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zoom RSS トーレスとドログバの2トップは機能するのか? リバプール戦を振り返るPART2

<<   作成日時 : 2011/02/11 03:15   >>

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■気がくじかれる? =心がくじける?

「オレたちはトンネルの奥に光を見つけていたんだ。でも、この間の敗北で気がくじかれてしまった。最終的な勝利の可能性をさらに難しくさせてしまったんだよ。こうなると、マンチェスター・ユナイテッドに追いつくのは難しいと思う」
http://news.livedoor.com/article/detail/5334562/

このドログバの発言はガセネタの可能性が高いけど、現状は優勝というより4位が目標となった感があるのは確か。まぁまだユナイテッドと直接対決を残しているし優勝の可能性がないわけではないと思うけど、少なくともこの前のリバプール戦のような試合を今後もするようなら優勝はないよね。というか4位獲得だって難しくなると思ってます。それくらいやばかったんですよ、リバプール戦の戦い方は。

■サイド攻撃が生命線

というわけでリバプール戦を改めて振り返ると、とにもかくにも攻守に渡ってサイドが機能しなかったことが問題でした。これまでシステムが「4-3-2-1」のときは、ウイングのマルダとかカルー(ときにはアネルカ)がサイドの高い位置で基点となって、そこにサイドバックの選手やランパード、エシエンらが絡むことでサイドで分厚い攻撃を構成していたんだけど、リバプール戦ではそういう「複数の選手が絡む攻撃」がほとんどできてなかったんですよね。

■本末転倒

トーレスとドログバの2トップにというのは確かに魅力的だけど、それによってサイド攻撃が弱体化してしまうのは、ちょっと本末転倒な気がします。

チェルシー攻撃陣の最大のストロングポイントは「サイドバックとランパード&エシエンの攻撃参加」にあると思っているんですが、それをシステム的にいかせるのはやっぱ「ウイング的な選手がいるシステム」です。サイドの高い位置でボールを保持できることによって、アシュリーコールやランパード、エシエンの「オフザボールの動き」が生きてくるわけで、ブラジル代表みたいに「中央でぐちゃとポゼッション」して「サイドバックの花道を作る」形は実は得意としてない気がするんですよ。対戦相手にもよるんでしょうけど。

■4-3ブロックの弱点

守備についても同様。ウイングなりサイドハーフがいれば必然的にサイドの守備が強化されると思うんですが、「4-3-1-2」だと、どうしても中盤のサイドの守備が薄くなっちゃうんです。もちろん「4-3」ブロックだって、ちゃんと守備が機能するときもあるんだけど、相手チームが意図的にサイドに人数掛けて攻撃してくると、どうしても「サイドの人数が足りなくなる」ケースが多々ある。守備時に2トップの1人とトップ下の選手がサイドの守備に加われば問題ないのかもしれないけど、それを絶え間なく行うのはやっぱ厳しいと思うわけで。それを考えると、やっぱ「4-3-2-1」なり「4-4-2」なりにして、中盤サイドでプレイするプレイヤーを置くべきかなと。

■卵と壁

というわけで、サイドの攻撃と守備を機能させるという観点から、私は「4-3-1-2」はやらないほうがいいと思ってます。確かにドログバとトーレスの共存は魅力的だけど、それによる弊害のが断然大きい。ぶっちゃけ個人的にはドログバとトーレスの共存を諦めて、どちらかをベンチに置いてでも「4-3-2-1」に固執すべきであると思っていたりするんですが、はたしてアンチェロティ氏はそれについてどう考えているのか? 「卵と壁」の話じゃないけど、私は現状、チェルシーはシステムを優先すべきであって、あまりに個人にスポットライトを当てるスタイルはよくない気がするんです。

もちろんアンチェロティ氏もアホじゃないと思うんで、それなりの「4-3-1-2完成図」はあると思うんだけど、それが絵に描いたもちにならないことを祈るばかり。まぁ「4-3-1-2」だって雑魚相手には機能する可能性はあるのかもしれないけど、ユナイテッドあたりの強豪が相手の場合は厳しいと思うんですけどね。うーん、時間をかけて連携磨けば、「4-3-1-2」も十分に通用するのかしら? 「4-3-1-2」であっても、2トップの片割れが流れの中でうまくサイドで基点になれれば問題ないのかもしれないけど、守備は「規則」がないと難しいかなと。もちろん守備だって選手の判断力は大切だと思うけど、組織的な守備を機能させるためには、ある程度の「トップダウン」は必要だと思うんです。

というか、これと似た話、昨シーズンもしたなぁ。で、チェルシーの場合はサイドに人がいる「4-3-2-1」のがいいということで、その議論は落ち着いたとばかり思っていたんだけど、なんでまた同じ過ちを繰り返すのか? トーレスは別物ってことなんだろうが、そもそも論として”それ”が間違いだと声を大にして言いたいです。
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
アンチェロッティにとって、リーグ戦というのは、実験の場、もしくは
スパーリングというか経験を積む場なのかもしれませんね。
勝負に拘る場は、CLということになるんでしょう。まあ賛否は分かれそうですけど。
ミランでのスタンスもそれに近いような感じでしたし、
オーナーの悲願はCL制覇であり、そのために招聘されたという向きもあるんでしょうね。
movie star
2011/02/11 15:25
リバプール戦の采配も相変わらずでしたね
ビハインドの中ディフェンスのルイス入れてイバノサイドバックの意味がわかりませんでした
テリー
2011/02/15 00:33
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