コンフェデ杯「ザコラキスとFIFAの義務」 &セリエAプレイオフ「パルマVSボローニャ」雑感 

ザコラキスがギリシャ代表に戻った? その真相は?

ジラルディーノがいない、モルフェオがいない、ボラーニョもいない。セリエA残留をかけたパルマ対ボローニャのプレーオフ第一戦。ほんとパルマは主力の出場停止が多いなって思っていたら、ボローニャではなぜかこの人がいませんでした。

ギリシャ代表にザゴラキスが合流(ISM) 現地時間14日、ギリシャ代表MFテオドロス・ザゴラキス(ボローニャ:ITA)がコンフェデレーションズカップに臨むチームに合流した。キャプテンを務めるザゴラキスは当初、セリエAの残留プレーオフにより、開幕2試合を欠場する予定だった。http://sports.yahoo.co.jp/soccer/wld/headlines/ism/20050615/spo/13242900_ism_00000093.html

怪我かと思っていたら、そうでもないみたいですが……? はてなマッツォーネ監督が「どうせザコラキスは、使わないからコンフェデに行ってよし」ってことにしたのでしょうかね? それともギリシャが強引に連れ戻した? まぁパルマでオーストラリア代表のアブレシアーノは出てたのでザコラキスの件の真相はわからないのですが、どうなんでしょうねぇ。と思っていたら、こんなニュースもみ~つけ!

FIFA、メキシコ代表選手の出場辞退認めず=コンフェデ杯(スポーツナビ)コンフェデレーションズ・カップ開始直前に出場辞退を申し入れたメキシコ代表選手4人をめぐる騒ぎで、国際サッカー連盟(FIFA)が断固たる処置をとった。ことの起こりは、メキシコのトップクラブ、チバス・グアダラハラに所属する4人のメキシコ代表選手が、チームの参加するリベルタドーレス杯出場を優先するため、水曜日からドイツで開催されるFIFA主催のコンフェデレーションズ・カップの欠場を申し入れたことだった。メキシコのサッカー協会(FMF)は、この申し入れにゴーサインを出したが、FIFA側はこの4選手に対し、コンフェデレーションズ・カップへの出場を強制し、これに反した場合はFMFへの厳罰処分を申し渡した。メキシコサッカー協会会長アルベルト・デ・ラ・トッレは「FIFAから知らせを受け取った。彼らはメキシコが大会にベストメンバーで出場することを望んでいる」と話した。「FIFAは、選手達にはコンフェデレーションズ・カップに出場する義務があり、これに反すれば、最悪の場合は協会自体に謹慎処分が科されると警告している」このため、渦中のヘスス・コロナ、アルベルト・メディナ、ラモン・モラレスそしてオマール・ブラボら4選手は、火曜日のリベルタドーレス杯試合後、現地から送り出される手配となっている。これによって、クラブがリベルタドーレス杯準決勝に進出した場合、彼らはこのゲームに出場できなくなる。(sid)http://sports.yahoo.co.jp/soccer/wld/headlines/spnavi/20050615/spo/11410700_spnavi_00000004.html

このメキシコ代表辞退認めずというニュースと、ザコラキスがセリエAプレーオフ止めてコンフェデに戻ったという現象が同じかどうかわかりませんが、なんかFIFAがやり過ぎのような気がするのは私だけでしょうか? 「FIFAは、選手達にはコンフェデレーションズ・カップに出場する義務があり、これに反すれば、最悪の場合は協会自体に謹慎処分が科されると警告している」ということですが、義務ときましたか。義務。そういえば、つい最近同じようなフレーズを耳にしましたね。

義務ですよ義務! FIFAが言えばそれは絶対しなければならない!?

欧州チャンピオンズリーグ(CL)優勝のリバプールが、過密日程を考慮し12月に日本で開催される、世界クラブ選手権出場を辞退する可能性が出てきたと、英紙デーリー・メールが報じた。それに対し、国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は「出場は義務。彼らは日本に行かなければいけない」と話し、欠場を認めない意向を明らかにした。またリバプールは、7月中旬に行われる来季の欧州CL1次予選から出場するため、同下旬に行われる日本ツアーも取りやめたい意向だという。http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-050614-0003.html

というわけで、こちらも「義務」です。コンフェデ&世界クラブ選手権を盛り上げたいというFIFAの意向はわかりますが、「強制&義務」という印籠を振りかざさないと参加チームが盛り上がらないっていう「根本の原因」を考えて、そこを改めていかないと何の問題も解決しないと思うのですが。コンフェデよりも「リベルタドーレス杯」のほうが重要だと思いますし、「セリエA残留」の方が大切だと個人的には思ってます。あとリバプールの世界クラブ選手権辞退の事件についてですが、結局のところ欧州のクラブにとって(相変わらず)メリットがないってことに尽きるわけです。欧州チャンピオンズリーグに出ること、優勝することは確実にメリットはあります。収入においても、ステイタスにおいても。ですが世界クラブ選手権は「(いらない)おまけ」であって、まぁアジアマーケットの拡大という面では効果はあるのかもしれませんが、タイトルに魅力はないですよ。個人的にはカーリングカップより。もしチェルシーが出るなら1.5軍か完全に2軍を、この大会送り込んでもいのでは、こんな過激な発言するとお叱りを受けそうですね。その昔、日本のJリーグにおいて「ナビスコ杯にレギュラー出せ BY川淵」という事件があったわけですが、まぁこれと同様「レギュラーで世界クラブ選手権に臨むのが義務です」って、ブラッター会長はいい出すんでしょう。日本で行われる世界クラブを盛り下げようとするなんて、なんて非国民な?と思われた方はすみません。だって、このタイトル落としても、12月の大切な時期に「欧州CL&国内リーグ」に専念するほうがよっぽど有益なんですから。

おまけ:セリエAプレーオフ「パルマVSボローニャ」雑感

もともと緊迫感漂う試合だったが、終盤には荒れてしまう。両チームのベンチ前で乱闘騒ぎに発展し、マッツォーネ、カルミニャーニ、アモローゾ、ブッチが退場処分を受けた。試合後には、少なくともPK2本(どちらもシンプリツィオに対するプレー)を見逃されたことで、パルマのサポーターが不満を爆発させていた。http://sports.yahoo.co.jp/soccer/wld/headlines/spnavi/20050615/spo/11495600_spnavi_00000015.html

試合自体はおもしろくなかったですが、両監督&アモローゾの退場が今週末の第2戦でどう影響するかというところですね。この試合は主力を欠いたパルマが、序盤ボローニャにゲームを支配されてしまいました。ジラルディーノにモルフェオにボラーニョ欠くと、きついという感じ。ボローニャはターレの高さをうまく生かして先制するのですが、パルマの3バックで中央固める守備戦術が機能しなかったのが得点につながったという感じでした。サイドから自由にセンタリングを上げられすぎです。ネルボとか。ここをセカンドレグで、どのように修正してくるか注目ですね。あと上でPK見逃しと書かれているパルマの中盤シンプリシオのプレイですが…、まぁTVで見た感じPKでもなんでもはないです。シンプリシオがヘタレなだけ。この試合、パルマに得点の気配みたいなものはまったく感じませんでした。まぁちょいと惜しいシーンもありましたがジラルディーノに変わって出ていたFWルオポーロには荷が重すぎという感じでしたね。右サイドに流れたドリブル突破はよかったですが、FWは得点できてナンボですからね。まぁパルマからすると1失点ですんでよかったというのが正直なところでしょう。ジラルディーノ、モルフェオが戻ってくる第2戦。この2人が機能すれば、パルマにも十分に勝機はあるように感じました。まぁボローニャもいいチームなので残留してほしいですが、やっぱ個人的にはパルマの方に残ってほしいんですよね。まぁ残留しても降格しても、ジラルディーノは去ると思われますが、もしかしてまだイングランドにくる可能性ってある? えっ、このプレーオフの結果次第? ってことは残留と降格では「どちらがお金が必要となるか」を考えろってことなんでしょうか? うーーん。複雑な気持ちだ(笑)。でも、がんばれパルマ! 

んで、コンフェデはガチンコになるわけですが

「FIFAの義務」&ザコラキスの復帰でメキシコとギリシャがレベルアップし、ガチンコモードに入ってきたのはまぁ日本代表にとってはいいことなのかもしれません。メキシコ代表はほとんど知らないのですが、まぁ2002年のW杯の時のようなチームなんでしょうかね? マルケスの離脱は残念ですが、まぁ日本代表にとっては難しい相手であることには代わらないでしょう。ギリシャ。このチームについては後日改めて述べるつもりですが、個人的にはザコラキス復帰で中田英の「新旧ボローニャ中盤対決」が実現しそうなのはうれしい限りです。ちなみにボローニャのマッツォ-ネ監督的には、中田英とザコラキスのどっちを評価しているのかなぁ? 

※追記:FIFAが言う「コンフェデレーションズ・カップに出場する義務」で思い出したのですが、4年目のコンフェデで当時ローマに在籍していた中田英が決勝戦に出ないで帰ったのがちょいと話題になりましたね。まぁ4年前と違って、欧州ではただいまオフシーズンだから問題ないですが、南米はシーズン中。状況は4年前の中田英と同じなんですよね。
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