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zoom RSS プレミアリーグ:プレビュー「チェルシー対りばぽ」 &トルシエのインタビューを読んで

<<   作成日時 : 2009/10/02 22:07   >>

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■トルシエと政治

サポティスタさんで、トルシエ元日本代表監督にインタビューをされてますが、ちょっと興味深い箇所がありましたので引用させていただきます。

一つ言わなかったことがあって、それはチームを作るときのとても重要なポイント。それはポリティカルな側面。ソーシャルな側面。政治的、社会的な面も大切になってくるわけ。つまり、ジダンを入れないで、ベッカムを入れないで、ヒデを入れないで、俊輔を入れないで果たしてチームというのは作り得るのかということ。それは僕に言わせれば「ノー」だね。
こういう選手は本当は入れなくてもいいかもと思うかもしれないけれど、このチームで行くぞと言ったときに国民が支持してくれるチーム、みんなが期待してくれるようなチーム、いいチームだとみんなが言ってくれてポジティブな波が押し寄せてくるようなチームを作ることが監督としては大事なんだ。
俊輔を入れたチームにするのか、しないのかという議論に戻るなら、私は「イエス」と答える。なぜかというと、俊輔が入ることによって、これぞ代表チームというチームになるし、みんなの期待を一身に集めることができるチームになる、メディアも期待して取り上げてくれる。そういったチームになるためには、俊輔の体調がよほど悪いとか故障があるとかでない限り、入れた方がいいと思うね。
http://supportista.jp/2009/10/news01221213.html

たしかダバディの本だったと思うんですが、これと似たようなことが書かれていた記憶があります。2002年のワールドカップの例のトルコ戦の前に、トルシエが「中田英寿を外したい」と主張したが、ダバディと当時の山本コーチが猛反対したみたいな事件があったと。で、その時にダバディがトルシエに言った言葉が、確か上に書かれているような「政治的、社会的な面も大切」とか「国民が支持してくれるチーム、みんなが期待してくれるようなチーム、いいチームだとみんなが言ってくれてポジティブな波」的な言葉。つまり、このサポティスタさんのインタビューでトルシエが言っていることは「自分が2002年にダバディに教えられたこと」に近いのかなって言いたいわけです。もちろんダバディの本に書かれていたのはデタラメ&ウソの可能性もあるので、ここに書かれていることは「トルシエの元々あった流儀」なのかもしれないけど、その可能性は低いのかな。だって、もしトルシエがそういう「政治的、社会的な面」を考慮する監督だったとしたら、マルセイユでのあのリザラズへの対応は何だったという話になる。あれが政治的な面を考えたやり方であったとは到底思えない。ちなみに、岡ちゃんはそのあたりの政治力は備えていると思う。逆にいうと、気にしているのは「政治面」だけなんじゃないだろうか? 服装まで気を遣っているみたいだし。サポティスタさん、次は岡ちゃんにそのあたりのことをインタビューしてみてください。備忘録・山本さんへの政治についてインタビューでも結構です。お願いします。

■りばぽ戦プレビュー

さて、週末は前半戦の天王山リバプール戦。楽しみですが、ちょっぴり不安な対戦という感じです。昨年はビック4との直接対決で星を落としたのが響いたわけで、今シーズンはきっちりと勝ち点をゲットしたいところ。前節でウィガン相手に不覚をとってしまったわけですが、「プレミアリーグで優勝するためには連敗は許されない」というセオリーから考えても、このリバプール戦は落とせません。ホームの戦いでもありますし。

というわけで勝つためのポイントを箇条書きにしてみました。

・フェルナンド・トーレスにペナルティエリア内で仕事をさせないこと。
・ジェラードをフリーにしないこと。
・サイドの攻防で数的不利にならないように気をつけること。
・リバプールの中盤プレスからのカウンターに気をつけること。
・リバプールのセットプレイの守備のヘタレを突くこと
・カイトはやっかいだけどグレン・ジョンソンのところを狙いませんか? インスーアの裏狙いでもいいけど。


■りばぽのキーマンは?

リバプールのキーマンはやっぱジェラード。彼を自由にさせないことが、チェルシーの明るい未来形成につながってくる。ベニテスはたぶんボランチでジェラードを使ってくると思うんだけど、チェルシー的な理想は「ジェラードを守備に忙殺させる」こと。まぁ、そのあたりも考慮してベニテスはジェラードを「4−2−3−1のトップ下」で起用するのかもしれません。その場合は、彼(ジェラードのこと)とボランチの関係を出来る限り分断することがポイントになるんでしょう。元来「4−2−3−1」というフォーメーションは「守備の人たち」と「攻撃の人たち」でざっくりと2つに切り離しやすいと思うんで、チェルシー的にはそのように「リバプールの縦の関係をシャットアウト」できれば明るい未来が見えてくるのかな?

■気をつけたい科学反応

「リバプールの縦の関係」と言えば、やはりサイド。サイドハーフとサイドバックの選手が、縦横無尽にサイドライン際でシームレスな関係を構築できた場合にリバプール攻撃陣に科学反応が生じることになる。これは絶対に避けないといけないわけだが、そのために必要なのは「リバプールのボランチにボランチの仕事をさせずに、守備に忙殺させる」ことだ。幸い、シャビ・アロンソというゲームメイカーは今期スペインの地に帰っていった。ローマから補強した若者もまだ怪我が癒えてないはずだし、ルーカスという輩はどちらかというと稲本タイプ。つまり怖いのはジェラードのみなわけで、自ずとチェルシーの中盤のメンツがやるべき仕事も見えてくるはずだ。

■ジェラード狩り

「ジェラード狩り」にもっとも適した男はエシエンだろう。だが、バラックを「ポリティカルな理由」で使うとするなら、エシエンは自ずとアンカーの位置に置かざるを得ず、そうなるとエシエンがジェラードを狩ることは物理的に難しい。となると「ジェラードを狩る」役目を担うはバラック、マルダ、ランパードの3人のうち誰か? この3人が状況に応じて対応することになるんだろうが、個人的にはランパードにこの仕事を遂行してもらいたいと思っている。彼なら出来るはずだ。ジェラードを90分間封印することが。

ここまで書いてなんだが、トップ下にデコ&ジョーコールという可能性はあるのだろうか? 攻撃面から考えればそれもありだろうが、「ジェラード狩り」という視点から考えれば、この試合は「ランパードのトップ下」でいい気もする。この試合、基本は我慢比べだ。中盤のプレス合戦を70分間くらいして、残り20分で動く感じだろう。

もっともそれ以前にどちらかにゴールが生まれれば、自ずと試合は動くことになるのだろうが。

フェルナンド・トーレスにも要注意だ。フィオレンティナ戦はおとなしかったみたいだが、プレミアのバーンリー戦あたりを見るとキレが戻ってきている。ここでいうキレとかペナルティエリア内での「切り返し」だ。シュートフェイント的でもあるが、調子がいいときのトーレスの切り返しは防ぎようがない。間違ってもファウルしてPK→退場はもう御免である。

■ドログバ

最後にチェルシーのほうのキーマンがけど、やはりアシュリーコールとドログバになるんだろう。ドログバがある程度、前線でポストプレイができれば楽な展開になるはず。チェルシー的には「リバプールの中盤のプレス」を回避したいわけで、そうなると必然的に「中盤を飛ばすプレイ」が成功するかどうかが攻撃のポイントになるはずだ。もっともリバプ−ルが中盤をそれほど引き締めてこない戦術をとってくるなら話は変わってくるとは思うが、ベニテスがその選択をしてくるとは考えにくい。

ちなみにアンテロッティは「3ハーフは2ボランチ対策」的な発言をしていたのを今思い出した。果たして、その理論がベニテスに通用するのか? 
ここがこの試合の最大のポイントなのかもしれない。

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フェルナンド・トーレス見ていると、いつも元カジャグーグーのリマール
を思い出す人手を挙げて?
ではここで問題です。カジャグーグーの全盛期とジョナズ・ブラザースでは
どっちがかっこいい?
ヒントです。個人的にジョナス・ブラザースで残念なのは、3人が3人とも
フロントマンであることなんだよね。アメリカには「ドラムで美男子」という歴史があったはずなのに、その伝統が生かされてないのは残念でならない。
そう。我々はアレックス・ヴァンヘーレンの勇姿を忘れてはならないのだ。
Kajagoogoo "Too Shy" - 1983

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
 今年はもやしっこベナユンが鍵の様な。ふらふらと漂うつかみ所のない動きに対応できるか?がポイントかと見ています。
蹴球
2009/10/03 08:49
ミケルアンカーにすれば、ランパードエッシェンのダブルボランチにできそうだけど、アンカーミケルはいまいちな感じなんだよな。ベレッチでも使うか?
デコとジョーコールのコンディションが戻れば攻めも盤石になるかもしれないけど、この試合だとハイプレスも期待してカルー使う気もする。なかなか悩みどころですね。両CB相手に単独突破でプレッシャーかけて、守備のギャップをつければ。
リバポのキーマンは、カイト。アシュリーコールを彼が押さえ込めると、グレンジョンソンが生きる。が、まあ、こんなマニアックなマッチアップよりジェラードを見る方がいい(笑)
RR
2009/10/04 00:18
>蹴球さんへ
正直ベナユンがベンチスタートで助かったなぁと。まぁスタンフォードブリッジでしたからベニテスは守備意識したんでしょう。アンフィールドでは要注意ですね。
doroguba
2009/10/05 23:58
>RRさんへ
ミケルが万全だったら、デコの代わりにアンカーに入っていたかもしれませんね。中盤のプレスサッカーは本来アンチェロッティも得意とするところだと思うんですが、リバプール戦はそれが体現できていたのでよかったなぁと。
doroguba
2009/10/06 00:06
プレミアリーグ:プレビュー「チェルシー対りばぽ」 &トルシエのインタビューを読んで doroguba*footballcolumn*/BIGLOBEウェブリブログ
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