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zoom RSS サー・アレックス・ファーガソン監督の勇退について 

<<   作成日時 : 2013/05/11 03:01   >>

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サー・アレックス・ファーガソン監督が勇退するとのことで、何か書いておこうと思う。

皆さんご存知のように、私はマンチェスター・ユナイテッドというチームが大嫌いでございます。特にクリスチャーノロナウド選手がいなくなってからのチームはまったくおもしろくないと感じてました。別に弱いとは言ってないよ、嫌いだと言っているだけ。ギグスは認めるとして、好きな選手はほとんどいないし、好感の持てる選手は皆無。そして、ファーガソン監督の采配や戦術も、別にこれといって特筆すべきものはないと感じいて、一言で言えば「興味があまりなかった」ということです。強いことは認めますが、それ以外に興味の対象がないとでもいいますか。あっ、ガリーネビルの挙動とかがおもしろい試合はありましたし、彼は嫌いではないな。あと、デ・ヘアも悪くないか。

■育成のプロ?

ということでファーガソン。「若手育成」はうまいと思う。たとえば先のクリスチャーノロナウドを育てたのは、間違いなくファーガソンでしょう。ポルトガルからつれてきた当初は「チームのお荷物」的なプレイをすることが多々あったように感じてましたが、それでも辛抱強く起用していたのは印象的でした。ちょうどベッカムが移籍しちゃって「彼の変わり」を作ろうとしていたこともあるんでしょう。そのあたりの「世代交代のやり方」がめちゃめちゃうまい監督なんではないでしょうか? だからこそ、長期政権を持続できたんだと思う。「結果を残しながらの世代交代」の難しさは、ここ数年のチェルシーを応援している人なら骨身にしみてわかると思うんだけど、その難しいことを的確にこなせる監督こそがファーガソンだったのではないだろうか。

■オーソドックス

先に書いた通り「嫌い」なんでほとんど試合見てないのだけど、戦術や采配については、言われるほど「トレンド」を追っていたとは感じてませんでした。私がプレミアリーグをちゃんと見出してから一度「4−3−3」を積極的に採用している感じのころもありましたが、それをちゃんと機能させていたようには見えませんでしたしね。

両翼にウイング的な選手を起用する、攻撃的な「4−4−2」。ファーガソンのサッカーと言えば、やはりこれでしょう。生粋のウイングでなく「ベッカムというクロス配給のスペシャリスト」を起用していた印象も強いですが、どちらにせよオーソドックスな「4−4−2」使いというイメージなんですよね。ファーガソンのスタイルは。で、それをベースにして、個々の選手に「基本に忠実なプレイ」を叩き込んでいた印象が強かった。つまり「戦術が基本」なら「プレイも基本」こそが、ファーガソンのマンチェスター・ユナイテッドだったのではないでしょうか。

■つまらない

そのやり方は間違いではないと思うし、それを徹底できたから「強いマンチェスターユナイテッド」ができあがったんでしょう。ただ、それって逆に言うと、ファンでない人からすると別に「おもしろくない」んですよね。まぁモウリーニョスタイルも似たようなもんで「興味ない人からすればつまんない」んでしょうけど、ファーガソンのつまんなさは尋常ではないと思うんです。ほら、モウリーニョはたまに変てこな奇策やるじゃない。しかも、それがあたって「奇策で勝利」しちゃったりするじゃないですか。ファーガソンも奇策やる場合もあるんだけど、私の知る限りでは、だいたい奇策すると失敗しているんですよね。なので、尚更「オーソドックスなサッカーの人」という印象になるんです。別にそれが駄目と言っているわけではないですよ、それでいいんです。それが、ファーガソンなんですから。

■香川シフト?

今年、香川が入って「香川がユナイテッドのサッカーを変える」とか言っている人もいましたが、まったくもってナンセンスです。そんな、簡単な問題じゃない。何度も言うけどファーガソンには「常勝軍団」と「世代交代」という2つのタスクが最優先であって、それを実行するためには「オーソドックス」であることと「継続するスタイル」が必要なんです。それは、天才クリスチャーノロナウドがいたころも同様。一見、ロナウドの個人技頼みに見えた当時のユナイテッドだって「4−4−2のウイング攻撃的」がベースだったわけですよ。つまりは「オーソドックス」。特定の選手がいないと機能しないシステムを採用するよりも、オーソドックスなスタイルに、そのポジションに適切な選手をあてはめるほうが勝つ可能性は高い。試合数をアホみたいにこなさないといけないプレミア上位チームでは、特にそう。まぁ、実際のところはわからないですし、もしかしたら香川システムというのが存在したのかもしれないけど、それを採用するメリットとデメリットを考えたら、明らかに後者のほうのリスクが高いと思うし、そういう「おもしろい」ことをしないのがファーガソンの名将たる所以であると思うんです。

■オシム

ちなみに、こちらの引用。ファーガソンがトレンド分析とか書いているけど、いったい何時の話だってことなんです。

ナンバー789号のファーガソンの特集記事の中で、「ファーギーが最先端のトレンドを分析してきたのは事実だ。あれは88年だったと思うが、僕が監督室をたまたま訪れたときにも、彼はユーゴスラビア代表のビデオを食い入るように見てたよ。」という、35年マンUのラジオ番を務めているティレルさんの証言があります。おそらくこれはオシムさんのサッカーをファーガソン監督が研究していたというとても、オシムファンにとっては嬉しい証言です。
http://news.livedoor.com/article/detail/7660307/

88年って、何年前の話ですか? 確かに当時のユーゴ代表はおもしろかったのは間違いないと思うけど、ただそれだけにしか思えないんですよね。ファーガソンのサッカーのどこに「オシム臭」がするんだろう? まったく感じられないと思うんだけど。若手の育成に関しては通じるところもあるかもしれないけど、サッカーのスタイルでの共通項はほとんど感じないなぁ。

というわけで、これまでお疲れ様でした。長生きしてください。さようなら。

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