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zoom RSS 映画「チェンジリング」感想とプレイヤーズ・ファースト

<<   作成日時 : 2010/01/13 23:44   >>

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■映画「チェンジリング」感想

突然失踪した息子が5ヵ月後に発見され、母の元に帰ってきた。しかし、彼は“よく似た別の子“だった……。作品を発表するごとに世界中の評論家・観客から絶賛を浴びる映画作家クリント・イーストウッドがアンジェリーナ・ジョリーを主演に迎え、アメリカで起こった実話を基に描く人間ドラマ。http://pia-eigaseikatsu.jp/title/25031/

これまたクリント・イーストウッド監督作品。この映画を見て「母親は強い」なんて野暮な一般論に終始するのもありだと思うけど、ぶっちゃけ私的にはこの映画の主人公の母親はちょいと特殊であり「普通の母親とは違う」と思ったのが正直なところです。だって、ふつうさ、まともなのに「お前は精神病患者だ」と強制的に精神病院にぶち込まれて医者や看護師にいたぶられれば、母親のみならずたいていの人間は「弱くなってしまう」ものだと思うんですよ。で、「警察は正しいとこれに署名すればここから出してやる。サインしなければ一生ここで過ごすことになるぞ」なんて脅されれば、心が折れてサインしてしまうと思うんだけど(そうでもない?)、この映画の主人公の母親はそうではなかったところがやっぱ「ふつうとは違って」すごいんだよね。つまり、どう考えても「普通の母親ではない」ってこと。普通じゃないから、この映画は映画になったんだと思うんですよ。当たり前だけど。

というか、この母親以外にも「普通でない人間」がこの映画に登場し、物語を盛り上げてくれます。

まず普通でないのは、失踪した子供に成りすまして出てくるガキ。この子供も絶対に「普通でない」と思う。1920年代のアメリカがどんなだったのか、あまり想像できないんだけど、こういうガキが生まれる土壌があるとするなら末恐ろしいね。まぁ日本映画「犬神家の一族」でも、偽シズマという「他人に成りすましキャラ」がいたけど彼はまだマスクとか被ってカムフラージュしようとしていたのがかわいい。この「チェンジリング」の偽ガキは何の小細工もなしだからね。身長は全然違うし、嘘ついているのがあの母親にバレバレなのに、それでも家に居つく根性がすごい。学校の先生やクラスの友達に「お前は誰?」と言われても平気で授業を受けることができるその根性は、どう考えても「普通じゃない」。本当の母親とこっそり連絡取り合っているとか「かわいい面」すらないからね。というか、もし私が母親で、この偽ガキが「ママ〜。帰ってきたよ」とか言って現れたら、普通はぶちきれると思う。というか、ありえないね。ここでの「入れ替わり」は。まだ映画『ノイズ』的な宇宙人に体を乗っ取られた「入れ替わり」のがありえますよ。って、ありえないけど(笑)。

次いで「普通でない人」はやっぱ、殺人鬼ゴードン・ノースコット。言うまでもなく、この人間はキチガイですね。映画『羊たちの沈黙』に出てくる皮ハギ殺人者に近い存在だと思うんだけど、「子供を囮に使って子供をさらう」という手法が、らしくなく頭がいいところも「普通でない」のかなと。あと、汚職警官と例の精神病院の先生&看護師たちも「普通でない」とは思うんだけど、まぁ彼ら彼女らは時代がそうさせたところもあったと思うんで、普通と言えば普通かな。もちろん、現代と照らし合わせれば、まったく「普通でない」んだけどね。さて、クリント・イーストウッドは、なんでこのタイミングでこの映画を撮ったんだろう。「キチガイじみた1920年代のアメリカの事件」を今描くことで、「ほら、今はこんなにいい時代なんだよ」と言いたかったのか、それとも「今も1920年代もあまりかわらんぜよ」といいたかったのか? まぁ、どんな時代であれキチガイはいるし、たとえそいつらに人生メチャメチャにされても「生きるには希望を持つことが大切だよ」的なことがいいたかったのかな? 確かにそうだとは思うけど。

というわけで、リバプールサポーターのみなさんも「希望」を持ちましょう!

■アーセナルとエバートン

ガリンドをトレーニングに参加させていたエヴァートンだが、デイビッド・モイーズ監督は同選手との契約に失敗。そして同選手は北ロンドンへ移動し、ヴェンゲル監督の評価を勝ち取ったという。http://news.livedoor.com/article/detail/4546628/

先週「アーセナル対エバートン」見ていてなんとなく思ったのは、この両チームって実はなんとなく似ているなってこと。どいこが似ているって、中盤2列目サイドで重宝されている選手の感じが「小粒だけどテクニックあって運動量も豊富な生粋のウイングではないゲームメイカー的なところ」とか。まぁアーセナルにはウォルコットやアルシャーフィンなどウイング的な選手はいるけど、セスク、ナスリ、ロシツキー、デニウソン、とか「小粒だけどピリリと辛い感じ」の中盤の選手と、エバートンのアルテタ、オズマン、ピーナール、ドノバンあたりってなんとなく「近い」ものがるかなと。まぁアーセナルの選手のが英才教育受けているエリート的なイメージがあるのに対して、エバートンのがたたき上げ的なイメージがあったりもするし、違うと言えば違うんだけど。ちなみに、先週の試合についても書いておくと、エバートンはネビルが復帰したのが大きいように感じたね。彼がいると、なんとなくチームに芯が通った感じに見える気がした。脆さが見えなくなったとでもいいますか。で、新加入のドノバンもさっそく試合に出ていたけどだけど、この試合を見た感じだとプレミアのサッカーの慣れるまでちょっと時間がかかる感じがしました。ピーナールやオズマンらと比べると、同じチビッコながらもやっぱ馬力とねちっこさが欠けるなと。というか、岡ちゃんじゃないけど「攻守の切り替えの早さ」が劣るんだよね。ただ、非凡なものを持っているのは確かなのでがんばってほしいです。アーセナルは2失点目が脆すぎでした。ケーヒルのパスがうまかったとは思いますが、ハーフウェイあたりからぶっちぎりでカウンターされるのは、ちょっとマズイと思う。まぁアーセナルの強さの秘訣は、「若さ」と「テクニック」と「運動量」と「高い最終ライン」なんでしょうから、時に最終ラインの後ろのすぺースをぶっちぎられるくらいどうってことないのかもしれませんが。あと改めてロシツキーはいい選手だなと思いました。この試合はミスが多かったけど、プレイに「希望の光」が見える感じなのがいいよね。

■プレイヤーズ・ファースト

「クラブもただで獲ってくるから、どうしても育てなければならないという切迫感がない。また不況で育てた選手を高く買い取ってくれるクラブも見当たらない」
Jクラブの元監督の言葉である。結局、日本協会が「プレイヤーズ・ファースト(選手第一)」を提唱しても、現場はチーム優先に傾いている。選手を大切にするかどうかは指導者の良心に託されているわけで、これは非常に危険な状態である。http://footballweekly.jp/archives/1147802.html

前エントリーのコメント欄にて、えびくた7さんから教えていただいたコラムから。ここで書かれていることは非常に大切なことだと思うんですが、やっぱこれまでのJリーグの契約形態が「プレイヤーズ・ファースト」や「選手が商品」となりにくいところがあったと思うんですよね。って、Jリーグのことはあまり詳しくはないんですが、ゼロ契約とかいうやり方はちょっとヒドイ気がしてました。で、今後、確かJリーグは欧州型「ボスマン的」契約状態になるんですよね? この変更はなんかマイナスなイメージなところはありますが、「選手が商品」という意識改革にはつながる気がしてます。もちろんチームの経営が成り立たなければ、選手第一なんて言ってられないのかもしれませんし、日本の社会自体がどうしても「選手が商品」という意識が生まれにくいところがある気もしますが、「Jリーグ」からそういう意識改革が進めばいいなぁとなんとなく感じてたりしてます。ぜひ、がんばってほしいですね。
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フィリッパーズギターの「ヘッド博士の世界塔」を聴いたんだけど、今聴くのはかなり厳しいと感じた。なんというか「遊び」がないというか、どこでどうやって聴いたらいいかわかりにくい感じなんだよね。直後にスタイルカウンシル『アワ・フェイバリット・ショップ』を聴くと、ちょっと救われた気がした。まぁ歌詞は滅入るような内容なんだけど、なんとなく「希望」を感じることができるのがすばらしいんだ。そう、「ヘッド博士の世界塔」には希望がないんだよ。あるのは「おしまい」?

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