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zoom RSS プレミアリーグ「ブラックバーン対チェルシー」超雑感 今期ここまでのアンチェロッティの仕事ぶりについて

<<   作成日時 : 2010/03/22 17:15   >>

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■仮にも優勝争いしているチームなんだし

チームを率いるサム・アラダイス監督は、強豪から得た勝ち点1に満足している。しかし、指揮官の喜びはそれだけではないようだ。この試合でデビューを飾ったDFフィル・ジョーンズの活躍もうれしく思っている。
アラダイス監督は試合後、イギリス『スカイ・スポーツ』で以下のように語った。
「私たちは彼(P・ジョーンズ)のボディランゲージがジョン・テリーのようだと思っているよ。彼にとって重要な一日になったね。私は彼に明るい未来が待っていると思っている。とりあえずは今日のパフォーマンスに満足するべきだね」
http://news.livedoor.com/article/detail/4672518/

ブラックバーンのCBフィル・ジョーンズって、この試合がデビュー戦だったのか。うーん。確かに頑張っていたとは思うけど、そんなブラックバーン守備陣に対して1得点しかできなかったのは情けないなぁ。仮にも優勝争いしているチームなんだし、新人さんに対してはプレミアの洗礼を受けさせてあげないと…。

というわけでブラックバーン戦についてですが、勝てなかった理由はズバリ2点目が挙げられなかったことなんでしょう。今のチェルシー守備陣から考えると1失点は仕方がないと思うんで、そこを責める気にはなれないんですよね。確かに失点シーンはパウロ・フェレイラの脆さを指摘することもできるのかもしれませんが、彼にあれ以上望むのは無理だと思うんです。だってCL登録リストから外されるような存在の選手ですよ(笑)。そんな彼に多くを望むのは酷ってもんでしょう。そしてGKも第3GK。無失点で切り抜けろというほうが無理と言うものです。

■問題の攻撃陣について

というわけで問題の攻撃陣について言わせてもらいますが、ここ数試合の低調ぶりから考えるに、これはもう思い切ってフォーメーションを「4−2−3−1」か「4−4−2」に変えるべきなのでは? 具体的に言うとアンカー・ミケルを外して中盤を「ランパード&バラック(デコ)」の2枚に、サイドハーフ右にカルー(またはジョー・コール)、左にマルダという布陣にすべきではないかと。で、1トップにドログバ、トップ下にアネルカ。このフォーメーション変更の狙いは、単純に攻撃力あるMFを増やして「攻撃にかける人数」を今以上に確保すること。合わせて中盤からのミドルシュートによる得点力をアップさせようというもの。ミケルは守備は素晴らしいけど、正直、攻撃力はイマイチなんで、彼の代わりにジョー・コールなりカルーなりをピッチに入れて「決定力UP」を目指すほうが懸命な気がするんですよね。もちろん守備重視の時はミケルのアンカーでいいとは思います。彼の守備力はすばらしいですし、ユナイテッドなど攻撃力あるチームに対しては効果的でしょう。ただ、この試合のブラックバーンのようなそれほど攻撃力がないチームが相手のときは、思い切って守備的なバランスを考慮するよりも、ある程度バランスを無視してでも攻撃的にいって「攻撃力全快で打ち勝とう」ってスタイルのほうが結果が出る気がするんです。先ほどもいいましたが、今のチェルシーは怪我人だらけだし「守って勝てる」チームではありません。ならば、打ち合い覚悟で攻撃的に行こうという提案です。

■攻撃的なフォーメーションを確立させておく必要性

それに、「4−2−3−1」や「4−4−2」という、攻撃的なフォーメーションを確立させておくのは、今後のためにも絶対に必要なことだと思うんですよね。例えば、このブラックバーン戦も同点にされた以降にそういう「攻撃的なオプション」があれば、もっと効果的に攻撃できたと思うし、うまくいけば勝ち越せたと思うんです。「イバノビッチ→ジルコフ」という交代は怪我だったのでいいとして、同点にされた直後の「カルー→デコ」という采配はちょっと消極的過ぎと思いました。あそこそ、まさに「ミケル→デコ(ジョー・コール)」にして「4−4−2」にすべきでしょう。もちろんミケルを外すのはリスキーというのはわかりますよ。ただ、今のチェルシーはそれくらい大胆にリスクを負わないと、引かれた相手を崩すことはできないと思うんです。もちろん相手がインテルで「1点を争う状態」だったなら話は別ですよ。そういう相手&状況なら、無理してリスクを冒さずバランスを考慮して交代策を打つというのはわかりますが、昨日の試合に関してはもっとリスキーな策でもよかったと思うんです。あと、後半46分に行った「アネルカ→スタリッジ」という交代も意味不明だし、正直、効果なし。選手のコンディションを考慮しての交代なのかもしれないけど、そういうリスクマネージメント的な発想が、正直、イラつくんだわ。コンディションも重要だけど、もっと戦術を考慮したり、選手の火事場のクソ力を発揮させるようなメンタルを考慮した交代策をしてほしいんです。チェルシーの選手やファンは、そういう要素が大切なのは知っていますし、これまでそれで勝ち点拾ってきたことがあるのも知っているわけですから。

アンチェロッティの選手交代策の問題に関しては、昨年からずっとこのブログで指摘させていただいていますが、何度も言うようにフォーメーション変形を含めた「攻撃的なオプション」が少なすぎるし、残念ながら選手交代してもあまり効果的ではないところが残念でならないんですよね。で、それがここまでのプレミアリーグの戦いにおいて「ポイントロス」につながっている部分が、少なからずあると感じています。もちろん、CLインテル戦での敗退もその影響はあったかなと。

■今期ここまでのアンチェロッティのチェルシーでの仕事ぶりについて


さて、せっかくなので、今期ここまでのアンチェロッティのチェルシーでの仕事ぶりについても書いておきます。最終的にタイトルが取れるかどうかで評価は変わってくるとは思いますが、個人的には現状ここまでの評価は60点から70点くらいかなと。まぁ、プレミアのタイトル取れればプラス20点くらいはあげてもいいし(笑)、プレミア指揮して1年目と考えると厳しすぎるかもしれませんが、現状、試合でのパフォーマンスを見る限りは合格点あげるのはちょっと難しいと思っています。やっぱ「戦術の幅」が少ないように見えるのがマイナスポイントなんですよね。個人的には例えば、さっき書いたような「4−2−3−1」的な攻撃的布陣と合わせて、「前からプレッシング優先の布陣」とかもやってもらいたい。昨年ヒディンクがユベントス戦でやったような、エシエンをウイングに起用するような「プレスから考えたサッカー」も組み込むべきだと思うんですよ。プレミアリーグで勝つには、そういうフィジカル重視のサッカーが必要なときもあると思うし、それが必要な相手に、それができなかったことが、ここまでの勝ち点ロスに大きくつながっていると思うんですよね。

まぁアンチェロッティにはそういうサッカーを導入する気持ちは微塵もなかったことは察しがつくんですけどね。例のサッカーダイジェストでのコラムに書かれていましたが、アンチェロッティがチェルシーで監督するにおいての優先順位は戦術の幅を持って戦うことよりも、「魅せる面白いサッカーの導入」と「アネルカとドログバの共存」のが上なんですよね。モウリーニョがやったような「つまらないと言われても相手を研究して良さ消して勝つサッカー」や、ヒディンクがやったように「エシエンをウイングに配して相手の良さを消すサッカー」は最初から目指してないんです。それよりも常に「4−3−1−2」(または「4−3−3」)で自分たちの目指す美しいサッカーを究めて、世界のサッカーフリークから「チェルシーのサッカーっておもしろいね」と言われることを目指しているんです。もちろん、それを目指すのは悪くないと思うし、すべての試合でそれができて勝てるのならば文句はありません。それでタイトルが取れるのならOKです。ただ、はたして本当にそれだけで勝てるんでしょうか? もし、その「自分たちスタイルのサッカー」が機能しないときがあったらどうするんでしょう。機能しなかったら「相手の出来がよかった」ということで素直に負けを認め、気持ちを切り替えれさえすればいいのでしょうか? たとえ負けたとしても、たとえ無冠に終わったとしても、それでも「自分たちの美しいサッカーを追及すること」のほうが大切だと言うのでしょうか。

確かにそういう哲学を持ったチームもあるんでしょうし、それはそれで認めます。ただ、その哲学をチェルシーに導入しようとしているのなら、個人的にはちょっと残念でなりません。というか、かなり残念でなりません。私はこれまでのチェルシーに見られた「何が何でも勝つ」という哲学が好きです。で、その哲学はほとんどの選手や多くのファン、そしてアブラモビッチ様も持っておられると信じております。昨シーズンのフェリポン解任も、その哲学ゆえの決断であったと思いましたし、個人的にはその決断を支持させていただきました。もちろんフェリポンとアンチェロッティは違うと信じていますが、ぜひ、アンチョロッティにはそのあたりの「チェルシーの哲学」をこのタイミングで再度、熟考していただくことを希望します。このタイミングでね。

■残り8試合?

というわけでシーズンも残り8試合ですか? 「プレミアリーグ優勝のための星勘定」というエントリーで、残りを7勝1敗2分でギリギリ優勝できるかどうかみたいなことを書いたんですが、そう考るとこの1分はまだ想定の範囲内。まぁ残り8試合を6勝1敗1分の最終勝ち点84で優勝できるか定かではないんですが、とりあえずはそれを目指してがんばってほしいです。
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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
だいぶ前たまに観てたインテリスタです
最近対戦もあったんでたまに拝見してます
やっぱりチェルシーファン的には
アンチェロティは満足度は高くはないんですね
自分はアンチェロティは好きじゃないんで
チェルシーも好きな自分としては
あまりこのままでいいのかな?っておもいます
アンチェロティって案外保守的でつまらないです
インテリスタとしてはジョゼが棚からぼたもちで
助かってます (スナイデル エトーも)
すごくリーグ戦が勝っても負けても面白いです
正直どうにかしてヒディンクがチェルシーひきいて
ほしいと願ってます でわ

ドロクッパ!!
2010/03/22 19:25
相手の出来が良くてもそれを叩きのめすのがビッグクラブたるゆえんだと思いますし、チェルシーが良かった試合って2,3試合ぐらいしかない気がします
フェリポンもそうでしたが、自分のやりたいサッカーをやらせてもらえるほどプレミアって甘くないと思うんです
最近のアンチェロッティって負けてるときとかの表情が頭が真っ白になってしどろもどろしてるように見えるんですよね
カウンター食らって失点して負けるのがいやだからディフェンスを1枚減らしてスタリッジを入れるとかが出来ないんでしょうね

リスク高すぎてぞくぞくする後半残り5分がなつかしいです
Mr.26
2010/03/22 21:47
>ドロクッパ!!さんへ
コメントありがとうございます。もちろんプレミアリーグで優勝できれば評価は上がると思いますが、無冠だとやっぱそれなりの評価になうのかなと。もちろんサッカーの内容自体が素晴らしいときもあるし、いろいろと評価できるところがあるのは間違いないんですが。ぜひ、残りの試合をがんばって結果を出してもらいたいです。
doroguba
2010/03/24 22:25
>Mr.26さんへ
コメントありがとうございます。良かった試合は「2,3試合」よりは多かった気もしますが、実はアフリカ仕事でドログバ不在のときのが今より内容的にはすばらしかったんですよね。対戦相手があれだったところもあったとは思いますが。
「ぞくぞくする後半残り5分」はほんと懐かしいですが、残り10試合くらいでぜひアンチェロッティにはそんな過去の思い出を忘れさせてくれるような快進撃を見せてもらいたいですね。
doroguba
2010/03/24 22:31
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