インテル伝説はどこまで続く!? そしてパルマの運命は?

 コルドバのゴールで1点差になった時点で、なんとなく「またかなっ」て感じがしました。
いやなに、インテルの「無敗伝説」というか「引き分け伝説」が続くってことです(笑)

 セリエAのパルマVSインテル戦は、前半にインテルのマテラッツィがパルマのシュートを手で防いでPK献上&退場。先取点奪取&数的有利となったパルマが、後半にもジラルディーノのアクロバティックなゴールで得点を重ねて2-0とし、ついにインテル敗北かという展開だったのですが……。
やはり、というかなんというか、ここからインテルの「無敗伝説」が発動しました。
 まずは、FKからコルドバがヘッドで決めて1点差。するとこの得点で1人少ないながらも押せ押せとなり、その数分後に今度はCKから相手ファウルを誘ってPKを獲得。そのPKを、ビエリがなんなく決めて同点。2点のビハインド&1人少ない状態をものともせずに、見事お得意の引き分けに持ち込んでしまいました。

 いや、ほんと負けないです、今年のインテル。まぁ逆に、勝てない&引き分けが多いとも言えるのですが、完全なる負け試合に追いついたのは、これでkのリーグ戦で何試合目でしょうか?
 
 この試合でもそうなんですが、窮地に追い込まれたときのマンチーニの采配はすごい。1人少ないながらもダービッツとザネッティの守備的MFを下げて、FWアドリアーノを投入。マルティンス、ビエリとアドリアーノの3トップにして、スタンコビッチ&ベロンの2人の中盤と4バックという「4-2-3」という感じのシステムにして同点にしてしまうのは、まさに「マンチーニ」マジックというところでしょう。
「無敗伝説」には、もちろん運もあると思うのですが、マンチーニの采配がその運を引き寄せているとも言えると思うんですよね。まぁ、そもそもDFの失点から「窮地に追い込まれてしまうこと」自体がダメダメと言えば、その通りなんですけど。
 でも、ここまで負けないことはすごいことです。まさに伝説!!

 さて、一方パルマについて。この試合をものに出来なかったのは、残留争いをしているパルマにとっては本当に痛いことでした。監督が変わってからチームはだいぶよくなったみたいですが、今日の試合を見る限り、やはりまだまだ問題があるのではないかと感じました。
 システムはいわゆる4-2-3-1。ジラルディーノのワントップに、マルキオンに、モルフェオ、ブレシアーノの2列目で構成する攻撃陣は、昨年同様かなり強力なんですが、…問題は守備。
 どうもチームとしてというか、選手1人1人の「守備の意識」が、いまいち足りない気がするんですよね。この試合だけかもしれないですが、ところどころで「攻守の切り替え」が遅いと感じるシーンがありました。連携ミスやパスミスしたときに「味方に怒ったり」「嘆いたり」する暇があったら、たとえFWや攻撃的MFでもボールを奪い返すように行動したほうがいいと思うんですよね。相手に奪われた時点でカウンターを食らったりしてピンチになるわけですし。あと、ボランチの2人が安定感が無いというか、プレイが軽率な場合が多いのが失点の多さにつながっているとも感じました。
 まぁ、あくまで個人的な意見です。観る人それぞれにいろいろな見方があると思いますが、私的にはチームとしてもっと守備意識があれば、このインテル戦は十分に勝てたと思うし、そもそも残留争いするようなチームではないと思う次第です。
 中田英が在籍していたチームでもあるし残留してもらいたいですが、次節はその中田がいるフィオレンティーナとの戦い。今現在、両チームとも勝ち点23で16位という降格ゾーンに位置しており、この試合はまさに「セリエA残留」をかけた直接対決となるわけです。
 
勝ち点3を獲得して、残留争いから抜け出すのは、はたして!?