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zoom RSS ザッケローニ監督はイタリア式サッカーが嫌いなのか? または本田ワントップという選択肢

<<   作成日時 : 2012/10/15 02:21   >>

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ザッケローニ監督は「イタリア式サッカー」をどう考えているのだろうか?

嫌っているのか? それとも、それも”あり”と考えているのだろうか?

■イタリア式とシャイ

ここで言う「イタリア式サッカー」とは、フランス戦の会見で出てきた言葉。イタリア人の記者からの質問で登場した言葉&サッカースタイルをここでは指しますが、そのサッカースタイルについて、ザッケローニは以下のように答えています。

ひとつめの質問だが、世界的に知られているイタリア式サッカーとは、エリア内に7〜8人をかけて守るスタイルだ。うちはそれをしたわけでない。前半は押し込まれて、日本はシャイなところがありすぎたが、その中でも右サイドは作れていた。(逆に)左はそれほどうまくいかなかった。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/text/kaiken/201210130002-spnavi.html

「エリア内に7〜8人をかけて守るスタイル」とは、要はいわゆる「カテナチオ」サッカー。またはチェルシーが得意としていた「アンチフットボール」と同じということなんでしょう。で、ザッケローニ監督はそれについて、あえて「それをしたわけではない」と答えています。ということは、イタリア人ではあるけど「イタリア式サッカー」は嫌っているということなのでしょうか? 嫌ってはないけど、好んではないくらいの感じなのか。そのあたりの心中はわかりませんが、一方で「シャイなところがありすぎた」という表現もしています。新しい表現ですね。これ。で、その「シャイなサッカー」はどんなものを指すのか? 「イタリア式サッカー」とは違うもの、別物なのでしょうか? そのあたりのニュアンスはわかりませんが、ザッケローニ監督の言葉から考えると「違うもの」を指しているんでしょう。どう違うのかは具体的にはわかりませんが、要は「故意に引いて守った」のか、それとも「本当は攻撃したかったけど、恥ずかしくて(笑)守備的に戦ってしまった」の違いということなのかもしれません。「恥ずかしい」という訳は冗談ですが、同じ「守備的に戦う」にしても、「故意」ならば「イタリア式サッカー」。そうではなく「不本意」ならば「シャイ」ということ。

■W杯本番の戦い方を考えると?

で、個人的には「イタリア式」でも「シャイ」でも、どちらでも構わないんですが、「W杯本番」では、先日のフランス戦のように「守備に追われる時間が多いサッカー=イタリア式=シャイなサッカー」を強いられる可能性が高いと思っていたりします。もちろん、相手チームのレベルやコンディション、スタイルにもよるとは思いますが、それなりの強豪が相手の場合は「守備的」に戦うのがセオリーであると思うんですよね。ドイツW杯南アフリカW杯での岡田監督の日本代表みたいに。ある程度、引いて「ブロックで守備を固めて」、耐えて、カウンター狙い。つまりは「イタリア式サッカー」。今風で言えば「アンチフットボール」。

で、もし今のザッケローニ日本代表が「イタリア式サッカー」で戦うとするなら、本田選手と香川選手の共存というのも見えてくる気もします。本田をワントップ、その下に香川。または本田をワントップ、サイド(ウイング的)に香川。その2人に長友を加えてカウンターを狙うという、「イタリア式サッカー」がそれです。エリア内で7〜8人で守って、カウンターから「本田、香川、長友」の3人を中心として、なるべく少人数で攻めるサッカー。

■スタイルと結果

ザッケローニがそれをするのかはわかりません。また、そこまで極端な「イタリアンスタイル」すなわち「アンチフットボール」が日本代表にできるのかはわかりません。ただ、ドイツW杯南アフリカでの岡田監督の日本代表は、それと似た形である程度結果を出したわけですし、1つの戦い方としては「あり」なのかなと。まぁ、今のまま、普通に戦えば問題ないのかもしれませんが。

もしも「イタリア式」で戦うとしても、国民のアイデンティティ的には問題ないと感じてますが、そうでもないですか? 美学の問題はこだわりありですか? 勝ち負けよりも美しいスタイルのほうが大切ですか? 個人的には勝てばなんでもOKなんですけど。

■空気の問題とか

ちなみに、あまり関係ないかもしれませんが、「なぜ、日本人は「空気」に左右されるのか? 日本軍も陥った4つの罠」というコラムには以下のようなことが書かれてます。

このような、ある種「小さな正論」があることで、軍事的合理性や勝算、補給などの準備ができるかどうかなど、本来、作戦可否を決定する正しい比率を歪める悪影響を及ぼしているのです。
http://diamond.jp/articles/-/17185?page=5

ザッケローニ監督は日本人じゃないので、変な空気に流されることはないと思いますが、シャビらが推し進める現サッカー世界の「正論」に影響されずに、合理的な考えをもとに日本代表を指揮してもらいたいところですね。あとザッケローニ監督は「サンク・コスト」にならないとは思いますが、岡田監督のときは「サンク・コストの罠」に陥った感じだったので、そのあたりも今後注目ですかね。
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※ドイツと南アフリカW杯書き間違えたので訂正します。失礼しました。

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