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zoom RSS FA杯準決勝「チェルシー対アストンビラ」超雑感  アネルカがワントップの方がチームは機能している?

<<   作成日時 : 2010/04/12 23:36   >>

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前半苦しみましたが、苦しい時間帯に失点しなかったのが勝因ですかね。ミケルのあのプレイはPK取られてもおかしくないものでしたが、審判に嫌われてなかったのはラッキーでした。これで、2試合連続「ラッキーな判定」に恵まれての勝利になるわけですが、それはもしかしてアンチェロッティ監督の人徳ゆえのご褒美なのかな? だってモウリーニョ監督のころは、判定に泣かされっぱなしだった印象あるし。というわけで、あまり時間がないので簡単に試合の印象などを。

■前半苦しんだ理由

まず前半苦しんだ理由を考えてみたいと思います。前回の対戦と比べて、アストン・ビラの守備がよかったというのもあるんでしょうが、それよりもチェルシーの攻撃に連動性が足りなかったことが問題だったように思えました。具体的に言うと、ドログバの前線でのオフ・ザ・ボールの動きがイマイチだったのが問題だったのかなと。もっとサイドに流れて両ウイングと絡んだり、中盤まで下がってランパードやデコと絡んだりと、サイドや中央で「基点」となるプレイができなかったのが苦戦の原因だったと感じました。もちろんセンターFWなんで、ワントップとして前線にドーンと張ることも大切だと思いますよ。ただ、もっと動いて、相手の2人のセンターバックを前後左右に動かしたり、中央から引っぺがすようなプレイも仕掛けるべきだったと思うんです。まぁ、そういうプレイをやっていいたのかもしれないけど、TVで見ている限りだとあまりそういう動きをしているようには感じませんでした。少なくともアネルカがワントップの時のプレイと、昨日のドログバのプレイを比べたら、オフ・ザ・ボールの動きの量と質は雲泥の差かなと。もちろんアネルカとドログバではプレイスタイルが違うのはわかるし、必ずしも「いろいろと動き回る」ことがいいことではないのかもしれませんが、個人的には「ドログバの前半の動き」はちょっと物足りなかった。で、それが苦戦の原因だった気がするんですよね。

■アネルカがワントップの方がチームは機能している?

ぶっちゃけ、今のアンチェロッティ監督のサッカースタイルだと、アネルカがワントップの方がチームは機能しているように感じます。ウイングや中盤の選手との連動性を始め、ポゼッションからの攻撃の形がアネルカワントップの時のほうが機能しているように見えるんですよね。もちろん、それは相手チームの戦術スタイルやパフォーマンスの影響にもよるとは思いますが、現状のチェルシーはアネルカ・ワントップの時の方が、マルダ&ジョーコールなどウイングの選手やランパード&デコなど中盤の選手の「攻撃面のよさ」は出てるような気がするんです。

■ドログバのワントップのスタイルもチェルシーにとって大切!

ただ、連動性に乏しいとはいえ、ドログバのワントップのスタイルも、それはそれでチェルシーにとって大切であるとは思います。なぜなら「チームとしての機能性」はアネルカ・ワントップのが上だと思うけど、単純に決定力や前線に置いておくことでの相手チームへの怖さ(一発屋的な怖さ)という面から考えれば、ドログバのが上だと思うからです。

この試合がそうでしたが、チームの出来自体はそれほどでもないけど、試合に勝てるというのもサッカーではよくあることですし大切なことだと思うんです。例えば、相手の攻撃をしのいで少ないチャンスを生かして(FKなどから)なんとなくゴールしちゃって勝つみたいな、「内容は悪いながらも、結果的に勝つ」みたいな戦い方はサッカーでは可能です。というか、サッカーって本質的にはそういうある種、理不尽なスポーツだと思うし、いつも「自分たちの思うようなエレガントなプレイで勝てる」わけではないと思ってます。時には、あまりリスク冒さないで「左ジャブだけで勝負して、あわよくばゴール狙って勝つ」みたいな試合を強いられることもあると思うし、そういう「戦い方」も勝つためには大切。少なくとも、私はそう思っています。

なのでドログバのワントップも、現状イマイチではあるけど、ドログバの決定力があるうちは、それはそれで捨てたものではないと言いたいんです。もちろん「アネルカ・ワントップの華麗なるポゼッションサッカー」は素晴らしいし好きだけど、試合に勝てるなら「ドログバ・ワントップの華麗じゃないけど個の力一発で勝てるサッカー」では万々歳みたいな感じ?

■先制ゴールのシーンについて

というわけで先制ゴールのシーンについても振り返ります。CKのこぼれ玉をテリーがシュートし、そのシュートをさらにドログバがゴール前でコースを変えてゲットするんですが、このゴール何よりドログバのシュートのうまさというか冷静さが素晴らしかった。力任せにシュートを打つわけでなく、左サイドネットのギリギリ&GKフリーデルがキャッチしにくいところにシュートを“転がした”のは、ある意味「ドログバらしく」て上手だったなぁと。シュートってパワーだけでなく、時には「GKを外すタイミングとコースをつく精度」が大事だったりするんですが、意外とそういう「コースを丹念につくシュート」はうまいんですよねドログバは。というわけで、この試合それまで何度かシュートミスしていたドログバですが、この先制ゴールのシュートは見事でした。このゴールだけでも評価したい。ぶっちゃけ、FWの選手って、それまでダメダメでも「欲しいときに点取る」ことができれば、それだけで評価していいポジションだと思うんです。もちろん、それが勝敗に関与するゴールかどうかが問題で、「焼け石に水」的なゴールだったら、あまり評価できないんですがね。

■マルダ&ランパード

その他、マルダ&ランパードのゴールも見事でした。アストンビラの守備陣が手薄になっていたところはあったと思いますが、それを差し引いても「崩しの形」というか「シュートまでの工程」は文句なしだったように感じました。マルダのゴールはバラックのセンタリングがすばらしかったし、ランパードのゴールはアネルカのお膳立てが見事でした。こういうプレイを今後も続けて欲しいし、今後もできれば2冠も夢ではないのかなと。

■アストン・ビラ

アストン・ビラはよくがんばっていたと思うけど、やっぱ中盤に決定力ある選手が足りないのかな。もちろんミルナー&ペトロフはいい選手だとは思うけど、もぅと攻撃を牽引できる選手がいれば強いんだろうなと。まぁ、この試合は「それほどリスクを冒さない」、少数精鋭的な攻撃をうまく繰り出していたと思うし、アグボンラホールの「あわやPK奪取」のプレイはよかったとは思うけど…。
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
どっちに転んでもおかしくない流れの中で、チェルシーが主導権を握っているかのような交代パターンに無理やり持っていったのもこの試合のポイントだったのではないかと感じています

決勝は完全にヒールになるでしょうね・・・
Mr.26
2010/04/12 23:58
>Mr.26さんへ
コメントありがとうございます。確かに交代策は見事でしたね。最後にアネルカ出したところも思いっきりがよかったと思うし。決勝は頭からガツンとできれば、ヒールにならなくてもすむと思ってます。エシエン&アシュリーは間に合うのかな?
doroguba
2010/04/13 20:36
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