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zoom RSS プレミアリーグ天王山「ユナイテッド対チェルシー」超雑感  確かにオフサイドだったと思います

<<   作成日時 : 2010/04/05 21:06   >>

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確かにドログバのゴールはオフサイドだったとは思いますので、その点に関してはラッキーでした。ただ全体的にみて、チェルシーが勝利に値した戦いができたと思うし、結果はその内容を反映したものだったと言えるのではないでしょうか? というわけで、ここでは何となく思いついたチェルシーの勝因を、3つばかりピックアップしてみたいと思います。
勝因1、ルーニーの不在と誤審に助けられた(外的要因)
勝因2、先制点を取れた&先制点を取るまでの戦い方がよかった(ポゼッションサッカーの実現)
勝因3、アネルカ・ワントップという「勝っているチームはいじらない」法則を適用した(アンチェロッティ采配)

■勝因1:ルーニーの不在と誤審に助けられた(外的要因)

これはもう書いている通りなんですが、ルーニー不在とドログバの誤審ゴールの影響抜きには、この勝利は語れないんでしょう。特にルーニー不在の影響は大きかった。今期のユナイテッドの攻撃陣はルーニーのボールのあるところ&ないところでの動き&決定力に頼るところが大きいわけで、彼がピッチにいるかいないかで攻撃の威力が全然違うんですよね。

もちろんこの試合スタメンだったベルバトフだっていい選手だと思いますし、バレンシア、ギグス、ナニという「サイドアタッカーたち」の存在も脅威ではあると思いますが、正直、彼らにはそれほど「決定力」があるわけではないので、チェルシー的にはルーニーが不在のおかげで比較的、楽に戦えたのは間違いないのでしょう。

■勝因2:先制点を取れた&先制点を取るまでの戦い方がよかった(ポゼッションサッカーの実現)

続いての勝因は、こちら。要は前半の最初から「先制ゴール」するまでの試合の進め方がよかったのではないかと言いたいんですが、その時間帯にMFデコを中心とした「ポゼッションサッカー」がうまく実現できていたことが勝利に結びついたように思えました。具体的に言うと、中盤からデコが右サイドバックの位置のあたりまで下がって「有効にゲームメイクができていたこと」が大きかったなぁと。

この試合、ユナイテッドのフォーメーションはおなじみ「4−4−2」でしたが、チェルシーのサイドバックの位置あたりはどうしても「常時プレスを掛けることが難しいゾーン」なわけで、チェルシーがボールポゼッション時に、それを考慮してポジショニングを取っていたのは評価したいなぁと。



【ユナイテッド守備布陣】
               GK●ファンデルサル

SB●兄       CB●リオ       CB●ビディチ   SB●エブラ


SH●バレンシア  MF●フレッチャー   MF●スコールズ MF●ギグス

                FW●パク
 
                FW●ベルバトフ

上記はユナイテッドの守備時のデフォルトなポジショニング。最終ライン4人と中盤4人が見事な2ラインを作ってゾーンを形成して守る「4−4ゾーンディフェンス」だったと思うんですが、そこに単純にチェルシーの選手をポジションチェンジ無しで組み合わせたのが、下の図。



【ユナイテッド守備VSチェルシー攻撃】
               GK●ファンデルサル

SB●兄       CB●リオ       CB●ビディチ   SB●エブラ

                 FW○アネルカ 
     WG○マルダ               WG○ジョー・コール

SH●バレンシア  MF●フレッチャー   MF●スコールズ MF●ギグス

         MF○ランプス         MF○デコ 
                  MF○ミケル

          FW●ベルバトフ       FW●パク

 SB○ジルコフ                         SB○フェレイラ

           CB○テリー      CB○アレックス


こちらは超単純に2チームのフォーメーションの組み合わせたものですが、この図でわかるようにチェルシーの最終ラインのあたりはユナイテッドの守備陣のプレスが比較的緩いんですよね。で、この相手チームの最終ラインへのプレスの緩さは別にユナイテッド守備陣だけに限らず、一般的にそういう守備戦術を採用しているところが多いと思うんですが、それを考慮して「SB→WG→MFの3者間」でうまくポジションチェンジしながらボールを保持していたのがよかったように見えました。


【チェルシー攻撃陣の主なポジション移動】
               GK●ファンデルサル

SB●兄       CB●リオ       CB●ビディチ   SB●エブラ

             FW○アネルカ

SB○ジルコフ        →WG○マルダ          SB○フェレイラ
                                     ↑
SH●バレンシア  MF●フレッチャー MF●スコールズ MF●ギグス

           MF○ランプス      
                       WG○ジョー・コール←
              MF○ミケル
   
           FW●ベルバトフ       FW●パク      ↓ 
     CB○テリー                         MF○デコ
                    CB○アレックス

こちらが、そのチェルシーの「SB→WG→MFの3者間のポジションチェンジ」を単純に図にしたもの。SBフェレイラがポジションを高くし、WGのジョー・コールと絡んで攻撃するのはよくある形だと思うんですが、それと連動してMFデコが自陣サイドの低い位置まで下がって「フェレイラ&ジョー・コール」とうまく三角形を形成しながらボールを散らしていたのが印象的だったかなと。

まぁランパードやバラックも「下がってボール受けて、サイドチェンジ」みたいなゲームメイクプレイは普通にやっているとは思うんですが、デコみたいに「サイドバックのポジション」まで大胆に下げることはないように思えるのは単なる気のせいなんでしょうか?

ちなみに逆サイドの「左サイド」では、SBが上がった場合、その空いたスペースにCBのテリーがスライドして「左サイドバックの位置」にポジションチェンジして起点となるシーンは多々あると思うんですが、そのポジションチェンジのほうが普通かなと。

もうひとつちなみに、後半早々にパウロフェレイラが右サイドを抜け出して「GKと1対1」的なシーンを演出したのも、このデコとジョー・コールとフェレイラのポジションチェンジからでした。あそこで追加点決めれていれば、もっと楽に戦えたんですが、まぁ仕方がない。というわけで、まとめますと「デコの大胆なポジショニング」によって右サイドを制圧できたことが、チェルシーの序盤の戦いに有利に働いたのが勝因の1つだったなぁと。まぁゴール自体はマルダの逆サイドのドリブル突破から生まれたものだったんですけど、そのゴールが生まれるまでの間、右サイドを中心に主導権を握ってサッカーできていたことを評価。パウロフェレイラのポジショニングもすばらしかったし、ジョー・コールのボールへの絡み方もよかった。

■勝因3:アネルカ・ワントップという「勝っているチームはいじらない」法則を適用した。(アンチェロッティ采配)

最後にこちらですが、この試合においてドログバ温存&アネルカのワントップの「ポジション流動性に優れたメンツ」で戦うことを決意したアンテロッティの采配は評価すべきでしょう。勝っているチームはいじらない&コンデョションを考慮しただけなのかもしれないけど、この大一番でドログバをベンチに温存する決断をしたのは簡単ではなかったと思います。たぶん、並みの監督なら絶対にドログバ&アネルカの2トップのスタメンで戦っていたと思うんですよ。もちろん、それが機能して、もっと楽に勝てていたのかもしれないけど、マルダの先制ゴールがうまれたのは「アネルカ・ワントップの4−3−3」だった要因が大きかったと思うわけで。それに先の「デコを中心とした右サイドでのポゼッション優位の実現」もアネルカのワントップ布陣だから、より機能したところもあると思うので、結果から考えれば「ドログバ温存&アネルカのワントップの4−3−3布陣」は正解だったのではないでしょうか? 途中交代で出場したドログバが、オフサイドながらも一応ゴールという結果も出せたし(笑)。この試合のアンチェロッティ采配は、ずばり100点上げれるのではないかなと。えっ? アンチェロッティに対する評価が良かったり、悪かったりとブレすぎ? 確かに。まぁ勝てば官軍ってヤツです。
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