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zoom RSS モウリーニョ・チェルシー第2次政権に寄せて

<<   作成日時 : 2013/06/04 03:11   >>

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モウリーニョが監督として戻ってくることが正式に決まった。めでたい。復帰である。復縁である。こうなることを願っていたので、本当にうれしい。

そもそも、何でチェルシーとモウリーニョが別れたのか。その理由はぶっちゃけ定かではないんだけど、なんとなく「最悪の別れ方ではなかった」と我々チェルシーファンはわかっていました。それは、モウリーニョがその後インテルの監督になった後も「チェルシーへの愛」を発してくれていたから。そして我々チェルシーファンの一部にも、「モウリーニョLOVE」な信者がいた。一部というか、それなりの数がそうだったのかもしれない。そういう、お互いの想いがあったからこそ、今回の「再会」が実現したのは間違いないでしょう。

もちろん想いだけでなく、運やタイミングというものも多分に影響したと思っている。ヒディンクがそのまま監督を続けていれば、この日はこなかったと思うし、それはビラスボアスについても同様だ。彼が昨年チェルシーでうまくやっていれば、この日は間違いなくこなかった。未来永劫こなかった可能性だってあった。で、個人的には、それはそれでありかと思ってもいた。いつまでもモウリーニョの亡霊に振り回されるのは、いろいろな意味での健康上よくないと思っていたし、「モウリーニョ2世」と呼ばれる青年監督がその亡霊を退治してくれるのなら、それはそれで本望であると感じていたからだ。

しかし残念ながら、ご存知の通りビラスボアスは失脚することになる。まさかのモウリーニョ亡霊退治の失敗。まじでまさかの展開だった。まさかの自爆。なんで自爆? そう、個人的には「自爆」に近かったと思っているのだが、まぁ、自爆した理由を考えると、要は「モウリーニョの亡霊」が強力であったということなんでしょうけど。

ディマッティオはピンとこなかった。「彼が本命で無い」のは確かであった。グラウディオラという噂もあったが、個人的はビラスボアスと同じくらいの期待値だった。「実際に就任してみないと、チェルシーに合うかわからない」というふうに思っていた。で、結局、彼はチェルシーにこなかったんだけど、それも運命だったんでしょう。この日を迎えるための。前にも書いたけど、グラウディオラは「モウリーニョ亡霊退治」なんて興味がなかったし、それがめんどくさいことも承知していたのだ。そこまでしてチェルシーの監督になる理由は見当たらなかったということなんでしょう。まぁ、正しい選択だよね。で、そのことが決まった時点で、チェルシー的には「もうモウリーニョ復帰しかないんじゃん?」という空気となった。すくなくとも、私はそう感じた。もっとも、そのときモウリーニョはレアルマドリーで監督やっていたし、復帰の道は容易ではないのはわかっていたんだけど、「他に誰もいないよな」という気持ちになっていたのはチェルシーファンのみならず、きっとアブラモビッチオーナーも同様だったと思う。


アブラモビッチはディマッティオを首にしてベニテスを就任させちゃうわけですが、その交代劇に多くの人が「?」でした。なんでベニテス? モウリーニョと犬猿の仲だった彼に「モウリーニョの亡霊退治」を任すという正攻法? いやいや、それは無理ですよ。だって、ファンはモウリーニョのこと憎んでないんだもん、むしろラブなんだもん。で、案の定ますます「モウリーニョ再登板」の声が高くなるわけですが、そこではたと気がついた。そうか、これはベニテスを山車に使って、モウリーニョを連れ戻す作戦か。なるほど。確かに、ベニテスは名監督だし、それなりに仕事はしてくれるのは間違いないんだけど、狙いはそれだけでないというのが、さすがアブラモビッチだね。その証拠は、あえてベニテスに「暫定監督」という呼称をつけたこと。別にふつう「監督」でいいんだけど、なんで「暫定」なんてつけるのさ? それはぶっちゃけ「モウリーニョへのメッセージ」だったんですよ。「来年のポストは空けて待っているから、そんな相性の悪いスペインのチームはおやめなさい」というメッセージ。そう考えれば、すべては納得できる。


かくして「モウリーニョ第2次内閣」がはじまることになった。生半可な気持ちで再婚することはないと思っているので、かなり期待している。長期政権と、チェルシーの黄金時代を作ってくれることを。そうだ。ファーガソン・ユナイテッドに変わるのは、モウリーニョチェルシーだ。だけど、その前にやらなければならないことがある。みんなうすうす気がついていると思うけど、実はまだ「モウリーニョの亡霊」退治できてない。そう。今のモウリーニョと過去のモウリーニョは別物であって、我々は「過去のモウリーニョの栄光」をまだ夢見ている子羊ちゃんなのだ。なので、取り急ぎのモウリーニョの仕事は「昔のモウリーニョ・チェルシー」の亡霊退治をすることなのである。「過去の自分」との戦いだ。それが簡単な戦いなのか、難しい戦いになるのかはわからないが、まずはそこから楽しもうじゃありませんか。



ちなみに、数年前の「モウリーニョチェルシー監督公式デビュー戦」の印象は、今でもはっきりと覚えている。それは規律のある戦術ではなく、鋭いカウンターでもなく、堅守でもない。それは、なんて「スピードが遅い」んだという異次元の感覚だった。「スピードが遅い」というと語弊がある、正確には「ボールを持っているときにあわてない」というほうが正しい。そこがチェルシーでのモウリーニョのスタートであり、全ての原点であった。さて、2度目のデビュー戦はどんな感じなんだろうか。

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