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zoom RSS 岡ちゃん日本代表の「1+1=3」サッカーを考察 &チェルシー戦プレビュー

<<   作成日時 : 2010/04/13 19:54   >>

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■1+1が3になるようにしたい?

日本代表の岡田監督が“脱・個性”を明言した。9日に日本代表スタッフ会議を行った指揮官は「日本ではかなり強い個(の力)でも、世界では通用しない。1+1が3になるようにしたい」と話し、今後は個性よりも組織としての連係を高めていくことに重きを置く方針を示した。
 W杯登録メンバーの選考に関しても「いろんなタイプ(の選手)を持ちたいけど、1+1を3にすることを殺すまで、個を生かすのは難しい」として、“一芸選手”の招集は極力減らしていく方針だ。
 セルビア戦の惨敗を「スッキリした」と振り返った一方で「われわれはいろんなことができるわけではない。選択肢が少ないということをよく分からせてくれた。方向性がしっかり固まった」と現有戦力の“限界”も認識。今後は個人能力に頼らず組織力を高めていくことになる。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2010/04/10/02.html

スポニチとサンスポの2誌が伝えているけど、岡ちゃんは本当に「1+1=3」と言ったのかしらね。まぁ「岡ちゃんらしい」発言な気もするけど、逆に言うと「こういう考え方しているからダメ」と改めて思ってしまいました。というか、この場に及んで、まだそんなスタンスで考えているのか(ガッカリ)みたいな感じ。うーん、何というか、一言でいうと「リアリティがない(現実的でない)」んですよね。第2次日本代表監督就任以降の岡ちゃんの発言や考え方には。もしくは「局地戦ばかり考えて大局的な見地から考えてない=チームをトータルで考えてない」とでも言いますか。まぁ「1+1=3」と表現した意味は何となくわかりますよ。たぶん、相手チームより運動量が多い選手を集め「あたかも一人多い状態で戦っている感じ」がするような戦い方を目指すって感じなんでしょう(違っていたらごめんなさい)。まぁ、それはそれで、一見オシムサッカー的なすばらしい立派な考え方だと思うんだけど、ダメだと思うのは「数的有利な状況にすることだけ」しか考えてないように思えるところ。つまりオシムサッカーの上っ面だけしかなぞってないところとでも言いますか。

■「手段と目的」を取り違えている?

確かにサッカーというスポーツにおいては「数的有利な状況を作って戦う」ってやり方は大切っだと思います。それは間違ってないと思いますけど、ただ、それはあくまで1つの方法論でしかないと思うんです。たとえば数的有利な状況を5回作ると1点もらえるとかルールはないし、90分のうち50分間数的有利な状況を作った方が勝利というルールがあるわけでもありません。つまり「数的有利=(1+1=3)」という戦術(考え方)は、あくまで勝利という目的を達成するための1つの方法論(手段)でしかなく目的ではないんですよね。目的はあくまで試合に勝つことであり、「1+1=3」にすることではありません。

で、岡ちゃんの発言からは、そんな「手段と目的」を取り違えているように思えることが多々あるんです。取り違えているというか「手段」のことばかり考えていて、「目的達成」に対する目論見が甘いように感じる発言や言動が多いとでも言いますか。

■「1+1=3」の理論でチーム作りを進めた場合の問題点やリスクは?

たとえば「数的有利な状況」を作るとして、それに対するリスクや弱点はないんでしょうか? 相手に退場者が出ない限りサッカーは「11人対11人」という同じ人数で戦います。単純に考えれば、ある部分で「数的有利な状況」を作るということは、他の部分で「数的不利な状況」ができている可能性だってあるわけです。まぁ「1+1=3」というのが必ずしも数的有利な状況を作ることではないのかもしれませんが、「1+1=3」の理論でチーム作りを進めた場合の問題点やリスクは考えてないのでしょうか?

たとえば、相手チームの運動量が日本代表以上に豊富で、思ったように「数的有利な状況が作れない場合」の試合になったらどうするんでしょうか? もしくは、先日のセルビア戦みたいに運動量がなくても相手に引かれて守られると、「数的有利な状況の形成」が物理的に作りにくく、それができたとしても相手守備陣を崩せないことだって出てくると思うわけです。そういう場合は、どうするのか? それでも、闇雲に「数的有利な状況作り」を第一に考えて戦うことが大切なんでしょうか? というかセルビア戦の問題点は「1+1=3」ができなかったことだったの? なんか適当に書いているうちに、「1+1=3」と「数的有利サッカー」がごっちゃになってしまっていまった感じで、わかり難くて申し訳ありません。正直これ、どちらも似たようなものかなとは思っているんですが、違うといえば違うんでしょうし、同じものとして語ると語弊があるのかな。そもそもこの「1+1=3」理論も、例の「接近、展開、…」と同様、岡ちゃんの頭の中だけにあるサッカー理論なので、実態はよくわからないってのが本音だったりして(笑)。

■「1+1=3のこと」ばかり考えることで、他のアイデアを捨ててしまっている?

一応まとめます。岡ちゃんに言いたいのは「1+1=3」という現実的でない考えをするなら、同時に「1+1=0」という逆に面からの現実的でない(マイナスの要素)のことも考えるべきだと言う事。つまり「数的有利な状況作り」のことばかり考えるんじゃなく、それによる弊害や逆に「数的不利に陥る場合」のリスクケアも考えないと片手落ちではないかなと。合わせてコンデョションの問題や相手チームの出来の問題で「数的有利サッカー」ができない場合のことも考えて、それができない場合のやり方をいくつか用意しておくのも必要だと提言したい。「1+1を3にすることを殺すまで、個を生かすのは難しい」と言っているみたいですが、私はもし使える個があると考えているなら、「1+1=3」の方法論を無視して、その個を生かすオプションも持つべきだと思うんです。「1+1=3のこと」ばかり考えることで、他のアイデアを捨ててしまっているとしたそれは本末転倒かと。岡ちゃんにそういう発想はないのかしら?

■選択肢が少ないということをよく分からせてくれた?

ちなみに岡ちゃんの発言でビックリしたのが、セルビア戦の感想として「われわれはいろんなことができるわけではない。選択肢が少ないということをよく分からせてくれた」と言っているらしいこと。あのセルビア戦で、果たして言うほどそんなに「いろんなこと」やったんでしょうか。言うほど、たくさんの選択肢を試してたんですか? 申し訳ありませんが、私にはまったくそのようには思えませんでした。というか、あの試合はそれ以前の問題だったとしか言えないんですがね。そう、あのセルビア戦こそ、まさに「1+1=3」のことばかり考えていて、「1+1=0」な部分を考えてなかった故の結果だったのではないでしょうか?

「1+1は2です。3にはなりません」
10日の試合で京都に勝利した名古屋のストイコビッチ監督は、試合後の会見で中心選手である玉田の不在について質問され、チームとしてまとまっているし戦術もしっかりしているから選手を選ぶ上での困難はないと語った。
同監督はその質問に対する返答の中で、選手と戦術の関係について「1+1は2です。3にはなりません」とコメントしている。
http://supportista.jp/2010/04/news12191541.html

さてストイコビッチ監督のこちらの発言が、はたして岡ちゃんの「1+1=3発言」を踏まえたものなのかはわかりませんが、この言葉の意味を岡ちゃんは考えてみてはいかがでしょう。ストイコビッチ監督はけっして「あてつけ」だけで言っているわけではないと思いますし、私はストイコビッチ監督の「1+1=2」の理論はサッカーというスポーツを考える上では非常に大切な考えであると思ってます。

というか、あのセルビア戦を終えて、まだ「1+1=3」とかドリーミングな発言しているのは非常に残念。で、きっと岡ちゃんのそういう思考が選手たちに悪影響を及ぼしているでしょうな。どのみち岡ちゃんには「1+1=0」対策は無理だと思うんで、それならば「1+1=2」というリアリズムを期待していたんですが…。
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■「チェルシー対ボルトン」プレビュー的な

「彼らはフレッシュな状態でスタンフォード・ブリッジにやって来る。早いテンポで試合を戦うことができる。だから我々は十分に注意を払わなければいけない。ボルトン戦は、シーズンで最も重要な試合の一つだ」
http://news.livedoor.com/article/detail/4715969/

さて、チェルシ−。明朝はプレミアリーグ・ボルトン戦ですが、優勝のためには負けられない戦いであるのは言うまでもないところ。気をつけるべきはボルトンのリスクを顧みないカウンター攻撃でしょう。ボルトンといえば、「ハイボール」「高さ」が代名詞という感じでしたが、監督が変わってからは、そんな古きよきイングランドスタイルから少し変化したように感じます。ボールを奪ったら、ある程度リスクを冒してでも人数を掛けるカウンターサッカー。運動量を多くしてハードワークを信条とする、ちょいオシム的なサッカー。なのでボールポゼッションで上回ることが予想されるチェルシーですが、相手のプレスやミスからのカウンターには十分に注意したいところ。不用意なパスミスは厳禁なのは言うまでもないですし、リスクを冒すべきところ、リスクを冒さないところの状況判断が問われる戦いになるのは確かでしょう。まぁ、同じことはボルトンにも言えると思うんで、そのあたりのリスクのかけ方と状況判断能力が試合の焦点になるのかな? で、普通に戦えば、それはチェルシーのが一枚上なのは間違いと思うんで、それに注力して戦ってもらいたい。この試合、デコ&ジョーコールに変わってバラック&カルーが出るみたいですが、そんな「カウンター対策」から考えるとこの2人のがうってつけな気もします。FWはわからないけどアネルカのが生きそうかな。まぁどっちでもいいけど。何にせよ大切な一戦なのは間違いないわけで、ここはひとつ、きっちりとボルトンのカウンター対策を遂行して勝ち点3獲得してくだいさい。

■FA杯準決勝「ポーツマス対スパーズ」超雑感

ポーツマスのアヴラム・グラント監督は試合後、「今シーズンいろいろあったことを考えると素晴らしい成果だ。(2月の)ある日、私はこのクラブにやって来て、翌週には(破産で)クラブはなくなると聞いた。我々はその日暮らしをしてきたが、ファイナルまで到達することができた」と話した。
そのグラント監督は、決勝で古巣のチェルシーと対戦することになる。http://news.livedoor.com/article/detail/4712602/

神がかり的な勝利といえばそうかもしれないけど、ポーツマスがうまく戦っていたのは確かです。正直、チェルシー監督時代のグラント監督に関してはあまりいいイメージは持ってなかったんですが、この試合の「右サイドにディンダンを置いた」采配はさすがだったと感じました。選手交代策も「延長戦まで考慮した」クレバーなものだった気がしましたし、それは評価したいなと。というかスパーズはやっぱレノンが不在だと怖さが半減だよなぁ。正直、この試合のベントリーは怖くなかったし、初めからクラニツァルのがよかったように思えました。あと、デフォーを途中で下げてしまったけど、それはやっぱこれからのプレミアリーグの激戦を睨んでのものだったのかな? という14日アーセナル、17日チェルシー、24日ユナテッドという、コノタイミングでの上位3強との3連戦は厳しすぎ。って、チェルシーファン的にはチェルシー戦はお手柔らかに、チェルシー以外の試合ではがんばってというスタンスなんですが(笑)。正直グジョンセンとこのタイミングでの再開はいやだなぁ。
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最近の若者の音楽はどれもつまらないと思っていましたが、
どうやらそうでもないみたいですね。
このバンドのボーカルの子はロックが何たるかわかっているみたいで。
それだけでもうれしい。応援はするよ。CDは買わないし、たぶんもう2度と聴かないと思うけど。
ロックンロールは鳴り止まないっ 神聖かまってちゃん
神聖かまってちゃん * の子さん ドキュメンタリー #001

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