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zoom RSS プレミア最終節「チェルシー対エバートン」感想文&なんとなくシーズン総括  パウロフェレイラという存在

<<   作成日時 : 2013/05/22 10:54   >>

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ちょっと時間が経ってしまいましたが、最終節について簡単に振り返っておきます。前節の勝利で、ほぼCL出場権を手に押さえており、アーセナルやスパーズと比べたら「プレッシャーの少ない戦い」ではありましたが、CLストレートインとなる「プレミア3位」のためには、どうしても勝っておきたい試合でした。ただ、それと同時にシーズン最後の試合でもあるので、これまでチャンスが無かった選手や、今シーズンで最後となる選手を起用するという、ある意味「お祭り」的な戦い方にすることも選択肢としてはあります。果たして、ベニテスの考えは、どちらだったのか?

■スタメン

と、いうわけで注目のスタメン。まず目に付いたのが中盤に若手のアケ、2列目にトーレスを起用していたことでした。たしか前節でラミレスが退場となっておりこの試合で使えない(たぶん?)こと、ミケルの怪我がまだ治ってないことなどの影響なんでしょうが、ここでアケを起用したのは意外でした。ベナユンやオスカルを中盤で起用するという選択肢もあったんでしょうが、ランパードとのバランスを考えてアケを起用したんでしょうかね。トーレスのサイド起用も同様。アザールが怪我したという理由からなんでしょうが、そのポジションではモーゼズ、マリンなんかも使えたわけで。ここでトーレスをサイドで起用して「デンババ」と共存させたのも意外でありました。アケ、トーレス起用の意図は定かではありませんが、きっと「お祭り」的な要素というよりも「何が何でも勝つ」という狙いがあったと思われます。

■前半

前半。7分にチェルシーが先制するも、その後、エバートンに追いつかれるという「嫌な雰囲気」で試合は展開。代役のアケ、トーレスはそれなりにがんばってはいたものの、本職の「ラミレス、アザール」と比べるとやっぱイマイチで、そこが試合展開にも現れていたように感じました。具体的にいうとラミレスの運動量と判断力、アザールの個の突破力と起点になるプレイというのは、今期のチェルシーのかなりのストロングポイントなわけで、それがないと特に攻撃面では厳しいなぁという感じ。ワントップのデンババはスカパー解説の粕谷氏が言うように「遠慮」しているプレイが目立ち、ニューカッスル時代のような「アフリカンパワー」が出せてないのはこの試合も同様でした。まぁ、ビッグクラブですぐに「好きなようにプレイ」するのは難しいと思うので、仕方がないんでしょうけど、正直、チェルシーに移籍後のプレイは期待外れでしたね。来期もいるなら、もっと我を出してがんばってもらいたい。それは、この試合出てなかったマリンも同様なんですが、来期もいるのかな?

■後半

後半。60分過ぎにモーゼズを起用したところから試合が動く。デンババを下げてトーレスをワントップにして、「いつもの4-2-3-1」にしたことが多少は影響したんでしょう。右サイドからのセンタリングを、中央にポジションチェンジしていたモーゼズがポストとなって、落としたところをトーレスがシュート。ニヤサイドの「狭い」ところを破った強烈なシュートは「今期ベストゴール」ともいえるようなすばらしいものでした。このような「うまいシュート」が、シーズン中にコンスタントに出されば、それなりのゴール数を量産できると思うんですが、なぜかプレミアでは駄目なんですよね。来期もチェルシーにいるなら、がんばってください。で、結局このトーレスのゴールが決勝点となり、なんとか勝て点3をゲット。後半終了間際には、引退が噂される「パウロフェレイラ」を起用し「お祭り的」な戦い方もできたりと、ベニテスの采配も申し分ないものでした。

■まとめ

というわけで、まとめ。最後の試合に勝って、今期の一番のプライオリティであった、来期チャンピオンズリーグ出場権を無事獲得できました。これもベニテス監督のおかげです。任務遂行ありがとうございました。シーズン途中、不満の残る試合もいくつかありましたが、終わりよければすべてよしです。チェルシーファンは全員感謝しましょう。ベニテスの仕事に対して。ベニテスの仕事が成功した要因は、前にも書きましたが「ローテーションがそれなりに機能した」こと、「ルイスとラミレスのポリバレント」になるのかな? もっというと攻撃重視のディマッティの頃と比べ「攻守のバランス」がよくなったことが一番の成功の要因だったんでしょう。デンババを獲得するも安易にツートップにしないで「トーレスとローテーション」で起用したり、2列目の構成を「オスカル、マタ、アザール」に固執しなかったことなどが、その一例。そして何と言っても、ルイスのボランチ起用というのが、一番のベニテス・チェルシーの「バランス重視」の象徴だった気もします。もちろん、ベニテスの采配は問題もあったと認識してますが、トータルで考えれば「悪くない戦い方」だったのではないでしょうか。

■パウロ

最後にパウロ・フェレイラについて。モウリーニョと同時期にチェルシーに移籍してきてから今まで、ずっとチェルシーに残っていたのは「他に移籍先」がなかったからという「マイナス的な要因」だけではないんでしょう。それこそ、今期のマルダのように干されて消えてしまう可能性もあったわけだし、スタメンではないけど「控え選手としての存在感」を示せていたことが、ここまでチェルシーでがんばれていた理由なのではないでしょうか。がんばれていたというか、その「控え選手」というチーム内の役割をまっとうしてくれていたことに、チェルシーファンとしては非常に感謝したいんですよね。ふつう、ほとんど試合に出れないと「移籍」を考えるものであると思うんです。選手なら誰でも常時試合に出たいと思うし、ベンチに座っているのは苦痛である場合のが多いと思うから。もちろん「給料」はちゃんともらっているんでしょうし、仕事ならどんな役割でも苦痛ではないという意見もあるんでしょうけど、現実問題として、「控えのプロフェッショナル」としてシーズンを戦うのは簡単なことではないと思います。そして、彼のような「影でチームを支える選手」の存在が強いチェルシーを築いていたのは間違いないんですよね。

GKのイラーリオも同様ですが、パウロもイラーリオもモウリーニョが数年前にチェルシーに連れてきた「戦力」でした。極端に言うなら、彼らの存在が「チェルシーにおけるモウリーニョイズム」を継承してところもあったと思うんですよね。

もちろん、今期のチェルシーの成功はベニテスのおかげであるのは間違いないですが、一方で、「チームの歴史」や「継続性」というのも「強さ」の大きな要素であるのかなと思っていたりします。というわけで、ありがとうパウロ。
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