doroguba*footballcolumn*

アクセスカウンタ

zoom RSS 4バックとか「休刊の覚悟」とか

<<   作成日時 : 2010/07/10 00:01   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 7

前回のエントリーコメント欄で、マジコさんという方にいろいろ聞かれたので、それについて。

まず、「モウリーニョきっかけで欧州入り」に関してですが、厳密に言えば私は元中田英寿信者でしたので、そのあたりから欧州入りというほうが正しいなのかなぁ。って、そのころはサッカーの戦術なんて今以上にチンプンカンプンでしたし、中田英寿が活躍できれさえすれば、あとはどうでもいいという感じでしたけどね。あとベンゲル名古屋も好きでしたが、正直、当時のベンゲルの戦術的な良し悪しもほとんど理解しておりません(今も理解してませんけど)。なのでファン・ハールの3−4−3や、ダニュシュダイナマイトについても申し訳ありませんがよく知りません。

ただ、トルシエやジーコやモウリーニョ師匠やスカパー解説者の遠藤氏の言説を通じて、なんとなくサッカー戦術のことを適当に学ばせていただいた素人的な感覚で言わせていただくと、4バックのゾーンディフェンスのが理にかなっているように感じています。ピッチの広さとゾーンディフェンスという守り方の特性から考えれば「最終ラインに4人」いたほうが「3人」よりも、ゾーンに穴が開く確立は低くなると思うからです。もちろん、選手の特性にもよるんでしょうけど。で、さらにゾーンという面で考えれば、その最終ラインの4人の前に中盤の選手も4人並んで守るほうがピッチを満遍なく守れるのかなと。んでもって、さらにその最終ラインの4人と中盤の4人の真ん中にリベロと呼ばれる人をふらふらさせていた方が、ゾーンに穴が開く確立はさらに低くなるのかなと。単純に、そんな理にかなっているように感じられる戦術のが、個人的に納得できるしわかりやすいので好きだということなんです。湯浅さんと同様に「守備から入るサッカー」を支持しているということも影響しているんでしょう。もちろん単なる「3バック」だってありだと思いますし、アヤックスや、フラット3もありだとは思いますが、それを採用する哲学自体には現状それほど魅力を感じてないとでもいいますか。

もちろん、今後、それに魅力を感じるようになるのかもしれませんけど。確かに「攻撃的」という言葉の響きはすばらしいと思いますし。ただ、今個人的にはその言葉にそれほどトキめかないかも。それを嗜好するほど、若くないというか。ちなみに90年代のアヤックスとかダニュシュダイナマイトをきちんと追っていた人って、けっこう多いんですかね? ちなみに、個人的には82年のワールドカップの西ドイツ対フランスを、10年くらい前に再度見て、非常にがっかりした記憶があったりします。

■休刊するぐらいの覚悟

「大会前、岡田監督の更迭を訴える記事を掲載した、ある雑誌がありました。これは相当な決意のもとで行われたことだろうし、日本が決勝トーナメントに進出した時には、それこそ休刊するぐらいの覚悟があると私も思っていました。しかし実際はそうはせず、流れに乗り遅れまいと、増刊号まで発行している。そんな姿を我々は見ているし、一方で、風向きに左右されず、自らの目でしっかりと分析しているジャーナリストが多くいることにも気づかされました。」
http://supportista.jp/2010/07/news08071608.html

サポティスタさんのところで取り上げられていた、この記事は本当なんですか? 読んでないけど、こりゃほんとなら酷い意見だなぁ。要は「サッカー雑誌=100%日本代表の機関紙であるべき」ってことが言いたいんでしょ、この人。「お上に反旗を翻すとはいい度胸だ、てめぇらそれするからには、ちゃんと覚悟はしているんだろうなぁ。ひっひっひっひ」みたいな感じ? まぁ、世の中、持ちつ持たれつということは確かにあるんでしょうし、WIN・WINでないとダメってことが言いたんでしょうけど、個人的には逆にそのWIN・WINをやらなかったサッカー専門誌の心意気のほうに感動。って、まぁ実際のところは「代表賛同&御用達ネタ」じゃ雑誌が売れないから、背に腹は変えられずやったというのが真相なんだろうね。ワールドカップ直前号でも、確か代表ネタより普通にJリーグの記事がメインな扱いでしたもんね。ちなみに、私も今回は1冊もワールドカップ関連の雑誌や本を買ってません。4年前はそれなりにNumberとか買って読んでたけど、今回は0冊でした。そんなワールドカップ直前の業界のかき入れどきに盛り上がらなかったことについては、小野剛はどう感じているのかな?  「休刊するぐらいの覚悟」とか言うなら、日本サッカー協会が金払って正式な機関紙にしてあげてください。すでにそうなっているのに、雑誌が裏切ったというのなら、それは小野剛の言うとおりなのかもしれないけどね。

人気ブログランキングへ
↑読んでおもしろかったらクリック願います。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
私はここ1年ぐらいで、このブログのファンになりました。
斜に構えたようなシニカルさに魅了されまして。
で、仕事中に暇を見つけてバックナンバーを読むのが最近のブームでした。
渋谷系懐古や音楽的嗜好などから何となく世代も近そうです。

4-4の2ライン、+フォアリベロによるバイタルケア最強説には賛同です。
それを否定する気は全くないです。むしろ魅力を感じる一人です。
たぶん「攻撃的」って表現にちょっと語弊がありました。
であれば「攻撃的守備」と言った方が良かったのかも。
今回のチリ代表の試合をご覧になられたかは分からないですが、
観戦者の感想は総じて「こいつらどんだけ走るんだよ」だったと思います。
けれどFIFAのデータを眺めるとチリの走行距離は圧倒的に少ない。
凄いと。走量を1キロでも増やす事を命題にしていたどこかの監督とは、
もう根本の部分からして違うなと。ポジショニングと動きの質、
ポジションの流動性、もちろん高く保ったラインも肝なんでしょうけど。
あれこそハエですね。ただ、岡ちゃんの場合、それを具現化する方法論
というか実践的な指導法を持ち合わせていないから「絵に描いた餅」で終了。

サッカーにおける攻撃と守備って表裏一体ですよね。
相手からボールを奪うことは攻撃の第一歩ですし、
ボールを渡さず攻撃し続ける事も守備なわけで。当たり前過ぎますね。
ピッチ幅からして4人いた方がブロックを形成しやすいというのは分かります。
DFとかMFの概念を捨てて、リベロが何人も存在するサッカーというのが、
オシムのサッカーであり、ビエルサのサッカーなのかなと。

まとまらない文章ですみません。書き直すだけの気力がありそうになく。
今後はコメントは控えます。これからもエントリー楽しみにしています。では。
マジコ
2010/07/10 05:25
>なのでファン・ハールの3−4−3や、ダニュシュダイナマイトについても申し訳ありませんがよく知りません。
ダニッシュダイナマイトは自分も一試合通じてみたことはないですね。
部分的な断片の映像なら見たことありますけど。一度見てみたいです。
ファンハールに関しては、今は3-4-3を捨ててますが、結局それが彼にとっての「3-4-3」に対する現在のところの結論なんじゃないかと。

ビエルサチリに関しては、あれは3-4-3なのかなあ。
自分が見る限りブラジルに3-0で負けてる時は3-4-3(3-3-3-1)にしてる状況がありました。
ただ、ホンジュラス戦やらをサンプルにすると他の状況はむしろ4バック的、というか守備時にサイド人を置いておくことが多かったような気がします。あと、「相手ボール→スローインに逃げる→奪い返す」というのがかなり訓練されてる感覚もあります。
まあ、好きか嫌いかで言えば「普通よりやや好き」というレベルのチームなんで、一応再見はしてますが詳細には見てないですけど。もう一度見てみます。

そうそう、3-3-3-1で言えば、今回もう一つ「そうなっちゃった」状況を作ったチームがあります。マラドーナのアルゼンチンです。勿論その際は後ろのスペースを付かれてズタボロにされてましたが。
jerry
2010/07/10 06:49
便乗します。
年取るとサッカー観変わりますね。
昔は攻撃的を過度に嫌ってたんですが。
今は勝つサッカーに魅力を感じなくて、スポーツとしてのアスリート性とかエンターテイメントとしての芸術性みたいなものを求めてしまいます。
高いモラルと技術と身体力とチームワークの中での美しさを見たいなと。
スペインやブラジルのような個が際立つ美しさと、トータルフットボールが見せる組織としての機能美とに分かれると思ってます。

昔のサッカー(「紅きダニューブ」さんのところで勉強できました)とか露西亜のような秘境にそれを求めてこんなものかと思った経験があります。

私もダニッシュはよく分かりません。トルシェが目指していたらしいですが。
クライフのバルサが好きでした。
初期の一体となった攻守が際立ってた頃が特に。オシムにもそれを期待してました。

チリは4―3―3(実質2-5-3)と3-3-3-1を使い分けていました。
後者の方がビエルサ的には守備重視なんでしょうね。
守備も攻撃も一対一。マンマークやドリブル突破を極める所にサッカーの本質を感じるチームでした。

でも現在では、ゾーンDFとパスワークが基本戦術。
ピッチの幅を使ってボールを保持しながらラインを上下する攻撃的なチームと、
DFラインは無理して上げずに前線に攻撃を任せる分業で勝ちにこだわるチームがあると思います。その間で妥協するチームも多いです。

お邪魔しました。
CSKA352
2010/07/11 18:38
追記
ファンハ−ルは、バルサで4-3-3なんだけどリヴァウドがトップ下入ってセルジがウィングになることで3-4-3になる、見たいなサッカーしてました。
メッシがロナウジーニョが中入って、アウヴェスがジオが上がる基礎を作ったんでしょうね。
バイエルンでは、ロッベンとリベリーのための4-4-2に落ち着いたようですが。

サッカーに続けてると、弱者には平気でリスクを冒す「攻撃的」でも安全第一の「守備的」でもない相手に応じた過不足のないちょうど良いがあるだろ。それやれよみたいなのがありますね。

失礼しました。
CSKA352
2010/07/11 18:56
>マジコさんへ
コメントありがとうございます。「斜に構えたようなシニカルさ」とはありがたきお言葉。たぶん逆にそこを嫌っている人も多々いると思うんですが、難しいところです。「DFとかMFの概念を捨てて、リベロが何人も存在するサッカー」とは、いわゆる私が前に少し書かせていただいた理想形のトータルフットに近いのかもしれませんが、そういう時代が本当に来るのかどうかは非常に興味深いところですよね。
>jerryさんへ
コメントありがとうございます。実は「ビエルサチリ」は今回、運悪く1試合くらいしか見れてないんですが、何にせよ「前からプレスへのこだわり」は顕著だったようにも感じました。マラドーナは一応、私には最終ライン4人+マスチェラーノで守っていたようにも感じましたが、試合によっては違っていたのかもしれません。
>CSKAさんへ
コメントありがとうございます。いつもすばらしい「サッカー観」のご提供ありがとうございます。個人的にはサッカーがひどくつまらなく感じた時期があり、確かそのころNBAとかラグビーとか方を良く見ていたような。まぁ、私の思考のまずさがサッカーをつまらなくさせていただけだと思うんですが。「過不足のないちょうど良い」な感じはわかります。個人的にチェルシーとかで言うと、それは「ジャイアントキリングを起こさせないようなサッカー」という感じだと思ってます。「=つまらないサッカー」という人も多いかと思いますが。
doroguba
2010/07/11 20:18
>アルゼンチンの3-3-3-1
ああ、勿論「そうなってしまった」「状況」なので、それが基本にはなってません。アルゼンチンは基本4-3で守ろうとしてますが、攻撃時に残るのはマスケが多いですかね。7分15秒あたりの状況はなかなか味わい深い配置になってます。今回のアルゼンチンの戦術的にはありうるわけですが、まあ、蹴球計画さんによるとヒディンクロシアでもこういう状況になることはあったようなので、もしかしたら監督の責任というよりも選手の質に責任があるのかもしれません。

あと、3-3-3-1についてですが、自分も攻撃時に3-3-3-1っぽくなるチームは今現在も結構あると思います。後ろには3人残ってればいいわけなんで。他にも、今回のイングランドは攻撃時に3-3-4っぽくなってたりします。自分は守備時の基本システムを見るんで、そうなると違うと思いますが。
jerry
2010/07/13 07:33
上の「状況」というのはドイツ戦のことです。書き忘れてました。
jerry
2010/07/13 09:36
4バックとか「休刊の覚悟」とか doroguba*footballcolumn*/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる