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zoom RSS W杯の最適な場所、モウリーニョ的「回復」の重要性、Jリーグの戦力外通告について

<<   作成日時 : 2010/12/06 20:27   >>

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古い情報で恐縮ですが、先週一週間のニュースから気になっていたものについていくつか。

■最適な場所

ヴェンゲル氏は「私には決定方法がやや前近代的であるように思われる。基準を人為的なものでなく、もっと技術的にすべきかもしれない。たとえば、重要な基準を100項目設定してコンピューターに入力し、最適な場所をはじき出すのも可能なはずだ」と語り、今回の決定を「サッカーに情熱を燃やすイングランドの人々にとって悲しいこと」とした。http://news.livedoor.com/article/detail/5185005/

ベンゲル師匠のお言葉は正論だと思いますが、たぶん1990年のアメリカ大会あたりからFIFAにとっての「最適な場所」の意味合いが変わってきているんでしょう。2002年の日韓大会が、その象徴だと思うんですが、その基準から考えれば、別に今回のロシア&カタール開催決定なんてまったくおかしくない。イングランドは残念だと思うけど、2002年にやったばかりの日本がここのタイミングで再び開催することはどう考えてもありえないと思うし、そのために費やしたお金は無駄以外の何ものでもなかったと思う。

■マンチーニ

「私は以前からチェルシーの優勝を予想している。しかし、順位は毎週のように確認しているね。プレーを続けなければいけない。そして、シーズンの最後にどこにいるのかを見るよ」
http://news.livedoor.com/article/detail/5185933/

マンチーニは嫌いではないんで、将来的にご縁がありましたらぜひお願いしたいと個人的には思ってます。が、現実的に考えて、ここ数年でそれが実現することはないよね。アンチェロッティとトレードでもしてみますか?

■重要なのは回復すること

フランス『フランス・フットボール』やスペインメディアのインタビューに対し、スナイデルはジョゼ・モウリーニョ前監督が率いた素晴らしい昨シーズンについて振り返った。同選手はモウリーニョ監督がインテルを「傷つけることもできない決死隊」に変えたとコメント。次のように続けている。
「彼はあらゆる状況を管理できることを示した。あるとき、僕が疲れているから、妻や娘と何日か休めと言われた。どの監督も練習しろとしか言わなかったのに、彼はビーチへ行かせてくれたんだ。それで僕はイビサへ3日間行った。戻ってきたときは、彼のために死ぬ用意までできていたよ」

「最も重要なのは練習ではなく、回復することなんだ。日曜にしか試合がないときは、一週間を通じてクレイジーに練習した。フィジカルも戦術も、その後に続けたんだ。ただ、彼を悪く扱えば、さらに悪い扱いを受けることになる。彼に対してバカなことは決してやっちゃいけない」
http://news.livedoor.com/article/detail/5177204/

回復の重要性はモウリーニョの本にも書かれていることですが、ここでポイントとなるのは、それを「1週間」という短いスパンで考えていることなんですよね。もちろん1年間というシーズン通しての長期的な計算というのもあるんでしょうが、基本はもっと短期的に1週間ごとでの「回復」と、それに伴う「次の試合でベストになる最善の方法」という見地からチームを管理しているところがモウリーニョらしいところだと思うんです。どこぞの誰かみたいに、長期的な見地のみで「冬場に一度コンディションを落とすことは当たり前」という考え方よりは、やっぱモウリーニョ式の回復のが個人的には好きだなぁ。で、モウリーニョのその回復術はコーチのルイファリアと二人三脚で実現しているところはあるみたいですが、アンチェロッティとウィルキンスの間にそんな「二人三脚な要素」はなかったとばかり思っていたんですがねぇ。ここまで勝てないと、「もしかしたら、いなくなった方が監督だった?」説とか唱えられても、しかたがないかもなぁ。もちろん個人的にはそれはないと思っているし、今の不調は単純に選手の怪我&コンデョションの問題とアンチェロッティの頑なな戦術が問題であると思っているんですがね。

■戦力外通告

ただ、選手側にも言っておきたいことがある。移籍金制度が変更され、契約満了選手は半年前から他クラブとの接触も可能となり、自由にどこのクラブにも移れるようになった。それは選手側が勝ち取った権利であり、だからこそもっと大切に考えて欲しいのだ。所属クラブは重要な選手であっても、満了を迎えれば“タダ”で手放さなくてはならない。そうならないよう望む場合は更新の意思を示す。それがないとしたらどういうことなのか、どう動くべきなのか。選手側もクラブの方針、意図を積極的に知ろうとする作業が必要となる。受け身ではなく、どんな状況、選択肢があるかを突き詰め、能動的に答えを導き出しって欲しい。自分のため、ファンのために。
http://wsp.sponichi.co.jp/column/archives/2010/12/post_1759.html

チェルシーでもこの夏、バラックとジョ−・コールを「移籍金なしでフリー放出」したわけですが、Jリーグ的に言えば「戦力外通告」&「0円提示」ということになるのかな? 確か先日アストンビラに加入したピレスとかも同様だったと思うわけですが、要は欧州サッカー界でも「戦力外通告」はあるわけです。Jリーグはまだ「移籍金制度が変更」になったばかりの過渡期で混乱があるのかもしれませんが、上のコラムで山内氏が言うような「受け身ではなく、どんな状況、選択肢があるかを突き詰め、能動的に答えを導き出す」姿勢がないのだとしたら、それは変える必要はある気はします。

ちなみに、こちらの意見も参考までに。

要はそういう功労者に対してのリスペクトが、配慮があまりにもなさすぎるんじゃないかということ
(金額が)安くて若い動ける選手
最近クラブから求められる選手はこういう選手ばかりのような気がします
サポーターから、地元の人達から愛されるベテラン選手達がどんどんいなくなっていく
これはJリーグにとってとてもとても大きな損失だと思います
また実力のある選手達が年俸が高いからという理由だけでクビにされていけば、Jリーグ自体のレベルもどんどん下がっていってしまうと思います
http://labola.jp/south/diary/7156304

まず「実力のある選手達が年俸が高いからという理由だけでクビにされていけば、Jリーグ自体のレベルもどんどん下がっていって」という意見については、アーセナルのベンゲル氏にご回答願いたいところ。次に「功労者に対してのリスペクトが、配慮があまりにもなさすぎる」に関しては、ジーコ日本代表のころにそういう試合をしようとしたら総スカンくらったことがありましたね。「コインブラのばかやろう、功労者なんてはどうでもいいから、若手育成に使いやがれ」的な意見が多かったわけですが、要は日本全体がそういう感じのところもあるんでしょう。そもそも「地元の人達から愛されるベテラン選手達がどんどんいなくなっていくのはJリーグにとって大きな損失」という意見は微妙で、そもそもベテランばかりになると「いわゆる年金リーグ」とか揶揄される可能性だってあるわけで。ぶっちゃけ、たぶん「ベテランの経験」をチーム力に還元できる監督とかが、あまりいないことが問題なのかもしれないですね。Jリーグ見てないのでわかりませんが。

そして「地元の人達から愛されるベテラン選手達」というキャッチフレーズ。これに関しては、確かに「Jリーグなんとか構想」に的な意味合いから考えると合致する気もしますけど、現状は別に「1つのクラブに生涯を捧げる契約」的なものはないと思うし、Jにおいて「選手とクラブの関係」はそういう終身雇用契約の方向性に進んではないと勝手に思ってます。ただ、選手もファンもそれを望むのなら、そういうルールを作っていくのもありがと思いますけどね。「終身雇用契約選手」とか「生涯契約選手」とか「地元愛契約選手」とか言い方は何でもいいけど。

■デビットリンチ

私は、自分の映画作品の中で、常にサウンドに深く関わってきた。この作品は、サウンドと音楽に対する私の愛情が結実して自然に生まれたものだ。“Good Day Today”と“I Know”をリリースすることを大変幸せに感じている。皆さんも素晴らしい今日一日(Good Day Today)を過ごしてほしい」。
http://tower.jp/article/news/72548

アンジェロ・バダラメンティ・サウンドは好きで、「インダストリアルシンフォニー」とかいう、よくわからないライブ短編集は持っておりましたが、コレに関しては微妙。というか、こういうものに手を出すには「年をとりすぎて」しまいましたって感じかな。さすがに、今「消しゴム頭」とか見て2時間くらい時間つぶしたいとは思わないし、「ローラパマーの爪に隠された紙キレの話」について誰かと話し合いたいとも思わないわけで。

■追加:エリートぶった東京のひ弱さ

“エリートぶった東京のひ弱さ”とのご指摘をいただいています。あえて申します。本当のエリートはけっして、ひ弱くありません。東京は真のエリートとして、「強く、愛されるチームをめざして」来季ピッチに立つことをお約束いたします。
http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=item&item=10454

これ何をもって「東京のひ弱さ」と語っているんでしょう? 土地柄によるチーム全体の雰囲気的なもの? それとも、フロントの体質? 選手の体質? で、選手の体質とすると、たとえば「東京」以外の地方出身者でも、「東京」にくれば「エリートぶったひ弱さ」を身につけるみたいな感じなのかな。わかりませんが、どちらにせよ“エリートぶった東京のひ弱さ”という感覚自体が微妙なんだよね。東京と一口に言っても広いですし、個人的には広尾とか原宿あたりなら「エリートぶった東京」な感じはするんですが、調布の周辺とかで「ひ弱」とか言われちゃうと微妙。どちらかと言えば田舎だと思うし。

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