんどのチームが中盤の人数を増やしてすごいチェイスをかけてきます。それはたぶん繋ぐゲームをしてくるチームが多いからだと、子供は二つの切り替えがうまくできないようでロングボールならそれだけ、ショートパスならそれだけになりがちなので。
あくまでも底辺レベルの話ですが。指導者が欧州よりなのでしょう。
えびくた7
2009/10/22 12:04
>えびくた7さんへ
どうもです。ハイプレスは大切だと思いますが、そこからどうやり方を発展できるかが育成のポイントな気もします。
doroguba
2009/10/25 21:57
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