CL準決勝「チェルシーVSリバプール」ファーストレグプレビュー  3ハーフの中盤の攻防

>「重要なのは、パニックにならないこと、そしてホームでの第1戦には勝たなければなどと考
>えないようにすること」とモウリーニョ監督は続ける。「勝てなければ勝てないでいい。第2戦
>で勝てばいいのだから。私は今まで準決勝で負けたことがないが、いつかはその日が来る。
>それは分かっている。昨年は、決勝で負けたことがないと話していて、ポルトガルカップの
>決勝で敗れた」
http://jp.uefa.com/competitions/UCL/fixturesresults/round=1971/match=1086477/Report=PR.html

>「勝てなければ勝てないでいい。第2戦で勝てばいいのだから」

 「アウェーゴールを意識した戦い」ってやつでしょうか? バイエルン戦でも、そのような戦い方をするのかなと思っていたのですが、あの試合では思った以上に大量得点が入り「ファーストレグで勝負を決めてしまった」わけでしたが、リバプールとの戦いはそう簡単にはいかないだろうってことでしょう。あと数時間後に迫ったCL「チェルシーVSリバプール」戦ですが、この両チームの戦いは今シーズン4度目になります。これまでの3度の戦いは、いずれも接戦。チェルシーが勝負強さを発揮し、3戦すべて勝利してますが、それほど力の差はないと考えていいのでしょう。

 元旦に行われたプレミアリーグで2回目の戦いの前に、リバプールのベニテス監督は確かこんな発言をしてメディアに注目を浴びてました。
 「チェルシーには弱点がある。この試合が終わったら、皆さんに教えましょう。」
 ベニテス監督が試合後に「チェルシーの弱点」について本当に語ったかどうかは不明なのですが、この試合リバプールは「対チェルシー攻略用のシステム」で戦っていたと、その語に発売されたワールドサッカ-マガジンでは分析してました。

 ■チェルシーの3人の中盤「3ハーフ」対策として、リバプールも3ハーフで対応した
 ■その結果マケレレ&ランパードを封じ込め、ダフ&ロッベンの両ウイングまでパスを通らせず無
  力化させた。

 記事の詳細は覚えてないのですが、確かこんな分析でした。この分析&戦術が、そのままベニテスのチェルシー攻略法と同じだったかどうか定かではないですが、可能性は非常に高いと思います。チェルシ-はリバプールの守備に苦戦しチャンスが作れず、終了間際のCKからジョーコールのゴールでなんとか勝ったという感じでした。
 ということで、たぶん元旦時におけるベニテスの「チェルシー攻略法」は、「シャビアロンソ&ジェラード&ハマン」の3人の中盤を起用すること。この3人でチェルシーの中盤を封じ込めて、チェルシーの攻撃の要である両ウイングまでボールを回させないようにするというのが、攻略法だったのではないかと思う次第です。違っていたらすみません。
 
 というわけで、この「チェルシー攻略法」を踏まえて、CL「チェルシーVSリバプール戦」について。
 ベニテスが元旦の戦いと同様の攻略法でくるかどうかわかりませんが、アウェーの戦いということで守備的に「チェルシーの攻撃を押さえる」戦術で来ることは十分に予想されます。となるとポイントはやはり中盤の守備。ハマンが怪我しているので、ビスチャンだと思いますが、ジェラード&シャビアロンソともう1人誰かを中盤に配した「3ハーフ」で、チェルシーの中盤の3人を抑えにくる戦術でくる可能性は高いです。元旦の戦いと同様に。

 では、それに対してチェルシーはどうするのか? 元旦の戦いのように「中盤でプレスされ」「ウイングが孤立して」またまた苦戦を強いられることになるのでしょうか? 
 
 たぶん、基本的にはいつもどおりのシステムで、いつもどおりの戦い方をすると思います。
 ベニテスの「チェルシー対策」のウラをとって2トップや、3バックにするなどシステム変更はしないと思いますし、サイドバックにダフを使ったりして攻撃的な布陣で臨むこともないと思います。ホームでの試合なので勝っておきたいですが、モウリーニョが言うとおり「あくまで2試合通しての戦い」というのを考えて試合に臨むことでしょう。もちろんバイエルンとのファーストレグみたいに、大量得点が狙えそうならガンガン攻撃的に行くとは思いますが、まぁあくまで試合展開によって対応するということ。
 なので、元旦同様にチェルシーの攻撃陣が苦戦する可能性はありますが…、その当時とシステム的には4-3-3と同じですが、中盤に起用する選手が若干変化しているのがポイントになるかもと思う次第です。
 前にこのブログでも書いた「グジョンセンの中盤での起用」がまさにそれ。要は元旦時はランパードが攻撃の基点になり、残る2人マケレレが主に守備、チアゴが攻守のバランサーという「攻守のバランスを考えた3ハーフ」から、ランパード&グジョンセンの2人が「攻撃の基点」でマケレレが守備的という「攻撃的3ハーフ」への変更により、リバプールの「3ハーフの守備」に元旦のようには押さえ込まれないのではないかと考える次第です。もちろん逆に中盤での守備での不安はありますが、グジョンセンの攻撃力が威力を発揮するような感じがするんですよね。それにチェルシーの攻撃戦術は、アーセナルのように「中盤でつなぐ」だけではありません。CLバイエルンとのファーストレグのような、放り込み戦術もあるということです。というわけでチェルシーの「対CLリバプール攻撃法」をまとめてみますと…。

 ■基本は普段どおりのポゼッションサッカー=最近のグジョンセンMF投入の「攻撃的3ハーフ」なら、リバプールの中盤の守備に屈しない?→中盤で支配して、ダフ&ジョーコールのサイド攻撃で仕掛ける
 ■リバプール中盤の3ハーフプレスを避けて、ドログバへ放り込み=バイエルンとのファーストレグみたいな戦術
 ■あとは状況によってカウンター&セットプレイ攻撃
 
 こんなところでしょうか? ちなみに言い忘れてましたが、元旦の戦いの後カーリングカップの決勝でもチェルシーはリバプールに苦戦しましたが、この試合は観戦できてないのでその試合の情報が完全に抜けてます(ダイジェストで見たくらいです)。リーセに先制点を決められ&この試合もリバプールの守備に苦しめられていたようです。後半になんとかジェラードのオウンゴールで同点に追いついて、なんとか延長戦で勝ったのですが、この試合のように「リバプールに先制点を取られること」は
絶対に絶対に避けなければなりません。アウェーゴールで先制されて、その後引いて守られるというのが一番やばいわけです。攻撃も大事ですが、それ以上に守備=グレン・ジョンソンにがんばってもらわないと、足元をすくわれる可能性は十分にあります。まぁキューエルが復帰してくれるなら、逆に大歓迎でそれほど怖くはないと思うのですが、ベニテスがルイスガルシアをジョンソンとマッチアップさせてきたら危険です。たぶん、ベニテスはそうするのでしょうけど。
 
■チェルシー:予想スタメン
             ○チェフ
○ジョンソン ○カルバーリョ ○テリー ○ギャラス
            ○マケレレ
    グジョンセン         ○ランパード
○ジョーコール                  ○ダフ
            ○ドログバ

 先週末復帰したロッベンですが、スタメンではないと予想します。まだ本調子ではないような感じがしたもので、後半の勝負所で投入かと。モウリーニョは先発か途中投入か言ってないみたいですが、ロッベンの起用法もポイントとなりそうですね。
 注目のマッチアップはやはり「グジョンセン&ランパード」VS「シャビアロンソ&ジェラード」の中盤の攻防。それと「ドログバVSギャラガー」の高さの戦いですね。チェルシーの守備のポイントは、やはりSBのジョンソンとギャラス。特にジョンソンのところは大きなカギを握りそう。リバプールのサイド攻撃は脅威なので、ここを封じ込めることができるかはチェルシー的には重要です。
 まぁまだファーストレグです。セカンドレグにつながるような戦い方ができればOK。もちろんこの試合を大差で勝利し「セカンドレグを戦わずして勝負を決めてしまう」ことができるなら、それにこしたことはないですが。 

PS:残念ながら「ミラン対PSV戦」はまだ見れてないのですが、ミランが2-0ですか。やはり順当にミランが決勝にくるんでしょうね。

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