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zoom RSS サッカーにおける、相手の「分」も見定めることについて または「悠々球論(権藤博)」を読んで

<<   作成日時 : 2010/09/28 18:05   >>

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■「アバウトでいい」

日経新聞電子版スポーツコーナーにあるコラム「悠々球論(権藤博)」がおもしろかった。

「アバウトでいい」という題名のコラムなんだけど、要は野球は相手があるスポーツなんで「自分の都合」だけを考えないで「相手の視点や気持ちに立って考えること」も必要だという内容。

この相手がいるスポーツは「相手の視点に立って戦うという考え方が必要」というスタンスは、まったくもって同意です。

自分の実力が必要なのはもちろんだけど、野球は相手チームがあってのスポーツ。相手との力量を考慮してプレイしたり、相手と駆け引きをしてプレイしたりするのは当然であると思うんですよね。

そして何度もこのブログで書いてますが、この「相手を考えてプレイ」という考え方はサッカーにも当てはまることなんでしょう。

サッカーの試合においても、「自分たちのことだけ」だけでなく「相手チームのこと」を考えてプレイする必要があると思うんです。

それは、ピッチ上の選手たちだけでなく、監督にも必要な要素なんでしょう。

試合で採用する戦術や起用する選手を考える上で、「相手チームのこと」も考慮するのは必要なことであると思うんです。

もちろん、相手のことばかり考えて自分たちの戦術やスタイルがめちゃめちゃになり、自滅するのは得策ではないし、相手チームが弱ければ、「自分たちだけのこと」を考えてプレイするのでもいいんでしょう。

ただ、基本はやっぱ相手チームのストロングポイントとウィークポイントを考えて、それを考慮して自らの戦術や選手の起用法を考えるべきだと思うんです。

そして、これは試合の途中で選手交代する場合の采配においても同様。「自分たちがよくなること」を考えて選手交代や戦術交代をするのは基本ですが、それと合わせて「相手チームがどういう交代をされると嫌がるか」という視点も必要であると思うんです。

■シティDFから考えた視点

というわけで、話は前回のエントリーに戻るわけですが、シティ戦の「ドログバ→スタリッジ」という交代策について再度考えてみましょう。

私はあの交代策はナンセンスだと書きましたが、その理由の1つは、あの交代策に「シティDFが嫌だと思う戦い方」という視点が欠如していたように感じたから。確かにあの時間帯までドログバは持ち味を出せてなかったのかもしれませんが、それでもシティDF陣にとっては「脅威の対象」であったと思うんです。ドログバはたとえ不調であっても、90分のうち一瞬のワンチャンスをものにできる能力はありますし、そもそも、この日のシティDF陣もドログバに対して「余裕で対処していた」わけではないんでしょう。なので、残り15分でドログバがピッチから消えたことはシティDF陣にとってはラッキーだったと思うんです。ドログバにはFKという武器だってあるわけですし、最後までピッチにいれば「何か起こした可能性」は高かったと思うし、シティ的にはドログバが最後までいるほうが嫌だったと思うんですよね。もちろんスタリッジを投入すること自体は間違いではないと思います。ただ、スタリッジ投入と合わせて前線にドログバが居続けることのが「シティDFにとっては嫌なこと」であったと言いたいんです。アネルカ、ドログバ、スタリッジがピッチ上で同居することのほうが「シティDF陣のバランス」が崩れた可能性は高かったと思うし、それのが可能性はあったかなと。

もちろん、それをすることでチェルシーの攻守のバランスがリスキーとなってしまった可能性もありますし、逆にシティに追加点を決められてしまう展開になってしまった可能性もあるんでしょう。それはわかりますが、あの状況からゴールするためには、それくらいの「リスク」を冒す必要があったと思うんです。それくらいのギャンブルをしないと、あの状況下の「引いたシティDF」は崩せなかったと思うんです。

何度も言いますが、攻守のバランスを考えれば「ドログバ→スタリッジ」でOKなんでしょう。なので試合で勝っている状況や、同点の状況でそのまま勝ち点1で試合を終わらせたいという状況下での交代策なら、それでもよかったと思いますが、シティ相手に1点ビハインドの状況ということを考慮すればちょっと「浅はか」だったのではないでしょうか?

明朝は早くもCLマルセイユ戦になるわけですが、ぜひこの試合アンチェロッティ監督には、もっと「相手の視点に立って戦うという考え方」をもって戦ってもらいたいですね。もちろん「自分たちのことだけ」考えて勝てる展開になれればOKですし、それを期待してます。
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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
当該試合は見ていませんけど、おっしゃる点は私も同意です。
ドログバというFWの存在が相手チームに与えるプレッシャー
また、チームにとっての安心感(軸・芯)みたいな部分はあると思います。
相手にとって嫌なのは何か?自分達のストロングポイントは何か?
その辺の心理的戦術みたいなのはあると思います。
南アフリカW杯でエトーがサイドでプレーしてくれたから日本としては脅威は半減したし。
(チェルシーの現状、ドログバの状態などディティールは分からないので、すいません。)
コージ
2010/09/28 23:15
この試合のドログバは何もできずに消えてましたけどね。
とはいえ、だからドログバを外すより、どうやって活かすか考えてほしかった。
その方が相手も嫌だっただろうって意見は同意です。
今回の試合だけじゃなく、アンチェさんになってから相手を意識しなさすぎっすね。
なりふり構わない感じが無いのもさびしいっていうか。
このままだとCLはまたベスト16・8どまりなのかなと。
よんま
2010/09/29 10:42
>コージさんへ
コメントありがとうございます。「心理的戦術」とはいい言葉ですね。相手にとって何が脅威かは実際のところはわからず、あくまでこちらの主観的なものですのでいろいろな考え方はあると思うんですが、シティ戦はどうも納得がいかずこのようなエントリーを書いてみました。結果論ではあるんですけどね。
>よんまさん
コメントありがとうございます。やはり「相手を意識しなさすぎ」に感じますよね。まぁ、それで勝てればいいのですが、負けるとどうしてもそこが問題のように思えてしまうわけです。「なりふり構わない感じ」ほしいですよね。まぁ、そういう展開にならないで勝てるに越したことはないんですが。
doroguba
2010/09/29 22:11
サッカーにおける、相手の「分」も見定めることについて または「悠々球論(権藤博)」を読んで doroguba*footballcolumn*/BIGLOBEウェブリブログ
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