CL準々決勝「チェルシーvsバイエルン」プレビュー② アウェイゴールを意識した戦い

 ロッベン抜きだと、スペクタクルな内容は期待できない。

 オランダ代表でロッベンが怪我してしまった時、このように思っていたのですが、さらにパウロ・フェレイラ離脱にモウリーニョもベンチに入れないとなると、ますますそのように思ってしまいます。
 スペクタクルな内容は期待しないほうがいい。結果だけ追い求めてほしいって。

 そもそもスペクタクルってなんだって話もありますし、チャンピオンズリーグはとにかく「勝つことがすべて」だというのもわかってます。ですが「勝利という結果」のみならず「サッカーの内容」も両方両立させることができうる選手がロッベン(コンディション万全の場合)であると思ってました。もちろんダフもいいしジョーコールもうまいのですが、ロッベンは特別なんですよね。
 さらにフェレイラがいないという事は、DFもいつもよりも不安定になるわけですし、無理して攻撃することは危険極まりない。

 というわけで対バイエルン戦についてですが、チェルシーというかモウリーニョ的にはスペクタクルな内容を問わない「勝ち抜けることのみ」を考えた、「結果重視」のサッカーに徹するのではないかと予想します。えっ? いつものチェルシーじゃないかって? まぁ、そうかもしれませんが(笑) 
えっ? モウリーニョはスタジアムにも来ない? まぁ試合前に戦い方は指示するでしょ。

「結果重視サッカー」を行う上でキーポイントとなるのが、「アウェーゴール」! まぁゴールそのものと言うよりも「アウェーゴール2倍計算ルール」と言った方が正かもしれませんが。

 東本氏は疑問に思っているみたいですが、チャンピオンズリーグは「アウェイゴール2倍計算」なるルールを採用してます。そして、この「アウェイゴール2倍ルール」をうまく使えるかどうかは、チャンピオンズリーグで「競って」勝ち上がるためには、かなり重要なことだったりするわけです。

 ロッベン&フェライラ&自分もベンチ外という状況のチェルシーのモウリーニョ監督は、当然これを考えての試合展開を考えているはずです。もちろんバイエルンのマガトも同様なのでしょうが、今回の戦いに関してはモウリーニョの方がこの「アウェイゴールルール」を意識して戦うと思います。

 モウリーニョの「アウェイゴール」を意識した戦い方とは、どういうものか??
 モウリーニョは、昨シーズンポルトを指揮して見事チャンピオンズリーグを制してますが、この「アウェイゴールルール」を考えて戦ったと思われる試合がいくつかありました。
 準決勝のデポルティボ戦。ファーストレグはポルトのフォームで行われ0-0のスコアレスドロー。第2戦がホームのデポルティボが有利と言われていましたが、その試合でポルトがアウェイゴールを決めトータルスコア1-0で勝利。堅守のポルトがこのアウェイゴールを上げた時点で、勝負ありでした。デポルティボは同点にするだけでは「アウェイゴールルール」で負けとなり、勝ち上がるためには2点が必要だったからです。守備を固めたポルトがそのまま逃げ切るのは難しくありませんでした。つまり「アウェイゴール」を意識した戦いとは、たぶんこういうことです。

  ホームでは相手にけっして得点を与えないサッカー。そしてアウェーでなんとかして一点でも
  いいからもぎ取るサッカー。
 
 あくまで妄想です。それにホームでもアウェイでも勝つに越したことはありませんが、例えば、戦力が拮抗した相手との戦いで1点が勝負を決める戦いの場合、同じ一点でも「価値」が違うアウェイゴールが「勝負を左右する」ということです。
  ちなみに今朝のCLの試合でもアウェイゴールが生まれましたが、このゴールがセカンドレグの戦い方に影響するのは間違いないですし、もしかしたら2戦トータルでの「勝負を左右するゴール」になる可能性も高いわけです。リバプールは勝ちましたが、ユーベがアウェイゴールを取ったことでセカンドレグへの望みをつないだわけですし、1-1の引き分けに終わったリヨン対PSVは、アウェイゴールで同点に追いついたPSVの方が断然有利な状況となったのは言うまでもありません。

  というわけでこの考えを踏まえて戦うならば、チェルシーはホームスタンフォードブリッジでは得点できなくても、最悪バイエルンに「アウェイゴールを与えない」ような戦い方が必要ということです。もちろんホームなので得点して、勝つに越したことはありませんが。そういう「アウェイゴールを与えない」戦い方をするのに適したメンバーと言うことでスタメン予想してみました。
 
 【予想スターティングメンバー】
 GK:チェフ
 DF:グレンジョンソン、カルバーリョ、テリー、ギャラス
 MF:チアゴ、マケレレ、ランパード
 FW:ジョー・コール、ドログバ、ダフ

 ポイントはMF。ここ数試合中盤で出て活躍している、グジョンセンをそのまま使うかどうかってところ。まぁ、ふつうに考えればそのままグジョンセンでいく可能性が非常に高いですが、守備力を買ってチアゴを抜擢するのではないかと考えてみました。
 CFにドログバの起用は、中盤でのパス回しを省略したロングボールサッカーをするのではないかと考えてです。まぁバイエルンの戦略にもよると思いますが、中盤をガチガチのプレッシング守備で「スペースを消す」サッカーでくると予想。チェルシーとしては、「相手のDFが集中する中盤」を捨て、テリーやランパードから前線のターゲットマンのドログバにロングボールを蹴る戦術でいくのではないかって予想してます。狙うは、アーセナルのアンリがCL対バイエルン戦でハイベリーで見せたゴールみたいな感じ。縦パス一本でDFの裏に抜けて、シュートってヤツです。
 というわけで、攻撃はドログバ頼みで、そこにジョーコール、ダフの2人が絡む「3人での攻撃」が基本。あと守備ではチアゴ&ランパード&マケレレの3人がバイエルンの中盤とガチでプレス合戦をし、試合展開によっては「4バック&3人の中盤がリトリートで守る」感じと予想してます。 

 まぁこれはあくまで私の妄想。モウリーニョの戦術采配は、こんなヤワなものではないと思います。でも、あまり無理はしてこないと思うんですよね。って、バルサ戦前も同じような事を言って、私の予想がまったく外れたわけですが(笑)。
 
 バイエルンについて少々。弱点は、ラインが比較的高いセンターバックの裏と、DFがイマイチな右サイドバック・サニョルのところ。ロッベンがいれば、このサニョルのところを徹底的に勝負にいったと思うのですが…。まぁダフに期待です。逆にバイエルンで注意すべきは、同じく右ですが右SHサリハミジッチのドリブル&クロスと中盤バラックのミドルシュートというところ。左サイドのリザラズも注意したいが、ここはジョンソンにがんばってもらいたい。FWはショルなんでしょうか? 正直なところピサロの不在は、チェルシー的には非常にありがたい。 

 そうそう。それとチェルシーはどうやらFWフォルッセルが復帰! バイエルン戦でベンチ入りするみたいですね。まだ本調子ではないと思いますが、これは非常に大きいです。今のチェルシーでフィットするのか未知数ではありますが、スピード&決定力のあるフォルッセルが復帰するのは大きい。是非、昨シーズンのバーミンガム同様の切れ味を見せてもらいたいです。

 というわけでいろいろ書いてきましたが、正直なところチェルシーとバイエルンの力の差は、ほとんど無いと思います。当たり前ですけど、ミスしたほうが負けます。そんな試合になることでしょう。
チェルシーファンとしましては、3-0とかで勝ってもらいたいのが、これまた正直な気持ちですが。
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