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zoom RSS 今野選手の「守ってるだけじゃ勝てない」発言から、岡ちゃん日本代表を考察

<<   作成日時 : 2010/06/01 23:43   >>

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■守ってるだけじゃ勝てない?

(今日学んだことは)守りはできたと思うけど、守ってたら勝てないってのは改めて思ったし、後半なんかもボールを奪った後にうまくサポートしながらビルドアップしながらチャンスを作っていかないと。なかなかずっと守ってるだけじゃ勝てないと。下がってもしょうがないんで。相手も技術が高いし。だから持った瞬間にうまくサポートしながら角度をつけたりしたり、サイドをうまく使うとかしてやっていきたい。http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00102145.html

再び今野選手のイングランド戦後のコメントから引用。個人的には、この「ずっと守ってるだけじゃ勝てないと。下がってもしょうがないんで」というコメントというか思考が、非常にもどかしい。というか残念。というか嫌い。なんか、この発言ってあたかも「マケレレがマケレレシステムを非難している」ような自虐性というか、浅はかさというか、サッカーの本質がわかってなさが滲み出ている感じで、そこが非常に残念なんだよなぁ。ファンの方には申し訳ないけど、昔から今野選手のサッカー感には違和感を感じていて、まさにこの発言が象徴するような「お前がそれを言うのは、ちょっと違うんじゃないのか」って突っ込みたくなるようなところが嫌いだったりします。

■今野はまったく状況が見えていなかった?

それを踏まえて、こちらの金子達仁氏のコラムを紹介。

中でも気になったのは、長友ではないサイドの守りである。韓国戦、イングランド戦と今野が務めたが、Jリーグでプレーする感覚と世界で戦う感覚のズレを埋めきれていない。前半、GK川島が鋭い出足でストップした1対1の場面など、背後を取られた今野はまったく状況が見えていなかったのではないか。つまり、Jの感覚ではありえない速さで背後を取られてしまったのではないか。
 今野を責めるわけにはいかない。彼は本職ではない上、オランダ戦に出場していなかった。Jでプレーするよりも一段上の危機感を持って対処しなければいけないということを、身をもって体験していなかった。韓国戦で朴智星に許したゴールなどはその象徴的とも言えるシーンだったが、果たして、本大会に間に合うのかどうか。
http://wsp.sponichi.co.jp/column/archives/2010/06/post_1591.html

金子氏のこの指摘に対しては、概ね同意。で、金子氏は「Jリーグでプレーする感覚と世界で戦う感覚のズレ」と指摘しているけど、私はそうじゃなくて、Jリーグは関係なく、単に今野選手のサッカー感が問題なだけと思っています。そのサッカー感とは、ズバリ、先程引用した「守っていたら勝てない=守備するための守備は意味なし」のこと。「奪ってからの攻撃を考えた守備」と「守備するための守備」では守り方が違うと思うんですが、今野選手は、その“守り方の使い分け”がうまくできてないところが問題なんじゃないかなと言いたいんです。それこそが、まさに金子氏が言うところの「今野はまったく状況が見えていなかった」根本の理由なのではないかと。つまり「Jリーグのレベル」の問題というよりも、「守り方の使い分け=“プレッシング”と“相手に抜かれない守備”の使い分け」に問題がある気がするんです。「守ってるだけじゃ勝てない」という脅迫観念が強くて、その結果として守備が疎かになるみたいな感じとでも言いますか。もちろん金子氏が言うように「本職ではない」というエキュスキューズもあるんでしょうが、そんなポジション別の知識の問題というよりも、「サッカーというスポーツの多様性=守備のための守備だってある」を知らないというか、「サッカー本質」に対する見解の狭さみたいなサッカー哲学こそが問題であるのではないかと。

■守備するだけでもOK

私はぶっちゃけ「サッカーは守備するだけでもOK」だと思っているんですが、そういうある種ストイックな部分ってのは、サッカーというスポーツでは大切だと思うんです。「奴隷は死ぬまで奴隷であり、搾取する側に成り上がることはない。ならば立派に奴隷のまま死んでいこう」とか「ベトコンはベトコンであることを自覚して戦うしかない」みたいな感じ(笑)。って、書いている意味がわからん? 要は、守ってるだけじゃ勝てないかもしれないけど、現実的に考えて“それ”しか戦う方法が無いならば、勝てなくとも“負けないため”にそれをやるべきみたいな感じ?

■0−0でタイムアップの笛がなると、ベーンハッカー監督はガッツポーズ

4年前のドイツワールドカップに出場したトリニダード・トバゴの戦い方を覚えている人はいますか? 彼らが4面前に見せてくれたサッカーは、何となくそんな「ずっと守ってるだけじゃ勝てないとわかりつつも、それを実践するサッカー」だったように見えたんですが、そのサッカーに意味が無かったとは私は思えないんですよ。その戦い方は間違ってなかったと思うし、それで負けたのも別に恥ずかしいことではなかったと。

ベーンハッカーもこの日“変えないこと”があった。それはヨークを底にする逆三角形のMFだ。試合開始時点で4−5−1。両MFが前に張り出すとすぐに4−3−3に移行する。このときヨーク、バーチャル、テオバルドが逆三角形を形成している。両チーム3人ずつの交代を使い切ったとき、トリニダード・トバゴは4−3−2になっていた。このときはヨークを底に、バーチャル、ウィトレーのMFが逆三角形であることに変わりはない。さすがオランダ人の監督だけあって、チームの基盤となる中盤の形にはこだわりが強いのである。(中略)0−0でタイムアップの笛がなると、ベーンハッカー監督はガッツポーズ。アヤックスのテクニカル・ディレクター時代、厚い信頼関係を築いたイブラヒモビッチはベーンハッカーに駆け寄り、健闘をたたえ合っていた。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/wcup/06germany/column/200606/at00009426.html

サッカーというスポーツでは「0−0でガッツポーズ」するのもありなんですよ。もちろんPK決着もあるけど、引き分けという概念だってあるんです。つまり、「勝てないかもしれないけど、負けない戦い方」ってのがあるのがサッカーというスポーツなわけで、それを否定するのはどうかなって個人的には思う。攻撃するだけがサッカーじゃない、守備するだけのサッカーだってあるんだ。チェルシー時代に、マケレレがボレーシュートを決めたことがある。あとPKでゴールもした。たぶんチェルシー在籍時のマケレレのゴールは、その2つだけで、あとは守備。そうマケレレは守備のスペシャリストでした。でも彼だって、すばらしい尊敬すべきサッカー選手です。以上。

私のポジションでプレイしようと思うなら、まずこの役割を楽しむことです。「クソッ、これじゃ俺はゴールが入れられねーじゃねーか!」と思ってはだめです。タックルをして味方にボールを渡すことを楽しむことです。ただただ楽しむ。
 それと、体格に恵まれていない選手がタックルを成功させるには、タイミングをはかることです。敵は背が高く、強いかもしれない。ですが、正しいタイミングでタックルをしかければ、ボールを奪えるでしょう。すべてはタイミングなのです。
http://hinakiuk.sakura.ne.jp/blog/2007/02/25_0233.php

ちなみに、もし岡ちゃんがそんな今野の思想をわかっているのなら、そこは変えさせるべきだと思うけどね。って、岡ちゃんも今野と同じ思想か。「守ってるだけじゃ勝てない」という。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
dorogubaさんは今野をJリーグで何試合を見たことがありますか?
今野の長所は何だと思いますか?
今野が、あなたの言う「守備のための守備」を知らないという根拠は何ですか?
守備だけして引き分けを狙うという戦術にコンセンサスはありますか?
守備の選手が攻撃を志向したら自虐行為ですか?
官兵
2010/06/02 21:08
たぶんあなたの5000倍はサッカーを解ってるから心配しなくて大丈夫。
弁当持ち
2010/06/04 14:22
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