doroguba*footballcolumn*

アクセスカウンタ

zoom RSS 岡ちゃん日本代表への「開き直り方」の提案&欧州CLバエイルン&バルセロナ&FA杯プレビュー

<<   作成日時 : 2010/04/09 22:50   >>

面白い ブログ気持玉 5 / トラックバック 0 / コメント 2

まぁ人のことを批判しても、あまり見返りはないですよね。仲良くナアナアにやるほうが賢いと思いますよ。やってないけどツイッターでもポジティブな人が受けているみたいじゃないですか。そりゃ、そうですよ、いつも批判ばかり聞かされていると気が滅入っちゃうというものです。というわけで、今回のエントリー、スタート!

■岡ちゃん日本代表への「開き直り方」の提案!

となると、開き直るのが第一だろう。セルビアやオーストラリアみたいな相手、つまり本大会で当たるデンマークにも点をとれそうもないことはわかった。しかし、オランダを相手に60分間互角にプレーできた試合もあったわけだ。パスワークとセットプレーだけでも通用するのだから、それを軸に戦い方を整理すればいいのではないか。
 ここで一番もったいないのは自信を失うことだ。通用している部分も確かにあるのだから。http://wsp.sponichi.co.jp/column/archives/2010/04/post_1553.html

西部さんのコラムから。「パスワークとセットプレーだけでも通用するのだから、それを軸に戦い方を整理」すべきとのことですが、たぶん一番の整理すべきポイントは「ボールポゼッションに対する考え方」なんでしょう。まぁ、こればっかりは相手があることで、こちらの都合だけでは決められないわけですが、1つのやり方として思い切って「ボールポゼッション思考を捨てる」というのは十分ありかなと思うんです。要は「ともかく守備重視&組織的プレッシングに命をかけて、ボール奪ったら縦へ! 裏へ!」というサッカーへの変革。もう時間がないからメンツ自体はこれまで主力メンバーを中心として、サッカーの考え方を変えるというやり方ですよ。ジーコスタイルからトルシエスタイルへ戻すといったらわかりやすいかしらね。ただ3バックでなくて4バック仕様なのは現状のままですよ。「4−1−4」のマケレレロールでも「4−4スタンダード」でもどちらでもいいです。ただ、プレスを始めるだいたいの位置とオフサイドトラップを掛ける場合の決まりごと(最終ラインは揃えるけど意図的にはオフサイドトラップ狙わず、基本、最終ラインの選手は裏のスペースをケアすることを第一とするなど)だけは徹底させてください。中村俊輔と本田はどちらかをベンチ、どちらかをセカンドトップで起用します。ポゼッション思考ではないので、本田選手がファーストチョイスになると思うんですが、諸般の事情で中村俊輔選手を起用しなければならないときは本田を下げてトップ下で起用。この場合、攻撃時に右に流れて、守備時にトップ下というポジションチェンジはありとします。その昔バルセロナがロナウジーニョを有効活用したときと同じ方式です。ワントップは誰でもいいですが、裏へ飛び出すのがうまいカウンタ−向きの選手か、本田選手のミドルシュートを引き出せる黒子的な役割ができる選手が理想となります。ちなみに中村俊輔選手がベンチの場合は相手チームに先制された時の後半70分過ぎに搭乗していただきます。右サイドで起用し、彼の起用が「ポゼッションスタイルへの変更」の合図になります。以上です。何か質問はございますか? それでは時間が来ましたのでこれで質疑応答は終了させていただきます。本日はご清聴ありがとうございました。

■欧州CL「ユナイテッド対バイエルン」第2戦プチ雑感

しかし、この2分後にバイエルンのオリッチがワンチャンスをものにして1点を返すと、ここから試合の流れが一気に変わる。後半からバイエルンは試合を支配し、積極的に追加点を狙い始める。50分にはラファエルが2枚目のイエローカードで退場すると、10人になったマンUはルーニーを下げて守りに入った。ところが、勢いに乗ったバイエルンは74分、CKからロッベンがダイレクトボレーをたたき込み、3−2と追い上げて準決勝進出に王手をかける。後がないマンUはベルバトフ、ギグスを入れ最後の反撃を試みるが、試合巧者のバイエルンはボールをキープして得点を許さず、そのまま逃げ切った。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/0910/headlines/20100408-00000017-spnavi-socc.html

ユナイテッドが前半3点取った時点では楽勝ムードだったんですが、そこからバイエルンが巻き返し2点取って、2試合トータルで勝ち抜けというこの試合。ポイントはやっぱ前半終了間際のバイエルンのオリッチ選手のゴールでしょう。前半のうちに1点返せたのは大きかったし、3点差付いても諦めずにゴールを奪った「ゲルマン魂」はすばらしかったなぁと。このオリッチ選手のゴールを見て、私はなぜか2002年の日韓W杯ベルギー戦で生まれた鈴木選手のゴールを思い出してしまいました。ゴール自体は全然似てないですが、どちらも“執念”から生まれたゴールのように思えたので、似ているかなと。もちろん、オリッチ選手のゴールはそのシュートテクニックだってすばらしかったのは間違いなんですが、それよりも「何が何でもゴールするんだ」という気持ちの部分が大きかった気がするんです。サッカーというスポーツにおいて「気持ち」が占める部分は小さくないと思うんですが、3点差付いても「気持ちが折れなかったバイエルン」と3点差付いて「ちょい気持ちが緩んだユナイテッド」の違いが結果に結びついた部分もあったのかなと。まぁ、3−0になっても気を緩めず戦うことは不可能だとは思うんですが、その油断のスキを突かれたところが今のユナイテッドの「甘さ」なのかもしれません。

さらに、「ユナイテッドの甘さ」という観点から言えば、後半開始早々のラファエルの退場劇もそう。本人的には退場になるとは思ってなかったんだろうけど、軽率なプレイでした。少なくとも1枚カードをもらっていたんだから、もっと気をつけないといけないよね。

というわけで、「ユナイテッドの2つの甘さ」がバイエルンを生き返らせるわけですが、そのチャンスをきちんと生かしきったバイエルンのサッカーが見事だったのは間違いないんでしょう。ラファエル退場後に数的有利になったあとも「あわてないでじっくりと攻めた」ことも素晴らしかった。ボールをしっかりとポゼッションし両サイドを丹念に使って、まるで真綿で首を絞めるように慌てずにじっくりと攻撃しておりましたが、その攻撃において「ユナイテッドにカウンターを許さない」方法ができていたことはサスガでした。って、何度か危ないシーンはあったけど、少なくともセルビア戦の岡ちゃん日本代表のような失態をしなかったのは、さすが王者バイエルンということなんでしょう。

もちろん、それはリベリとロッベンという「世界有数のウインガー」がチームに2人も存在し、さらに後半頭からゴメスという切り札を投入ができるチーム力(選手層)があるからこそ可能なんでしょうが、そんな物理的な要因だけでなく「3点差でも諦めないゲルマン魂」(メンタル)と「ボールポゼッションからチャンスを待って、カウンターを許さずじっくりと攻撃できる戦術」(名将ファンハールの頭脳)があったことも忘れてはいけないと思うんですよね。

ファンハール監督の采配で言えば、ゴメス&アルティントップ投入など選手交代策も見事でした。頭の中に「勝つためのシナリオ」があるから、ああいう的確な采配ができるんですよね。まぁ前半の3失点した守備はあれでしたが、あの失点はユナイテッドの攻撃が見事過ぎたからなぁ…。

逆にユナイテッドは、改めてクリスチャーノ・ロナウドの抜けた穴が大きかったことを確認するような敗北だったように感じました。確かに前半で3点取ったその攻撃力は昨年とあまり変わらないのかもしれないけど、昨年までのチームならそれで勝ち抜けるチーム力があったと思うんです。「王者の風格」というか、「安定感」というか。合わせてファーガソンタイムに代表される「劣勢をひっくり返すバカ力」みたいなものがユナイテッドの強さの1つであると思うんですが、残念ながらロナウドが抜けた今のチームにはそれがない(シーズン当初にはまだあったけど)。もちろん単なる不運のためで負けたという見方もできると思うけど、私はロナウドが抜けたことによる「チーム総合力の減退」が敗因だった気がするんですよね。それはアデバイオール&コロトゥレが抜けたアーセナルにも当てはまる気がするんだけど、昨シーズンに比べ、プレミアリーグの上位チームのレベルが全体的に落ちたところはある気がしております。

■欧州CL「バルセロナ対アーセナル」第2戦プチ雑感

「我々アルゼンチンがワールドカップ(W杯)に優勝したら、マラドーナとペレのどちらが優秀かという歴史的論争に終止符を打つことになるだろう。そうなった(アルゼンチン優勝)場合、どんなブラジル人、イングランド人、ドイツ人、スペイン人、イタリア人であっても、史上最高の選手がアルゼンチン人であることを否定はできないはずだ」http://news.livedoor.com/article/detail/4707672/

続いて「バルセロナ対アーセナル」戦について。上記のようにマラドーナも絶賛していますが、確かに今のメッシ選手はすごい。まさに脱帽ですよ。メッシって、昔からあんなにシュート決定力がある選手でしたっけ? なんかドリブルでのチャンスメイクな人というイメージがあったんですが、今のメッシは全然そんなちっぽけな選手ではないよね。クラッキと呼ぶにふさわしい決定力がある。ドリブルからシュートまでの動きに隙がないし、シュート時のキックの振りも早い。シュートのコースや精度もすばらしい。もちろんドリブル突破力もすばらしいし、パス&ゲームメイク力もあるし、オフザボールの動きも文句ないし、前から守備もきちんとするし、運動量もあるし、シュートの決定力もある(って、これは何度も言ってますね)。もうパーフェクトです。文句なし。強いて欠点を挙げるとすれば高さくらい? って、それはなくても問題ないし。

さて、そんなすごい最近のメッシですが、本人の能力がすごいのはもちろんですが、その力を100%以上引き出している名将グラウディオラ監督の力も抜きにはできないでしょう。このアーセナル戦は4−2−3−1のトップ下的なポジションでメッシを起用しておりましたが、ウイングやワントップでなく「トップ下」で起用した理由はやっぱ「対アーセナル」を考慮してなのでしょうか? わかりませんが、たぶんそう。というか、メッシ選手のポジションを「トップ下←→サイド」と変幻自在にすることでアーセナル守備陣から開放させているだけなのかもしれないけど。ちなみにグラウディオラ監督って、モウリーニョ監督やヒディンク監督みたいに「相手の弱点を突く」のもうまい監督という印象はあります。しかも、その「弱点を突く」ことをネガティブなイメージではなく、「元・偉大なるサッカー選手」的な観点からエレガントにできるという印象があるのが特筆すべき点かなと(笑)。って、書いている意味がよくわからないかもしれませんが、要はグラウディオラ監督ってヒディンク監督やモウリーニョ監督的な系譜でなく、クライフやジ−コの系譜でありながら「相手の弱点も突けちゃう」ってところがスーペルってことが言いたい(キリッ)。って、実は言うほどグラウディオラ・バルセロナの試合を見ているわけではないんですが、CLでの数試合を見た感じの印象はそんな感じ。時にはアーセナル戦の失点シーンで見せたような「高い最終ラインの裏を取られてやられること」もあるんでしょうが、高い位置での切り替えの早いプレス&プレスをしくじった場合のリトリートの使い分け&判断が優れていて、そんな「クライフ的な攻撃サッカーの系譜ながら、守備戦術もちゃんと考慮できるサッカー」を実現できているのが、今のバルセロナの強い秘訣&メッシがバルセロナで輝いている理由なのかなと。

ちなみにアーセナル戦見ていたら、昨シーズンのヒディンク・チェルシーは「バルセロナ対策」を上手にやっていたなと改めて思いました。メッシに対するアシュリー・コール守備とか、今振り返れば完璧だったなと。マンマーク的に追尾するところはして、ゾーンで受け渡して守るところは受け渡してと、個の守備力とチームの組織力を駆使した「対メッシ対策」のやり方と、選手たちへのその判断力の備え付け方が完璧だったかなと。まぁ、それでも結局、昨シーズンは負けちゃったわけですし、今のメッシにその守備戦術が通用するかどうかはわからないけど。

というわけでまとめますと、今のメッシは確かにすごい。でもそれはグラウディオラの手腕のおかげでもあるハズ。さてマラドーナ・アルゼンチンでメッシは輝ける?

■FA杯チェルシー戦プレビュー

最後に明日のFA杯準決勝。チェルシーはアストン・ビラとまた戦うことになるわけですが、先日のプレミアリーグで対戦したときのような「楽な展開」にはならないんでしょう。何度も言うようにチェルシー的にはアウトンビラの「スピード&高さ」に対して「個の対決」で負けないように戦うことが大事。特にアシュリーヤング&ダウニングらのウイングのスピードには要注意であり、そこを抑えることができるかが勝負のポイントになるんでしょう。両SBのフェレイラ&ジルコフはよくやっていると思いますが、正直「スピードと高さ」に関してはビラの俊足ウイングに対するアドバンテージはないと思うんで、サイドで1対1のスピード勝負されると厳しいところ。なので完全に押さえることは難しいと思っているのですが、できる範囲で結構ですので攻守に渡ってがんばってもらい、さらにもし可能ならば前回の対戦のようにボールポゼッションでビラを上回り、サイドバックの守備の機会をなるべく減らすサッカーを目指したいところです。もちろん、いくらボールポゼッションで上回っても、不用意なミスからカウンターを食らってサイド突破されてしまっては「どこかの代表」と同じになってしまいますので、それに対するケアだけはきちんと行って攻撃してもらいたい。まぁ、問題ないと思うけど。あと、言うまでもなく気をつけたいのはセットプレイ時の守備。これは「高さ対策」になると思うんだけど、ビラは高さがある選手が多いので、しっかりと危険人物はマンマークして対処&ゾーンでもケアという基本は忘れず守らないとヤバイよね。まぁ、ここ数試合はセットプレイの守備も安定しているので大丈夫だとは思うけど…。

最後に攻撃では、好調マルダ&ジョー・コール&ランパードに期待。特にジョー・コールにはがんばってほしい。たぶん、ドログバかアネルカのどちらかがベンチスタートになると予想されるわけですが、「ウイングありの4−3−3」を確立するためにも、ジョーにはぜひ結果を出してもらいたいので、ともかく積極的にシュートを狙って決めてくれ。頼む! って、もしドログバ&アネルカがスタメンでジョーがお休みだったら、ごめんね。
人気ブログランキングへ
↑読んで面白かった人はクリック願います。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 5
面白い 面白い 面白い
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます。ご無沙汰しています。

メッシについて、私見ですが、最近は中盤の組み立てに加わる必要がありそうな時≒イニエスタを中盤で起用できない時には、相手次第でトップ下に入る率が高まるのではないかなと。それと、チーム自体も4-3-3だけでなく、メッシを中央に配した4-2-3-1や4-4-1-1、メッシを最前線に配した布陣(0トップ?)など、選択肢を広げようとしている感じを受けますね。

グアルディオラ監督の凄い点は、何でもできるメッシの能力のうち、どれを重視するかを試合に応じて明確にしている事ではないかと思いました。アーセナルとの第一戦ではズラタンがいたので、組み立て&決定的な場面を演出する能力をより重視して、第二戦ではそれ以上に自分で最後まで決める能力を重視しているように思いました。

dorogubaさんが述べておられる守備での使い分けもそうですが、ちゃんと相手や試合の状況を見ながら、自分たちの長所を適切に選択できるのが強さの秘訣なのでしょうね。同じ選手、同じシステムでも、運用の精度とタイミング、更には選手の気持ちによっても効果に大きな差が出るのは明白ですが、それを言葉ではなくピッチ上で証明しているのが凄いなぁと思います。

ただ、このままバルサ最強!というのでは面白くないので、ペジェグリーニとモウリーニョに期待しています。

では、失礼しました。
BKO
2010/04/10 08:25
>BKOさんへ
コメントありがとうございます。すばらしいバルサ論ありがとうございます。「どれを重視するかを試合に応じて明確にしている事」はそうかもしれません。クラシコは見れてませんが、ペジェグリーニは残念な結果だったみたいで。さてモウリーニョはどこまで抵抗できるんでしょう?
doroguba
2010/04/13 20:40
岡ちゃん日本代表への「開き直り方」の提案&欧州CLバエイルン&バルセロナ&FA杯プレビュー doroguba*footballcolumn*/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる