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zoom RSS 欧州CL準決勝「インテル対バルセロナ」第1戦 「持ち味合戦」をより徹底できた故?

<<   作成日時 : 2010/04/21 23:42   >>

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■お互いの持ち味をぶつけ!

「ボールをコントロールすることができなかった。偉大なチームを相手にボールを失う時、カウンターから決定的なチャンスを与えてしまうことは分かっていた」
「彼らは私たちの背後のスペースを常に探していた。その攻撃はとても速かった。彼らはチームのスタイルを示したんだ」
「今日の私たちは、他の試合のように効果的なプレーをできなかった。試合展開はとても速かった。中央、サイドからの展開を試してみたのだがね。彼らはプレーを簡単にはさせてくれなかった」
「インテルに賛辞を送らなければならない」
http://news.livedoor.com/article/detail/4729828/

プレビューでは「バス移動の影響を考えて、インテルがポゼッションで上回れれば…」なんて書いたけど、普通に考えればそれはありえないことでした。いや、失礼。適当すぎたね。冷静に考えれば、そんなことモウリーニョが考えるはずはなく、もちろんグラウディオラだってインテルにそんなことさせるほどバカでないことは、ほんの1秒でも冷静に考えればわかることでした。申し訳ない。ってわけで、このファーストレグの戦いの構図的には、当たり前のように「ポゼッションのバルセロナ」対「カウンターのインテル」という、お互いの持ち味をぶつけ合った戦いになるわけですが、その「持ち味合戦」をより徹底できたのがインテルのほうであり、それが結果的に勝利に結びついたように思えました。正直バルセロナが先制ゴールを挙げたときには「やっぱバルセロナが自力で勝るのかなぁ」って感じで眺めていたんですが、まさかその後にインテルが3点も取るとは…。

■常にバルセロナの高い最終ラインの裏へ

確かにバルセロナの最終ラインの裏は狙いどころだと思うんでそれを狙うのはわかるんですが、正直、あからさまに「それだけ」を狙って攻略できちゃうとは思っていませんでしたのでビックリしたんです。まぁ「インターセプトしたら、縦一本。常にバルセロナの高い最終ラインの裏へ」と言葉で書けばインテルの攻撃が全部同じように思えちゃうけど、実際のところは「パスの出す位置」「パスの出し方」「裏を狙う位置」「裏を狙うタイミング」などなど、どれも違うわけで、そのギリギリの駆け引きを制したことは素直に評価すべきなのかもしれません。たとえバルセロナがその攻撃スタイルをわかっていようとも、そんなこと関係なく、「自分たちのやり方」を信じて、ひたすら同じことを実直に繰り返したその志は立派でした。もちろん、その「バルセロナDFの高いラインの裏狙い」という「自分たちのやり方」が、けっしてインテルの選手やモウリーニョの“自己満足の世界のもの”ではなかったということはきちんと抑えて置きべきでしょう。なんというか、それってつまり岡ちゃん日本代表がやっていた「日本化サッカー」とは違って、きちんと相手チームの弱点を見据えた「自分たちのやり方」であったみたいな感じ? って、まぁ「高いラインの裏」狙うのはサッカーの攻撃における1つのセオリーであって、「自分たちのやり方」もクソもないんですけどね。

■戦術と選手

とはいえ、そういうカウンターサッカーをきちんと実践するために有効な選手がインテルにいたことは忘れてはならないでしょう。FWミリートとエトーの動きは秀逸でしたし、MFスナイデルの存在も、そのカウンターサッカーの実現のためには不可欠でした。まぁぶっちゃけ3ゴールは出来すぎな気はしますし、この試合のバルセロナの何が何でも最終ラインを高くする守備のやり方にも問題があったようには思えましたけどね。

■メッシ対策?

そうそう、最後にインテルのメッシ対策についてだけど、基本は「4−3ブロックをより強固に」というやり方で、密着マンマークということはやらなかったのはさすがでした。確かに、たとえサイドや中盤でボールを持たれても、「バイタルエリアで決定的な仕事させなければ」それでOKなんですよね。ただ、バルセロナの先制ゴールのシーンのようにサイドを深くえぐられると、その「バイタル包囲網」も意味がなくなるわけですが、思ったよりもバルセロナがそういうシーンを演出できなかったのはちょっと意外でした。バス移動の疲労の影響か? それともイブラヒモビッチの不出来の影響か? わかりませんが、バルセロナの攻撃力を持ってすれば、まだまだ勝負の行方はわからないと考えるほうが正しいんでしょう。なぜならカンプノウで2−0での勝利なんてバルセロナにとってはわけない気がするし、ぶっちゃけチェルシーより「インテル守備陣の攻略」できる可能性は高いと思うから。

■エストゥディアンテス型?

ちなみにJスポーツの後藤氏のコラムでも、この試合を分析されていてますが、この部分はどうなんでしょうね。

なぜ、「エストゥディアンテス型」が可能だったのか。それは、そこにアルゼンチンの中でも中盤での守備能力では最高レベルにあるカンビアッソとブラジル人のモッタがいたからだ。メッシがドリブルに移ろうとする、その瞬間に「取れる」と判断した場合にカンビアッソがボールを奪いに行く。実際、奪いに行った場面では50%以上の確率でボールを奪っていた。これは判断力の勝負である。取れないような状況、あるいは、そこでマークをはずされるとゴールが脅かされる危険が大きい地域では、無理にボールを奪いに行かず、「今なら取れる」と確信できた場合には、あるいはゴールから遠くリスクの少ない地域では、激しく行って、メッシからボールを奪うのだ。
http://www.jsports.co.jp/press/column/article/N2010042120265402.html

確かにカンビアッソとモッタは素晴らしかったとは思いますが、別に「エストゥディアンテス型」云々じゃなく、普通にゾーンディフェンスをセオリーどおりに行っていただけと表現するほうがしっくりくる気がするんだけどな。「判断力の勝負である。取れないような状況、あるいは、そこでマークをはずされるとゴールが脅かされる危険が大きい地域では、無理にボールを奪いに行かず、「今なら取れる」と確信できた場合には、あるいはゴールから遠くリスクの少ない地域では、激しく行ってボールを奪う」って、特別でもなんでもなく単なるゾーンディフェンスの守り方だと思うんですが。そういう意味合いで書かれているのなら、すみません。その通りだと思います。

■エストゥディアンテス型?

というわけで、第2戦の戦いが気になるわけですが、さて、モウリーニョは、いったいどんな戦い方をチョイスするんですかね。まぁチェルシーとCL第2戦のスタンフォードブリッジで戦った時のスタイルが1つのやり方になるんでしょうけど、はたしてそれでバルセロナを封印できるでしょうか? うーん。ぶっちゃけ、無失点は厳しいそう。無失点を狙うよりも、むしろアウェーゴール狙いのが勝算ありかな?

ちなみにこの第1試合のモウリーニョの試合後のこのコメントはうれしかったなぁ。

「試合後、彼らは(ドレッシングルームへ続く)トンネルの中で主審を攻撃していた。どうやら彼らはあまり記憶力がないようだ。去年のこの時期、チェルシーの選手たちは、バルセロナを有利にしたエブレベ主審の歴史的なジャッジに泣いていたはずだ。今回は我々が勝った。我々の方が良いプレーをしたということを認めるべきだ」
 http://news.livedoor.com/article/detail/4729762/

私はモウリーニョのこういうところも好き。さすが師匠。第2戦は厳しいとは思いますが、ぜひがんばってください。
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
インテルの守りは美しかったですね。メッシのドリブルをうまく抑えたDFのディレイとパス&ムーブにしっかりつくということを徹底して集中力を切らさない選手達。本当に美しかった。
えびくた7
2010/04/22 14:46
>えびくた7さんへコメントありがとうございます。確かにインテルの守備は美しかったですよね。それもサッカーの醍醐味なんだと思ってます。ちなみにバルセロナの守備も美しいと思ってます。
doroguba
2010/04/24 00:33
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