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zoom RSS 欧州選手権「イングランド対イタリア」を少しだけ見て雑感  ホジソン・サッカー論

<<   作成日時 : 2012/07/22 01:33   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

少し時間ができたので、録画しておいたユーロ「イングランド対イタリア」を見てみました。といっても前半だけですが、その短い時間で感じたのは、イングランド代表は見事に「ホジソン監督のチーム」になったなぁってこと。まぁ当たり前のことだし、どんなチームでも「自分色」に染めることができるのがホジソンのすごいところなんだけど…。ぶっちゃけ、良くも悪くも「ホジソン・クオリティ」なんで、「それなりのチーム」にしかならないのかなって改めて思ったりして。ご存知のとおり、この監督はいわゆる「ビッククラブ」で失敗することが多いわけですが、なんというか「システム至上主義すぎ」というか「型ありきすぎ」というか、要は「遊び」が足りないところがビッククラブで成功できないところな気がするんです。まぁ、今のイングランドがビッククラブ的かどうかは意見が分かれるところ
だとは思うんですが、いいたいことは、要は「かっちりしすぎて意外性的な要素」が足りないってこと。感覚的には次に引用するコラムに近い感じです。
革新的な商品やサービスを生み出せるのは、従来型のエリートではない。むしろ、いわゆる職場の「異端児」だ。
 1日中イヤホンを耳に突っ込んで音楽を聴いている奴。いつも外回りと称して社外をうろついてばかりいる奴。仕事はろくにしないのにフェイスブックの友達の数が異様に多い奴。社内ではぱっとしないのに社外では有名な奴……。こんないささか怪しげな連中こそ、実は、斬新な商品やサービスを生み出す可能性を秘めている。もちろん、結果的には単なるダメ社員で終わるかもしれないが、少なくともルーティンの仕事を効率的にこなすだけの優等生よりも、将来会社に大きなメリットを与える可能性は秘めている。
 一見、社業と無関係な突飛なことを考えつく変人社員を抱え続けることができるかどうか。企業の未来は、その「ムダ」にかかっている。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20120715-00010000-president-nb

ここでいう「異端児」「ムダ」的な要素がないサッカーこそが「ホジソンサッカー」というのは言いすぎ? まぁ、異端児やムダがないサッカーだってもちろん間違いではないし、それはそれでありなんでしょうけど、なんというか、いわゆる「勝負強さ」というか「勝者のメンタリティ」的なものが足りないんだよな。結局、能動的なスタイルで勝つためには、どこかで「ばくち的」な要素が必要だと思うわけで。あまりに「相手のミス待ち」に徹しすぎるサッカーは、最終的に結果が伴わないことが多いのかななんて思ったりして。「受動的サッカーの象徴たるチェルシーファンが何を言う」「モウリーニョ信者が何をたわごとを」と思われている方もいるかもしれませんが、チェルシーだってモウリーニョだって、個人的にはそれなりに「バクチ打ちなところ」はあると思ってまして。それがあるからこそ、それなりに結果を出せていると思っていたりするんですけどね。まぁ、意見のわかれるところだとは思うんですが。

まぁ、ホジソン・イングランドだって「グレン・ジョンソン」という遊びを使っているじゃんと言われればそうかもしれないですが、スコットパーカーとかウェルベックとかの使われ方見ると、個人的にはあまり未来は明るくないのかななんて思ったりして。

ちなみに逆にイタリア代表には、そのあたりのバクチ的な要素が感じられたので、さすがプランデッリとか思ってしまいまいました。カッサーノとバロテッリの「ちょい悪2トップ」を起用するなんて、なんて「バクチ」的ですばらしいことでしょう。パルマ監督時代も「ムトウ&アドリアーノ」なんていうすばらしい布陣を採用されていたプランデッリ御大なわけで、別に驚くべきことではないのかもしれないけど、改めて「さすが」と感じてしまいいました。まぁ、それ以外は普通の「イタリアンジョブ」だし、別におもしろくも何ともないですけど。

というか、イタリアンジョブは「ホジソン」のほうで、プランデッリは違うだろうという意見も、足立区の匿名希望様からのいただいております。貴重なご意見、まことにありがとうふございます。

確かに、ホジソンとプランデッリのどちらが「サッキの弟子っぽいか」と聞かれたら、100人に2人はホジソンと答えると思うんですが(95人は無回答)、リアルグラフ的には「サッキープランデッリ」というLINEはあるわけでして。そこは、もうその系統で押し通すしかないと思うんですよね。まぁ、確かに、今回のプレンデッリはアンチェロッティ的にピルロシステムまでも使い倒していたようですけど、考えてみるとアンチェロッティだって「サッキ系統」だったりするわけで。別に4バックを導入しなくても「俺はサッキが好きだ」と宣言しても、まったく犯罪にはならないんですよね。

ただし、思い起こせば、あの岡田監督だって「リッピとかアンチェロッティとはマブダチ」とおっしゃっていたわけで、それをもって「岡田監督=サッキファミリー」としてしまうのは危険という意見もあるわけで。そのあたりのバランス感覚と、スペイン流ポゼッションサッカーの類似品と粗悪品に違いについて鑑定する仕事は分けて考えていきたいと思う、今日、この日、このごろという締めで、このエントリーを締めたいと思ってます。

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ちなみに、ドイツ対イタリアも少し見たけど、時代は「カウンターさせないサッカー」に逆戻りしている感じがして、80年代ノスタルジー好きとしては、少しほっとしました。というか、次はやっぱ電柱スタイルの復活に期待したいです。がんばれクラウチ。がんばれ、コラー! そして、がんばれミラン・バロシュ!! とタカクさんのブログを読んで感化されました。

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