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zoom RSS プレミアリーグ「ストークシティ対チェルシー」感想文 柔らかさとフィジカルスタイルへの回帰

<<   作成日時 : 2013/01/14 03:09   >>

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■柔らかさ

ひさびさのプレミアリーグから、昨日行われたストーク戦について。

カップ戦はちゃんと見てないので、チェルシー移籍後のデンバ・バのプレーを見るのは、この試合が初となったんですが「思ったよりも柔らかいプレイヤーだな」というのがこの試合を見ての第一印象でした。まぁニューカッスル時代も何試合かは見ていたんで、思い起こせば、その柔らかさは驚きでもなんでもないんですが、例えば元チェルシーのドログバと比較すると「柔らかさ」というものが特徴的だなと感じたんですよね。ポストプレイ、パス、シュートなどを見ると、フィジカルのわりには柔軟なプレイをするなと。「柔らかさ」という面では、アデバヨールに近いかもしれないですね。もちろんフィジカルもしっかりしているので「強さ」もあるんだけど、「強さだけでなく柔らかさ」がある。

その柔らかいポストプレイなどを駆使して何度かランパードと絡んでチャンスメイクしていたデンバ・バですが、2列目、3列目にタレントを抱えているチェルシー攻撃陣を生かす存在となりそうで何よりです。期待できそうですね。もちろんデンバ・バには「アシスト」だけでなく「ゴール」も期待しているんですが、前者の役割のほうが重宝されそうと感じた次第とでも言いますか。

■勝因?

と、いきなり「デンバ・バの柔らかいプレイ」から言及してしまったわけですが、このストーク戦で一番効果的だったのは実は「強さ」のほうであったのかもしれません。

■フィジカルにはフィジカルを

ストークといえば「古き良きイングランドスタイルサッカー」が有名ですが、それらイングランドスタイルを支えているのは強靭な体格を擁する選手を配したフィジカル。で、「目には目を」「歯には歯を」の理論で考えると、この試合でチェルシーに求められたのは「フィジカルにはフィジカルを」という戦い方でした。そして、そのフィジカルスタイルを牽引したのが、先の新戦力デンバ・バであったというわけです。ベニテスがそれを狙ったのかは定かではありませんが、彼が前線でターゲットマンとして君臨することで、「中盤を省略してもよいんですよ」という「困ったら縦ポンサッカー」が可能となったのは、この試合の大きなポイントでした。フィジカルスタイルに対抗して下手につなぐサッカーを展開しようとすると、「相手の思うつぼ」となるケースが多々あるわけでして。「ストークの好きなようにはやらせない」という金満ビッククラブとは思えない「弱者のスタイル(by杉山)」で戦うことができたのは、この試合の勝因の1つであったのではないでしょうか。まぁデンバ・バに関して言えば、「DF裏を狙う動きが少なかったかな」という感じもしましたが、フェルナンド・トーレスとは一味違う「ポストマン」という役割をこなせたのは大きかった。で、そんな「縦ポンサッカー」を可能にするデンバ・バの存在は、「退屈なチェルシー」の復活を予感させる「すばらしい補強」であったと感じた次第です。

■泥臭さ

また、この試合のMFもいい仕事をしてました。この試合のMFはミケルがアフリカ仕事で不在だった影響もあってかラミレス&ランパードでしたが、この2人の「泥臭い、退屈なプレイの数々」は実に効果的にストークを苦しめていたように見えました。華麗ではないけど「相手が嫌がるプレイ」を、ねちっこく繰り広げていたと言いますか。この2人の存在も、デンバ・バ同様に「チェルシーのフィジカルサッカーへの回帰」をフォローしていたのではないでしょうか。で、そんな「フィジカルサッカー」を展開できたことが、「ストークのオウンゴールでの2得点」という、これまた泥臭いゴールを生んだと思う次第です。

華麗さもいいけど、泥臭さも必要。この試合を見て、改めて感じたのはそんなことでした。

■フィジカルと脱フィジカル

今期の新生チェルシーが目指していた方向は「脱フィジカル」だったように感じていたんですが、やっぱ理想は「フィジカルサッカー」でも「脱フィジカルサッカー」でも、どちらでもできるということであると思うんです。相手に合わせて戦い方を変えたり、状況に応じて最適なスタイルで戦うことができれば「勝利の確率」は自ずと上がるわけで。マタ、アザール、オスカル、トーレスらを生かす「脱フィジカルなスタイル」はそのままに、新戦力デンバ・バらを交えて「フィジカルスタイル」も復活させることができれば、「プレミア3位以内」という目標も見えてくる。この試合の勝利は、そんな期待を抱かせてくれるような、すばらしい勝利であったのではないでしょうか?

もちろん、まだ改善すべき点は多々あるのだけど。 


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