doroguba*footballcolumn*

アクセスカウンタ

zoom RSS 親善試合「サッカー日本代表対ブルガリア代表」ではなく、「3-4-3」がイマイチな理由について

<<   作成日時 : 2013/05/31 10:50   >>

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

■主導権

わたしの狙いは、(試合の)主導権を握ること。そのために2つのシステムを試していて、ひとつは長く使っているもので、もうひとつは今トライしているところだ。とはいえ今晩の試合は別としても、ヨルダン戦でもそうだったが、基本的にうちは多くチャンスを作っていたし、そのわりには招いているピンチの数は少ないと思う。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/japan/2013/columndtl/201305300004-spnavi?page=2

「主導権=ポゼッション」なのかはわからないけど、ポゼッションサッカーのための「3−4−3」というのなら、その理屈はなんとなくわかる。攻撃的な4バック時における「両サイドバックが高い位置とって、アンカーが最終ラインに下がり3バック的になる」という「なんちゃんってバルサ・クライフ様仕様の3バック」を、システムで強制的に行うための施策と考えるなら、まぁ、ありなんでしょう。というか、まぁ、相手がこちらの「4バックシステム」を分析してきたときに、「3バック」にして混乱させるという、いかにもイタリア的な姑息で意地汚い発想と考えてもよろしいでしょうかね? サッカーとはもともと姑息で意地汚いものです。ブラジル人は「マリーシア」とかいって汚さを美化しようとしているけど、本質的には汚いスポーツだと思うんです。それゆえ、長い間、サッカーを汚い物から美しいものチャンジしようと運動してきたオランダは酷い目に遭ってきました。で、オランダ人はあるとき「本質的には汚いんだけど、見た感じ聞いた感じは綺麗な感じにアレンジしていいかな? いいとも!」という発想の転換を図ることに成功しユーロやワールドカップで成功を収めるわけですが、たぶん今のザッケローニに求められているのは「本質的には汚いんだけど、見た感じ聞いた感じは綺麗」というやり方だと思うんですよね。

そう考えると、「インテンシティ」というわけわからん言葉を持ち出したのはやり方的には間違ってないと思うんだけど、同様に「3−4−3」に変わる「新たなシステム用語」を生み出すことができれば、さらなる進歩の可能性があると思うんですけどね。たとえばトルシエの「フラット3」なんて、まさに「新たなシステム用語」の真骨頂ですよ。「フラット3」といわないで「2−1−4−3」とか呼称していたら、誰も飛びつかなかったかなと。

というわけで、ここで私はザックの「3−4−3」をよりキャッチーなものに変える新システム用語を提案したいと思います。その名はずばり「バルサ3」。どうです? 「3−4−3」よりも「バルサ3」といったほうが、コンセプトは明確だし、キャッチーでしょ? あっ、イタリア人の監督に対して「バルサ」というスペインの都市名を持つ出すのは、不敬礼でしたか。確かに。じゃあ「ポゼッション3」とかどうかな。語呂がよくないね。じゃ、すでに「インテンシティ」という言葉があるわけですから、それをベースにした「インテンシティ3」とかどう? なんかB級映画のタイトルみたいになっっちゃったな。というか、用語なんてどうでもいいですか? 確かに。

■前を向いて

わたしが思うに、香川、乾、岡崎慎司といった選手は、足元や背負って(ボールを)受けるのでなく、前を向いてスペースに走りながら受けるところで、彼らの良さが出ると思う。今日も香川、乾、長友、清武弘嗣あたりが、スペースで動きながらボールを受けるところで良いところが出たと思う。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/japan/2013/columndtl/201305300004-spnavi

これも、なるほど納得です。というか、ぶっちゃけ、攻撃的などんな選手にとっても「前を向いてスペースに走りながら受ける」のはベストな状態であると思うんだけどね(笑)。ランパード、トーレス、アザール、オスカル、マタだってそうです。で、その考えを整理すると、要は「ポストプレイヤーが大事」ってことになるんでしょう。楔パスをトップに当てて、その落としを「2列目、3列目の選手が前を向いてもらう」ということかと。あっ、ポストからだけじゃなくて、後方からの「スルーパス」というのもあるか。後方から相手DFの裏へスルーパスを出して、そこに「2列目の選手が前を向いてもらう」という形。まぁ、それやるにしても、どこかで「ポスト」から起点作ることは必要だと思うんで、やっぱポイントは「ポストプレイ」になるのかな。なんとなく、そんな「ポストプレイをアレンジした中央突破」が好きな選手が多そうだし。今の日本代表は。

というわけで、オーストラリア戦は、たぶんその「ポストプレイ」がうまくできるかどうかにかかっている気がするんですが、私がオーストラリア代表の監督だったら、徹底的にそのポストをさせない守備をするんだけどな。アンカーを置いて、スペース消したりして。さて、オーストラリアはどう戦ってくるんでしょう? そうだ、先ほどの新システム用語の話に戻るけど「ポスト3」とかどうですか? って、まったく意味分からん。キャッチーでもないし。うーん改めて考えると「フラット3」という言葉はよくできているな。やるなトルシエ。って、トルシエの考えた言葉ではない? ひらめいた「ビアホフ3」ってどう?

■コンサート

スタジアム全体がそうなのか…最近の日本代表のゲームは一種のコンサート会場のような雰囲気になってますよね。コンサートは盛り上がって楽しめば、最後はハッピーエンドが待っていますが、スポーツの試合は真剣勝負の対戦相手合ってのゲームだけに、いくらファンが盛り上がろうがハッピーエンドが待っているとは限りません。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takkun/article/713

前のエントリーからの続きになるけど、逆に「スタジアムに客集める」ためには「コンサート化」というのは、実は大切なポイントだと思うんですよね。残念ながら、そこは否定しちゃいけない部分で、むしろ伸ばしていくべき部分なのかなって。日本人とヨーロッパ人ではメンタリティや分化が違うし、日本には「なんちゃって欧州スタイル」くらいがちょうどいいんです。「マス」を巻き込むためには。

もちろん、もっと真性の西洋かぶれの方もたくさんいらっしゃると思いますので、私を含めそういう方はマクルーハン万歳ということで生きていくというのがベストなのではないでしょうか? おっ、新用語がまたひらめいた。「コンサート3」! 備忘録代わりにしとこう。

※この文章は、急性骨髄性白血病で引退された元ブルガリア代表・スティリアン・ペトロフ選手に捧げます。

人気ブログランキングへ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
面白い
親善試合「サッカー日本代表対ブルガリア代表」ではなく、「3-4-3」がイマイチな理由について doroguba*footballcolumn*/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる