CL「チェルシーvsバルサ」セカンドレグ 木村浩嗣氏の視点は!?

>「ジオ(ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト)に代わりシウビーニョが入る。システム、ポジション
>はそのままだ。ただし、両サイドバックは攻撃よりも守りをケアしろ! ボールを失うのは命取り
>だ。中盤での短いパス交換を止め、ロングボールでもっとシンプルにプレーすること!クリアは
>大きくサイドへ。無理に後ろからつなごうとするな! それと前の連中はもっと足を入れ、ファウ
>ルで止めろ! これはチャンピオンズリーグなんだ。奇麗ごとで勝ち抜けると思うな! ええっ、
>分かったか!」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/spain/column/200503/at00004164.html
          (スポナビ「ライカールト、ルシェンブルゴは何を言うべきだったのか(1/2)」
                           木村浩嗣の「誘惑と憂鬱のスペインサッカー」より)

 木村浩嗣氏のコラムは、やっぱおもしろいです。
 CLセカンドレグ「チャルシーVSバルセロナ」「ユベントスVSマドリー」について今回はスポナビでコラムを書かれているのですが、「自分が監督だったら、どう指示したか?」という視点がおもしろい。
上の引用文は、もし自分がライカールトの立場だったら、ハーフタイムにバルサの選手にこう話した
だろうというもの。ちなみに木村浩嗣のプロフィールは以下。スペインで少年サッカーチームの監督をされている人です。

>木村浩嗣/Hirotsugu KIMURA
>スペイン・サラマンカ在住。98年、99年とスペイン・サッカー連盟のコーチライセンスを2年連続
>で取得。レアル・マドリーやバルセロナのベンチ入りもできるセミプロまでの資格を得る。現在は、
>地元のサッカー学校「ナベガ」で少年チームを指導中。スペイン・サッカー連盟カスティージャ・
>レオン州監督委員会員

 コラムの詳細については割愛しますが、ライカールトのこのチェルシー戦の采配についての下りをまたまた紹介させていただきます。あとそれに対する私の感想もついでに。

>結果論でライカールトを裁きたくない。
>試合を壊そうとしたとした私、つなぐサッカーを貫いたライカールト。どちらが正しかったかは読者
>の判断に任そう。

 木村氏は、結果論でライカールト監督を裁きたくないと言います。
確かに私もその通りだと思いますが、一方で「監督は結果がすべて」で「結果を出さないと何を言われてもしかたがない」とも思います。なので単純に結果から考えると、ライカールトの采配、特に「守備について」は問題あったと思う次第です。まぁライカールトは「相手を研究して消す」サッカーではなく、いつも「自分たちのスタイル貫く」サッカーなのはわかりますし、そういうサッカーももちろん全然ありだと思いますけどね。「哲学の違い」ということでしょうか?

>ただ一つサッカーファンとして感謝したいのは、ライカールトの勇敢なプランニングのおかげで、
>スピード・強さのカウンターサッカーとテクニック・ボール支配の2つのコンセプトの激突を90分
>間堪能できたこと。チャンピオンズリーグの歴史に残る名勝負だった。

 そして木村氏は「チェルシーVSバルセロナ」の試合が、すばらしい名勝負になったのはライカールトのおかげだと言います。
 こちらも同意しますが、この試合を例えばグラミー賞受賞作品に例えると、主演主役がチェルシーで監督賞がモウリーニョ、主演男優賞がテリーであったと思う次第です。ライカールトは助監督賞?って、そんな賞はありませんか。
 もちろん、必ずしも「勝者」が主演主役である必要はないですし、「敗者」の視点から描いた作品の
ほうがおもしろかったりするのですがね。

 さてライカールト&バルセロナの健闘を称える一方、木村氏はマドリーに対して非常に厳しい意見を残してます。マドリー敗戦の問題は「監督」でなく、「選手」の気持ちの問題であったと考えているようですが、私的には監督&選手どっちも問題ありだったと思う次第です。

>「ロナウド、イホ・プータ(スペイン語最悪の罵り。ここでは仮に「馬鹿」と訳しておこう)、下がれ!」
>(ルシェンブルゴ)
>「銀河系もクソもあるか! もっと動け!」(カマーチョ)

 ロナウドは確かに「ベスト」ではなかったと思います(例の結婚式事件とかありましたしね)。
 実際のところルッシェンブルコがこう言ったかどうかはわかりませんが、まぁたぶん言ってないのでしょう。ルッシェンブルコについてですが、1月にマドリーの監督となってチーム力が向上しリーガでもいい戦い方をするようになったと聞きますし、CLファーストレグ見た限りの感想では確かに中盤の「守備の意識」&「守備力」がついたとは感じました。
 ですが、ルッシェンブルコ監督がどれくらいチームを掌握できているのか、と考えてみると非常に未知数なところはあるんですよね。実際のところわからないですが、監督に就任してからまだ2カ月ですし、「スター軍団」のを指揮下に置くのは簡単ではないと聞きますし。シーズン当初にカマーチョが辞めたのもそれが原因と噂されてます。
 ルッシェンブルゴの性格とかよく知りませんが、もし木村氏のようにロナウドに言えたら結果は変わっていたのかもしれません。あ、私的にはロナウドでなくラウールに言うべきだと思うんですがね。
 
 ちなみにスペイン語でなくイタリア語ですが、ユベントスのカペッロならば平然とこう言っていたような気もするわけです。

 「アレックス、イホ・プータ(スペイン語最悪の罵り。ここでは仮に「馬鹿」と訳しておこう)、下がれ!」

まぁさすがのカペッロも、ここまで酷い言葉は言わないかもしれませんがね。
人気blogランキングへ

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0