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zoom RSS 岡ちゃん日本代表総括PART4  真のMVPと、スイスの夜の出来事を想像して

<<   作成日時 : 2010/07/04 03:49   >>

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打開策として、岡田監督は4バックの前に阿部(浦和)、遠藤(G大阪)、長谷部(ウォルフスブルク)ら中央のMFを3人並べる布陣を敷いたうえで、7人が連動してボールを奪う守備戦術を指示。各選手がマンツーマンで相手をマークするのを控え、自分の守備範囲(ゾーン)内に入ってきた選手に対応することで陣形を保つ。

 阿部は8日の紅白戦後に「相手にスペースを与えないことが狙い」と説明。長谷部は「初めてのやり方だけど、僕はこの方が守りやすい」と前向きに語る。本大会初戦が14日に迫る中で導入された新戦術は、奏功するか――。
http://www.yomiuri.co.jp/wcup/2010/news/japan/news/20100610-OYT1T00656.htm?from=y10

6月9日のコメント欄で、蹴球さんが張っていてくれた上のリンクを今改めて読んだんですが、長谷部選手の「僕はこの方が守りやすい」という言葉は今更ながら重要なキーワードだなぁ。4年前の「ハイプレス主義者」とはまったく
異なるコメントだと思うんですが、この「ボランチ脳の差」が前回と今回の差の1つだった気がしないでもない。というか、私はこのワールドカップ日本代表の真のMVPは長谷部選手な気がしているんです。もちろん本田選手の活躍抜きには今回の躍進はありえなかったとは思うのですが、それ以上に私は長谷部選手の攻守に渡ってボランチとしての役割をしっかりとこなしたプレイをきちんと賞賛すべきだと思うんですよね。彼と阿部選手の中盤での守備力というか状況判断力がすばらしかったのは間違いないんでしょう。たとえば状況によって最終ラインにも入って「DFのような守備」もこなしていたわけですが、そういう「ボランチとしての守備時の状況判断能力」が4年前とは雲泥の差だったことは、特筆すべき点だと思うわけでして。まぁ4年前は「まず攻撃のタレントありき」というスタイルで「守備は後付け」だったわけで、今回のような「ボランチ脳」を求めるのはお門違いなのかもしれませんが、4年前にもし長谷部選手のようなボランチがいれば、もしかしたほんのちょっぴり結果は変わっていた気がしなくもないかなと。もちろんジーコは中田英と中村俊輔にすべてを掛けてたわけですし、それはそれでまったく間違ってないとは思いますけどね。

ちなみに前々回のエントリーで、「口論したハイプレス主義者は誰だった?」的なことを書きましたが、そもそも論として監督である岡ちゃん自身の考えがハイプレスだったことは忘れてはいけないんでしょう。ここは、やっぱ忘れてはいけないかなと。で、その状況から考えてみれば、4年前と違って「リトリート主義者」が大きな声で主張できる立場でなかった気がするのは、気のせいなんでしょうか? もちろん「親善試合で勝てない」というリトリート主義者にとって追い風が吹いていたことは間違いないんでしょうけど、それでも一歩間違えれば造反のレッテル貼られる可能性が無きにしも非ずだったわけで。まぁ、もうすでに「最終メンバーの発表」は終えていたわけだし、その状況で多少、監督のスタイルにいちゃもんつけても造反&追放はないという計算もあったのかもしれないですが。でも、でも。もし仮にスイスのあの夜に「リトリート守備&ハエ批判」を主張したのがたった1人だけだったら、その選手は干されていた可能性も無きにしも非ずかなぁと。状況によっては、アネルカみたいに追放させられていた? もしくは「ベンチ行き」?  あっ、ベンチ行きは実際にあった可能性もあるのか(笑)。なんにせよ、そのあたりのスイスの夜のミーティングの空気が知りたい。気になりませんか?

たとえば、こんな雰囲気だったのかもしれませんよ。

「誰か意見がある人いる? 意見ないなら、監督にばれる前に終わりにするけど。おい見張りのもの。監督はまだ気がついてないだろうな?」「大丈夫です。先輩」「ふう。焦るぜ。意見あるなら、早くしてね。早く解散しないと危険なんだから」「お…、俺は特に意見ないッスけど、○○さんがなんか言いたいことあるらしいっスよ」「えーっ。ないない。俺は今の戦術でいいと思っている。本番ではきっとよくなと思うな」「そうだ、大丈夫だ」「信じよう。監督を」「ハエプレス万歳!」「同意。ハエプレス万歳!」 「OK、OK、では、お手を拝借して、1本締め…」なーんて。冗談ですが、まぁこうならなくてよかったなぁと。
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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
なんか金子達仁みてぇw
腹痛
2010/07/04 04:36
問題はボランチよりもむしろサイドハーフかと思われます。
4年前はサイドハーフが不在でしたよね。
4バックの際は、4-2-2-2状態。ゾーンも糞もないかと。
サイドをほぼSB一人が担い、縦に間延びした中盤。
今回も本番直前までは、4-2-2-1-1で、コンパクトとは無縁でしたね。
ついでに、オシム時代もアジア杯だけ、何故か4-2-2-2っぽかった。
これが誰の存在によるのかはもう明らかですよね?

マジコ
2010/07/04 15:06
相変わらずユーモアに溢れてて面白いですね。

モウリーニョチェルシー時代から拝見しております。これからも楽しくて核心のついた評論楽しみにしてます。

今年からレアルファンなのでモウリーニョレアルもたまにいじって下さい。
モウ
2010/07/04 20:16
オシムさんが監督だった頃の対カメルーン戦で、ボランチの阿部が、
後半途中で自主的にバックラインに入ったという話題がありました。
dorogubaさんも当時、取りあげてらっしゃいましたよね?
結局あれが、フォアリベロ阿部システムの礎だった気がします。
両翼に配置したドリブラーの田中達也と大久保嘉人も効果的でしたが、
今回の南アでの松井&大久保の両翼との類似点を指摘するまでもないでしょう。
3年もの無駄な時間を経て、やっとオシム晩期に行き着いたというのが
何とも皮肉ですが、アジアカップで失敗したオシムがあの後、中村俊輔と
いう爆弾とどう折り合いをつけていたのか、厳しいようで情深い人だった
だけに気になるところです。
ナンシー
2010/07/05 12:50
>マジコさんへ
コメントありがとうございます。サイドハーフについてですが、ジーコのときはブラジル流だったんで、そこはあれかなという感じ。って、そういう理論だと今回はブラジル流ではないからボランチ云々は関係ないとなるんですけどね。

doroguba
2010/07/05 23:47
>モウさんへ
コメントありがとうございます。モウリーニョは私も追っかけたいのですが、たぶんWOWOWには加入しないんで、CLを楽しみにしたいと思ってます。それで何か書ければ書きますね。
doroguba
2010/07/05 23:49
>ナンシーさんへ
コメントどうもです。「フォアリベロ阿部システムの礎」は確かにそうかもしれませんね。ただ「オシム晩期」と今回のチームは、ちょっと違う気もしているんです。オシムと中村俊輔の関係は確かに気になりますね。あと本田と稲本も。本田はもしかしたら使われてなかったかなと。少なくとも、今回のような主役ではなかった気はしてます。
doroguba
2010/07/05 23:53
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