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zoom RSS トルシエ氏、W杯の日本は「1部に挑む4部のチーム」を読んで

<<   作成日時 : 2010/05/20 23:49   >>

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■その認識が足りない

現在の日本の実力については、「2006年以来、以前のレベルに戻った。能力的には後退し、再建中のチームだ。外国でプレーする選手が非常に少なく、チームの成熟度に欠ける」と分析する。欧州の舞台でハイレベルの試合を経験する選手たちを擁するアフリカの国々とは対照的だ。「少なくとも30人は欧州の1部や2部のクラブでやれる選手がいるのに、その認識が足りない」と日本が世界のトップ20から大きく引き離される原因を指摘した。http://news.livedoor.com/article/detail/4781060/

トルシエらしいコメントな気はしますが、「少なくとも30人は欧州の1部や2部のクラブでやれる選手がいるのに、その認識が足りない」って発言はちょっと時代遅れな気がする。いいですか。我々日本(以下ジャポネーゼ)は2006年以降「認識」の基準が変わったんですよ。どういうことかと言いますと、我々ジャポネーゼは欧州の奴隷、つまり植民地化されることを辞めたんです。きっぱりと。そう。言わば基本的に鎖国状態に入ったんです。だって、もともと我々には「Jの理念」があるわけだし、それをまっとうするほうが「日本のサッカーの長い歴史」を考える上ではいろいろと好都合なんですよ。わかるかな?

その感覚って、言わば、「今たとえフィンケで勝てなくても、長い目で見ればそれのが成功すると信じる」という考えに似た感じかな。わかる? この「認識」が確信に変わったのは、まさにトルシエ氏が指摘する「2006年以降」。オシム師がいろいろ教えてくれたんです。お前たちジャポネーゼは、もっと自分たちの国を信じろってね。で、今、岡田監督が着実に完成させつつある「サッカーの日本化」がそこから始まりました。「欧州よりも日本のがエライ」って感じのトルシエ・ジーコ時代から価値観の変化というか認識の改革ですね。どうも我々ジャポネーゼは「欧州やアメリカ」という名に弱く、変なコンプレックスがサッカーや経済の成長を妨げちゃうんですよ。2006年の惨敗を経験し、さらにオシム師の説教によって我々は目覚めました。欧州を捨て鎖国しようと。言われてみればナルホドなんですが、あまり欧州へ移籍しても意味がないんですよ。ほんと意味がない。というかマイナスの効果のが大きい。だって、ほら欧州に下手に移籍しても試合に出してもらえないわ、「シャツ」って呼ばれるわ、「イエローモンキー」扱いされるわ、秋葉原で家電の買い物や日本のおいしいお菓子の買出しを頼まれるわで、いいことはまったく無いんだもん。日本語も通じないし、飯もまずいし。だいたい、ほら日本と欧州では距離があるし、イチイチ代表戦で飛行機で戻っていたら大変なんだもん。ビジネスクラスだって、疲れるのよ。で、コンデョション調整が難しいのはもちろん、移動の旅費だってバカにならないし。それに空港でファッションショーとか開くから、洋服代もバカにならない。マジでいいことなし。Jリーグだっていいものですよ。我々はここで十分に成長できます。女子サッカーだってそれで成長してきたみたいだし、何たって我々には大学サッカーという高学歴なアマチア組織があるんですよ。「高校サッカー→大学サッカー→地元Jリーグで村おこし」。今のモバイルでクラウドな時代はこれがベストなんです。わかったか、このプライド高いフランス人め。欧州人のくせに、いまだに3バックとか言っているんじゃない!

■私の時代からすでに中村はスターだった?

「私の時代からすでに中村はスターだった。彼の左足はマジック。世界屈指と言っていい。セットプレーの強力な武器だ。しかしいまとなっては、彼の評判は結果よりも名声が先行している。日本で彼はメディアの寵児なんだ。彼にとって不幸なことに、その左足はもはやかつてのような重要性をもっていない。現在のサッカーでは、自分のポジションと同時に、ディフェンシブな場面でも力を発揮できるトータルな選手が求められている。その点で彼はややピークを過ぎた」。
http://news.livedoor.com/article/detail/4781060/

嘘付け! あなたの頃は中村はスターじゃなかったでしょ。ぷんぷん。ブレイクしたのはセルティックに移籍してストラカン名将に遭ってから。で、ストラガンの目に留まったのはジーコのおかげ。これは鉄板。あなたが「メディアの寵児」って言うほどの影響力は2002年の頃はなかったですよ。実際のところ。あなたは変に恐れていたようですが。あとさ、あなたは中村のことを何かについけて「セットプレイのこと」しか言わないけど、それでけじゃないでしょ。で、ストラカンとジーコはセットプレイ以外もきちんと評価してくれていました。そこが違いです。あー、ではいいですか? ちょっと聞くけど、あなたリケルメも嫌いでしょ。ウソ、ウソ。わかっているんだから。隠しても無駄だし、そもそも隠す必要もない。でも、いいかい。これだけは覚えておいて。リケルメだってペケルマンみたいな“神”監督に巡りあえれば輝けるってこと。使う側の問題でもあるんだなぁ。違うかしら? ちなみに最近、このブログで「神様ありがとう」発言が多いのは、別に新興宗教とかに嵌っているからではないですよ。聞いてないかもしれないけど、一応言っておくと。いやなに、ピチカードフィアブの女性上位時代というアルバムにそういう「神様ありがとう」という曲があってね。たまたま、それを思い出したから書いただけ。小沢健二のソロ初期も「神」という言葉がよく出ていたけど、そんな80年代テイストの“軽い気持ちで使う神様”って感覚を共有したかっただけなんだ。

■古い井戸に水があるのに新しい井戸を掘るのはやめた方がいい

わたしは、日本でなぜそのような考えが出てきたのかが理解できない。性格とこれまでの実績、経験値などを考慮すれば中村俊輔が中心選手になるべきだ。システム変更など、あらゆる局面に対応できる選手である。本田が中心になれば、中村俊輔という一種のスター主義が、消えるということでは意味深い。しかし、南アフリカで勝つためのチームを作るならば経験ある選手たちでチームを作らねばならない。岡田監督が信頼できる選手たちでだ。古い井戸に水があるのに新しい井戸を掘るのはやめた方がいい。チームは、もっと中村を信じるべきだと思う。http://southafrica2010.yahoo.co.jp/news/cdetail/201005200003-spnavi

というわけで、ここで神発言の紹介。オシム師だって言っているじゃない「性格とこれまでの実績、経験値などを考慮すれば中村俊輔が中心選手になるべき」って。これはけっしてリップサービスでは無いと思うし、ある団体に脅されて仕方なく言っているわけでもないと思いますよ。本音でしょう。「古い井戸に水があるのに新しい井戸を掘るのはやめた方がいい」は名言ですな。これは、同意です。マジでその通りだと思うよ。で、ミスター・トルシエは2002年に、まさに新しい井戸を掘るのに夢中になりすぎたんだ。1998年の岡田もそうだった。

■「ペシミスト(悲観主義者)」万歳

相手チームの戦術を含め、すべてを丸裸にして長所と短所を並べる。相手が嫌なことが何かを知り徹底して、それをやるのだ。その上でメンタルの心得が必要になってくる。敗北は想定しておかねばならないのだ。負ける可能性もあるという心理的な準備がなければ、何もかもが駄目になる。サッカーでは、いかなることも起きるのだ。敗北の覚悟を口すれば、この国に限らず「ペシミスト(悲観主義者)」であるとの批判を受けるだろう。すべてをポジティブに考えねばらないが、一方で人間は客観性を持たねばならないのだから。http://southafrica2010.yahoo.co.jp/news/cdetail/201005200003-spnavi

「「ペシミスト(悲観主義者)」であるとの批判」はお蔭様で今はそれほどない。現状、日本のサッカーファンの60%くらいは今回のワールドカップに対して「ペシミスト(悲観主義者)」であるのは間違いないだろう。それは、たぶん岡田監督の功績なんだろうけど、問題は外野は「ペシミスト(悲観主義者)」なんだけど、現場の監督や選手がそうではないということだ。岡ちゃんを筆頭に日本代表選手全てが「ペシミスト(悲観主義者)」になれれば、日本のサッカーの未来はそんなに暗くはないハズだ。きっとワールドカップ後に「マッカーサー的な女神」が現れ、我々に何かしら新たなサジェスチョンを与えてくれるのだろう。

■マラドーナも鎖国の道を選んだ?

アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ監督が、南アフリカ・ワールドカップへ臨む23人の正式代表メンバーを選出した。インテルFWミリートとポストを争っていたナポリFWエセキエル・ラベッシが落選。ナポリで彼とチームメートだったMFヘスス・ダトロもメンバー入りできなかった。http://news.livedoor.com/article/detail/4780587/

なんだよ。結局ラベッシ落ちたんジャン。しっかし中盤ほとんど知らない名ばかりだな。勉強不足で申し訳ないけど、グティエレスとマスチェラーノとベロンとマキシ・ロドリゲスくらいしか知らん。まぁ、マラドーナも鎖国の道を選んだってことなんだな。がんばって頂戴。
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参考文献
【雑記】・「ミドルエイジ・クライシスまっただ中ということを説明しよう」

「タンポポの国」の中の私 ― 新・国際社会人をめざして
祥伝社
フローラン・ダバディー

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なるほど(納得、参考になった、ヘー)

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
これまでのエントリーとは一転、岡ちゃん擁護に回ってますね。
フランス国内でのインタビューだけにこれは本音は出でしょうね。
日本国内での最近のトルシエは建前全開で、俊輔中心を公言してますが。
ドイツ後、ジーコがブラジル国内では日本をボロクソ言ってたのと似てますね。

それにしても、トルシエやジーコの鼻をあかしてくれると期待してたオシムの
日本流スタイルですが、歪曲して継承した岡ちゃんによって世界へ披露される
現実がただ哀しくて仕方がありません。

それと2002年当時、俊輔は「日本の」メディアスターだったと記憶しています。
ジーコが本当に寵愛したのは加地。ブラジル人的には俊輔の創造性はきっと三流で。
哀しい現実
2010/05/21 02:03
岡ちゃん擁護じゃないでしょ。
>リケルメだってペケルマンみたいな“神”監督に巡りあえれば輝けるってこと
岡ちゃん率いる日本代表では中村は輝けない、一連のアンチ岡ちゃん活動の延長でしょう。
ペレリマンもオシムも神監督、では岡田は・・・という。あとマラドーナも。
無能なリーダーはやっぱり罪ですよねぇ。存在自体悪だ。ぷんぷん。
泥愚馬
2010/05/22 00:06
×ペレリマンもオシムも神監督
○ペケルマンもジーコもオシムも神監督
泥愚馬
2010/05/22 00:33
>哀しい現実さんへ
コメントどうもです。擁護に回ったわけではないんですが、文章がへたくそなんでそう読めますかね。失礼しました。うーん、俊輔はメディアスターだったですかね? 「歪曲して継承した岡ちゃん」というとまるで岡ちゃんが意図的に悪用しているように読めますが、マジで理解できないだけなんだろうと最近思っております。
>泥愚馬さんへ
コメントありがとうございます。存在自体は「必要悪」なんでしょうが、そういう存在は敵であってほしいですよね。ペケルマンはマジで代表監督にならないかな?
doroguba
2010/05/24 23:48
トルシエ氏、W杯の日本は「1部に挑む4部のチーム」を読んで doroguba*footballcolumn*/BIGLOBEウェブリブログ
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